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#叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実
leomacgivena · 1 year
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単純に「自分たちが経済の上り調子の時期にサラリーマンをやれただけ」なのだということを理解していないおじさんは、すぐに現実を無視した説教をします。
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』|紙魚
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oka-akina · 7 months
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文学フリマ大阪
9/10文フリ大阪に行ってきました。出店はせず買い物だけ。出店は何度もしているんだけど一般参加って初めてだったので感じたことなどのメモです。 8月にコロナに感染してしばらく寝込んでいたので(まともに動けるまで結局3週間ちょっとかかった)、なんとなくリハビリのような旅行だった。とにかく体力が落ちていたので、あまりたくさんは動き回れず。前日に一泊し、文フリ当日は夜行列車(サンライズ瀬戸)で帰ってきた。すごくカラフルで楽しい時間だったので、旅行のいろいろはコピー本にでもまとめたいなー。
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(これは泊まったホテルの部屋。あんまりじょうずに撮れなかった。そもそも今回の旅行はあんまり写真撮らなかったかも)
文フリ大阪所感
・14時ごろ到着。人は多いけどそこまで混雑している感じではなかった。谷町線からOMMビルに上がって、なんとなくそれらしい人びとの後ろをついて行くと会場があった(ポスターとか看板はわかんなかった)。
・開催時間は11:00-17:00。14時からでも3時間あるのでゆっくり見て回れるだろうと思ったけどなかなかそうでもなかった。すごい当たり前なんだけど、本持って歩くと疲れるね…。
・見本誌コーナーに行ってみた。ふだん本置いて回収するだけなので新鮮。 出店者側のときは、表紙(表1)に見本誌票貼るのどーしてもイヤだったんだけど(見せたいものを隠しちゃうのが耐えられない)、見本誌を読む側からするとべつに気にならないな…と思った(隠れていても全体像はわかる、そりゃそう)。 そして思ったより見本誌の数は少ない印象。置いてない人も多いのかも。
・見本誌をいろいろ読んで、前書きとか後書きとかある同人誌やっぱいいな〜と思った。知らない人がこんなことを考えている、こういうわけでこの本を作ったという打ち明け話はやはり面白い。作品世界になかなか入っていけなくてもとりあえず後書きを読んでみて興味をひかれたり…というのはあった。 あとアンソロはどっかにコンセプトが書いてあると伝わりやすいかも。でもべつに書いてなくても読むときは読む。
・会場内に休憩スペースはなかったと思う(アンケート記入用の机椅子はあった)。 別フロアにカフェとかあるんだけど、疲れていたのでそこへ移動する気力がなく、疲れているのにずっとうろうろしてしまう…という意味わからんムーブをしてしまった(一般参加初心者すぎる)。
・同じフロアの屋外デッキ(川が見える)に出て、窓枠に座ってちょっと休憩した。同じような人けっこういた。
・14時だと完売している本も多かったけど、現地で完売するような本って通販や書店委託等なんらか別の入手手段がある気がする…のであんま焦んなくてもいい気がしている(コピー本とかは売り切っておしまいかもだけど)。
・書店で売っている本はわざわざ文フリでは買わないかな〜と思ってるけど(ここの書店で買いたいとかhontoのポイント使いたいとかもあって)、やっぱ買った本もあるな…。結局のところ気まぐれかもしれない。
・「書店で売っている本」が増えていたり、紙や印刷代の高騰だったりで、本一冊の値段は全体的に上がっている印象。何冊でも買う!何キロ買った!みたいな人も以前より少ないんじゃないかな(本をキロで表すのあんま好きじゃないけど)。
・アンソロや合同誌だとボリュームゾーンは1300円〜2000円くらい? 1000円ぴったりも多かったかな。 これはせっかくアンソロやるなら装丁のしっかりしたものをそれなりの厚みで作りたい、特別な一冊にしたいといった熱量かなーと思う。 コロナ禍初期、イベントの開催や参加が不安定だったので通販や独立系書店への委託に力を入れた人も多かったと思うけど、そういう流れからか、造りのしっかりした本が増えているように思う。通販するならあんまり小さい薄い本だと送料もったいないし、書店に置いたときに見劣りしない・埋もれないような本にしたいし…とか?
・ただシェア型書店とか私設図書館とかやっている実感としては、装丁がんばらないとだめとも限らない気がしている。これは装丁のよさに関わらず中身のいいものは売れますよというわけではなくて、またきれいな本はかえって埋もれるみたいなのともちがって、「読まれる」(≠売れる)はいろんな気まぐれの重なりあいであってなんでっていうのはよくわかんない…ということ。
・ぜったい通販とかなさそうなコピー本を事前情報ゼロであれこれ手に取るの楽しかった。やっぱそういうの大事だしイベントの醍醐味だよな〜と思った。
・スペース前に人が滞留しちゃう問題。島と島のあいだの通路はかなり狭いところがあ���ので、場所によってはかなり気になる。通れないなーって場所は無言で諦めた感じ。この滞留は、最後尾こちらです的な列というよりは知り合いやサークルメンバーがワイワイしてる感じだったかな(わたしが行ったの午後だったので)。会話に夢中になって気づいていないのかも。わたしもぜったいやらかさないという自信はないので気をつけよ…と思った。
・1スペース長机半分(90cm)なので、人間が2人横に並んだらだいたいはみでると思う。
・だから出店してるとけっこうおたがいさまだなって思うんだけど、隣がすげー売れてて自分がそうでもないと一方的に損させられてる感みたいなのはあるかもね。知り合いがいたら隣接で申し込むのが精神衛生上いいのかも。
・ずっと同じことしゃべりつづける呼び込みはわたしも苦手。圧がすごくてその一帯がお客さんから避けられちゃうとかあるので近くの出店者はストレスだよね…。ほかのイベントで呼び込みうるさいって話あんまり聞かない気がするんだけど文フリ特有なんだろうか。
・「無料で試し読みしていただけまーす!」って繰り返し呼びかけている人いたけど、試し読みが有料のほうがめずらしくない…???
・以前わたしも、隣がバナナの叩き売りみたいな感じでずーーーっと呼び込みしつづけていたことがあって(しかもけっこう噛む)、これは耐えられんと思ってがんばって声かけてみたけどはっきりうるせえとは言えなかった(「もしかして寅さんとかお好きなんです?」としか言えず、「は?」って顔された)。
・呼び込みしまくって本が売れるわけではないと思うんだけど、まー不安なんだろうな。黙って座っているのがその人には耐え難くて、しゃべりつづけてないと怖いのかも。あるいはしゃべり続けることがこの人にとってのイベントの楽しみ方というか。
・まー次回うるせえなって思ったら「うるさいですよ笑」って言ってみるようにするね…。そちらとこちらの快不快が衝突するのはある程度しょうがないので、今度はそちらが「呼び込みしたいのに迷惑って言われた!」って愚痴りな〜。
・作品を眺めているときに声かけられるのは迷惑とは思わない。わたしが図太いだけかもだけど、へーって聞いて買わずに去るとか試し読みだけするとかぜんぜんある。 ただまあ要するにコミュニケーションの話なので、会話があんまり噛み合わないことはある。「●●●●(その同人誌のタイトル)にご興味ありますか?」って聞かれて「???(初見なのでわかりません…)」ってなったり。
・通りすがりの人みんなに渡しているペーパー的なのも、個人的にはちょっとうっとうしい。だいたい断ってしまう。わかんないけど、せっかくイベントに来たからには自分で探して見つけた、手に取ったっていう体験を欲している気がするので、手当たり次第に配られたものってちょっとちがうような気がしているというか。わがままかもだけど。またふだんの生活で「チラシ配り=不要、受け取らない」っていう反応が自分の中にできあがっちゃってるのもあるかも。
・でも疲れてくるとなんでも受け取ってしまう。大学の新歓みたいに次から次へ、付近の人から渡される。そしてせっかくだからと目を通し、気になって通販したものもあるので出会いのきっかけになることはあるっちゃあるな〜と思った。
・出店者&来場者アンケート。パンフレットに挟まってるんだけど、今回初めてちゃんと目を通した。「あなたの年齢と性別(性自認)」って項目にぎょっとした。 その他・答えたくないという欄があって、まあ男女二択よりはいいと思うけど、そもそも同人誌の売り買いの場で性別を尋ねる必要なくない…? それを集計して何に使うんだろう。べつに何も分析したりしない(できない)だろうし、意味ない項目は作らない方がいいと思う。
・で、直接言ったろうかと思ったんだけど(アンケート提出した人にはステッカープレゼントと書いてあったので誰かスタッフの人がいるんだろうと)、回収ボックスんとこ行ったら事務局の人(代表?)が疲れ切った感じで座っていて気づいてもらえなかった。
・ブース番号と「#文学フリマで買った本」とハッシュタグが書いてある紙が全ブースに共通で配られていたようで、机に貼っている人多かった。うろうろしているときにここはどこだかわかりやすかった。 けど、なんかこう統一フォーマットってあんま好きじゃないな〜とは思った。わたしがひねくれてるだけかもだけど統一したものを貼るくらいならみんなで迷子になるほうがよい…(といいつつすごい格好よく作ってあれば使いたくなるとは思うんだけど)。
・あとこの紙、ブース番号と出店者名のうしろにハッシュタグが書いてあるので、これだと「A-××のザネリさんが今日買った一冊はこれです」って感じに見えない…? あーーごめん、そうじゃないです、「買った本をSNSにアップするときはこのタグを推奨しています」って意味だとは、さすがにわかってます。このハッシュタグを使えって各ブースで訴えてるのがうっとうしいわと言いたかった。わたしがひねくれてるだけかもしんないけどそんならこのタグではつぶやかないでおこ〜とか思ってしまった。
・なんかいやなことばっか書いちゃうけどちゃんと楽しかった。以前アルファツイッタラーみたいな人が「文フリってブースも本もぜんぶ同じに見えちゃう」みたいなこと言ってたけど、ぜんぜんそんなことないな。 規模が大きくなってイベントの雰囲気が変わったという声はしばしば耳にするんだけど、いろんな本がそれぞれに存在している豊かさにやはり打たれる。まあわたしは参加歴がさほど長いわけではないからよくわかってないだけかもだけど。でもこんなにたくさんあるんだって途方もなさに圧倒されるし、うれしくなる。 そしてこんなにたくさんあるんだから自分が書く必要はない…みたいに思うことってわたしはあんまりなくて、これだけたくさんいろいろあるんだからわたしのも混ざっているのが自然だよなーって思う(すごい前向きみたいだけど)。
・ただまあ一度にたくさんの本を見る&うろうろして疲れるので、手に取った本をちょっとめくって読んでみようとしてもうまくチューニングを合わせられないとかはあるかも。手に取る気力もなくなっていく。なのでイベントじゃない場所で出会ったらもっと読みたくなったかもなーみたいなことは思う。そういうのも含めてめぐりあわせだとは思うんだけど。
・そして本を買うお金・読む時間には限りがあるので(もちろんいくら積読してもいいのは当然だけど、買われた本は読まれてほしい、やはり)、一回の出店者数・来場者数が増えていくことを素朴に喜び続けていいのかはちょっとわからない。収入が上がっていかないのに本の値段は上がっているので(傾向として)、「気になったらとりあえず買ってみる」という感じでもないし。そもそも文章の同人誌は漫画の同人誌より読むのに時間がかかるので、時間の奪い合いみたいなことも思う。 (なので作品を読んでもらえると、あなたのお金や時間をわたしの小説に使ってくれたのかと驚くし、本当にうれしく思う)
・ただなんていうの、自分含め以前から出店していた人がイベントの拡大にうーんとなっていると(うーんとなっている姿ばかり目立つと)、新たに始めたい人の邪魔をしちゃってないかなーと不安にはなる。早い者勝ち?っぽい感じになるのもなんかちがう気がするし。大規模イベントへの参加を減らして(ペースを落として)、小さめのにちょこちょこ出店するとか…などちょっと考え中。
・本を買うとき、なんか照れちゃってぜんぜん名乗れなかった(ときどき気づいてくださる方もいた)。 せっかく来たんだからあいさつくらいしよう、本の感想も言いたいしがんばって名乗ろう!と途中ちょっとやってみたんだけど、慣れないことをするからかなんかへんなテンションになった。。。立ち話が苦手なタイプ。。。(2、3人であまり目をあわせず2時間くらいしゃべるとやっとリラックスできる)
・本買うだけでテンションが乱高下してるんだから、出店者は相当気疲れするように思う。なんかへんなこと言ったりやったりしていても、あー疲れてるんだろうな、いっぱいいっぱいなんだろうなっておたがいなんとなく察せたらいいね…。
・あと自分が出店しているときは、ちらっと遊びに来るだけ、無配もらいに来てくれるだけでもほんとにうれしいんだけど(顔見せに来てくれるのがうれしい)、買う側になるとけっこう遠慮しちゃうね。 とくにほかのイベントや通販ですでに本は買っていて…という方のところはじゃましちゃ悪いかなーと思って行けなかった。ささっとあいさつだけしに行けばよかったかな〜とかとても後悔している。
・本の感想。せっかくお会いしたんだから伝えたい…!と思ったんだけど、これよかったですくらいしか言えず。へとへとに疲れていたのもあるんだけど総じて会話がへたくそだったなー。
・で、終わった後ごはん食べたら急にめちゃめちゃ元気になった。元気になったことがうれしくて「花びんの水を替えたお花のようにシャキッとしました」って自分のことを花束にたとえてしまったり、どうした?って勢いでしゃべり散らかしてしまったり…それはそれでとても反省。
長くなったので買った本の話はまた別途。イベント以外の楽しかったもろもろ(観覧車乗ったりサンライズ瀬戸に乗ったり)はまたコピ本にでもします〜。
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sex6om6er · 2 years
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昨年度、違法薬物の検挙者数は全国で13862件。その58%にあたる7824件が覚醒剤事犯者です。警察白書(令和2年度版)に、検挙された人が何によって犯罪が発覚したのか?という調査データが掲載されています。それによれば『職務質問で発覚』が40.9%と最も多く、次に『別の犯罪で検挙されて発覚』が20.9%、『自宅への捜索で発覚』が20.9%、『その他』が17.3%でした。 ここからは薬物事件で逮捕される様々なケースを、それが発覚する4つの機会(『職務質問で発覚』『別の犯罪で検挙されて発覚』『自宅への捜索で発覚』『その他』)に分類、それぞれの概要と対策を解説していきます。今回は、職務質問で犯罪が発覚し逮捕されるケースをまとめます。
職務質問=通称:職質。警察無線や警察官同志の会話では、一般の人には分からないよう俗語が使われます。例えば、被疑者の自宅から重要な証拠品を押収する、いわゆる”家宅捜索”のことを俗語で「ガサ入れ」と言います。裁判所が家宅捜索や強制採尿することを許可したことを証明する、いわゆる”捜索差押許可状”のことを俗語で「ガサ状」と言います。「ガサ」とは「捜す」の「サガ」を逆読みして「ガサ」。職務質問の俗語は『バンカケ』です。警察官が職質するとき、”「こんばんは~」と声かけして始めることから、”こんばんは~”の『バン』と”声かけ”の『カケ』を組み合わせてできたもの。ちなみに町で知り合いでもなんでもないのに慣れ慣れしく挨拶を交わしてくる奴にロクなヤツはいない。宗教勧誘、詐欺まがい、押し売り販売とか、相手の都合も考慮せず、自分の都合で要求ばかり押し付けてきます。注意して!
