■サピエンス全史
もうかなり熟読しているが、少し時間ができたのでもう一度、ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」読み返す。至福だなぁ。
第一部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
135億年前「物理学」という物語りが始まり、38億年前「生物学」という物語りがはじまった。
7万年前、〈認知革命〉とともに歴史学がはじまった。そして1万2千年前に〈農業革命〉があり、500年前〈科学革命〉が起きた。
サピエンスは、人類のなかで唯一生き延びた種。ネコ科ヒョウ属にはヒョウもライオンもトラもいるが、人類種にはサピエンスしかいない。なぜか?
3万年前に近隣のネアンデルタール人が滅んだ具体的な理由は断定できない。しかし殺戮にせよ自然的淘汰にせよ、サピエンスの存在が関与していたことはまちがいがない。
その競争にサピエンスが勝ち残ったのは、「言語」によるものだ。
第2章 虚構が協力を可能にした
7万年ほど前に、サピエンスはその「内部構造」を変化させた。見かけこそ変わらないが、それ以降のサピエンスは認知能力(学習、記憶、意思疎通の能力)で格段に優れていた。
それ以前にアフリカを出たサピエンスはどれも成功しなかったが、それ以降の遠征は成功し、南極をのぞく世界中へくまなく進出した。
この「言葉」によるドラスティックな変革を〈認知革命〉と呼ぶ。聖書の創世記「知恵の木の実」を思わせる「言葉の獲得」だが、それ自体はたまたまサピエンスに起きた偶然の結果だった。
この認知革命が、世界の大変革につながるが、それは言葉のどんな効果によるのか。
• 存在しないものについての情報を伝達する能力
• たとえば伝説や神話、神々、宗教
• 総じて虚構、すなわち架空の事物について語る能力
実際には「虚構」は判断を誤らせる危険なものだ。だが、集団で嘘を信じることは、かぎりない力の元となった。鋭い牙や爪を持ったり、走力や筋力で勝ることより、桁違いに強大だ。
われわれはほとんど意識しないが、国もお金も人権も法律も会社も、みな虚構、擬制である。歴史の大半はどうやって膨大な数の人を納得させ、信じてもらうかという問題を軸に展開してきた。
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
サピエンス20万年の歴史の19万年分、つまり95パーセントは狩猟採集のという生活形態だった。認知革命は狩猟採集の時代に起きている。
文字ももちろんなく、詳しいことはほとんどわからないが、ある程度たしかなことをあげれば、
• 農耕以前は「石器」の時代というより「木器」の時代
• 彼らは毎月毎週、あるいは毎日すべての持ち物を手で持って移動していたので、運べるのは本当に必要な所持品だけ
• 精神的、宗教的、情緒的生活は、器物や道具といった人工物の助けなしでおこなわれた
• 狩猟採集社会のもっとも大きな特徴は「多様性」
• 「群れ」と成員は一つの例外「犬」をのぞいて、すべて人だった、つまり家畜もない
• 平均的な人は、自集団以外の人を見かけたり声を聞いたりすることなく何ヶ月も過ごした。一生を通じて出会う人はせいぜい数百人程度。
• つまりサピエンスは広大な範囲にまばらに分布していた。
• 「狩猟採集」というが、一般的な「狩りをする人」のイメージよりも「採集」がメインだった
• 狩猟採集には多大な「脳」力と技能が必要で、個人レベルで見れば、その頃のサピエンスが史上もっとも秀でていた
• 一般に背が高く健康的だったが、平均寿命は30〜40歳。それは子供の死亡率が高いせいで、60からときに80歳まで生きる人もいた
• その理由は食物の多様性、感染症の少なさなど
• 感染症は農耕社会以降の家畜は由来のものが多く、そもそも人同士の距離ががまばらで感染・伝播の機会がほとんどない
• とはいえ、きびしく、情け容赦のない、欠乏と苦難の社会ではあった
最後に、狩猟採集時代のサピエンスが、平和主義者だったか好戦的な種族だったのかは興味がつきない。対サピエンス同士、対他の人類間、どちらの相手にも、平和的な好戦的か断定はできない。好戦的な部族もあったかもしれないし平和的な部族もあったのだろう。とにかく多様であった。
第4章 史上最も危険な種
しかし、餌の対象となる他の動物たちにとって、危険極まりない存在であった。
オーストラリアの例
• 4万5千年前のオーストラリアへの進出は、屈指のできごとだった。コロンブスのアメリカ発見、アポロ11号の月面着陸に匹敵する。
• それ以前にオーストラリアへ到達した人類はいなかった。
• それはサピエンスが特定の陸塊で食物連鎖の頂点に立った瞬間だった。
• 大型カンガルー、フクロライオン、大コアラ、大サイズの鳥、ディプロトドン(象サイズのウォンバット)などすべて姿を消した。
南北アメリカの例
• 最後の氷河期は、7万5千年前から1万5千年前にかけて。7万年前と2万年前の二度のピークがあった。