ところで皆さんは職務質問について何か知っていることありますか?以前、ポン中のツレに同じことを尋ねたら「職質といえば任意やろ?任意と言えば職質やろ?」という微妙な返答。言葉の前後を入れ替えて2度繰り返すのは、もしや文章表現のテクニック?何かしらの意図があるのだろうと聞いてみたら『そう答えたほうが”頭がいい人”っぽいから』”?”。期待に反しあまりにも薄っぺらい理由に、思わず本人を前に「お前マジでバカ」と失言。まず”頭がいい人っぽい”っていう言い方が、頭が悪そーな人の言い方ぽいし、同じことを2度繰り返せば”頭がいい人”に成りすませる?という発想が頭悪すぎ!結局彼が職質について知っていたのは、”職質は任意”ということだけ。この話には続きがあって実は彼、”任意”という言葉の意味も知らなかったということが後日発覚!彼の発言内容が薄っぺらかったのではなく、彼の人間性も薄っぺらかった…という話(笑)
薄っぺらすぎる彼の知識は極端にしても、”職務質問に関して基本的なことは押さえている”という人も、実際ほとんどいないでしょう。そうでなければ”職務質問で逮捕される人が全体の4割を占めるはずがないからです。ハッキリいいます。”自分は職務質問なんてされない””自分とは関わりのない別の世界で起きている事”。職務質問をまるで他人事のように考えている人こそ危険です。なぜなら、自分には関係がない、関心が薄いことの知識を増やしても何のメリットもないので必然的に”無知”になります。確実にそこにあるリスクなのに、それが何なのか?どんなものなのか?がわからなければ、それを回避する方法もわからないというのは当然です。
このように職質に何も備えていない、何の知識もないユーザーがある日突然、予告なくそれを受ける状況に追い込まれたとき、ほとんどの人は動揺し焦ります。それまで根拠なく”自分には関係がない”と思っていたことが、いざ現実に目の前にある脅威として立ちはだかる。何をどう調べられるのか?今後どうなるのか?どうすればいいのか?知らないことばかりで、不安だけが増します。ある事ない事を悪い方に考え、やがて頭の中は”逮捕”の文字で埋め尽くされ放心状態に。その様子を警察官が見逃すはずもなく結果的に逮捕されてしまう。もちろん所持品からモノが出てきて逮捕されるケースもありますが、モノはないのに挙動不審が原因で薬物使用という新たな疑いをもたれ結局逮捕されるって人が実に多いのです。職質について何も知らない人、何も対策を講じてこなかった人が逮捕されてしまう典型的なパターンです。
今回、職務質問について正しい知識を身に着けることができたら、いざという時、冷静に正しい行動がとれます。それでもリスクをゼロにすることはできないけれど、何もしないよりか逮捕される確率は確実に下がります。リスク対して無知で無策であることこそ、逮捕される可能性を自分で高めていることになるのです。今回も学校では絶対教えてくれない”職務質問のメカニズム”と”職質を回避する方法”について一緒に学んでいきましょう。
<バンカケとは…> 職務質問とは、警察官が挙動不審な人物や何らかの犯罪に関係していると思われる人物を路上などで呼び止めて、身分の確認や所持品を検査する警察官の職務行為のこと。”警察官職務執行法”(以下「警職法」)を根拠に行われます。やみくもに誰にでも職質できるわけではなく「警職法」ではその対象を次のように定めています。
第2条1項:「警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することができる」 簡単に言えば、何かの犯罪を既に犯したっぽい人=見た目犯罪者、もしくは近い将来、何らかの犯罪を犯しそうな人=見込犯罪者、このどちらかに該当する人に限って職務質問を行ってよしとされています。”疑うに足りる相当な理由”というのは、例えばナイフを片手に血で真っ赤に染まったTシャツで歩く男いたとしたら、それは殺人や傷害を犯したと疑うに足りる相当な理由になります。ほっかむりして唐草模様の風呂敷を背負ってる人と偶然すれ違ったら、それも窃盗を疑うに足りる相当な理由になります。そんなにわかりやすい犯罪者っている?と思うところですが、よくよく考えてみたら、いた!この条件にピタリと当て��まる人が、割と身近なところに沢山!そうです、”ポン中”の皆さんです。あるポン中の発言から→「前回キメたのは先週末。一人でキメオナ三昧。動画の見過ぎで速度制限(通信)かけられたのを知らずにキメちゃってさ、キメた後になってそのことに気づき、でも時すでに遅し。もーパニックよ。ページが開くのは遅せーわ、早送りもチャプター送りも、全ての反応が鈍くて遅い。動画が立ち上がってくるまで10分も待たされるて、アリ得なくね?15秒>30秒先にジャンプするごとに1分以上待たされるわけ。そりゃ40分のエロ動画を観るのに4時間半もかかるわけだわ。余計なことすれば、負荷が増してさらに時間がかかるから、その間は辛抱強く待つしかなくて、こっちまで固まる。再生するのにあんだけ待たされたっていうのに、アッという間に8時間経過してるって凄くね?ほぼ8時間視線はモニターに釘付け、身体はカチコチに固まってるのに、アッという間て(笑)。そうそう来週はご新規さんとのアポが1件入ってて、金曜の夜から泊りでキメセク予定してる~』 発言にリアル感を出すため、肉付けしたものの、肉付けし過ぎた感は否めませんが(笑)、 ポン中のライフサイクルでこのようなスケジュールが組まれるのは決して珍しくないこと。しかしこのスケジュールこそ『何らかの犯罪を既に犯し、もしくは犯そうとしている』という職務質問対象の条件にピッタリはまるのです。使用後、体内に残る数日間は”使用罪”が成立、使い切らない限り保管している間も”所持罪”が成立する薬物事犯の場合、ほぼ年中無休で何かしらの犯罪を常に犯している…そう言っても言い過ぎではなく、職務質問のターゲットとしては何の不足もない恰好のエジキといえるでしょう。
第2条3項:職務質問を受ける者は、刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない 仮に何らかの犯罪を犯したと疑うに足りる相当相当な理由があって職務質問されたとしても、”任意”であることに変りはなく、応じたくなければ協力を拒否しても良いと書いてはありますが。が。が。現実はそう甘くはありません。ナイフを片手に血で真っ赤に染まったTシャツで歩く男が職質を拒否『拒否ですか。わかりました。どうぞ~行って下さい』てなるわけがない。そもそも”職質される”という状況は、その時すでに何らかの犯罪に関与している疑いをもたれているということ。任意だからといって立ち去ることを認めてしまえば、職務質問の有効性を損ねるばかりか、犯罪を犯したと疑われる犯人を逃がしてしまうことになります。 そうならないために、警察官が対象者の腕を掴んだり、肩に手をかけるなど、強制に至らない程度の必要最低限の有形力を行使することは過去の判例で裁判所は認めています。 これらをまとめて簡単に言うとこうなります→『職務質問は任意なので拒否しても構いませんよ。しかし立ち去るのはダメ。そんなことしたら警察が阻止します。それだからといって心配することはありません。強制力をもって阻止するわけじゃないですから。あくまでも任意ってことで…”。何じゃそれ?って思いませんか?法律とはルール。守らなきゃいけないのがルール。それが曖昧でどっちつかずって?『覚醒剤はダメ、ゼッタイ。でもたまにヤルならいいですよ』法律が曖昧なら当然、”え?いいんですか?じゃお言葉に甘えて‥‥”てなる(笑) 過去に職質が争われた裁判の判例から、裁判所はこれまで一貫して一定限度を超えた(”強制力”を伴う)有形力の行使を違法としてきました。問題なのは、「一定限度」というのがどの程度なのかというのは誰も明確にしていないということ。何をもって”強制力の行使と判断するかが、曖昧なままなのです。いずれにしても職質にあたる警察官は、こうした過去の判例を参考に合法的にどこまで有形力を行使できるかということを常に念頭に置きながら、毎回ギリギリのところでせめぎ合いをしているのは確かです。
職質を語るとき、あまりにも”任意”という言葉だけが前面に出るので『任意か強制か』本質的な論点と勘違いするかもしれませんが、職務質問の本質は『任意か強制か』ではなく『協力するか、しないか』です。もし”協力しない”という立場を貫くのであれば、最初に警察官にその理由を明確伝え、自らの行動や発言、態度、信念は最後まで一貫したものでなければいけません。警職法の法的根拠や公権力の行使に関する専門的知識のない一般人が、警察官からの説得や説明を一切受け入れず、断固として拒否するというのは簡単なことではありません。やましいことがない時に協力を求められたときは、素直に応じるほうが得策です。しかし私たちの場合、やましいことが”ある”というのが問題です。やましいことが”ある”人が、職質を受けたときの対策をいくら入念に考えても、問題の根源である”やましいこと”を消さない限り、逮捕というリスクは永久につきまといます。やましいことが”ある”人とって大切なのは、職質されたときの対策を考えるよりも、そもそも職質されない知識と技術を習得しておくこと。そっちのほうが、リスクを賢く、また効率的に回避、軽減する方法だと僕は思います。
<警察がバンカケにこだわる理由> 薬物犯罪が他の犯罪と決定的に違う点が1つあります。窃盗や傷害など、薬物以外ほぼ全ての犯罪には”被害者が存在する”のに対して、薬物犯罪に被害者はいないという点です。あえて被害者をあげるとしたら”自分”、自分の腕でしょう(笑)。どんなに頭がイカれていても「俺がオレにシャブ打ちやがった~」と警察に駆け込むポン中は、さすがにいないでしょう(多分)。つまり薬物事犯者(特に使用と所持)を検挙するには、警察が積極的に取り締まりを行って、彼等を炙り出さない限り、検挙はおろか犯罪を表面化することも難しいのです。このような薬物事犯の特殊性を考慮して全国の警察本部に組織されたのが職務質問のプロ集団、ご存知”自動車警ら隊”です。
警察が職務質問にこだわるもう一つの理由。警察は公的な機関ではありますが、内部はその末端に至るまで評価(ノルマ)制度によって支配されています。 交通課の検挙点数ノルマは有名ですが、鑑識や事故捜査など起きた事件を対応する受動的な部署を除いて、ほぼ全ての部署に何らかのノルマが課せられます。特に能動的な活動が要求される地域部門のノルマは壮絶で、職質件数、照会件数、職質検挙数、巡回連絡実施率など何かにつけてノルマノルマ。 警察組織って(一部のキャリアを除いて)基本的に体力には自信があるけど、頭の悪い人が多い組織…残念ながらそれが現実です。 次年度の目標数を出す時も、現状維持や減らすという選択肢はなく、上官の顔色を伺いながら前年度+アルファで目標を設定します。景気の安定や治安の向上で犯罪の件数は年々減っているのに、検挙数の目標だけ毎年増やしていけば、当然すぐにクビが回らなくなります。それを避けるため、年度末が近づくと目標ギリギリのラインに数値をまとめる…これが普通。ところが、たまに頭の悪い課長や上昇志向の強い熱血課長が出現した部署は、目標をはるかに上回るアホみたいな数字を挙げてしまいます。結局その翌年に自爆。気付いたときには課長がどこかへ飛ばされた…という警察人事アルアル(笑)。 このような評価制度が組織単位になってくると、人員(体制)維持や予算確保のために何としても検挙者数を上げて成果を出すことが命題になり、朝礼がまるでノルマが厳しい悪徳販売業者みたくなります。『犯罪のない安心安全な町つくり?』そんなの大ウソ、本音は治安が悪くならない程度に犯罪が年々増え、それに伴って検挙数も増し増し。警察社会で”景気がいい”とはそういうこと。さすがに警察という立場上、”ない事件”を捏造することはできません。前科がある者を集めて「またやってもらえませんか?」とお願いするわけにもいかない。じゃあどうする?薬物事犯はどうか?全国に130-150万人いる、現場の警察官の尻を叩けば、いくらでも検挙できる?地味な捜査を重ねて、やっと1人逮捕という他の犯罪より、街にでれば比較的簡単に2-3人は検挙できて効率的。こうして薬物事犯の検挙数を上げることは、自らの既得権益構造を維持・拡大するために必要不可欠なタスクになっていったのです。来年春、いよいよ大麻使用罪が施行されます。それが何を意味するものなのか?それによって誰が得をするのか?あとは読者の方々のご想像にお任せします。
<ターゲット> 2021年2月、バハマと日本のミックスルーツの男性に対し、警視庁の警察官が「ドレッドヘアー」を理由に職質したという趣旨の発言をする動画がSNS上で拡散。挙動や周囲の事情と関係なく、肌の色や人種や民族に関わる要素を理由とした差別的な職務質問は人権を著しく軽視していると問題になり、一時期注目を浴びました。 法律には確かに職務質問の対象を明文化しているものの、結局は警察官による勘(カン)というのが実態です。ロックオンされるのは女性より男性、スーツより個性的な服装、ノンケよりゲイ、ヒルトンホテルから出てきた人より24会館から出てきた人、所詮そんなところです。 ご自分が職質されやすい体質か、そうでないのかは経験値で既にわかっていると思います。職質されやすい人なら、その理由も凡そ予測はついていることと思うので、ここでは職質されやすい人の特長をサラッと触れるに留めます。 まず夜間の「自転車」走行「目深な帽子とマスク」は窃盗の疑いで職質をかけられます。「大きなバッグ」住居侵入の疑い「迷彩柄の服とアクセサリー」危険物所持の疑い。「長髪又は金髪」もまともな職業人ではないと見られて職務質問の対象となります。 薬物常用が疑われるのは「やせている」「夏に長袖、寒い冬場に半ズボンなど季節に合わない服装」「靴が汚い」「真冬に汗だく」など。クルマの場合は「高級車なのに汚い」「整備不良」など、だらしなく見える車両が薬物常用者の疑いをもたれます。
<バンカケの流れ> いざ職質が開始されると冒頭、警察官が「何をしているのか」「どこに行くのか」と聞いてくるので「大きなお世話!」と一喝いれときます。”調子に乗るんじゃねーぞ”という暗黙のメッセージをここで相手に伝えるのです。 警視庁地域部地域指導係は、職務質問を任務とする職員に対して『最初の声掛けから15秒が勝負、15秒で職質が成功するかの8割が決まる』と指導しています。この時間を「空白の15秒」といいます。人は予想外のことに遭遇すると約15秒間、それをありのままに受け入れる状態=頭が真っ白になる性質があります。この性質を利用して、声かけから15秒以内で警察が優位な状況を作り上げなさいという指導。反対に15秒以内で警察優位な状況にならなければ、女神はこちらに振り向き微笑むかもしれません。 署轄地域課には、この「警察に優位な状況をつくる」をはき違える警察官(特に若手に多い)がいます。所属や氏名も名乗らずに、冒頭から高圧的な態度で要求ばかり突きつけてくる”ならず者”。もし僕がそのような警察官に遭遇したら、自分が犯罪者であることを一旦棚に上げ、上官を同席させたうえで”監査官室”に苦情を申し立てる旨を告知し『警察官である前にひとりの人として』という題目で道徳的説教を小一時間ミッチリやるでしょう(笑)。願わくば、先方の意思でその場から立ち去って頂くのが目的ですが。
さて開始まもなく免許証などの身分証の提出を求められます。これは本部の照会センター(通称123係)に犯罪歴、指名手配や捜索願の有無などを照会するためです。原則停止させられたのが交通違反でない限り、提示義務はありません。しかし一旦免許証を預けてしまった後で、職質拒否する態度に転じても、協力するまで免許証を返してもらえない=その場から立ち去ることが事実上難しくなります。 但しそれまで職質に協力的な態度を示し素直に応じていた場合、身分照会で前科なし(通称=00ゼロゼロ)が明らかになれば、その後の所持品検査を省略して解放してくれる場合もあります。しかし基本的に身元調査+所持品検査は1セットして行います。
所持品検査も”任意”であることに変りはありません。警察官は所有者の承諾なしに勝手にカバンを開けたり、モノを観たりすることはできません。所持品検査は必要最小限の範囲で行うことは認められていますが、具体的に「警職法」に規定があるわけではありません。従ってこれについても警察官は過去の判例を参考に、どこまでが有形力の行使にあたるのか?どこからが違法なのかを常に念頭に置きながら進めています。 この所持品検査で覚せい剤らしきものが発見されれば、薬物の簡易試験を行い、そこで陽性反応がでれば覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されます。ここまでで何も問題がなければ職務質問は終了、解放されます。
つまり職質を受けても、犯罪歴がなく、その時の所持品に白い粉や使用済みポンプさえなければ挙動不審な態度を示さない限り、確実に解放されるんです。 そもそも職務質問は”所持してる”or”所持してない”の確認が目的です。仮に数時間前までキメていたとしても、もっと言うと職質されているときにキマっていたとしても、少なくともこの段階で”使用”の件は一切関係がないのです。 それにも関わらず職質を知らない人は、職質されたというだけで、”ヤバッー。尿検されたら使用がバレる”とか、”携帯にキメ画像が”とか”変態キメ動画を消してない”『え?まさか逮捕?!マジで?俺が?逮捕されるの?えー!ここで?まさかの逮捕!あー、終わった、俺」となります。 ちなみに職務質問で携帯の中身まで調べられることはありません。それは”必要要最低限”の範囲を超えているからです。このように本来は心配する必要がないことなのに、ある事ない事、ネガティブな方向に考えすぎて、勝手に動揺、それが挙動不審につながり、結局薬物使用の疑いをかけられて次の段階の尿検査へコマを進めてしまうという人が実に多いのです。『無知である』ことが、いかにリスクを高めるかということを理解いただけたでしょうか?
ちなみに、ここまで国内で一番厳しいとされる警視庁の職質を基準に解説してきました。実際のところ判断基準や厳しい・甘いなどは各県警本部によって大きな差があります。例えば所持品検査で未使用のポンプが発見されたら、警視庁なら確実に尿検査を求められますが、他では尿検査まではされずに没収されるだけで解放してくれる県警もあります(ポンプ自体を所持することは違法ではないので)。面倒臭がりで有名な神奈川県警の所轄地域課の職質にかかれば、使用済みのポンプが車内から見つかっても「何これ~。大丈夫?まあいいか!行って良し!」と解放された例もあります。またポケットの中から危険ドラッグ、そのまんま出てきているのに「何これ~。まさか面倒臭いモノじゃないよね~。え~大丈夫~?本当に?大丈夫でしょ?うん!なら、行って良し!」と九死に一生を得たという実例もホントにあります(笑)。も~大好き!神奈川県警。これこそホントの神対応。まだまだ職質の話、半分もしていないに…。気付いたら、もうこんなに長くなってしまいました。
後編は次回にまた!