• 1万6千年前、サピエンスはシベリアから凍結したベーリング海を超えてアラスカをとおりはじめてアメリカ大陸へ渡った。
• それ以前にアメリカ大陸へ渡った人類はいなかった。
• アメリカに到達からわずか1000年から2000年の間に大きなげっ歯類、馬、ラクダ、巨大アメリカライオン、サーベルタイガー、象より大きなオオナマケモノなどを駆逐しながら南米南端に達する。
• この騒ぎからただ一つ無傷だったのがガラパゴス諸島。
そして第二部の農業革命に続く。
余談だが、訳者の柴田裕之(しばたやすし)氏は、自分の愛読書の主要なところで顔を出す。
• 「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「ホモデウス」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「神々の沈黙」ジュリアン・ジェインズ
• 「ユーザーイリュージョン」トール・ノーレットランダージュ
柴田さんが訳しているのなら、読む価値があるかな、などとも思う。
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文学フリマ大阪
9/10文フリ大阪に行ってきました。出店はせず買い物だけ。出店は何度もしているんだけど一般参加って初めてだったので感じたことなどのメモです。
8月にコロナに感染してしばらく寝込んでいたので(まともに動けるまで結局3週間ちょっとかかった)、なんとなくリハビリのような旅行だった。とにかく体力が落ちていたので、あまりたくさんは動き回れず。前日に一泊し、文フリ当日は夜行列車(サンライズ瀬戸)で帰ってきた。すごくカラフルで楽しい時間だったので、旅行のいろいろはコピー本にでもまとめたいなー。
(これは泊まったホテルの部屋。あんまりじょうずに撮れなかった。そもそも今回の旅行はあんまり写真撮らなかったかも)
文フリ大阪所感
・14時ごろ到着。人は多いけどそこまで混雑している感じではなかった。谷町線からOMMビルに上がって、なんとなくそれらしい人びとの後ろをついて行くと会場があった(ポスターとか看板はわかんなかった)。
・開催時間は11:00-17:00。14時からでも3時間あるのでゆっくり見て回れるだろうと思ったけどなかなかそうでもなかった。すごい当たり前なんだけど、本持って歩くと疲れるね…。
・見本誌コーナーに行ってみた。ふだん本置いて回収するだけなので新鮮。
出店者側のときは、表紙(表1)に見本誌票貼るのどーしてもイヤだった���だけど(見せたいものを隠しちゃうのが耐えられない)、見本誌を読む側からするとべつに気にならないな…と思った(隠れていても全体像はわかる、そりゃそう)。
そして思ったより見本誌の数は少ない印象。置いてない人も多いのかも。
・見本誌をいろいろ読んで、前書きとか後書きとかある同人誌やっぱいいな〜と思った。知らない人がこんなことを考えている、こういうわけでこの本を作ったという打ち明け話はやはり面白い。作品世界になかなか入っていけなくてもとりあえず後書きを読んでみて興味をひかれたり…というのはあった。
あとアンソロはどっかにコンセプトが書いてあると伝わりやすいかも。でもべつに書いてなくても読むときは読む。
・会場内に休憩スペースはなかったと思う(アンケート記入用の机椅子はあった)。
別フロアにカフェとかあるんだけど、疲れていたのでそこへ移動する気力がなく、疲れているのにずっとうろうろしてしまう…という意味わからんムーブをしてしまった(一般参加初心者すぎる)。
・同じフロアの屋外デッキ(川が見える)に出て、窓枠に座ってちょっと休憩した。同じような人けっこういた。
・14時だと完売している本も多かったけど、現地で完売するような本って通販や書店委託等なんらか別の入手手段がある気がする…のであんま焦んなくてもいい気がしている(コピー本とかは売り切っておしまいかもだけど)。
・書店で売っている本はわざわざ文フリでは買わないかな〜と思ってるけど(ここの書店で買いたいとかhontoのポイント使いたいとかもあって)、やっぱ買った本もあるな…。結局のところ気まぐれかもしれない。
・「書店で売っている本」が増えていたり、紙や印刷代の高騰だったりで、本一冊の値段は全体的に上がっている印象。何冊でも買う!何キロ買った!みたいな人も以前より少ないんじゃないかな(本をキロで表すのあんま好きじゃないけど)。
・アンソロや合同誌だとボリュームゾーンは1300円〜2000円くらい? 1000円ぴったりも多かったかな。
これはせっかくアンソロやるなら装丁のしっかりしたものをそれなりの厚みで作りたい、特別な一冊にしたいといった熱量かなーと思う。
コロナ禍初期、イベントの開催や参加が不安定だったので通販や独立系書店への委託に力を入れた人も多かったと思うけど、そういう流れからか、造りのしっかりした本が増えているように思う。通販するならあんまり小さい薄い本だと送料もったいないし、書店に置いたときに見劣りしない・埋もれないような本にしたいし…とか?
・ただシェア型書店とか私設図書館とかやっている実感としては、装丁がんばらないとだめとも限らない気がしている。これは装丁のよさに関わらず中身のいいものは売れますよというわけではなくて、またきれいな本はかえって埋もれるみたいなのともちがって、「読まれる」(≠売れる)はいろんな気まぐれの重なりあいであってなんでっていうのはよくわかんない…ということ。
・ぜったい通販とかなさそうなコピー本を事前情報ゼロであれこれ手に取るの楽しかった。やっぱそういうの大事だしイベントの醍醐味だよな〜と思った。
・スペース前に人が滞留しちゃう問題。島と島のあいだの通路はかなり狭いところがあるので、場所によってはかなり気になる。通れないなーって場所は無言で諦めた感じ。この滞留は、最後尾こちらです的な列というよりは知り合いやサークルメンバーがワイワイしてる感じだったかな(わたしが行ったの午後だったので)。会話に夢中になって気づいていないのかも。わたしもぜったいやらかさないという自信はないので気をつけよ…と思った。
・1スペース長机半分(90cm)なので、人間が2人横に並んだらだいたいはみでると思う。
・だから出店してるとけっこうおたがいさまだなって思うんだけど、隣がすげー売れてて自分がそうでもないと一方的に損させられてる感みたいなのはあるかもね。知り合いがいたら隣接で申し込むのが精神衛生上いいのかも。
・ずっと同じことしゃべりつづける呼び込みはわたしも苦手。圧がすごくてその一帯がお客さんから避けられちゃうとかあるので近くの出店者はストレスだよね…。ほかのイベントで呼び込みうるさいって話あんまり聞かない気がするんだけど文フリ特有なんだろうか。
・「無料で試し読みしていただけまーす!」って繰り返し呼びかけている人いたけど、試し読みが有料のほうがめずらしくない…???
・以前わたしも、隣がバナナの叩き売りみたいな感じでずーーーっと呼び込みしつづけていたことがあって(しかもけっこう噛む)、これは耐えられんと思ってがんばって声かけてみたけどはっきりうるせえとは言えなかった(「もしかして寅さんとかお好きなんです?」としか言えず、「は?」って顔された)。
・呼び込みしまくって本が売れるわけではないと思うんだけど、まー不安なんだろうな。黙って座っているのがその人には耐え難くて、しゃべりつづけてないと怖いのかも。あるいはしゃべり続けることがこの人にとってのイベントの楽しみ方というか。
・まー次回うるせえなって思ったら「うるさいですよ笑」って言ってみるようにするね…。そちらとこちらの快不快が衝突するのはある程度しょうがないので、今度はそちらが「呼び込みしたいのに迷惑って言われた!」って愚痴りな〜。
・作品を眺めているときに声かけられるのは迷惑とは思わない。わたしが図太いだけかもだけど、へーって聞いて買わずに去るとか試し読みだけするとかぜんぜんある。
ただまあ要するにコミュニケーションの話なので、会話があんまり噛み合わないことはある。「●●●●(その同人誌のタイトル)にご興味ありますか?」って聞かれて「???(初見なのでわかりません…)」ってなったり。
・通りすがりの人みんなに渡しているペーパー的なのも、個人的にはちょっとうっとうしい。だいたい断ってしまう。わかんないけど、せっかくイベントに来たからには自分で探して見つけた、手に取ったっていう体験を欲している気がするので、手当たり次第に配られたものってちょっとちがうような気がしているというか。わがままかもだけど。またふだんの生活で「チラシ配り=不要、受け取らない」っていう反応が自分の中にできあがっちゃってるのもあるかも。
・でも疲れてくるとなんでも受け取ってしまう。大学の新歓みたいに次から次へ、付近の人から渡される。そしてせっかくだからと目を通し、気になって通販したものもあるので出会いのきっかけになることはあるっちゃあるな〜と思った。
・出店者&来場者アンケート。パンフレットに挟まってるんだけど、今回初めてちゃんと目を通した。「あなたの年齢と性別(性自認)」って項目にぎょっとした。
その他・答えたくないという欄があって、まあ男女二択よりはいいと思うけど、そもそも同人誌の売り買いの場で性別を尋ねる必要なくない…? それを集計して何に使うんだろう。べつに何も分析したりしない(できない)だろうし、意味ない項目は作らない方がいいと思う。
・で、直接言ったろうかと思ったんだけど(アンケート提出した人にはステッカープレゼントと書いてあったので誰かスタッフの人がいるんだろうと)、回収ボックスんとこ行ったら事務局の人(代表?)が疲れ切った感じで座っていて気づいてもらえなかった。
・ブース番号と「#文学フリマで買った本」とハッシュタグが書いてある紙が全ブースに共通で配られていたようで、机に貼っている人多かった。うろうろしているときにここはどこだかわかりやすかった。
けど、なんかこう統一フォーマットってあんま好きじゃないな〜とは思った。わたしがひねくれてるだけかもだけど統一したものを貼るくらいならみんなで迷子になるほうがよい…(といいつつすごい格好よく作ってあれば使いたくなるとは思うんだけど)。
・あとこの紙、ブース番号と出店者名のうしろにハッシュタグが書いてあるので、これだと「A-××のザネリさんが今日買った一冊はこれです」って感じに見えない…?