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kennak · 1 year
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39歳以下の若者が全員投票したとしても、40代以上の40%が投票すればその数を簡単に抜かれてしまう。
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』:紙魚:So-netブログ
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yoshitugutuduki · 1 year
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ネオファウナ
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 白と黒。それがこの台地に登って抱いた最初の印象だった。起伏に富んだ白い氷原のあちこちから、黒い崖が顔を覗かせる。雪がちらついているせいか、それとも大地の白を映し出しているせいか、空もまた、灰色のはずが白んで見える。初めて訪れる北極圏は、太古の昔から日の沈むことのない、かといって日が高く昇り、大地の氷河を溶かすこともまたない、薄明の世界だった。  雪原専用の8脚車両で、傾斜の緩い台地の東側から登って早半日、狭い空間で疲れは溜まっていたが、私の体重が他の乗組員より重い分、贅沢は言えなかった。大丈夫、あと数時間もすれば、発掘のためのキャンプ基地に到着する。この辺りは雪の粘度が低く、おまけに雪の下の固まった氷河をうっかり踏んでしまうと、車両ごと転倒する危険がある。車体の脚部分に付いた音響センサーで、なるべく雪の厚い場所を探りつつ、進むしかないらしい。  私の隣では、ダンと名乗った白いクマの男性が車両に接続して操縦している。一見すると椅子にもたれかかっているようにしか見えないが、後頭部には電磁コントローラが付いている。彼自身によればちょっと前の型番だが、車両を動かすには使い慣れたものが一番しっくり来るらしい。後頭部樹状核増設手術を受けているらしく、扱いには手慣れているという。もう10年になるそうだ。他の2名が小柄で、荷物もかなり多い以上、体重の大きいゾウである私と、ダンの2名はそれぞれコクピットとサブピットに座ることになった。  「僕は地元の村の出なんですが」  思いのほか、荒々しげな見た目とは裏腹に、丁寧な口調でダンは喋り出した。運転中とはいえ、重苦しい静寂に耐えられなくなったらしい。  「どうもそっちでも、起きてるみたいなんですよ、失踪事件」  「本当なんですか」  それまで黙りっきりだったネズミの男、ジェイが、淡々と訊いた。別段驚くでもなく、寒い車内の温度に合わせたような冷やかさだった。仕事をし始めて半年間、ここに来て躓くまで彼と世界を巡ったが、未だに彼の感情の起伏は捉えられていない。  「えーと、報告では、確かに4件の失踪事件が、マクファーレンさんのご出身の村で確認されてますね、種はいずれもバラバラですが」  そそっかしいラエンの女性、ライラと名乗ったか、が手元の携帯モニタを叩いて読み上げた。ダン・マクファーレンと同じく、ここに着いた際に中央都市の空駅で出会ったばかりで、なおかつ、私とジェイの終盤を迎えた調査が躓くことになった原因だった。  いや、原因というのはよそう。別に彼女が引き起こした事態ではないのだから。  私たちはこの地に到着した瞬間に、すでに躓いていたのだ。
 私とジェイ・マウゼリンクスが実地調査を始めたのは半年前、そのきっかけになった、彼の調査に同行したのが1年程前だったか。赤道地帯の高地で発見された膨大な壁画、そしてそれを覆い隠していた巨大な洞窟は、数万年前に明らかな、我々知的生物による文明が存在した最古の証拠となり得るものだった。当時一介の動物文化学者だった私に、その研究の最前線に入って欲しいと言うオファーが来たのは、ジェイの横やりあってこそだと聞く。途中から研究に無理やり入り込んだジェイを疎む者はいたものの、全知的動物の大系統を、分子を用いて提示し、世界的に注目されている彼には、表立って反意を示すことができなかったようだ。無理やり私を暑い洞窟へ連れ出した彼は、これまでの古代文化とも違う、独特な意匠の壁画と、その物語る意味を教えてくれた。  それはカタログ、と言ってもいいものだった。中央に描かれた、楕円形の物体の中から、様々な種の、知的生物が出てきて、一様に並ぶ光景。そこには何万もの「立った絵」があったが、1色で描かれていながら、それぞれの絵はディテールが異なり、明確に別種と認識できた。赤道付近と言っても、安定陸塊上、そう、オセアニア大陸に位置する以上、ゾウやウマといった旧大陸を出自とする種は、ここには載っていないはずだった。だけれど、私の種だけではない。たぶん、あらゆる現生の知的生物が、この「カタログ」に載せられているのだろう。  分子生物学者のジェイは、恐らく人類のルーツを明確にしようとしているに違いなかった。そこで私に、手伝ってくれるように要請した。  誰もが気づかないふりをする。  感情の起伏に乏しいジェイが、この話をする時は苦々しい顔を必ず浮かべる。我々知的生物、つまり動物は、単一の系統である微生物として誕生し、無脊椎動物、魚類を経て、爬虫類となり、そこからそれぞれ鳥類と哺乳類が分かれた。これが、どんなにプロセスに疑問を抱こうと、この地球の教育機関で、幼獣ですら習っている仮説だ。  しかしこの仮説には矛盾が生じている。我々は進化の過程で、知能が発達したが、知能が発達するのが先だったのか、それとも様々な種に分化するのが先だったのか、という問題だ。知能が発達するのが先なら、例えば知能を退化させた種や、相応の歴史を示す物が残っていてもおかしくないが、実際はそんな種や事物は残っていないし、現在昆虫や魚類で示されているような、進化に至る原理、突然変異や、特に自然選択が、知能を持つと生じにくくなるのではないか、という仮説もある。一方で、様々な種に分化するのが先で、その後知能が発達したという仮説なら、上記の問題はクリアするが、いくら収斂進化という、似た生態的地位の生物に似た形質が出るという仮説があるとはいえ、そのような斉一的な知的生物化が起こり得るだろうか、という疑問が浮かぶ。そもそも、様々な種に分化しているのなら、我々には様々な、枝の途中となり得る、祖先種が数多見つかるはずだ。しかし、現状そんなものは一切見つかっていない。化石記録は魚類まで、それも現生の無脊椎動物や魚類とはかけ離れた姿で、我々の現在の姿を支持しない。  このジェイの主張に私は魅せられたのだろう。彼に伴って様々な古い遺跡をフィールドワークした。そうして、場所を絞り込んでいくうちに、文明誕生の起源となる候補が、この、新大陸の北極圏内にある、大きな台地で見つかった遺跡だと突き止めた。  残すは実地調査、既にキャンプ地が作られ、行われるはずだった大規模な調査に参加させて貰えることになり、北極へ向かう途上は、一睡もできないほどだった。しかし、いつまで経っても迎えの車両が来ない。どうもおかしいと思って、上空から気象観測用の無人機で見て貰ったところ、キャンプ地に誰の気配もない、ということが判明した。地元の警官隊に待機を命じられた私たちは、警官隊所属でこの地域を管轄していると名乗るライラと、この辺の地理に詳しく、仕事柄車両の扱いにも慣れているらしいダンと共に、キャンプへ向かうことになったのだった。
 洞窟の中は、明るかった。発電機が稼働したままになっていたせいか、洞窟の壁に設置されたライトが空間を照らし出し、携帯ライトを持たずとも奥深くまでの道は見えていた。ずっと昔読んだ恐怖小説と違って、静寂こそあれど、何十人ものスタッフが失踪したような、不気味な雰囲気は感じさせなかった。  先を行くジェイを呼んで、私より二回りは小さな彼の様子を聞く。  「キュクロプスさん、この先は若干狭いがあなたでも入れないわけではなさそうだ。ただ灯りがもう設置されていない。誰かライトを貸して欲しい」  そんな声が狭い道の前、ダンやライラの前から聞こえてくる。私は持っていた携帯ライト、ジェイには若干大きいかもしれないが、をダン、ライラに渡し、ジェイに渡すように促した。  「この奥は広い空間だ」  「慎重に進んでくださいね」  ライラが呼びかける。裂け目が出来て落ちていたりしたら大変だろう。  ライラに続いてダンが、そして私が狭い穴をくぐる。真っ暗であまり見えないが。空間が広いのは声の響き具合でわかる。  「これは、特に岩の裂け目とかはないみたいだ」  慎重に前進して、ジェイから渡された携帯ライトで周囲を見渡したダンが、何かに気づいた。  「なんだ、あれ」  真正面の、ライトで灯された場所を見る。明らかに場違いな物が、岩に貼りついていた。  「扉、ですね」  ライラが立ちすくんだまま不安げに言う。  鎮座している金属製の、明らかに現代的な円い扉は、私でも余裕で通れるぐらいには大きい。左側には、取手のような金属製の棒も繋がっている。  狼狽しているのか、先にこの空間に入ったジェイは、扉を見て何か考え込んでいるように見えた。そんな彼の横を通って、ダンがおもむろに取手に手をかける。  少しだけ、空気の吸い込まれる音がして、扉が開いた。  考え込むのをやめたらしいジェイが、吸い込まれるように扉の奥に入っていく。  「マウゼリンクスさん!」  ライラは止めに入ろうとしたのか、後を追った。私もそれに続く。  後ろから足音が聞こえる。ダンも来ているようだ。  扉の奥は、少し上向きの傾斜のある、通路だった。4名分の足音、金属音が響く。それ以外は、ジェイの今持っている携帯ライトが頼りだった。  こんなところに近代的な人工物があったなんて、何かの軍事基地とかだと、非常に私たちはまずいことをしているわけだが、なんでこんな洞窟の奥深くにあるのか、見当もつかない。  好奇心はとうに消え失せ、徐々に後悔と不安と恐怖が胸の奥を占めつつあった。そんな時、ジェイが立ち止まった。  「行き止まり?」  最後尾のダンが聞いた。ジェイは短く、いや、とだけ答え、目の前の壁、いや、長方形の扉だろうか、に設置された黒いパネルに、手をかざした。  扉が開くのと、視界が明るくなるのは同時だった。しばらく薄明りや闇の中で過ごしてきたせいか、目が痛い。なんとか視界を取り戻すと、通路と思しき、私たちが辿ってきた空間が明るく、ライトのようなもので照らされているのが見えた。扉の向こうは、少し落ち着いた明るさのようだ。ライラやジェイに続いて扉をくぐる。  そこは、一面緑色の森だった。
 唖然としていた私たちに、ジェイが呼びかけた。  「立体映像だ、本物の森じゃない」  各々が、凄まじい密度で生えている草木を触ろうとするが、すり抜けてしまう。どうやら本当に、偽物らしい。  「こんな植物見たことない。地球上でこんなの発見されてたっけ、それに日差しも」  「青い空だな」  上を見上げてジェイが言った。空と言えば、エアロプランクトンが漂っているため、地上からは緑色に見える、日差しもこんなに明るくはないはずだった。  「これが故郷の景色か」  そうジェイが呟く。  「その通りです、ここが本来の地球の景色です」  今までの穏やかな口調のまま、ダンが言い出した。  「マクファーレンさん?」  何を言い出すのか、と思い、私は振り向く。ライラも遅れて振り向いた。怯えているのか、その顔は強張っている。  「ようこそ、汎用生態系生産プラント、ネオファウナへ、私はこちらのオペレー��ョンを行っているメインシステム、チャーリーと呼ばれています」  ダンは全員の方を向くと、恭しく礼をした。  「皆さんがご覧になっている映像は、本来の地球、東南アジアのカリマンタン島付近の熱帯雨林を再現したものです。本来の地球で最も多様性が保たれていた個所と言われています」  淡々と話すダンにはどこまでも表情が無かった。まるで愛想笑いを無理やり貼り付けたかのように、いや、人形や標本の魚のように、虚ろな笑みを浮かべたまま語り続けている。  「マクファーレンさん、どうしちゃったの?」  「私が現在操作しております個体は、身体の一部に改造を受け、なおかつ日ごろから電磁ネットワークに接続状態にありました。そこで、アバターを実体化させるよりも低電力で済むとみなし、デバイスとして使用するに至った次第です」  「俺をここに呼び寄せた理由はなんだ」  ジェイが、これまで聞いたことのない、敵意の籠った声で言った。赤い目が射止めるように、ダンを見つめている。しかしダンは答えなかった。  「ジェイをここに呼んだ理由は?」  今まで黙っていたライラが今度は言った。さっきまで怯えていたとは思えない、鋭い声だった。  「私は当該個体、あなたがジェイと呼ぶ個体を通して、ユーザーの設定した開始コードの発現タイミングを計算していました」  もはや私には何がなんだかわからなかった。洞窟の中の見知らぬ施設、見覚えのない緑、そして態度の一変した同好者たち。立っているのがやっとだった。  「一から説明してくれ、彼らがここに呼ばれた理由を」  ライラが続けた。ダンは薄笑いを浮かべ、苦虫を嚙み潰したような顔でジェイがそれをにらんでいる。  「始生暦時代に入って、人類の文明は大きく進歩し、大規模な星間文明を築くに当たりました。その過程で、本来の地球は大きく生態系を衰退させ、私が稼働を始めた段階では、乱開発防止のために所在不明とされていました。その代わり、多くの惑星が植民化され、人類は星間文明を自らの故郷とするに至りました。しかし、本来の故郷である地球への憧憬が無くなったわけではありません。数多の星々をテラフォーミングする過程で、人類はそのノウハウを蓄積させ、より高効率に、より速やかに他の惑星を地球化することを実現したのです」  「そして、故郷への憧憬は、私が制作されたネオファウナ計画に繋がりました。星間文明で用いられていた、地球由来の生物の遺伝情報を基に新たな労働力、知的生物を作り出す技術と、先に述べたテラフォーミング技術が結びつき、新たな地球を生み出すという計画へシフトしたのです」  「手順はまず、簡易な条件での地球化から始まります。条件に見合った惑星に、こちらのプラントで遺伝情報を改変し作製した大気性プランクトンなどを放ち、大気構成を地球により近いものとします。その後、水生プランクトンやごく微小な生物、水生生物、陸生植物、小型陸生動物といった順に作製し、放流します。生態系がそれぞれ安定してきた段階で次フェーズに移行し、最終的に大型動物を除いた不完全な生態系ができます」  「その後、大型動物をヒト型知的生物として作製し、惑星上に解き放ちます。初期はある程度の調整が必要ですが、徐々に文明化が進むと、自然と個体数も増えていくことでしょう。 ユーザーであるホモサピエンスに形態的に近いグループが作製されたのは、文化基準をかつてのユーザーの文明に合わせ、個体数増加を促すためです」 「ラエンのことだよ」  静かにライラが呟いた。  「私が開始コードを発現しようとしているのは、更にその次のフェーズです。当該個体を作製した私は、接続可能な別個体を使って、当該個体を外に出し、その脳を通して現在の惑星の状態を観察していました。もちろん、当該個体には脳神経の加速化措置と、私に情報を送るためのリソースも設置済みです。24年6か月を観察したことで、私は開始コードの発現を行うのに十分な時間が経過したと認識しました」  「それが、俺が作られた理由か」  相変わらずダン、否、チャーリーを睨んだまま、ジェイが吐き捨てた。  「開始コードの発現後はどうなる、先住種族と同じように、彼らを消去するのか」  「いいえ、開始コードの発現後は、現在作製している神経加速化の遮断、脳内の感覚抑制の解放、ボトルネック防止に用いられていた多系統繁殖用遺伝領域の切除、そして次代における原種形態への移行、これらを促すウィルス群を散布します。現在、その準備段階として、複数個体にこれらの措置が可能かどうかを試験しています」  「どういうこと?何が起きるの?」  何を言っているのか、門外漢の私にはわからない。だけれど何か恐ろしいことを言っている気がして、口走る。  「俺たち知的生物は知能を失い、動物に戻る。感覚も戻り、少子化対策に用いられかけてた遺伝領域はもぎとられ、子孫は四つ足の獣に、ってことだ。失踪事件は、その準備として、試験的にウィルスをばらまいたってことだ」  ダンは何も言わなかったが、ジェイが代わりに答えた。  「私に記録されている地球生命の情報は膨大ですが、基礎さえ完成すればあとは難しくありません。残りは生態系が安定するに従って、徐々に作製し定着させていく予定です。早ければ数十年で、この星は第2の地球となります。私やユーザーの願った地球の復活が遂に為されるのです」  ダンは両手を広げてまるで演説でもするかのように宣言した。私にはこれが夢の中の出来事のようでならなかった。  「当該個体と、そうですね、こちらの個体は私の本体にフィードバックすることにしましょう。現状のサンプルでは効率的なウィルスの散布が行えないので」  そう言うとダンの体は何も映っていない瞳で私の方を見た。ここが北極であることを思い出したかのような寒気が走る。先んじて捕まえられたジェイがもがいている。私も腕を強い力で引っ張られて、森の奥まで連れていかれそうになる。  「AIの癖によく喋るなお前は。中に誰かいるだろ、飛びっきりのイカれた奴が」  突然、腕が離れた。同時にジェイの咳き込む声がする。  見ると、大柄なクマを取り押さえているラエンの女性の姿があった。非現実的な光景に何が起こったのかわからなくなる。  「チャーリーだったか、以前遺跡を回って、似たような壊れた施設を見た時にあんたの名前を確認したよ。設置予定の生体プラント兼液体コンピュータの素体になるって時点でやばいと思ったが、こちとら先住種族を駆逐されんのも、せっかく根付いた知性を踏み台に懐古主義に走られるのもごめんでね、悪いが稼働停止してもらう」  出会った時の態度はどこへ行ったのか、荒々しい口調で告げると、周囲に火花が散った。  途端に、立体映像の森が消え失せ、通路と同じ無機質な灰色の部屋に変わる。  「案の定、システムはニューロン式を使ってたか。悪いけれど私はラエンじゃないし、体はあんたの言うホモサピエンスでも、宿っている意識は年季の入った量子の寄生虫なんだ。量子脳に関してはこっちの方が上手なんだよ。3億年かけて辿り着いた、被食者と捕食者が共にいられる楽園、そう簡単に潰されてたまるか」  「私の活動が停止すれば、今後エアロプランクトンが作製されることもなくなりますよ」  苦しげでもない、さっきと同じ淡々とした口調でダンの体が言う。  「エアロプランクトンも継代を重ねて、あんたの供給なしに殖えるようになってるんだよ。この世界は変わっていくさ。でもそれは地球と違う、大型動物相の代わりに知的生物が優占し、交雑を重ね、多様化と均質化を入り混じらせる世界としてだ。本来の地球生命が今も変化を続け、この星だって変化の最中にあるのに、時を戻して止めようとした時点で、あんたは詰んでたのさ。わかったらとっとと凍りな、あんたの望んだ永遠の停滞だ」  轟音が響き渡った。床が震える。部屋のライトが点滅して、消える。真っ暗になった部屋が振動を続ける。盛大に転倒した私は、解放され糸が切れたように崩れ落ちたダンと、同じく転げまわるジェイをなんとか抱きしめる。  「私はこいつのやらかした後始末に行ってくるから、またどこかでね」  覚えているのは、そこまでだった。