あーーごめん、そうじゃないです、「買った本をSNSにアップするときはこのタグを推奨しています」って意味だとは、さすがにわかってます。このハッシュタグを使えって各ブースで訴えてるのがうっとうしいわと言いたかった。わたしがひねくれてるだけかもしんないけどそんならこのタグではつぶやかないでおこ〜とか思ってしまった。
・なんかいやなことばっか書いちゃうけどちゃんと楽しかった。以前アルファツイッタラーみたいな人が「文フリってブースも本もぜんぶ同じに見えちゃう」みたいなこと言ってたけど、ぜんぜんそんなことないな。
規模が大きくなってイベントの雰囲気が変わったという声はしばしば耳にするんだけど、いろんな本がそれぞれに存在している豊かさにやはり打たれる。まあわたしは参加歴がさほど長いわけではないからよくわかってないだけかもだけど。でもこんなにたくさんあるんだって途方もなさに圧倒されるし、うれしくなる。
そしてこんなにたくさんあるんだから自分が書く必要はない…みたいに思うことってわたしはあんまりなくて、これだけたくさんいろいろあるんだからわたしのも混ざっているのが自然だよなーって思う(すごい前向きみたいだけど)。
・ただまあ一度にたくさんの本を見る&うろうろして疲れるので、手に取った本をちょっとめくって読んでみようとしてもうまくチューニングを合わせられないとかはあるかも。手に取る気力もなくなっていく。なのでイベントじゃない場所で出会ったらもっと読みたくなったかもなーみたいなことは思う。そういうのも含めてめぐりあわせだとは思うんだけど。
・そ��て本を買うお金・読む時間には限りがあるので(もちろんいくら積読してもいいのは当然だけど、買われた本は読まれてほしい、やはり)、一回の出店者数・来場者数が増えていくことを素朴に喜び続けていいのかはちょっとわからない。収入が上がっていかないのに本の値段は上がっているので(傾向として)、「気になったらとりあえず買ってみる」という感じでもないし。そもそも文章の同人誌は漫画の同人誌より読むのに時間がかかるので、時間の奪い合いみたいなことも思う。
(なので作品を読んでもらえると、あなたのお金や時間をわたしの小説に使ってくれたのかと驚くし、本当にうれしく思う)
・ただなんていうの、自分含め以前から出店していた人がイベントの拡大にうーんとなっていると(うーんとなっている姿ばかり目立つと)、新たに始めたい人の邪魔をしちゃってないかなーと不安にはなる。早い者勝ち?っぽい感じになるのもなんかちがう気がするし。大規模イベントへの参加を減らして(ペースを落として)、小さめのにちょこちょこ出店するとか…などちょっと考え中。
・本を買うとき、なんか照れちゃってぜんぜん名乗れなかった(ときどき気づいてくださる方もいた)。
せっかく来たんだからあいさつくらいしよう、本の感想も言いたいしがんばって名乗ろう!と途中ちょっとやってみたんだけど、慣れないことをするからかなんかへんなテンションになった。。。立ち話が苦手なタイプ。。。(2、3人であまり目をあわせず2時間くらいしゃべるとやっとリラックスできる)
・本買うだけでテンションが乱高下してるんだから、出店者は相当気疲れするように思う。なんかへんなこと言ったりやったりしていても、あー疲れてるんだろうな、いっぱいいっぱいなんだろうなっておたがいなんとなく察せたらいいね…。
・あと自分が出店しているときは、ちらっと遊びに来るだけ、無配もらいに来てくれるだけでもほんとにうれしいんだけど(顔見せに来てくれるのがうれしい)、買う側になるとけっこう遠慮しちゃうね。
とくにほかのイベントや通販ですでに本は買っていて…という方のところはじゃましちゃ悪いかなーと思って行けなかった。ささっとあいさつだけしに行けばよかったかな〜とかとても後悔している。
・本の感想。せっかくお会いしたんだから伝えたい…!と思ったんだけど、これよかったですくらいしか言えず。へとへとに疲れていたのもあるんだけど総じて会話がへたくそだったなー。
・で、終わった後ごはん食べたら急にめちゃめちゃ元気になった。元気になったことがうれしくて「花びんの水を替えたお花のようにシャキッとしました」って自分のことを花束にたとえてしまったり、どうした?って勢いでしゃべり散らかしてしまったり…それはそれでとても反省。
長くなったので買った本の話はまた別途。イベント以外の楽しかったもろもろ(観覧車乗ったりサンライズ瀬戸に乗ったり)はまたコピ本にでもします〜。
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2023年に聴いてよかったもの
聴いた良かったもの、ではなく 「2023年に聴いて」良かったもの、という様な意味です
Lyra - deep purple
ついったーでfuckのリリック貼ってメンヘラ過ぎて草とか言われてるのを見て えーって思った いや他の歌詞でメンヘラって言ってるけど
中身のないヒステリーを求めてラップを聞いてる気がする 中身のないヒステリーはラップかデマかなので アーティストとしてこれを続けられる気はあんまりしない 最近のEPを聞くと危なそうに感じた ヒステリーって基本的には本人に全部返ってきて、貫通して全員に降りかかるという順序だと思います 最初から雨みたいに降るわけではない
現実みろ - アン・ドゥ・トロワ
追ってるVTuberさんのEP オリジナル曲が4曲あるんだけどそれを纏めたものではなくうち2作の作曲者Narumi Helveticaさんとの共作 この時点で結構やられた
4曲という最小構成のEPながら週末のメトロポリスのカバーを軸にしたコンセプトアルバムとして聞ける…のがすごくよかった
Amuxax - endandstart
これもコンセプトアルバムですね
コンセプトっていうのはハチワレが言う転調みたいな意味だと思う 多分
完全に期待値を飛び越えてくれた感謝の一作 半数が既出曲のアレンジなんですけどまったくそう聞こえない 強い
TrashAngelsの時はかなり独自性で重たい印象が強かったけど 今回のアルバムで何となく音楽的バックグラウンドが垣間見えていてそれも良かった
monolog - Jern
長年追っていて私の趣味を大体形成したmonolog
キャリア前半期のピークが Aerodymanic(2010)、Ad Noiseam時代のピークが Conveyer(2017) という感じだと思っていて、正直その後のリリースは重厚すぎてピンとこなかったところある
昨年Murder channelから出した Four Four twenty twenty と本作では初期の音響ジャズエレクトロごった煮感へ急に回帰した感じ 個人的にはとても嬉しい うれしくて泣いた そんな初期作品はほとんどネットから消えてますが
本作のレーベルはウクライナ支援なんだけどMerzbowやMuslimgauzeの再発をしていてちょっと話題になった 見ると面白いと思う
moreru - 呪詛告白初恋そして世界
夏コミ帰りの台湾人十数人がShelterに来て最初に見たのがmoreruだった話すき
computer fight - gushagushavinyl
最近自分的にもバンドサウンドがけっこう来てる そういうことがある
関係ないけど去年は一巡したな~と思うことが多かった 主にミソシタ氏がぶいちゅーばに回帰してるのを見てそう感じました
戸張大輔 - ドラム
2009年2nd 実は聴いていなかった
今だから聞けると感じられる音が詰まっている 本当でしょうか
Local Visions, 長瀬有花 - OACL
VSingerというものを全く追ってなくて知らなかった
LVの捨てアカさんがライブ配信の演出で動いているのを見て視聴
これが映像含めてすごくよかった
その後リキッドルームのライブにも行った これもバンドがとんでもない感じで良かったけどライブハウスなるものに行くのがあまりにも久々でベコベコに疲れてしまった
吉村弘 - Music for Nine Post Cards
回顧展 を見に行って、聴きなおした
自分はComputer Soupをきかなかったら全てがこうなっていないので タージ・マハル旅行団と吉村弘にはすごい恩義がある
去年?Surroundも再発されたけど私はこっちがすき
ひがしやしき - Nyan Nyan Innovation(Open)
ナードラップというジャンルが日本にあるわけじゃないけれど、ナードコア同人サウンドとHARD GU.W-C.Iとひがしやしきをもってして到達できたアニメ憑依型めんどくさ心象表現がある
そのナードコア同人サウンドに必然性が無くなったとするとひがしやしきがナードラップを終わらせたという話にやがてなるのかもしれない
コロナ以後の心象の変化とやっていきを示した4巻.zip と本作を聞きながら、その過程を勝手に感じていた 正確に言うと T.M.P のリリパで 空中後攻撃'95 の初ライブを観たときに文脈がバチバチに繋がった感じがした その後でたのが本作 パーソナルな日常感の曲が本当に下らないのがいい 素直
響現 - Mirage
残暑がきっかけで頭と身体がボコボコに破壊されて、さらにコミケの準備で全てを破壊させたりして秋からは音がまともに聞こえる状態じゃなかった気がする 多分
コミケ原稿の作業中によく聴いた
ネタ元にあんまり馴染みがない フュージョン~ジャパニーズピュアテクノ~ 音作りに良い意味でのエゴの無さ、風通しの良さが行き渡っている もうテン年代エクスペリメンタルは終わって、異形より強度の時代になってるんでしょうね
ライブ見たかった 響現さんもπさんも今後どんどん名を上げていくだろうからこの座組で次があるか、わかりません
そんな感じでボンクラに音楽を聞いています
あとプレイヤーの埋込みできなくて驚きました 要らないと思うけど
読んでくれてありがとう!よく寝てね
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結論。子持ち同僚のフォローがしんどすぎて会社辞めた。大変だなあと思うから急な子供の発熱も学校行事にも快く送り出していたんだけど。もうダメだ。というか、もう嫌になった。ずっと、本当ーーーーーにずっと、週の半分以上は遅刻、 中抜け、早退。それも当日に。いや、仕方ないんだよ。仕方ないんでしょ。病気は当たり前に子供全員移る、何なら親も感染して、卒業式だ、入学準備だ、面談、送迎、春休みだからお昼は長めに取りまーす、明日は入学式でーと、びっくりするほど業務時間内に来ない。当然、その人の仕事はこっちに降りかかる。大事な会議も当欠。話し合いの場にそもそも来ないのに、あとからノコノコやってきて「あの件どうなりました〜?」と始まる。議事録読めと突っ返したこともあったが、読ませても何かと質問してくるのは変わらないのでやめた。弊社は残業で業務時間を補填できるシステム。なので配偶者にバトンタッチしてから仕事の続きをするらしいけど、ドシンプルにそんなのフルタイムならやって当たり前なので、わあ夜中に頑張ったのえらいすごいありがとー、とは全く思わない。当然、夜中でもやっといてくれれば良い事務処理だとか、一人で勝手に進められるよう��雑な仕事しか任せられなくなる。じゃこっちは?というと、自分の仕事だけじゃなく、その人を頭数に入れられない分もやるしかない。