 台地で起こったことは、巨大な雪崩によってキャンプ地と、内部の空洞が崩壊した、というニュースで片付けられた。私は他の2人と共に病室に缶詰になり、あれこれと話し合った。ダンは荒っぽいが人懐こい性格で、私のことは全く知らないが、幼い頃に父親が連れてきて兄弟のように育ったらしいジェイのことはよく覚えていた。ジェイは遺跡巡りと、ダンがジェイを覚えていないことで気づいていたらしい。  キャンプ地で失踪したスタッフと、近隣の村から失踪した住民が保護されたのは、私たちが洞窟の入り口で倒れていたところを発見された翌日だった。ちょうど反対側の海岸で見つかったらしいが、不思議なことに皆が一様に「吹雪が酷くなったのでビバークした」という記憶しか覚えていなかった。1本だけ、空の注射器が置いてあったそうだ。  ライラの行方は分からない。そもそも、地元の警官隊にはそんなメンバーどころかラエン自体がいなかったのだ。  「これからどうするんですか」  ダンは寝ている。病室の窓から空を見ているジェイが、どうしても気になった。  生きる目的を失ったのではないかと、思ったからだ。  「枷が外れた気分だ、清々しましたよ」  いつもと同じ、だけれど少し晴れやかな声色で彼が返した。  「なに、資料は集まってますから、最後の仕上げだけできなかったってことで」  彼らしくない、楽観的な言葉だった。彼も、吹っ切れたのかもしれない。  「あの場にいた誰もが、あの場所に関係している者だった、あなたを除いて」  「そうですね、傍観者として、大事たと思われたのかもしれません」  「チャーリーが言ってましたね、星間文明がどうとか」  「言ってましたね、多種族からなる星間文明とか、地球由来の遺伝情報で人類の伴侶を作り出すとか、あれ」  「そんなこと、言ってましたっけ」  記憶と知識の食い違いに、戸惑う。すらすらと出てきた言葉は、私の理解を大幅に超えていたはずだった。  「磁気映像で撮影した、あなたの脳のカルテを見せてもらいました。先天的な改変の痕跡が見つかったようです」  「私には、そんな自覚は」  「無いんでしょうね。誰かが、どこか遠くからあなたの脳を介して、この星を見ている」  私と同じですね、と彼は言った。彼が言っている間に、まるで目の奥の濁りが取れるみたいに、目の前は鮮やかになっていった。  目の前に広がるのは、白い空。  でもその向こうに広がるのは、プランクトンに覆われた碧色の空。  脳裏に浮かぶのは、あの時見た青い空。  「モッティさん」  白い空をバックに、白い毛並みの彼が振り向く。その顔には、見たことのない表情が浮かんでいる。  「この世界って、綺麗ですね
#SF
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shukiiflog · 28 days
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イキヤ真澄樹しみれーと18 前日譚
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しみれとが始まる前の、真澄に片想いしてるイキヤ
イキヤ「好みの顔だからいつもめちゃくちゃよく見てんのになんで描けねえ?俺は人一倍よく見てる。好みだからな。」
sz — 2024/02/28 20:18 Σあ ラストのカガリの眉位置のピアス描き忘れてる
4949cry — 2024/02/28 20:29 おおー!本編 すごうみーーーー
sz — 2024/02/28 20:30 3ページで力尽きたww まだますみんの話題に至ってねええ
4949cry — 2024/02/28 20:30 ますみんに片想い中のイキヤくん、不憫なこと多いけどこれはむしろおいしい
sz — 2024/02/28 20:30 至ってるともいえるが
4949cry — 2024/02/28 20:30 至ってるなw 話題の中心くらいいる
sz — 2024/02/28 20:31 うんw
4949cry — 2024/02/28 20:31 イキヤくん真澄を描こうとしてたんか…
sz — 2024/02/28 20:32 イキヤは基本だれでも的確に描けるんだけど、
4949cry — 2024/02/28 20:32 真澄はこのイキヤくんの顔がタイプなんだな…
sz — 2024/02/28 20:33 好きな顔立ちの人とか造形の人とかなら尚更ふだんは描きたがるし、描くし、描くのが楽しくて燃える、はずなんだけど、 真澄の顔立ちを、描けない… 的確に把握ができない… 他の人より真澄の顔はめっちゃ注意深く?好みだからめちゃくちゃよく見てるはずなのに、 要するに、見ても、見惚れちゃってるだけになってて、造形を冷静に把握するにうまく至れないというか
4949cry — 2024/02/28 20:36 かわいいなww 真澄と仕事時会ってたら前髪オールバックもふつーにあっただろうからイキヤくんは最初から真澄の顔はっきり見てるのか…
sz — 2024/02/28 20:37 イキヤ「好みの顔だからいつもめちゃくちゃよく見てんのになんで描けねえ?俺は人一倍よく見てる。好みだからな。」
4949cry — 2024/02/28 20:38 www 真澄もイキヤくんの顔好みだからしっかりイキヤくんの方見てて、見やすかったろうしな でもこんくらいの時期はますみんはイキヤくんに惚れられてるのはあんま気付いてなさそう 今までの「惚れられる」と系統が違いすぎることもあり
sz — 2024/02/28 20:39 カガリ「えーーーきになる〜〜 どんなひと?ぼく知ってるそのひと??」
4949cry — 2024/02/28 20:39 この漫画の絵すきーイキヤくんがかっこいいかわいい( ´ ▽ ` ) カガリくん知り合ってるのか?( ・∇・)
sz — 2024/02/28 20:40 真澄とカガリが知り合いかどうかは今後のしみれとがおいしくなるほうへ振りたいですな カガリはまだ義父の陽さんちで爛れた生活してるまんまだろうけど、もう画家として少しは仕事してるはず イキヤほどバリバリに稼いではなさそうだが この漫画の絵は私もすこし自分好みに描けてうれしかった( ´ ▽ ` )
sz カガリ「えーーーきになる〜〜 どんなひと?ぼく知ってるそのひと??」
sz — 2024/02/28 20:44 イキヤ「どんなってなに答えりゃいいんだ」 カガリ「んーーいろいろだけど〜 まずはみため?そんなに造形とか雰囲気掴みにくいひとなの?」
4949cry — 2024/02/28 20:46 わくわく( ・∇・)
sz — 2024/02/28 20:47 イキヤ「整ってる分掴みにくいっちゃそうかもしれねえけど掴みにくかろうが何だろうが俺は描きたいモンなら描く」 カガリ「まあ実際描けちゃうし描いちゃうもんねイキヤくん…でも今回は描けないんだーーーww 」 イキヤ「(O"O)こん…の、 てめーに話すんじゃなかった」 カガリ「だって珍しくておもしろいんだもんそんなの普段ならイキヤくんは描けるまで死ぬまで描くだけで、こんなとこでぼく相手に悶々としたりしないじゃん」にまぁ〜〜
sz — 2024/02/28 20:55 イキヤ「…それもそうだ。…なんで描けねえ?顔なら細部までしっかりハッキリ浮かぶぞ、今でも。」
4949cry — 2024/02/28 20:55 しぬまでかくんか���( ・∇・) この場にますみん登場してほしさある…w
sz — 2024/02/28 20:55 www 登場してほしい〜〜!!!
4949cry — 2024/02/28 20:55 しかも展示会見にきたオフのメカクレ真澄がきてほしいw
sz — 2024/02/28 20:56 カガリはだいたいこの事態がなんなのか、イキヤ本人よりもう把握してるから、真澄本人がこの場にきてイキヤの様子見たらもうぜんぶカガリにバレるぞww
4949cry — 2024/02/28 20:57 www すでに察されてそうではある 全容を
sz — 2024/02/28 20:58 この漫画のラスト時点では、まだイキヤの中にあるのが恋愛感情とまで言い切れるものなのかはあやしいか…?と思ってるな でもこのイキヤにしては珍しいかんじの異様なまでの執着は、のちのち更にだいぶ面白い拗れ方するな〜とは、もう思ってるw カガリ「イキヤくん 描きたいものいつでも溢れるほどたくさんなんだし ひとりのニンゲン描くのにそんなこだわるってなに?そんなにニンゲンばっかり描いてないじゃん」 イキヤ「好みだから描くのが楽しいはずなんだよ絶対に」 カガリ「楽しそうだからどうしても描きたい?」 イキヤ「それ以外になんだってんだ」
4949cry — 2024/02/28 21:04 真澄のこと考えてるとたのしい、って聞こえるぞイキヤくん…( ・∇・) 恋してるで…
sz — 2024/02/28 21:05 カガリ「好みなら造形いつも的確に把握してるじゃん どんなかおのひと? 背格好もさ」 イキヤ「どんな って ……? …ちゃんと把握してるしいつでも描けるくらいにはしっかり頭に浮かぶ」
4949cry — 2024/02/28 21:07 そこにますみんが…?
sz — 2024/02/28 21:08 カガリ「くわしく教えてってば どんなひと〜? 目鼻立ちは?雰囲気は?」 ここにますみんがww きたらイキヤがカガリに真澄のこと少し紹介しそうw ド天然
4949cry — 2024/02/28 21:09 まだ行屋さん呼び時代かなー虚彦さん呼びかな…
sz — 2024/02/28 21:10 虚彦さん呼びくらいになってたらカガリにも紹介しやすいかもな
4949cry — 2024/02/28 21:10 二人を見かけてイキヤくんに気付いたら「どうも」って微笑んで会釈する 真澄は基本名前にさん付けで呼びがちではある イキヤくんのことはみんながイキヤって呼ぶから最初下の名前知らなかったのかもしれん そしたらわりとすぐ「虚彦さん」呼びになったはず
sz — 2024/02/28 21:11 イキヤ「(O O)… カガリ「( ・∇・)(…)」
4949cry — 2024/02/28 21:12 ますみん「?」 そのまま通り過ぎていきそうなますみんw
sz — 2024/02/28 21:13 イキヤが真澄から見えない角度でとなりにいるカガリの背中を片手でバシィッと叩いた そんでイキヤが一瞬だけカガリに視線やった (カガリ、この人 本人。) カガリ(な〜る… )
4949cry — 2024/02/28 21:17 オフモードで前髪うっとうしいラフなセーターとコートのますみん 脚ながーいので歩いて通り過ぎる時にロングコートの裾がひらってなる
sz — 2024/02/28 21:18 イキヤ「真澄さん、同業者の 篝…です。カガリ、仕事でいつも世話んなってる… 」えーと…SUIさんっつったほうがカガリも分かるか…?
4949cry — 2024/02/28 21:18 足止める…お辞儀
sz — 2024/02/28 21:19 カガリ「SUIさん」「初めまして、篝要です( ・∇・)」
4949cry — 2024/02/28 21:19 「初めまして」にこ
sz — 2024/02/28 21:21 イキヤ「真澄さん、どんくらい本名隠してんすか(O O) すいさんて呼んだほうがいいすか(O O)」
4949cry — 2024/02/28 21:23 「…隠しているわけでは。ただ本名だと女性名と思い込んだ面倒な輩が沸くんでね」ふ、ってちょっと死売りさんスマイルする…皮肉っぽい口端吊り上げた笑み 「虚彦さんとは何度かお仕事でご一緒させていただいて ご縁がありましたらまた」てカガリくんに言って、立ち去ろうとする
sz — 2024/02/28 21:24 イキヤの内心(言うなよ言うなよ言うなよまさか本人相手に言うなよカガリ…?)
4949cry — 2024/02/28 21:24 ww
sz — 2024/02/28 21:25 カガリ「いまちょうどSUIさんの話でイキヤくんと盛りあがってたんです(⌒▽⌒)」 カガリ「イキヤくんがすっごく描きたくてたまらないのに描けないって困ってるってぼくn イキヤがカガリの服の胸倉あたり掴んで自分のほうに無理やり引っぱってすごい顔でカガリ睨んで黙らせたw イキヤ「……(O言O)」 カガリ「………( ・∇・;)」 (これでなんで自覚ないの???)という疑問がとまらないカガリ
4949cry — 2024/02/28 21:30 立ち去ろうとしてたますみんが足止めて「そいつはどうも」 「虚彦さん、人物画も描かれるんですか」←あんま人物画は見てないらしい
sz — 2024/02/28 21:33 イキヤ「なんでも描きます。……勝手に許可も承諾もなく描いたもんは …(描いてるって言わなきゃよかった…)売りに出しはしないんで、 (えーと…)安心してください(?)」 カガリ「だからさww SUIさんのことだけなんでか描けないって話だっt イキヤ「(O言O)…」 カガリ「(°▽°;)…」 イキヤ「…(ふかくひとつ深呼吸)……真澄さんを描こうとして苦戦してた、話を、こいつとしてました」 潔いイキヤ イキヤ「影で勝手に すみません。」
4949cry — 2024/02/28 21:41 「…。公開しねえもんは何を描いてもいいでしょうよ」 ふ…「苦戦ね。…楽しんでくれてんなら描かれた甲斐があるね」
sz — 2024/02/28 21:43 イキヤ「コイツがバラしちまったから謝ってんです(O O) 普段は黙って好きなように描いてんのに… でも描かれてるって知ると …なんか 気分が悪りいもんかもしれねえと 思って」 カガリ「え。」 イキヤ「は?」 カガリ「…(°▽°;;)…んーん、なんでもない…」(ガチのガチのガチじゃん… こんな些細なことでいちいち相手の気持ちかんがえて謝るイキヤくん?ってもうイキヤくんじゃなくない??)
4949cry — 2024/02/28 21:50 ww
sz — 2024/02/28 21:50 (嫌われても、陰口叩かれても、遠巻きにされても、真偽不明の悪口流布されても、ぜんぶ気にもしないし相手への自分の心象もなにも考えもしないイキヤくんが)
4949cry — 2024/02/28 21:52 「まぁそういう人もいるかもしれん」ますみんはイキヤくんをやさしいとおもっている…( ・∇・)
sz — 2024/02/28 21:52 (ぼくがなにか言わないと永遠に自覚なくてどーにもなんない…てこともないなあ たぶん だって今でももうすいさんのこと見過ぎだし…) (…イキヤくんは凝視がデフォだから、もしかしてすいさんもこの凝視が普段のイキヤくんの凝視と違う凝視だってこと、わかんなかったり するのかな) カガリ「SUIさんと行屋くん、随分お親しいんですね…?」
4949cry — 2024/02/28 21:58 わかってないですな( ・∇・) おめめおっきくてかわいいなぁって感じです
sz — 2024/02/28 21:59 これはさすがに分かりづらいでな…w むしろ見分けられるカガリがイキヤのこといつも見過ぎだし目聡すぎ
4949cry — 2024/02/28 22:00 うむ 「…そうですね 色々助けていただいていますよ」にこ
sz — 2024/02/28 22:04 カガリ「もしかして、プライベートでもお付き合いが…? …(にっこり)…すみません、イキヤくん、友人とか昔からいなくて そういう人、いたらいいなぁって」にっこり イキヤ「おい…真澄さん困らすようなこと言うな」
4949cry — 2024/02/28 22:10 「いえ」 二人で食事とか仕事の参考にどっか行ったことはありそう 「…あなたはご友人では?」
sz — 2024/02/28 22:12 イキヤ「違いますね…(O O)」 イキヤ(油断するとトチ狂って首絞めてくる友人なんていらねえ…(O O)) カガリ「イキヤくんにとって画家はみんな友人にはなれないんです… SUIさん、よければイキヤくんと仲良くしてあげてください」眉ないけどきもちピアス位置下がるみたいな、にっこり…
4949cry — 2024/02/28 22:17 「光栄です」にっこり ここ多分ピシャーン!って心のシャッター降りたのイキヤくんにはわかりそう
sz — 2024/02/28 22:18 誰から誰へのシャッターだ?!
4949cry — 2024/02/28 22:18 全て? 自分は世界の内側へは入れない、ていう無意識? 真澄は好きとか楽しいとか嬉しいとかの感情よくわからない、一応「楽しんでるんだろう」とかはその都度考えてるが
sz — 2024/02/28 22:20 …カガリが 心中がたいへん不穏なことになってるんだが
4949cry — 2024/02/28 22:20 仲良く ってわからないけど、好意的な感情を相互に持つと言うことなら「光栄です」 Σ不穏な
sz — 2024/02/28 22:21 ーーーイキヤくん にとっての すいさん… すごく いいなあ… こんなふうにまっすぐに誰かに心寄せられるイキヤくん 恋愛では初めて見たけど 好きなものに対しては相変わらず まっすぐだ すいさん とても親しいんだろうなあ ここまでイキヤくんに入り込んだことを きっと知らないんだろうなあ 思い知らせてみたいなあ イキヤくんにも すいさんにも
4949cry — 2024/02/28 22:26 思い知らされるから大丈夫やでカガリくん( ・∇・)
sz — 2024/02/28 22:26 イキヤくんのきもちをすいさん 思い知ることができるかなあ また首絞めよう すいさんが知らなかったせいでイキヤくんがしんじゃうようなことに ならないかなあ ぼく それできるかもしれない
4949cry — 2024/02/28 22:28 不穏だ…
sz — 2024/02/28 22:29 (°▽°)…これ、この日の夜にカガリは隙をついてイキヤの首絞めたろ絶対…
4949cry — 2024/02/28 22:29 真澄の知らないところでイキヤくん… しかもこの時期まだ真澄はイキヤくんを守護対象に入れてないのか…イキヤくんやっぱ不憫じゃねえか
sz — 2024/02/28 22:30 今後のしみれとの波乱の種にちょうどいいのでは…?? カガリ強襲 イキヤへの、
@4949cry ますみんこそこの旨の発言についてイキヤくんにお仕置きすればいいと思うんだが
sz — 2024/02/28 22:31 この件について、思い知らせてやれることにもなりそう…?