そのうえ、会議にいないワーママワーパパ社員に情報連携するために、わざわざ丁寧な補足を議事録に書き足すだとか、口頭でちゃちゃっと話して合意を取りたいのにいちいち個別でメールで聞かないとだとか、地味なコストまで降り積もってく。いない間の決定事項を教えてる最中に「あ、ごめんちょっと電話が!」と走り去って行ったとき、自分の中で何か目が覚めたような気分になった。作業再開した自分の元へ、ごめんごめん続きお願い〜と言いながら駆け寄ってこられた時、自分はワーママだとかワーパパだとかいう人間に搾取される側だと自覚したのが臨界点だった。僕疲れたよパトラッシュ。もちろん給料据え置き。残業代?そんなもんはない。仮にあったとしても、他人の子供が育つまで長時間労働するのは無理だ。経営陣からは、いつの間にか部署代表は自分ということにされていた。全員平なのに、育児中社員への期待値をしれっとこっちにスライドしてきやがったなという感想を持った。そういう制度にした会社が悪い?無能は会社と上司?ワーママワーパパに言うのは間違い?そりゃそうだ。会社が悪いよ。だから辞めることにした。本人には何も言ってねえよ。先週だって、Xくん入園式だったんすねー写真見してくださいよーうわ制服可愛い大きくなったすねーとかお世辞言って、最後までニコニコ応じたよ。去り際、退職理由として会社には文句の一つでも言ってから出ていこうと思ったけど、言ったところで変わらないし、幸い知り合いの会社にツテもあるしでさっさと退職届を出した。何も言わない増田が悪いって俺がいつ経営陣に現場の不満として一度も文句言ったことないなんて書いた??それこそずっと言ってたわ。変わってたら辞めてない。俺だってガキの頃は毎月熱出したし、親というその人を責めても仕方ないからそうはしないってだけ。ただ、もっと工夫して効率化してくれとか、調子に乗んなとは心のどこかでずっと思ってたんだろうな。例えば夏休み期間、子供の昼飯ごときのために毎日2時間3時間、本当に使う必要あるのか?前の日にカレー作っとけば1時間で帰ってこれるんじゃ?とか、それこそ電話が鳴るたびに電話優先すんのやめろとは思ってた。こっちの話終わってから掛け直すじゃダメなん?親だからって仕事適当にしていいわけじゃない。でもそんなん俺たち外野が言っちゃいけない世の中になってんじゃん。家庭ごとに事情があんだろ、育児にはとっくに創意工夫こらしてんだろ、その結果たどり着いた仕事との両立方法が「会社の風潮にズブズブに甘えて仕事に穴作りまくっても気にしない」なんだろ。お察しの通り有給ははちゃめちゃに余ってるから、辞めることは消化開始日ギリに育児中社員に伝えてやった。今まで我慢してきた分、ここだけは明確に悪意を向けさせてもらった。頑張ってるワーママは沢山いるとか、お前もいつか分かるよとか、社会全体で子育てしようとか、他人の綺麗事は何も聞きたくない。あの「うちの子が〜」と言われたら何もかも許さなきゃいけない感じ、もう全部嫌だ。増田に本音書くことすら「ブラック企業容認、子持ちを生きづらくさせるメッセージ」と叩くなら、それこそ「俺にどうにもできない無理難題の責任転嫁すんな、俺の口を塞いで子持ちを生きやすくさせることばっか考えてるから子無しを生きづらくさせてんだろ」と俺は言い返す。==========こんなんバズったのか。俺が責任感強いからダメ、フォローしないで仕事コケさせろ、もっと手抜いてやらないと〜とか言ってる人。給料下がるの俺だから黙って。残業代の違法性説いてる人、訴えろと言ってる人、俺疲れたから代わりにやってくれ。全ての子持ちを一緒にするな分断するなって人。そんなこと俺書いてないけど大丈夫そ?俺の効率が悪い、会議録画しといて見させれば良いじゃん、子持ちのフォローも増田の仕事なんだからやれよって人。ド正論ごちそうサマデース。じゃあお前が会議録画できるよう経営陣の説得、予算獲得、社内システム構築してマニュアル作成してツールの使い方を全社員に丁寧に教え頭の固い経営層にガンガン申し入れしお前が説明責任負って、お前の考えた最強の組織に改革してくれ。あ、もちろんワーママとワーパパのフォローも手抜くなよ、だってお前の仕事なんだから。夏休みにカレーは食中毒が心配で作り置きは無理〜!とか例え話通じない人、笑いをありがとう。自分に読解力が無いだけなのに俺の論理破綻だと思い込んでドヤってる人、サポートが必要そうだから当該の箇所に補足したよ。そうそう、こういう作業で俺は疲弊したんだよなってほっこりしたわ。子持ちだけどあの手この手で穴作らないように自分は頑張ってるよって人。俺はあんたみたいな人のことは今でも応援してるよ。最後に退職祝ってくれた人、俺の幸せを願ってくれた人、どうもありがとう。全人類お互いお疲れ。
育児中社員の仕事巻き取るの限界すぎて会社を辞めた
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クリス・ヘッジズ: 私はアルジャジーラのアラビア語放送のスタジオで、ガザ市からのライブ中継を見ています。ガザ北部のアルジャジーラ記者は、イスラエル軍の激しい砲撃のため、ガザ南部への避難を余儀なくされた。彼はカメラを置き忘れた。彼はガザ最大の医療複合施設であるアル・シファ病院でそれを訓練した。夜です。イスラエル軍の戦車が病院の敷地に向かって直接発砲する。水平方向に長く赤色が点滅します。病院への意図的な攻撃。意図的な戦争犯罪。重病人や幼児を含む最も無力な民間人の意図的な虐殺。その後、フィードが死んでしまいます。 私たちはモニターの前に座ります。私たちは沈黙しています。これが何を意味するかはわかっています。力がない。水がない。インターネットがない。医療用品はありません。保育器の中にいるすべての乳児は死にます。すべての透析患者は死にます。