4949cry — 2024/02/28 22:32 ほう でも今のますみんが知ったら泣いちゃうのでは
sz — 2024/02/28 22:36 このままカガリと疎遠になって首締めがなくなるってことも、なさそうな…? イキヤはそれでよくても、カガリのイキヤへの執着は凄まじいを通り越してるからな まだこのカガリにとっては、イキヤこそがカガリの本体の時期
4949cry — 2024/02/28 22:37 ますみんと一緒に暮らし始めてからもアトリエ一緒に使い始めるのかな…
sz — 2024/02/28 22:38 や、もともとカガリとはイキヤはいっしょの空間で描いたことすらほぼないやで
4949cry — 2024/02/28 22:38 いったんここはイチャイチャして人間になって終わっといて続きしみれとしてくか…?真澄とイキヤくんの内面擦り合わせされないまま時が流れる
sz — 2024/02/28 22:39 していくか…
4949cry — 2024/02/28 22:39 じゃあカガリくんの作品は真澄見たことなさそうだな 家にカガリくんきてもますみんは部屋にいて黙認してそう
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byebyecultruincult · 2 months
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曽我謙悟が、「どうして、民主党のやり方に賛成してくれないのか?民主党のことが嫌いなのか?民主党に対する差別だろう。」
私は、民主党スタンダードを、絶対に採用すると言っている。
民主党のやり方は、これだけ。
①野次で、相手の言葉をかき消す。
②前原誠司が���主党の代表に選ばれたら、小沢一郎が言うように、代表=在日になる。だから、民主党の党員たちが、死ね、死ねコールを浴びせかけて、地響きを揺らす。
③議会で、相手が言う通りやらなかったら、すぐに暴力を使う。総務省の課長補佐の小西のように、相手に飛びかかる。平和憲法なんて、かなぐり捨てて、暴力一筋で、相手をぶん殴りに行く。相手を無理矢理、黙らせる。
④国会を闘技場にする。対話も、議論もなし。暴力だけ。
これが、その証拠だ。
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暴力で、言論を弾圧すればいいんでしょ?
これが、東京大学法学部の大学教授が定義する、熟議性民主主義。
憲法における議会政治である。
民主党のブレーンの曽我謙悟が、「「暴力で、言論を弾圧するな。ちゃんと討論しよう。」
民主党のブレーンである、法政大学法学部 行政学 大学教授 山口二郎が、「安倍晋三、お前の頭をかち割ってやるぞ。」と、連続Tweetした。
産経新聞が、全部証拠を押さえて、雑誌にしてある。
他の書籍にも書いてある。
だから、テロリズムだって、あり得る。
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細谷雄一のような、君塚のような大学教授が、「ええっと、君、ちゃんと分かっているか。暴力で、言論を弾圧しちゃいけないぞ。」
曽我謙悟が、「ええっと、誰が、暴力を革命を言ったんだっけ?」
ええっと、学生を無理矢理、洗脳したのは、誰だっけ?
学生が、聞きたくないと言っているのに、無理矢理、洗脳したのは、お前だろ?
「テメェの頭をかち割ってやるよ。」
そう言って、言論を弾圧したのは、誰?
こいつだよな。
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「お前、民主党こそ、真のイギリス政治をやるんだ。法の支配による、立憲政治だ。議会政治だぞ。暴力で、言論を弾圧するなんて絶対に許さん。!!」
法政大学法学部 行政学 大学教授 山口二郎の発言。
日本国内閣総理大臣に対して、「お前の頭をかち割ってやるよぉおおお。」
学生が、民主党=社会党のブレーンである山口二郎に襲い掛かって、頭をかち割ってやれば、それで、成績評価は、「秀」になる。
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右側に立つのは、大学教授=山口二郎、曽我謙悟だ。
民主党の議員は、先生の後に続け。
財務省の役人から、どんどん頭をかち割られていくことになる。
憲法上の主権者様=日本国民様=日本人様が、モグラ叩きをするように、戦後日本人の頭をかち割っていくだけ。
日本人であれば、誰でも、日本国政府で、モグラ叩き=敗戦利得者を処刑することができる。
求む、真の愛国者、日本人よ!!
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プリンシパルの「ない」日本から、プリンシパルの「ある」日本へ。
一問一答レベルの問題。
戦後日本なんて、ひっかけ問題。
誤字訂正問題。
今すぐ、LGBTからの脱却を。
たちあがれ日本!!
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そもそも、大学教授、役人との会話なんて成り立たない。
どうしてか?
こちらからすれば、大学教授、役人は、必要ないから。
会話したり、人間関係を作る理由がないから。
こちらが、大学教授、役人のことを考えてやる必要ない。
大学教授、役人は、税金で飯を食うゴミだから、殺されて当然。
国民の敵だよ。
日教組の教師、創価学会の教授、神父、牧師、坊主、芸人、スポーツ選手、文化人、アナウンサーのような立場だけの役立たずのゴミ。
マスゴミ。
山口二郎 曽我謙悟 待鳥聡 飯田文雄 栗栖薫子 多湖淳 山田誠一 神山弘之 政所大輔 井原信浩のようなゴミを殺す。
敗戦利得者を処刑する。
曽我が、「役人の人たちは、君たちを裏で評価している。裏で採点つけている。」
そんなことはありえない。
事実として存在しない。
行政学者が、想像として、勝手なことを言っているだけ。
曽我が、「それでも、俺は、父親だ。みんなの面倒をみてやっているんだ。」
こっちが、憲法上の主権者が、日本国民が、日本人様が、役立たずのゴミの行政学者 曽我謙悟をわざわざ養っているだけ。
曽我謙悟が、憲法上の主権者、日本国民、日本人様を雇用しているわけではない。
だから、憲法上の主権者、日本国民、日本人様が、頭ごなしに、大学教授、日教組の教師、役人の頭を割るだけ。
役人の世界は、こうなっています。
曽我謙悟が、「お前は、俺の理論を使っているわけだろ。俺が、お前の指導教官だ。」
指導教官は、放送大学の坂井素思だけど?
曽我謙悟は、いつ、私の指導教官になったの?
ほら、京都大学法学部 行政学 大学教授 曽我謙悟は、京都アニメーションの放火魔と一緒。
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精神異常者なのは、曽我謙悟だけ。
山口二郎 曽我謙悟 待鳥聡 飯田文雄 栗栖薫子 多湖淳 山田誠一 神山弘之 政所大輔 井原信浩のようなゴミ。
群馬県の法哲学者、蓮沼啓介は、神山弘之を使って、織田信長のような政治家を作って、大きな税制改革をやる。
神山弘之が、税政策を考えているから、ブレーンだ、神だと思え。
カルトじゃん?
私の考えと全く違う。
織田信長って何?
何の関係があるの?
岐阜、愛知?
創価学会なのか?
私は、創価学会員ではないから、創価学会の話なんて知らない。
どうせ、カルトだろ?
曽我謙悟が、「お前ら、こういう風にやるぞ。お前ら、ついてこい。」
憲法上の主権者様、日本国民様、日本人様からすれば、「オウム真理教のようなカルト団体が、組織的犯罪でもやるのか?」ってことにしかならない。
オウム真理教、統一教会の次は、創価学会なのか?
敗戦利得者を処刑する必要が、どうしてもある。
必要性と合理性が、十分ある。
カルトを取り締まる必要がある。
あさま山荘に、カルト団体が立て篭もっている。
尖閣諸島も、後2年くらいで、絶対に、中国の領土になる。
すべては、War Guild Information Program、戦後の贖罪意識強制洗脳計画が悪いわけだよ。
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あさま山荘に突入するとき、警察官と一般市民が、防弾チョッキも着けず、突入していった。
まさに、日本人の平和ボケが、丸出し。
自分が丸腰になれば、相手も、丸腰になるだろう。
警察官が、職務で用いる装備ついて、法律や規則で決めればいいだけ。
しかし、50年以上経過しても、安倍晋三襲撃事件の時に、SPが、完全に、無防備。
防弾チョッキさえ、まともにつけていないから、人間の盾にすらなれない。
そもそも、防弾チョッキを着るとか、銃撃戦に対応できる特殊車両を持っていけばいい。
前に比べれば、格段にマシになったようなので、全国に展開するカルト団体、創価学会を摘発するしかない。
ここまで、カルトが広がったなんて、日本の汚点だよね。
敗戦利得者を処刑する。
国民も、何もしないのではなく、自主防衛組織を作る必要がある。
自主防衛組織=民間軍事団体。
ヤクザだったら、反社会的勢力になるからダメ。
民間軍事団体。
だからこそ、盾の会なんです。
なんで、みんな、民間軍事団体を作らないの?
自分を守るための組織なのに、自分さえ守らないのか?
それが、戦後日本なんだな。
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曽我が、栗栖が、大学教授は本来 中立なのに私たちが わざわざ 親日派になって協力してあげてるのにそれをありがたいと思わないのか って言うんだけど。
大学 研究員の自由研究 なんてそもそもいらない それに 大学教授が中立的だと思わないでしょ 創価学会の親米ポチ保守。
日本の大学教授は何があっても 戦後日本が正しいんだとしか言わないじゃない ウォーギルドインフォメーションプログラムに加担してるような洗脳要員でしょ。
日本の大学教授は本来の東京大学の教授 京都大学の教授を全部 公職追放してね マッカーサーと 占領軍に忠誠を誓って 私は奴隷になりますからって言ったやつが大学教授になったわけだ。
東京大学の学生とか 京都大学の学生の前に立ってるね ゴミは 東京大学の大学教授は 京都大学の大学教授を公職追放した上で 政治権力で大学教授を排除した上で金儲けのためだけに 大学教授になったやつらだ。
本来の東京大学の教授 京都大学の教授を政治権力でそれもマッカーサーと 占領軍の力を使って無理やり 大学教授を大学から締め出してね 金儲けのためだけに 大学教授になったやつが朝日新聞とテレビ朝日と創価学会と一緒になってね 学生を洗脳してるわけだよ。
外国人留学生だって 何も知らないで 東京大学とか 京都大学に来たら洗脳されるわけだよ 自分の国に帰った時にはね アメリカの奴隷になってるわけだよ。
そういうカルト団体のやつがね 東京大学とか 京都大学でね 肩書きだけは 大学教授って言ってるんだからさ。
こんな気持ち悪い国 ある大学教授がカルトだよ。
どんだけね グロテスクな国なんだよ 戦後日本って。
ちょっと気持ち悪すぎて無理でしょ。
大学教授がね マッカーサーと 占領軍とそれに加担した奴隷たちによって政治権力で無理やり 大学から排除されて金儲けのためだけにね カルト団体のやつが大学教授になってるんだよ 東京大学の大学教授です 京都大学の大学教授ですって言ってるんだからさ どんだけキモいのこの国は。
博士号を持ってなくて 学士号だけで僕は 大学教授です って真顔で言ってるんだけど。
このキモい ゲテモノは何なのどっかに片付けろよ お前。
Tokyo Animal Plan 2024。
東京大学も、国会も、全部、動物園にせよ!!
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山口真由は、何か絡もうとしている。
西部邁の連中たちは、山口真由なんて知らない。
こちらから、山口真由なんて使うことなどない。
山口真由は、何か、一々、便乗しようとする。
森友学園の時、忖度を言うためだけに出てきた。
東京大学なんですと言うためだけの、創価学会の奴が出てきた。
私は、東京大学なんて認めていない。
曽我謙悟が、神山弘之が、「お前が、東京大学を馬鹿にするな。」
どうして、そんなことを言われないといけないのか?
東京大学は、War Guild Information Programの総本山だよ。
私は、麗澤大学、秀明大学だから、そんなカルト団体の所に行くわけないだろ?
自由の森学園から、麗澤大学ですよ。
それが、坂井素思。
真正保守だよ。
保守が、バカにされている時点で、日本は、もう、終わり。
坂井素思が、後で、東京大学に突っ込み「ますから。」
坂井君、財務省真理教も、カルト団体に認定しよう。
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東京大学も、国会も、全部、動物園にしよう。
Tokyo Animal Plan 2024。
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理性なんて、おこがましいだけ。
東京なんて、どうでもいいじゃん。
東京一極集中なんて要らないんだから。
大衆が煽って作っただけの東京なんてクソだ。
敗戦利得者を処刑する。
日本をステレオタイプにするのは、NHKと民放のせいでしょ?
メディアが、画一報道で、自由を阻害しているだけですよ。
東京こそ、閉ざされた言論空間そのものである。
そういうときは、国民が暴挙に出るだけ。
曽我謙悟が、「お前は、こういう風にやれ。」
曽我謙悟が、「俺が、わざわざ、教えてやったのに、お前は、俺をダメにするか。恩知らずが!!」
曽我謙悟が、私に、何を教えたのか?
そもそも、曽我謙悟の仮説って何なのか?
誰かの文章を引用したり、代わりに、誰かの本を代読しただけ?
それが、曽我謙悟の研究?
創価学会のアナウンサーですか?
口をパクパクさせて、パントマイムするだけが、京都大学法学部の大学教授なのか?
和田秀樹の青チャート攻略法のように、論評を覚えだだけ?
出来もしないのに、論評だけやるのか?
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山口二郎 曽我謙悟 待鳥聡 飯田文雄 栗栖薫子 多湖淳 山田誠一 神山弘之 政所大輔 井原信浩が、「お前も、アメリカだろ、それじゃあ、一緒にやるしかないだろ。創価学会とか言っていないで、一緒にやろうじゃないか。」
戦後日本人は、アメリカ云々の前に、日本人の敵。
創価学会は、カルト。
既存政党=自由民主党、創価学会公明党、立憲民主党は、War Guild Information Programを教義にするカルト団体。
お前らが、戦後日本を守っているわけで、抵抗勢力なんだよ。
社会保障と税のことしか考えないような戦後日本人=敗戦利得者を処刑する。
日本の大学教授を馬鹿にしないで、もう一度、ちゃんと勉強してもらいたい。
先生たちも、いきなりで分からなかった。
言い訳が過ぎる。
そもそも、三島由紀夫が言っているように、戦後の当初から、ニューアカデミズムがあって、それが、東京大学、京都大学における公職追放が重なって、War Guild Information Programが、完全に支配的になった。
これが、戦後教育、戦後のアカデミズム。
人間様が、ニューアカデミズムの連中、マッカーサーと進駐軍の公職追放、政治権力で大学教授を大学から追放した奴に、知識を教わるわけない。
人間様が、反社会的勢力の犯罪者から、教わることあるか?
教育が善だとすれば、大学教授が犯罪者なのに、人間様が、授業料を払って、犯罪者から、オウム真理教の麻原彰晃から、洗脳プラグラムをインストールするわけ?
敗戦利得者が死ねば終わりだろ?
敗戦利得者を処刑する。
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曽我謙悟、多湖淳が、神山弘之が、「お前には、小堀先生がいるわけだな。やっぱり、先生がいるわけだ。お前は、それを真似するわけだ。やっぱり、東京大学だ。」
私は、小堀桂一郎の発言を言っただけ。
だから、何?
東京大学なんて認めていないから、いきなり、東京大学の大学教授の頭を割るだけ。
東京大学の大学教授なんて、一切認めない。
東京大学の大学教授を先生にしない。
東京大学の大学教授=敗戦利得者を処刑する。
私は、恩師なんて作らない。
在日が、私の先生にはなれない。
大学教授は、全部、ごみ扱い。
学問が素晴らしいと思わない。
大学教授なんてゴミだから、処分する。
敗戦利得者を処刑する。
自由民主党の議員が、どうして、学者を気にするのか?
田中角栄は、自由民主党の議員なのに、どうして、自由民主党が、創価学会、日本学術会議に、右顧左眄するわけなのか?
私は、それを理解できない。
とことん、反知性主義で、ニセモノの知性なんて受け付けません。
シン・自由民主党の1丁目1番地は、統一教会の反省を踏まえて、「War Guild Information Program、日本人に自虐史観を受け付ける洗脳教育プログラムにトドメを刺す。」と書けばいい。
日本国憲法なんて、WGIPの法律部門にしか過ぎない。
GHQの憲法部門が担当していた仕事=日本国憲法。
あくまで、一つ。
戦後日本を形作る、本当の元凶=WGIP。
これが、戦後日本のガン、脳腫瘍そのもの。
どうして、自由民主党の議員は、それを理解できないのか?
憲法を改正しても、WGIP=戦後日本の脳腫瘍が残るので、いずれ、すぐに、ガンが再発する。
日本病が、何度も、日本を苦しめるだけ。
完全に、WGIP=脳腫瘍を摘出しないといけない。
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Why does Japanese politicians suffer from postwar Japanese disease?
Obviously, War Guild Information Program is Japanese cancer, tumor.