集中治療室にいる人は全員死ぬでしょう。酸素を必要とする人は皆死んでしまいます。緊急手術が必要な人は全員死亡します。そして、容赦ない爆撃で家を追われ、病院の敷地に避難してきた5万人はどうなるのか?私たちもそれに対する答えを知っています。彼らの多くも死ぬだろう。 私たちが目撃しているものを表現する言葉はありません。 5 週間にわたる恐怖の中で、これは恐怖の頂点の 1 つです。ヨーロッパの無関心は十分に悪い。米国の積極的な共謀は計り知れない。これを正当化するものは何もありません。何もない。そしてジョー・バイデンは大量虐殺の共犯者として歴史に残るだろう。彼が殺害に関与した何千人もの子供たちの幽霊が、彼の残りの人生につきまといますように。 イ��ラエルと米国は、世界の他の国々にぞっとするようなメッセージを送っている。ジュネーブ条約を含む国際法や人道法は無意味な紙切れです。イラクでは適用されなかった。ガザでは適用されない。私たちは爆弾とミサイルであなたの近所や都市を粉砕します。私たちはあなたの女性、子供、老人、病人を理不尽に殺害します。私たちは飢餓と感染症の蔓延を画策するために封鎖を設置します。地球の「下等な種族」であるあなたたちは問題ではありません。私たちにとってあなたは絶滅すべき害虫です。私たちはすべてを持っています。もし私たちから何かを取り上げようとしたら、私たちはあなたを殺します。そして私たちは決して責任を負いません。 私たちは自分たちの価値観のために嫌われているわけではありません。私たちが嫌われるのは価値観がないからです。ルールは他人にのみ適用されるので、私たちは嫌われます。私たちには違います。私たちが嫌われているのは、無差別虐殺を行う権利を自分たちに傲慢に主張しているからです。私たちが嫌われるのは、無情で残酷だからです。私たちが嫌われているのは、私たちが偽善者であり、民間人保護、法の支配、人道主義を語りながら、160人の子供を含む毎日数百人のガザの人々の命を奪っているからです。 イスラエルは、数百人の死者を出したガザのアル・アハリ・アラブ・キリスト教病院爆撃容疑で非難されたとき、憤りと道徳的怒りで反応した。イスラエルは、この爆撃はパレスチナ・イスラム聖戦が誤って発射したロケット弾によるものだと主張した。ハマスやイスラム聖戦の兵器庫には、病院を襲ったミサイルの巨大な爆発力を再現できたものは何もない。ガザを取材してきた私たち人間は、このイスラエルの比喩を、不気味なほど何度も聞いてきた。彼らは常にハマスとパレスチナ人の戦争犯罪を非難しているが、現在は病院がハマスの司令部であり、したがって正当な標的であると主張しようとしている。彼らは決して証拠を提供しません。イスラエル軍と政府は息をするように嘘をつきます。 アル・シファで職員が勤務する国境なき医師団は声明を発表し、患者、医師、看護師が「銃撃を受けて病院に閉じ込められている」と述べた。同団体は「イスラエル政府に対し、ガザの医療システムに対する容赦ない攻撃を中止する」よう求めた。 「過去24時間にわたり、ガザの病院は容赦ない砲撃にさらされている。 MSFスタッフが今も勤務している最大の医療施設であるアル・シファ病院複合施設は、産科部門や外来部門を含む数回の攻撃を受け、複数の死傷者を出している」と声明には記されている。 「病院周辺での敵対行為はまだ続いている。 MSFチームと数百人の患者は今もアル・シファ病院内にいる。 MSFは病院への攻撃の停止、即時停戦、医療施設、医療スタッフ、患者の保護を緊急に改めて求める。」 ガザ北部とガザ市にある他の3つの病院はイスラエル軍と戦車に包囲されており、ある医師はアルジャジーラに対し「病院に対する戦争の日」だと語った。インドネシア病院も停電したと伝えられている。国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ガザにある36の病院のうち20病院がもはや機能していないと報告している。 イスラエルとワシントンの皮肉は息をのむほどだ。趣旨に違いはございません。ワシントンはただそれを早く終わらせたいだけだ。人道回廊?砲撃は一時停止しますか?これらはガザ北部の完全な人口削減を促進するための手段です。ラファのエジプト国境通過を許可された数台の援助トラック?広報ギミック。目標はただ一つ、殺して、殺して、殺して。速ければ速いほど良いです。バイデン当局者が話しているのは、イスラエルがガザの破壊を終えた後に何が起こるかということだけだ。彼らは、ガザ人が地区南部で避難所もなく野外で暮らし、食糧、水、医療の不足で死に至るまで、イスラエルによる虐殺は終わらないことを知っている。 イスラエルが地上侵攻する前のガザは、地球上で最も人口密度の高い場所の一つであった。北部の110万人のガザ人に南部の100万人以上のガザ人が重なったら何が起こるか想像してみてください。コレラなどの感染症が流行したときに何が起こるかを想像してみてください。飢餓の惨状を想像してみてください。何かをしなければというプレッシャーが高まります。そしてイスラエルは、パレスチナ人を国境を越えてエジプトのシナイ山脈に押し込むことを望んでいる。一度そこに行ってしまうと、彼らは決して戻ってくることはありません。イスラエルによるガザ地区の民族浄化は完了するだろう。ヨルダン川西岸の民族浄化が始まるだろう。 それがイスラエルの狂った夢だ。それを達成するために、彼らはガザを居住不可能にするでしょう。 もしあなたがガザのパレスチナ人で、武器を手に入れられたらどうするだろうか、と自問してみてください。もしイスラエルがあなたの家族を殺したら、あなたはどう反応しますか?国際法や人道法は抑圧者には適用されず、抑圧された者にのみ適用されるとわかっているのに、なぜそれを気にするのでしょうか?テロがイスラエルがコミュニケーションに使用する唯一の言語であり、明らかに理解できる唯一の言語であるなら、あなたはテロで言い返さないでしょうか? イスラエルの死の乱交はハマスを潰すことはない。ハマスというのは一つのアイデアだ。この考えは殉教者の血によって養われています。イスラエルはハマスに豊富な物資を与えている。