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pureegrosburst04 · 4 months
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高級ゴールドデューク「俺はスパイダーマンの力を手に入れたんだぜ! 学校時代のトラウマを思い出させてやるぜイキリキモオタ野郎!!(黄金の真実) 」ポコパコポコパクコ⭐️ 表版仮想大鉱山幹部「ぎゃああああ!!」
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ピーターパーカー「中々根性はあるねえ。でも愛がないんだなあ〜〜ちゃんと偉大なママのいう事聞いてる?小物さんたち😆」表版仮想大鉱山Verスパイダーマン5人「ひ、ひいいいい!!!」✨ポカポカポカ🤩←ピーター
高級ゴールドデューク/バズー「逃げれたのは俺だけかくそう! 力がなきゃ何もできねえくせによ!  あいつの!ピーターパーカーってキモメガネの心をよんだんでしょ?! 王子様の俺が同じ土俵にたって、あんなインキャだった奴になんで勝てねえんですか?!」純粋硬派柱PureEgrosburst01 バイゴザレス「動体視力が弱い奴は寧ろ反射神経を使う。本来釣り合わず死ぬまで活かせないはずの前者の強度が放射線蜘蛛に噛まれて叩き上げされる意味も含めてお前の究極の上位互換になったんだ」ゴールドバズー「なんだよそれ、くだらないなろう系じゃないかよ……この世は弱者を救う偽善か」バイゴザ01「違うな、究極の上位互換になれたのは愛情の籠った教育豊富な家庭。ウェブの質を高める彩りのいい料理 お前みたいにブルーライトとは無縁なアウトドア専だとしてもタバコを毎日10箱吸ってたら測定できる視力は良くてもポテンシャルは皆無だ。お前の毛細血管は25%しかいきてないからバキバキになる筋肉もつきようがない」高級ゴールドデューク「その会話内容まさか………いやだ………あんたも?…魔王は生きてちゃいけない、あんなクソイカれサイコパス……」
バイゴザ01「俺は神性以外、実はまともだよ。中立にしか立てない臆病ものだ。今は亡き“””霧島04(ラスボス)様だけが”””別格なんだ。遥か昔の過去を読み取った時になんて事をしてたと思う?」
{{{YURUSHITEさんが貴方をフォローしました}}} 青い少年「切り捨てていいんだよね?間違ってないよね??」 霧島04(15歳)「お前に威厳を捧げ崇拝しない奴は切り捨てれば良い。目の前の人間を、地球上の全人類を。宇宙は無限なんだからさ…他の星のやつも厳選してダメならもっと遠くの星々を思い描いてごらん?、確率がどれだけ低くても孤独なんていつか吹き飛ぶものなんだよ?☠️?安心しなさい。人生が終わっても来世がある(赤き真実)」
〜数十年後〜 
灰色の老人「わしの人生を返して、”””魔王”””」
〜ある日の複製電脳軍要塞〜
霧島04は自分の3cmのちんこを扱いてオナニーをしていた。3分後、隣にセクシーな格好をしてニヤつきながらやってきて誘ってくる美少女(15歳)に”””ステイアウェイDeath(黙って死んでろ)‼️‼️”””と、マジギレしてから無視し直して、直ぐにオヤジがポイ捨てした腐敗臭ただようビール瓶を見つめながらオナニーをやり続けた その光景はあまりに頭がおかしい為…後日頭が昆虫よりおかしい人として有名になった
〜現在〜
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?オイル?「アイエフさん、ガッカリしただろうな……2年前に聞いた時点で🚬レベルの危険度はさ、本当だったんだから」
?ウォーター?「立派な人間が虫ケラなんかに見えていたのはやっぱりあの二人の方だったんだよ。真の裏ストボスは末路も全て分かってたんだね。”””息子達”””が裏切ったんじゃない、”””””父親二人”””””が呪いをかけて裏切ったんだ。」
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防聖孤島「霧島04よりも遥か昔から様々な末路もわかってた奴等だ。実際目立たないように予言者してたってのに今更全てのピースが繋がった あの間の抜けたねぷねぷの顔の意味もよく分かったろ?相棒」「もう何億年も少年の中盤をループしてはいない。俺達は立派な大人なんだ。吸い終わった銘柄🚬なんて気にしないで本当の超極大質量ブラックホールに立ち向かわなきゃ」
“””””獅童正義さん(裏ストチートボス)”””””が相手にしたのは後に全世界を救う一方的なファンタジーの暴力を振るう”””””怪盗団ファントムフルメンバー”””””。認知が最も歪んだ無限者でありながら現実を誰よりも生きる者で孤高に健闘した
“””””クシャガラ様”””””はジョジョシリーズ最強格、相手を分析する為に最も必要なのは好奇心だが興味を持つほど侵食され恐怖しても侵食される。”””””DIO様”””””にも霧島04を格落ちさせることは出来なかったのに 金を吸うギャンブルの沼じゃない、生命を吸う闇
“””””新しい血族のシックス様”””””は元の次元で”””””上級魔人”””””を瀕死になるまで追い詰めた。ダブルスで弱い者いじめを選ばなかった新種だから、絶対悪としての資質が長け過ぎていたから、実子にも心臓を削られている不利が積み重なり命を落とした
“””””織田信長”””””は初代鬼武者でエピローグの最強格の雰囲気で登場 続編の2では凶悪なラスボスを務め3でようやく”””””真の鬼武者”””””との死闘の末に敗れた。豊臣秀吉は見逃されて生かしてもらえたから成り上がれただけ、最新作で彼が最期に崇拝したのはやっぱり……
“””””アルバートウェスカー”””””、人間らしい感情豊かな演技を極めたから小物だと馬鹿に過小評価されている。恐怖の頂点を誇るナンバリングでミニゲームと呼べない完成度とボリュームを誇るコンテンツで群を抜く高性能
“””””ペニーワイズ様”””””、倒すには勇気が要る。主人公達はルーザーではない優しい絆を持っていたから最終戦で友達を見捨てなかった(もしこの時に見捨てていたら、裏切られた恐怖で人質は連れていかれ残り組は罪悪感が膨らみみんな死ぬ定めを背負うワーストエピローグが待っている、霧島04の最上位互換)
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“””””エルンスト・フォン・アドラー様(裏主人公)”””””は原作次元で完全勝利を決めて勧善懲悪をぶっ壊したアルティメットレアキャラ。あとゴキブリの上のジュマンジ紹介、{{{{メイン}}}}}付いてないでしょ?つまり表向きの性能ですら馬鹿みたいなSの数などを隠してる。シックス様と肩を並べる理由は科学者として危機管理能力が優れていたからシンビオートに自分が乗っ取られる警戒をして、少し着てからすぐ脱いで高次元に成り上がる卒業式をするという同じような致命的ミスを冒したから(正統派絶対悪を変えられる物なんてないのに)。もし{{{{{完全に結合してズーパーアドラー‼‼️️越えの…つまり、……””””””””””ヴェノムアドラー❓❓❓❓❓””””””””””になんてなってたら並行世界を同時に渡り歩くアビリティを手に入れこの二次創造世界ではBLEACH全世界もうみねこのなく全世界も外見史上主義全世界もゲイムギョウ界もB(バグ)の家族達2509億人もデスノート全世界もめだかボックスも地理ひとつ残らない絶対支配と共に3日で終わってた(究極の赤き真実)}}}}}
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”たった一人の女の子”にすら完全に瞬殺された退場式をさせられたのが”””霧島04(裏ストボス)”””。強さの指標なんて初期から分かりやすく書いてある。伏線もたくさん貼った、超えられない、人は産まれる前から死んだ後も変わらないから 
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chikyu-w · 5 months
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「友情には軽蔑が、必要だと思うかい?」
僕はそう聞いた。
「どうしてそんなこと聞くの?」
彼は聞き返した。
「僕の親友に対する最も理想的な友情は、一点の曇りもない尊敬の眼差しだった。僕は本当に純粋な、下心の全くない気持ちが、この世界には存在すると信じていた。」
僕はゆっくりと思い出すように、言葉を慎重に選んでいた。
「純粋な心を持っていたかったんだね。それで?」
彼は非常に優しく、僕の話を促した。彼は僕の寡黙さを退屈に思っていない、それどころか、僕の記憶の追体験に、ぴたりと寄り添っている様子だった。
「僕には友達ができなかったんだ。相当後になってからよくわかったんだけど、小学校の頃の僕は理解されなくて当然だった。僕の大好きな“友達”は、僕のことをいっつも笑っていてくれたし、僕も彼らのことが大好きで、一緒にいるだけで、世の中の物、音、匂いが鮮明で、面白かった。」
僕は思い出話に話を咲かせようとしていた。僕の経験からなる、最も具体的な話で彼に友情を伝えようとしていた。こんなに心を解き明かす事のできる友人は、他にはいないから、僕は胸が躍るような感じがした。
「彼ら…“友達”のことを信じていたんだね?」
彼は、僕の集中力を妨げない為か、言葉を選び、慎重な声色で僕に問いかけた。
「信じて『いた』よ。とてもね。僕は彼らがやんちゃなことも知っていたし、それがカッコよくて、一緒にいると強くなれる気がして。仲間みたいな気持ちを、彼らはくれた。僕は彼らのことを100%尊敬していた。信じていたんだ。」
僕は少し、悲しくなりそうな気配がして、話すことをためらい始めた。
「良い人たちだったんだね。」
彼はわざと曖昧な言葉を使っている。
「困る質問だね、でも、現実的にとても良い人だったと思うよ。だけど、僕は今、彼らのことを50%くらいも尊敬していないんだ。」
「失望ってことなのかな。」
彼は僕にすかさず問いかけた。彼は僕の言わんとすることに、悲壮感を覚えているようだ。
「僕はね、単純に、意地悪されていたんだ。彼らは僕のことを100%では尊敬していなかったとわかったのは、卒業してからずっと後だった。」
僕は驚くほど冷静に話し始めていた。僕の胸の中に、まるで、一つの静かな暗い空洞があって、そこに吸い込まれていくような気がした。
「…」
彼は、どんな言葉も余計だとわかって、何も言わずに僕の言葉を待った
「本当に仲の良い親友は、お互いが同じようなことで、同じくらい軽蔑して、バランスが取れている関係なんだよ。」
僕は何が言いたいのかを意識するのがやっとだった。
「そしたら、お互いの良いところも、悪いところも、ちゃんと言い合えるね。」
彼は僕の話の筋を正してくれた。彼はわかってくれる。僕は彼に期待しているのかもしれない。
「そうだよ。でも、僕の理想の友情がどこにも無いとも、思っていないんだ。」
僕はやっぱり悲しくなって、彼の顔を見れなかった。
「じゃあ一緒に連れてってよ。君の理想が見てみたいよ。いつか100%尊敬しあえるよ。」
彼には夢があるようだった。僕がとっくのとうに見限った夢だった。そして彼の夢の主人公は、彼と僕の2人であった。
「僕らは不完全なままの友情を大切に抱えていかなきゃいけないんだ。僕は少なくとも、君は僕の言うことを信じてくれるはずだ。それが軽蔑だと呼ばれるなら、それだって構わないのさ。」
僕は、完全なる者が、2つ合わさって初めて生まれるなんて、まるでとても不完全じゃないか、と、思っていた。そんな寂しい気持ちに従うより、僕は彼と一緒にいたかった。
「でもね、僕らはきっと、最高な友情を目指していけるんだよ。」
彼の方が、ずっと真っ直ぐに言うので、僕はまるで説き伏せられたような気持ちになった。
「…君は、すごいね。僕よりずっと、賢いよ。」
僕は意図せず皮肉っぽくなってしまったことを、慌てて隠そうとしたが、出た言葉は消せなかった。
「そんなことないよ、僕らはどっちもバカさ。」
彼はあどけなく、ははっと笑いながら言った。
「わかりあう必要があるのは、僕らが互いに不完全な存在だからだね。」
《理想は叶わない》とは、僕は言えなかった。
…。…。…。
3日ほど経って、再び彼の家を訪れた。
彼は家に鍵をかけない。不用心だと注意しても、こんな貧乏な家に泥棒なんか来ないさと呑気に笑っていた。そうだとしても不安にならないのかいと聞くと、そんなのいちいち気にしていられないよと、また笑って言った。
彼は今日、鍵をかけていた。
初めは留守だと思った。
留守であって欲しいと思った。
僕は初めてこのドアを叩くのが、なぜだか怖かった。
僕は、身の毛のよだつ不安が頭によぎった。このドアの向こうに彼の気配は、ない。
しかし、僕はこのドアから立ち去ることが、どうしてもできなかった。
ドアを叩いた。1回目よりも強く、しかし丁寧に、彼によく聞こえるように。
彼の応答は、確認できない。
寝ているだけなら起きて良いはずだ。
留守だ。そうだ、留守なんだ。
きっと気まぐれに鍵をかけて、買い物にでも出掛けているんだ。すぐに帰ってくる。
そう思うことにした。それ以外、あり得ない。
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leomacgivena · 1 year
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多くの場合において、成功者は「ただそこにいたから」という面白みもない理由で誕生します。
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』|紙魚
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enrichmyheart · 5 months
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世界で一番、前頭葉の発達した民族としての誇りを失わないようにするためには、大陸から流れ込んできた大量消費(浪費)という文化に抗わなければなりません。
これは私の価値観ですが、逆にこれを是とした場合の未来像はどうでしょうか。私の価値観では、大陸との同質化が良いことだとは思いません。
それよりも折角、先人に積み上げてもらったこの世界一の能力を、どのように啓発し広めてゆくかが大切であると考えます。
この事実を認知してもらう一番わかりやすい方法は、実際に遊びに来て頂いてその目で確かめてもらうことです。しかし大陸の無辜の人々で、そんな余裕のある方々はほとんどいません。
やはり、地道に情報発信するしかなさそうです。
ところで日本の個人事業主の方々に質問がございます。
皆様は誰にも負けない自信を持った商品をそれぞれ、日々日々つくっておられるものだと思いますが、その商品、何ドルの値段を付けますか?
何円、ではなく何ドルですか、という質問です。
今はネットワークの発達によって、Nationに縛られずに売ろうと思えば誰にでも売ることができる良い時代です。その商品に価値がある、ということに気づいた人は対価を払って欲しがります。
今一度、お聞きしますと、その商品は何ドルで値付けしますか?
外貨預金の口座は開設されていますか?
あなたの付けた値段に納得した消費者の方が、あなたの口座に言われた料金を何ドルか、振り込みしました。
あなたはそれに従って、商品を発送しました。
相手が到着した商品を使用して、とても満足のいく商品だと評価してくれました。
あなたはドル口座から円換算してお金を引き出しました。
どうぞ想像を膨らませてもらえればと思います。
今一度、お聞きしますが、あなたの商品は何ドルで売れますか?
正当な対価をもらうことが出来れば、あなたは十分にクレジットを積み重ねつつ発展する可能性があります。
もしも、あなたに必要なエッセンスが、『ほんの少しの勇気』だけなのであれば、と思い声をかけさせて頂きました。
※今後ともそうですが、隙あらば課税の触手を伸ばしてくる黒欲どもの動きは、我々国民が監視し続けるしかなさそうです。黒欲どもは常に恒久的増税の手段を模索しています。
たとえば、そのように稼いでいる人たちが増えてきたり・見かけたりすれば、そこへ必ず税をかけるための方便を探しますorでっち上げます。コツコツと根拠を積み重ねてゆき……、日本の多重課税社会が出来上がりました。
彼らの暴走を許したまま突き進めば、確実に日本が沈むシナリオです。既得権に縛られている彼らは「投資」のやり方がわからない・理解できない「浪費者」です。独裁者or独裁政権が「浪費者」だった場合、浪費者がかじ取りをした船は、当然に沈みます。浮かぶ要素がありません。ですが、前頭葉が発達した皆様は、すぐにその事実を見抜きました。ここには、国民力というクレジットがかかっています。
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包丁の使い方がわからない子供に包丁を預けると、大惨事が起こります。
カネと権力の使い方を知らない子供にカネと権力を預けた結果、大変な人災��起こ��ことを私たちは経験しました。
日本人の多くは前頭葉が発達しているので、そういった局面であっても暴動が起こりません。
日本人は冷静に合理的な最適解を計算=思考することで、より良い選択をすることが可能です。
社会が可視化される以前は、「諦観を受け入れた犬」として従順に生きることが最適解でした。
社会が可視化されてからは、国民の主権を取り戻すことが最適解であるという答えを導き出しました。
そのためにカネと権力の使い方を知らない子供=黒欲・黒族の首に刃をかけて、完膚なきまでに叩きのめして部屋の隅に追いやることが、最適解であると結論づけました。冷静な日本国民は、これが単なる比喩表現であることを理解しており、暴力に訴える原始人のような真似をする人はいません。
そのために国民は、もっと多くの力を身につけて、非暴力によって革命を成し遂げるという意味です。
日本国以外の国民の皆様も、日本人を見習って国民主権を取り戻して頂ければと考えますが、不自由の国ではそれも困難を極めるかもしれません。
助けて欲しい人はいますか?
世界中の、理性が発達している皆は、自分にとって、世界中に散らばる悪魔=原始人が、回り回ってあなたの人生の幸福を阻害する存在になっている、という事実に気がついていることでしょう。
では、あなたの幸福を実現するために、原始人を黙らせ、大人しく檻に返ってもらうためには、どうしたら良いでしょう?
知恵を貸してもらえたら嬉しいです。
認知の歪み症候群の特徴として、自己正当化があげられます。
原始人の自己正当化がまさにこれに当てはまり、自分の行った暴力的行為を、正義の鉄槌などと言って、正当化しようとします。
もっとも、賢い皆様は、こんな見え透いた子供の言い訳などは白けて見ているでしょうけれども、一応解説させて頂きました。
では、包丁を振り回して「僕の言うことを聞け」と喚いている、子供から包丁を取り上げるためには、どのようにしたら良いでしょうか?
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kachoushi · 5 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥りし金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特���句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる秋の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kennak · 1 year
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日本には高齢の経営者や幹部がいつまでも残り続けている企業が多く、結果として経営が弱体化している
『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』:紙魚:So-netブログ
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shukiiflog · 5 months
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ある画家の手記if.116  行屋虚彦視点 告白
今日も雨。 降ってる間は静かでいい。 やむと下から上に登る気配に肌の上を虫が這う。 ガリガリ服の下の肌を引っかきながら口にくわえてたゼリー飲料を飲み込む。 なんか今日やけに…窓の外が青いな
最初にここに来たとき、俺はスマホの充電器と行き道で買ったスポドとゼリー飲料しか荷物持ってなかった。 光熱費払ってればなんも物がなくても近くにコンビニあるだけで暮らせないこともないだろうし、俺はあいつのいない空間があればそれで、だだっ広いフローリングだけの部屋にいるのもいいかと思ってた。 母さんが死んで、あの人のおかげで自分が人間っぽい���活できてたことを知った。 掃除洗濯とかいちいち着替えたり風呂入ったり料理作ったり。俺は一人じゃ自分になんにもしてやる気がない。自分が嫌いとかなんとかじゃなくてだるい。身支度も、俺がきちんとしてないと迷惑かける人間とかもいないし、てんでいまだに服は全身500円の古着からなんもレベルアップしてない。 俺って今中学生だっけ…高校生だっけ…てか何歳だっけ…この前違うインタビューで二連続で聞かれてテキトーにどっちにも違うこと言った気がすんな…。 フローリングだけの床の真ん中に仰向けになって毎日過ごしてた。高い空間、薄めの色…?
そうして色々疎かにしてたら、連絡きたと思ったらそのまますごい早さで香澄さんが訪ねてきて、引っ越してすぐだしなんか用事か忘れ物かなと思って上がってもらったら香澄さんは歯ブラシとかラップとかトイレットペーパーとかタオルとか生活必需品ぽいやつをどっさり携えてて、誰のだ?って思ったら全部俺んだった。 そのまま香澄さんが買ってきた食材使ってキッチンで料理はじまって、なんもしないのもあれだから俺も隣で料理すんの手伝って、その日は久々になんかうまいもの食べた。そういえば焼肉とかまた食いたい。 消耗品が揃ったのは助かったなって思ってまたフローリングの中央にいるだけの元の生活に戻ってたら香澄さんに布団買いに行こうって言われて…誘われて?一緒にホームセンターに布団一式買いに行って、リビングの真ん中にふわふわの布団だけ敷いてある状態になった。 他にもいくつも部屋はあるし風呂場は俺が何人入るんだって広さだしで、部屋をどれも活用して暮らした方がいいかもな…と思う反面、…俺は基本怠惰でだるだるしてっからな…イラついてるときはだるっとはしてないのかもだけど…布団の周りに生活に必要なもの全部揃えてそっからあんま動きたくねぇー…
極力物は少なくしたい。全部黒とか白とかで統一したってそれぞれ違う音も色も光も出す、なくていい物はなくていい。 …と、思ってたんだけど、香澄さんが来るたびどんどん家具増えてって。とりあえずリビングの隣の部屋に配置しといた。どれも実家にある家具の地獄のセンスに比べれば全然色もデザインも穏やかだから黙ってもらっといた。その中にでかい謎のクッションみたいなソファみたいなのがあって座ると凹んで面白いからしばらくそれに乗っかってた。 あとで俺も一人で出かけてって同じソファ見つけ出して買ってリビングに二つ並べた。香澄さんが来たとき用。 それで香澄さんはここに来たときにはオフホワイトのそのソファに定位置みたいに座るようになった。香澄さんが俺に買ってくれたやつは濃紺。香澄さんのをオフホワイトにしたのは、多分香澄さんの生来持つ色をよく引き立たせるから。…ほんとはちゃんと見えてないけど、それでもまあまあの確率で当たるといえば当たる。 もらってるものにはその場でレシート見せてもらってきっかり現金で返した。俺の財布ん中見て香澄さんはちょっと引いてた。 ここくる前に個展やって全部売れたしな。しばらくはなんもする気ない。 これも母さんが死んでから気づいたけど、俺は金がなくなって電気ガスが止まろうが路頭に迷おうが飢えようがその気にならないと描かないっぽい。まだそこまで金がなくなったことも描かない日が続いたこともないけど。以前はいざって時の母さんの治療費にとか思って絶え間なく描いてた。 …あとは、描く以外にどう肯定すればいいのか分からなかったから、音と、色と、触覚、痛み、…絵にしないと美しくはない世界を。それをそうとしか感じられない、そう感じる俺を疑わない、俺を。 ここに絵を描く道具はなにも持ってこなかった。荒療治みたいなもんだ。他の方法を模索するための。描くために補助的に使える緩和策とか。いつまで続くかわかんねーけど。
違う日に、たまに会話に自然に紛れるみたいに出てきてたアヤって人を、香澄さんが連れてきた。 香澄さん曰くキラキラしてて王子様みたいな人。聞くからに俺が苦手なタイプだな…と思ってたら実物はなんか違った。 「こないだ話した王子様だよ」ってなぜか得意げに紹介されて、玄関先でしばらくその人をじっと見たせいで少し場の空気変になった気がする。 咄嗟に補完する色を脳内検索してみたんだけど無理だった。黒と白の墨っぽいマチエールに薄紅色に金粉みたいなのが細かく舞ってる、完成されすぎてて加える色も補完する色もない。別の色を加えようとしたら今の美しさを損なう、隣に全然違う色を置いてもほとんどの色が優雅さで負けて圧殺される…いや、香澄さんなら隣にいて遜色ないか、赤っていうか朱に白筋だし、雅な色だしお互い引き立てあうし相性いいな、香澄さんにもよく見たら金箔乗ってるし、葬式場に咲き零れた桜に朱塗りの盃をあげてる感じか とかなんとか思ってたせいですぐに反応できなかった。 その人もその人で俺のことしばらくじっと見てた。目の白濁が不気味だったかなと思って、なんとなく初めて眼帯で隠したほうがいいかとか思ったときに訊かれた。 「その目、どうしたの」 ここまでストレートに俺本人に訊いてくる人も珍しいなと思った。影で色々言われてんのは知ってるけど。 答えようか迷ってたらさらに続けられた。「直にぃから聞いて知ってるよ。行屋虚彦くん。9歳で初個展を開いて以来ずっと現役活動中の画家。でしょ」 空気の流れに沿って薄紅色がはらはら舞いながら俺の顔の横を通り抜ける …オルゴール音みたいなのが  これはたぶん実際の音じゃないな 音が鳴る人…だ いや、誰でもそうだけど。普段は無視してる音を俺が拾ったのか…  そこで初めて、視覚情報に意識が戻った、その人に微笑みかけられたんだってことに気づいた
香澄さんに買ってもらった爪切りで爪を切る。 少々深爪になるくらいまで切っとかないと、今日みたいな日は肌引っかきすぎてこのままだと怪我する。 床から灰色が緑に混ざって登ってきてた。足を一度床に強く叩きつけたら緑だけ少し落ちた。下の階に迷惑か。 爪をゴミ箱に捨ててパーカーをかぶる。 いつもの黒い長袖とデニム。この時期これで外出歩くのは暑いけど、室内では年中クーラーつけて過ごすからこれでいい。設定温度は十九度。 インターホンが鳴ったから出たら香澄さんだった。 鍵を開けて部屋に通して、香澄さんがお土産に買ってきてくれたコーヒーをお互いに一個ずつ持って、クローゼットからブランケットひっぱってきて香澄さんに渡す。俺はずっとここにいて気温感覚麻痺してるけどこの部屋だけたぶん極寒だから。香澄さんが買ってくれたブランケット、柄がなんか控えめにかわいい感じだけど、俺がガキだから…?それとも香澄さんがこういうの好きなのか。 いつものオフホワイトのソファに沈み込むみたいにして香澄さんが座って、濃紺のソファに俺が座る。このソファ、人を堕落させるとかなんとかいう触れ込みがあるらしい。どういうことだよ。 「こんなしょっちゅう俺のとこ来てて直人さんなんか言わないんですか」 コーヒーの蓋をとって冷ましながら隣の香澄さんに訊く。今日のは水銀みたいなの立ち上ってんな。 「直人?うつひこくんによろしくって」 よろしく、って…俺によろしくって…   なんなんだよ… 俺あんま…機嫌とられんの好きじゃねーんだけど…厚意が苦手って俺ひねくれてんのかな…なにが気にいらねーんだ… 直人さんが養子とったのも、養子ってのも、よくわかってない。何がどうなったらそうなるんだ…。 推測…というか見たままなら…なくもないけど…でもそういう素振りなかったしな… 二人してリビングで並んでいつも陽の差し込む全面強化ガラスの窓のほうを向いてぼんやりする。 ときどき話したり沈黙が続いたり。 俺はそれで居心地悪くないし、過剰なもてなしみたいのされるのが俺が好きじゃないから香澄さんにも特にしてないんだけど、俺の感覚だしな。それでいいのかはわかんねえ。 パーティで初対面だったときも俺は無理して愛想笑いとか親しみやすい喋りとか一切しなかった。いつもそうだ。無理してて続くわけねえし身の丈に合わねえことして無様になるのも嫌だ。それで生意気だの社会のマナーが身についてないのガキだのって言われても俺は実際生意気でマナーのなってないガキだしな… 香澄さんも居心地悪いなら来なきゃいいんだろうし。…それとも俺そんなに放置すると大人としての責任問題に繋がるほど危なげに見えてんのかな…   湿気で肌に虫が這うのをガリガリ引っかきながらぼんやりソファの上で窓の外を見てたら、 ーーーーーー急に きた 下から青? … やばい、 これは 空気中を埋めつくすみたいに ここ十七階だろ これもう 手遅れじゃねえのか 「香澄さん!!」 ソファから反射的に立ち上がって香澄さんの体をガラスから遠い位置に突き飛ばしてリビングに敷いてた一番分厚い布団を香澄さんの体にばさっと被せた 少々乱暴な動作になったけど死ぬよりましだろ しばらく窓の外の色を見て急激すぎる変化がないのを確認してから俺も一緒に布団の中に潜った 「うつひこく…「ちょっとすいません、スマホで情報確認します、香澄さんは布団から体出さないでください」 言葉に被せるみたいにして言って黙らせて手元のスマホの画面を弾いて確認する。 直後にきた。 一度重低音が鳴ってガラス窓や床や部屋全体が揺れた。ぶつかったり割れるような固い家具がないからよくわかんねえな、この高さの新しい建物なら免震構造か制震構造でできてるはず。 スマホで情報見てたら警報が出た。震度5。震源地が。ここは震度3だったらしい。もっとでかくてやばいのがくる気がしたけど、違ってたならいいか… まだ少し余震が続く中で、混み合いすぎてて繋がらねーかもと思いながらも直人さんに電話をかける。繋がった。 「あ、もしもし。ここに香澄さん居るんですけど、そっち大丈夫ですか。こっちは二人とも無事です。……はい。…そうですね。俺がそう言ってもあれなんで、本人に代わります」 香澄さんに電話が繋がったままの俺のスマホを渡す。 正直こういうのよくわかってねーけど、災害時には家族で連絡とって合流したり、なんか…そういうのあるらしい。母さんは電話出られねーしあいつは日本にいたことほぼないしケータイの一つも持たねえしで結局よく分かんねえけど。 …パーティ会場で、この人のことを「息子」って言って俺に話す直人さんが…その関係を大事そうにしてるのを、見たから 俺にあの人の大事なものを守る筋合いとか別にねえんだけど…香澄さん単体となら付き合いはあるけど… 二人で布団かぶったまま、香澄さんは隣で直人さんと電話越しに安否確認とって、今日は電車とか車道も全部混み合うだろうからってことで、香澄さんはここに泊まってくことになった。 余震が来ても倒れてくるようなものはこのリビングにはないけど、ガラス窓が全壊するとかに備えて一応二人で窓から離れた位置でふかふかの布団をかぶって寝る。一人分しかないから一緒に寝ることになった。 もともと一人で使うにはデカすぎるくらいだったし、俺がペラいし小さいから二人で寝ても余裕でスペースは余った。 布に巻いた靴を二人分、布団のそばに置いとく。 布団かぶってスマホで情報流し見しながら、ここまで大袈裟に騒いだり備える必要全然なかったっぽいのを知って安心と一緒に���妙に恥ずかしくなってく���。 「あの」 背中向けてるから見えないけど香澄さんに声かける。 「大袈裟に騒いですみませんでした…」 目視で見えた感じじゃやばいように見えた、でもそれは単に俺の目がおかしかっただけだ ほとんど見えなくなった方の白濁した目は今も何かを拾い続けてる、それも以前より鮮明に鋭く拾うこともあるくらいで 俺の見てる世界は、前よりさらに俺の見てる世界以外の何でもなくなった 誰だってそうだ、…そう言えないくらい隔たってる 実害のあるレベルだ 今もこうして香澄さんを巻き込んでるし 耳の奥でガリガリ音がするのをパーカーかぶって両手で頭おさえてやり過ごす 絵を描いてれば空腹か体力の限界がくれば疲れて倒れるみたいに眠れてた 今は描いてないからなかなか眠れない 暗い空間に青い光が床を走っていくのをじっと見ていた
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satoshiimamura · 7 months
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雨濡れ色のペトル残響 雨請い 諦観
大変換のときの円城寺吾郎について
act.1
 それが起きた日は、吾郎はたまたま仕事が休みだった。
 彼は普段通りに、気ままに、カラコロと下駄を鳴らして大通りを歩いていた。ド派手なアロハシャツに袖を通し、磨いたようなスキンヘッドにお気に入りのパナマ帽をかぶせ、薄紫のサングラスを掛ければ、彼流のお洒落の完成だ。道ゆく人は、彼にぶつかることなくその通り道を開けていく。それが日常であった。きっと、彼の周囲にいる誰も彼もがこの日常が不変で、この後に起きるものへの、恐怖も怒りも嘆きも持っていなかったのは確かだろう。
 それが起きた正確な時間を吾郎は覚えていない。太陽が隠れて、雨雲が広がり、薄暗さとヒヤリとした風が通り過ぎた後に、ポツポツと降り始めたそれ。雨だったのか、何だったのかよくわからない。感触はどう考えも、水のそれのようだった。
 誰かが悲鳴を上げたと彼は記憶している。男も女も関係なしに、ただただ嘆きと恐怖で満ち溢れた声が、あちらこちらから聞こえていたと思う。
 逃げろと叫んでいた。
 屋根のある場所へ急げ、とも。
 雨にうたれながらも、円城寺吾郎は交差点のど真ん中で、立ち尽くしていた。
 雨か雨でないのか分からぬそれに侵された人々が、いや、人々だけでなくありとあらゆるものが侵され、呑まれ、化けて、崩れ去っていくその様を彼は眺めいていた。
 試しに崩れ去ったものーー人だったのか、それとも車だったのか、何か他のものなのかは分からないーーの一部をつまみ上げてみれば、それは文字だった。
 はて、何故に文字と吾郎は首を傾げる。彼はこの事象に心当たりはなかった。この事象が、自身に何の関係があるのかもわかっていなかった。ただ一つ確かだったのは、彼自身はこの雨で崩れる存在ではなかったということだ。
 彼はいつの間にか変わってしまった服の色を見て、ため息を吐く。
「この服、気に入ってたんだがなぁ」
 真っ赤なアロハシャツは真っ黒に変わっており、そこに描かれたパイナップルはそれなりに映えた。あくまで、それなりに、だ。パナマ帽だって、下駄だって、淡い色をしていたというのに黒に変わっている。
「まぁ、しょうがない、しょうがない。未知の事象だ、服の色くらい変わっておかしくはねぇな。これはこれで、良いってことよ」
 そんじゃあ、行こうかね、と彼はようやくその場から離れた。周囲には、彼以外誰もいなかった。
act.2
 崩壊までの時間稼ぎでしかないのは、避難している人々にとっては十分承知のことだろう。だが、とりあえずは状況を整理できるだけの時間が欲しかったのだ。その選択を、吾郎は否定しない。彼だって、考えるための時間と物資と場所が必要だった。
 百貨店は大型で、例え周囲があの妙な雨にうたれたとしても、全てが侵食されるまでの時間は十分にある。店内には服も食料もある程度揃っていて、近頃はキャンプ道具やスポーツ用品、生活用品を売っているエリアもある。まさに、一時避難にはうってつけの場所だった。
 どうにかあの雨から逃れた人々から、ここで起きている事象を聞いたのか。客も、店員も皆が皆困惑のままに留まり続けている。本当か嘘か、判断がつかないのだ。
 入り口付近でうずくまっているのは、大半が外から中へ避難してきている人々で、けれど中には雨に侵食されて「死にたくない」と言って崩れていく者たちもいた。その様子を元々室内にいた人間たちは、黙って見ていることしかできなかった。
「なぁ、この緊急事態だぁ。まずは、水を拭くためのタオルかなんかをくれねぇか」
 悲嘆の声を、怨嗟の呟きを零す避難者たちの中で、吾郎は百貨店の警備員に言った。
 警備員はその目で茫然としながら、何の対処もできずに外の様子を見ていたからか、吾郎の言葉にハッとなった。そうして、もたもたとしながらも腰につけた無線機で、救助を要請したのである。
 ようやく吾郎たちが濡れ鼠を脱した頃には、百貨店内ではいくつもの放送が流れ、何度も繰り返されたはずの災害時下訓練の通りにーーけれど、おそらく想定していた以上に鈍い動きでーーとりあえずの誘導と籠城の体制が整っていた。次いで、外の様子があちらこちらからやってくる。それは、従業員用休憩室のテレビだったり、キャンプ用品売り場にあるラジオだったり、警備室の小型テレビや、個々人が持っている携帯電話だったりから、ひっきりなしに届く。
 要領を得ない、けれど街の様子を映し出し報道するそれらからの情報をまとめるのならば、この雨はいくつもの場所で降っており、その範囲は拡大していること。雨にうたれたものは、例外なく文字と化すこと。原因は不明、目下調査中。政府や行政は、未知の事象に対し、混乱しきっていること。それでも、雨が降る中に取り残された人々を救助をしなければいけないとは、誰もが口にしていた。どうやって、の部分は全く触れられていなかったが。
 それだけだった。
 何度も何度も、同じ報道が繰り返されることに、吾郎は飽きた。
 そうして、一番初めに声を掛けた警備員と世間話をすることに決めたのだった。
「なぁ」
「……ああ、あんたか」
 じわじわと崩れ始めた入り口付近で、何の意味があるのか分からない警備をし続ける男は、吾郎を見て、少し緊張を緩めたようだった。お喋りとすることで気を紛らわせたかったのかもしれないし、その相手が来たことで現実逃避ができると踏んだのかもしれない。
「このあたりの地図って持ってねぇか?」
「地図? 何に使うんだ」
「なぁに、雨が今どこまで降ってるのか確認しようとしただけさ」
 吾郎の質問に警備員は何かに気付いたのか。ニヤリと笑って、ちょっと待ってくれと返す。
「なら、この地区全体のやつがいいだろう。インフォメーションセンターにあるはずだ」
「話が早いねぇ、助かるわ」
 トントンと進む話に互いに笑う。けれど、警備員は今度は憂いた顔をした。
「……時間がないかもしれないからな」
「なんだ、警備員さんも気づいてんのか」
「誰も彼もが気付いてるよ。必死になって、それを否定しようとしてるだけだ」
 場合によっては、上の人間も来るが大丈夫か? という問いかけに、その方がより話が早いと吾郎は返した。
 警備員は「少しの間警備をよろしくな」と告げて、その場を離れた。
 結局、吾郎は呼び出されることとなった。そして、いくつかの職種の人間たちもまた、同様に呼び出されることとなる。
 拡大し続ける雨雲、削られ続ける建物、差別なく文字化する事象、混乱する政府、限られた食料とくれば、次にやってくるのは助けがこないと確定した瞬間の、残された人間たちの生存競争だ。その際には、この訳のわからない現象でなく、人間同士の争いで死者が出るだろう。
 それは、おそらく一部の人間たちは気付いている。そして、実はそんなにも時間の余裕がないことも。
 報道やネットの力を使って判った雨雲の範囲を確認した吾郎や、他の大人たちは渋い顔をした。籠城線か、それとも脱出か。その判断が厳しい場所に、この百貨店はあったためだ。
「差別なく文字化することで、おそらく障害物はゼロだ。……代わりに、屋根の類も全くねぇだろうが」
「そうでしょうね」
 百貨店の支配人や、その他の役職を担う大人たちは、吾郎の言葉に頷いた。吾郎以外にも、この辺りの地理に詳しいタクシー運転手や、休暇中の警官や公務員たちに大学教授などが集っている。この場にはいないが、医療従事者たちは落ち着かない人々を宥めていたし、保育士や教師もまた大人たちの不安を感じ取った子供たちをあやしていた。ここまで統率がとれたのは、奇跡に近いだろう、と吾郎は思っている。そして、この奇跡が長く続かないこともよく理解していた。
「目視での観察でしかないんですが、コンクリートの壁が崩壊するまでの時間はこちらです。建物の総面積を資料から算出しまして、そこから計算すると、数日は保たないかもしれません」
「半分以上文字化しかけた車での実験しかできなかったんですが、乗用車の崩壊まではこれくらいの時間が必要と思われます。天井の崩壊をどうやって止めるかが、鍵かと思います」
「地下駐車場への雨水の侵入は、シェルターで一定時間は稼げますが、シェルターが崩壊したら間違いなく全てやられます」
「去年の台風で使った、土嚢袋の残りはなかったか? あれをうまく使えばもう少し持つかもしれない」
「わかりました。早速警備に連絡しますね」
 ぽんぽんと交わされる作戦会議。そして、具体化するタイムリミットと絶望的な状況に刻一刻と近づく現状。
「正直、この場で言うことではないと重々承知していますが、今にも叫びたいほどに最悪な現状ですね」
 鉄面皮な支配人の言葉に、誰もが疲れた表情で非難した。そんなことはわかっていると言わんばかりに。だが、吾郎だけは大袈裟な仕草で、それを肯定する。
「おうおう、そんなものさ。こんな大災害にかち合えば、誰だって叫びたくなるだろうよ。この場じゃ、あんただって迷える子羊だ。俺だってそうさ。不安は言っちまいな、そんでその不安を認めちまいな。諦めちまえば、開き直れる。開き直れば、前を向けるんだよ」
 バシンと支配人の肩を吾郎は叩く。支配人は吾郎よりも圧倒的に年上だったが、それでも彼は態度を誰が相手でも変えなかった。
 派手なアロハシャツに、サングラス、パナマ帽はこの場では脱いでいるが、それゆえにスキンヘッドは眩しいくらいだ。どうみても、カタギの人間には思えない。それが、妙な具合で彼の説得力を増した。
「そんで。今、どの程度の人間がここに避難してるんだ?」
「把握している限りは、おそらく8千人くらいかと。とはいえ、近隣の小型店舗に避難した人々が続々とここに集っているので、さらに増えている可能性があります。あと全て従業員含めた数ですが、従業員の数の数十倍はお客様がいますので、誘導には注意が必要です」
「なるほどなぁ……脱出は諦めた方がいいかもしれねぇ」
 その人数は無理だと誰だって分かる。だが、その人数が篭城するだけの余裕は同じくない。
「さすがに数千人規模ですと、車の数からして足りませんし……食料も同様です」
「分かってらぁ。だから時間がねえって、誰もが気付いてるんだろうよ。脱出組は、単純に言えば斥候だ。脱出ルートの開拓。それさえできれば、外からの救出も可能かもし���ねえ。警察に消防あとは自衛隊か、どの程度動いてるんだ」
「警察とはどうにか連絡がつきました。役所も同様です」
「脱出組の確保と、その後の救助に動いてもらえそうか」
「合流できれば……ですが」
「ハッ、助かるためには諦めるしかねぇだろ。諦めて、どうにか合流するルートを開拓するしかねぇんだ。腹括ろうぜ」
 吾郎のその言葉で、誰もが決意したようだった。
act.3
 携帯電話の充電を確認し、互いの連絡先を交換する。慣れない通話用アプリに戸惑ったのは、吾郎を含めたそこそこ年配の人間たちだけだった。学生らしき青年たちはその様子に苦笑いを浮かべ、対し吾郎は「しょうがねーだろ」と肩を竦める。
 彼は青年たちが選んでくれたインカムを耳につけた。
「あー、あー、テステス。聞こえてるかー?」
 聞こえてる、大丈夫だ、こっちダメだ、誰か原因わかるかー?、店員さーんとあちらこちらでやりとりが生まれる。
 ここ最近の百貨店は、電子機器の類も充実しており、必要な機材はそこから調達した。ここぞとばかりに自分好みのを物色する青年たちに「逞しいですね」と店員は笑う。その背後では、できる限り雨を防ぐためのレインコートや帽子、マスクなどをもった衣料品売り場の店員が佇んでいた。
「あー、そんじゃあ30分後に地下駐車場に集合な」
 互いに互いの健闘を祈りながらも、吾郎は一人先に進む。
 待ってくださいよアニキぃ、と調子のいい声が彼の後ろからしたが、吾郎は「うるせーよ、諦めて覚悟決められたら来い」と一喝して進む。「じゃあ、また後で」と告げる彼らの、賑やかで騒がしいくらいの年頃の青年たちの腕や足が、少しばかり震えていたのを誰一人指摘することはなかった。
 再三、無理をする必要はないことが説明された。
 体力的な問題で、脱出組は年若い面々となる。吾郎や他の体力自慢の中年たちに比べて、彼らには前途がある。その前途をむやみに危険に晒すことに、年配者になればなるほど言い得ぬ苦い思いがあった。
 それでも、一部をのぞいて青年たちは覚悟を決めたようだった。そして決めきれなかった者もまた、見送りへは来られたようだった。そんな彼らへの労いを、彼らの人生の先輩たちが担っていることが警備員から知らされる。
「彼らは臆病者と罵られることを危惧したようですが……それが、正しいときもあります」
「命が惜しいのは、誰だって同じだろうよ」
「……正直、息子と同じくらいの年頃の彼らに、こうしたことを背負わせることが苦痛です。どうにかできないかとも思いますが、自分が行っても足手まといでしょう」
「だろうなぁ」
 吾郎の正直な感想に、地下駐車場の警備員は笑った。
「あなたのような人がいてくれて助かりました。そうでなくては、きっと篭城戦の末の自滅しか私たちに道はなかった」
「それは全部済んでから、俺以外の誰かに言ってくれぇ。むず痒くてしょうがねぇ」
「結果の分からない今だからこそ、言える謝辞です」
「違いねぇ」
 別れの言葉が青年たちの間で交わされる。激励の言葉もまた渡されたし、労いの言葉も同様だ。
「それじゃあ、行くぞ」
 吾郎の掛け声に、青年たちは「はい!」と力強く答えた。
 脱出経路は3ルート。使用する車は3台。それぞれ限界まで車を使い進行、車がダメになったところから通りを走り抜けることになる。できる限りの最短ルートを算出したが、どのようになっているのかは未知数である。傾斜によっては、この雨が一箇所に止まっていることも想定できた。
 だからこその斥候役である。
 エンジン音が響く車内、誰も彼もが無言である。
 地下駐車場のシャッターがじわじわと開く。車の車高分まで開かれた時に、警備員がGOの合図を出した。踏み込まれるアクセル、動き出す車。一気に明るくなる風景だったが、水滴がフロントに叩きつけられ、雨音が車内に響いた。
 道路には何もなかった。何もないので、最大限のスピードで駆け抜ける。雨が降っているためにカーブはできる限り避けた。だが、それでもじわじわとフロントは文字へと変化していく。
「限界がくる、全員伏せてろ! 車が止まったら真っ直ぐに走れ!」
 吾郎は自分が文字にならないことを確信していた。だからこそ、助手席には誰も乗せずに、後部座席に青年たちを避難させた。ギリギリまでスピードを出し、フロントから雨が振り込もうがお構いなしに進み、そうしてエンジンすらダメになり止まるまで彼らは耐え続けた。
 タイヤが文字と化し、車が進むことができなくなった瞬間に、彼らは走り出す。
 ゴーグルで、マスクで、帽子で、手袋で、服で、レインコートで必死に雨から身を守りながらも、彼らは走り続ける。すでに雨の降らない境界は目視できた。
 吾郎は行けと叫んだ。青年たちは応と返した。
 じりじりと装備は文字と化していく。頭を突き出し、前のめりの姿勢になり、彼らは走る走る走る。
 もう少しだ、と声をかけるのは境界の先で待機していた警察や消防の面々だろう。すぐさま雨を拭き取れるように、大判のタオルを広げている。
 誰も彼もが限界までスピードを出して走っていた。
 後少し、後少しだ、と最後尾を走っている吾郎は思った。既に一人が無事に到達しているのが見える。あと二人、吾郎を入れて三人。後少しだ、と彼が思った時に、一人が転んだ。最悪なことに、そのまま水溜りに倒れ込んでしまった。
 まだ走っている青年が、後ろを振り向こうとするのを吾郎が怒鳴って止める。
 吾郎は、歯を食いしばって倒れ込んだ青年を火事場の馬鹿力と言わんばかりに抱え上げて、走り続けた。自分のどこに、こんな力があったのかと驚くくらいに軽々と肩に担ぎ、そうして境界をくぐり抜けたのである。
 待機していた人々は、すぐさま彼らの濡れた衣服を剥ぎ取り、水を拭いとっていった。
 だが、転んでしまった青年を受け持った人々から、くぐもった悲鳴があがる。
 一緒に走り抜けた青年たちは、無事か、どうなんだと騒いでいるが、もう動くことはできなくてその場に座り込んでいた。対し吾郎は水を拭うと、転んでしまった青年の元に足を進めた。周囲が止めようとするも、彼が睨めば動きが止まる。
「……頑張ったなぁ」
 偉いよ、出れたんだぜ、と吾郎が慰めるように青年の頭を撫でた。彼の顔は文字と化し、その侵食は進み続ける。表情は分からない、目も口も鼻もなくなったそれは、確かに最期を迎えようとしていた。
「……かあさん」
 微かに吐き出された青年の最期の言葉を聞き遂げた吾郎は、動かなくなった彼にゆっくりと両手を合わせ、合掌した。その仕草で悟ったのか、二人の青年が声を荒げて泣き喚く。恥も外聞もなく泣く彼らを、誰が咎められようか。彼らを慰めるべく、別室へと案内する周囲の人々は、鎮痛な表情を浮かべながらも、残った吾郎に説明を求めた。
 一頻り祈った彼は、その要請に従った。
act.4
 辿った道のり、避難している人数、現地にある装備・備品、掛かった時間や、実験とも言い切れない実験の結果を吾郎は告げる。それらを元に、自衛隊や消防隊が救出作戦を立てていった。
ようやく動き出せそうだ、と隊長格と思わしき人が呟く。
「走行は分厚ければ分厚いほど、良さそうだ。あと、その人数の避難となると列車でも通した方がいいかもしれないな。あるいは危険だが下水道あたり……雨水管を避ければ行けるか」
「列車って線路はどうするんでぇ?」
「なんだ、新幹線の移送を知らないのか。あれの要領で、車体を道にすればいいだろう」
「なるほど、スケールのでかい話だ」
「あとは、許可をもらえるかどうかなんだが」
「車両はどっから持ってくるんで?」
「ツテは心当たりがある」
「へぇ、趣味はもしや鉄道?」
 そうだと返す男に、吾郎はこんな状況でなければ話をしてみたかったと言う。
 趣味を語る人間は面白い。特に吾郎などが知りもしない知識を大量に持っている面々の語りは、聞いていて興味深い。が、現状は諦めるしかなさそうだ。
「じゃあ、あとは任せますぜぇ」
「ああ……あんたのお陰で大分話が進んだ。後日、感謝状が出るレベルだ」
「……そんな紙切れいらん」
「そう言わないでくれよ」
 じゃあな、と吾郎は部屋を後にする。部屋の外に待機していた救急隊員が、彼を病院に送ると申し出た。
「一緒に脱出した二人は?」
「彼らも病院へ向かいました。どこの病院へ、は守秘義務のために言えませんが」
「休めりゃ、どこだっていいさ。あいつらは頑張った」
「あなたも、です。お話している限りは問題なさそうですが、流石にこの状況下です。一旦、診察を受けましょう」
 どうぞこちらへ、と案内されて、吾郎は大人しく従った。
 だが結局のところ病院へ運ばれ、簡単な問診をしている間に、あの雨によるライフラインが壊滅。停電や水道の停止、その他通信網や非常電源の起動などへ向けて病院内が慌ただしくなった隙をついて、彼は一人姿を消したのである。
 そこから先は、転げ落ちるように全て悪い方向へ走った、と吾郎は今では思う。
 雨は容赦無く全てを飲み込み、文字とした。政府は事実上機能せず、人々も多くがその雨に溶けて消えることとなる。
 吾郎は諦観していた。
 雨雲が拡大し続け、容赦無く振り続けるなかで、いずれ吾郎のような存在以外がどのような行動をとるか自明の理だったのだ。それでも、彼は諦めながらも、諦めたが故に前を向きたかった。あの百貨店にいた人々がどうなったのか、彼は知らない。助けが間に合ったのか、間に合わなかったのか、希望を抱けたのか、絶望に沈んだのか、彼は確かめるのが怖かった。
「諦めようか、何もかも。今は諦めて、これからを考えようか」
 そう呟いて彼は歩み続ける。きっと、彼だけではない、この雨の中で活動できる存在を探すことにした。
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zuiki · 10 months
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本とともに待つ玉葱の飴色
ダナ・ハラウェイ『伴侶種宣言 犬と人の重要な他者性』(訳:永野文香)を引きつづき読む。
「伴侶種(コンパニオン・スピーシーズ)」とは、自分なりの解釈でいうと、まるっきり仏教の縁起と同じことを言っていて、あらゆる存在は関係性が先立ち、所与の情報は存在し得ないということ。
主体、客体という分別すら存在しない。
私たちはこの世界にすでに投げ込まれていて、偶然的に現れているその対象との関係性でこそ、私たちは形作られている。
なので、わたしやその対象をどのように表現すればいいのか。
そんな重要な他者によって形成されるものたちを、まとめて「伴侶種」と呼ぼうではないか、ということ(なのか? わからんけど続ける)。
伴侶種の間では、「自他を理解する」というような、いわゆる”愛”の決まり文句が否定されて、「トレーニング」のような互いの技術の研鑽こそ”愛”の名にふさわしいものとされる。
“何者かを愛し、心身を捧げ、その者とともに技術を磨きたいと熱望する気持ちは、ゼロ・サム・ゲームではない。ヴィッキー・ハーンがいう意味でのトレーニングのような愛の行為は、それに連結された他の、創発=出現しつつある諸世界を気にかけ、それらを大切におもうような愛の行為を生み出していく。それがわたしの伴侶種宣言の中核にほかならない。わたしは経験上、アジリティーがそれ自体として特別な良さをもっているとおもうし、より現実世界的に生成する(tobecome more worldly)方法でもあるとおもう。”
わかる。
とにかく、ハラウェイの書き方に真摯さを感じた。
自らをさまざまなアイデンティティの集合体としてとらえ、アメフトの試合のようにそれぞれの視点・役割で、ボールを前に進めていくのだ。
「スポーツ記者の娘」、「アリストテレス主義者たちに学んだ者」、「マルク スとフロイトに改宗した者」、「魂にカトリック教育の消せない印を刻まれた者」、「ダーウィンの忠実な娘」「犬にかまけた者」などなど。
こういう主体のPOLY LIFE MULTI SOUL感はすごく好きだ。
あと、「かまける」っていう言葉いいなと思う。
僕は己の僧侶性を解体したいわけではないし、僧侶であることを幸福に捉えられている。
でも、なんだか、特に文章を書いていると、その一つの人格に自分が飲み込まれていくような感覚もするのだ。
だから、ハラウェイのように、視点を「同時に」持つという書き方が新鮮に移った。
解体ではなく、氾濫というのかな。
氾濫させて、粉々になった粒たちを再構成させるようなイメージ。
今まで端っこに追いやられてた自分のなかの小人たちが、ハラウェイの文体によって掬われたような気がした。
僕もまた伴侶種宣言をしたくなった。
自分自身「なぜかそこにいる」という観念を大事にしているが、それは伴侶種としての芽生えだったのだ。しらんけど。
僧侶ではなく、伴侶となることを選ぶのが、縁起を説く仏教の必然的結論なのではないだろうか。しらんけどけど。
次はロラン・バルトが気になる。
レコードは無音になるのがいいなと思った。
当たり前だけど、円盤に刻まれた溝が尽きれば、音は切れるのだ。
静かになると、いままで音楽が鳴っていたことを知る。
今も、静かな音(日常音)が鳴っている。
また針を落とすと、音が鳴る。
マックス・ピカートは言葉には沈黙が必要であると言ったけど、わかる気がする。
Netflixがしんどいのは、エンドロールで「お次はこれ!!!」と、あほみたいなレコメンドが出るところ。
もう少し日常単位で生に休符があれば、生に終止符を打ちたくなる気持ちもなくなるんじゃないか。
くれぐれも、それを余白なんて言葉で語ってはいけない。
坂本龍一のライブをNetflixで流しながら仕事していたら、坂本龍一が突然ピアノの中側まで身を乗り出し、弦のところを小槌で叩き出して笑ってしまった。
これは道具の再発明ではなくて、人間が機械(テクノカルチャー)の一部になるという試みなのだろうか。
明後日旨いカレーが食いたいので、玉葱を飴色にまで炒める。
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