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2023年『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表!「アイム・ウェアリング・パンツ」「頂き女子」「蛙化現象」など : はちま起稿
・『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 「別班/VIVANT」「アイム・ウェアリング・パンツ!」「新しい学校のリーダーズ」などエンタメ多数 | ORICON NEWS
以下引用
2023年に最も話題を集めた言葉を決める『現代用語の基礎知識 選 2023ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が2日、発表された。
とにかく明るい安村のネタ「I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」や、制服姿の4人組ダンスボーカルユニットの「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」、アニメ『【推しの子】』とYOASOBIの主題歌から「推しの子/アイドル」、TBS系日曜劇場『VIVANT』から「別班/VIVANT(ヴィヴァン)」など、エンタメシーンからのヒットワードが多数ノミネートされた。
■ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
No. ノミネート語
1. I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)
とにかく明るい安村
2. 憧れるのをやめましょう
WBC・アメリカとの決勝戦で試合前に大谷翔平選手が選手たちに呼びかけた言葉
3. 新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
制服姿の4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」の楽曲
4. 新しい戦前
2022年末『徹子の部屋』に出演したタモリ氏が「来年はどんな年になるでしょう?」と問われて、「新しい戦前になるんじゃないでしょうかね」と発言
5. アレ(A.R.E.)
阪神タイガースが優勝を「アレ」と表現
6. 頂き女子
「パパ活」をさらに悪質にしたもの
7. X(エックス)
旧ツイッターのこと
8. エッフェル姉さん
自民党女性局のフランス研修中、松川るい参院議員らがエッフェル塔のようなポーズで取った写真が炎上したことからついた呼び名
9. NGリスト/ジャニーズ問題
ジャニー喜多川元社長による長年にわたる性加害問題。
会見の際に、指名しない記者をまとめたリスト「NGリスト」の存在も発覚
10. オーバーツーリズム
観光地に観光客が許容量以上に押し寄せて、騒音や渋滞などの問題が発生すること
11. 推しの子/アイドル
アニメ『推しの子』とYOASOBI歌唱のOP
12. OSO18/アーバンベア
北海道で放牧中の牛を次々と襲っていた雄のヒグマのコードネーム
近年、市街地に出没するクマが増え「アーバンベア(都市型クマ)」という表現も
13. 蛙化現象
好きな人の些細な行動を目撃して、気持ちが冷めてしまう現象のこと
14. 5類
新型コロナウイルス感染症
15. 10円パン
10円玉の形の生地にチーズなどが練り込まれたパンのことで、若者の間で人気に
16. スエコザサ
植物学者の牧野富太郎をモデルにした、NHK連続テレビ小説『らんまん』最���週の放送タイトルでイネ科の多年草
17. 性加害
ジャニーズ事務所の長年にわたる性加害問題、女性自衛官への訓練中の性暴力。
18. 生成AI
テキストや画像など、学習データをもとにオリジナルデータを生成するAI=人工知能。
19. 地球沸騰化
国連のアントニオ・グテーレス事務総長が世界の月間平均気温が過去最高を更新する見通しを受けて発した言葉
20. チャットGPT
OpenAI社が2022年11月に公開した生成AI
21. 電動キックボード
ボード(厚い板)に立って乗る二輪車で、電動モーターが付いたもの
22. 2024年問題/ライドシェア
2024年4月から、働き方改革関連法の一環でドライバーの労働時間の上限が課され時間外労働時間が制限されることにより起こる問題
23. ひき肉です/ちょんまげ小僧
中学生のユーチューバーグループ「ちょんまげ小僧」から生まれたフレーズ
24. 藤井八冠
6月、将棋の藤井聡太六冠は名人位を獲得し史上5人目、20歳10カ月での最年少で名人に。10月には王座のタイトルも獲得し、前人未踏の八冠に
25. ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー
WBC日本代表ラーズ・ヌートバー選手のパフォーマンス
26. 別班/VIVANT(ヴィヴァン)
TBS系ドラマ『VIVANT』、ドラマに登場した自衛隊の秘密情報部隊・別班(べっぱん)が話題に
27. 観る将
ネットやテレビなどで将棋の対局を観戦して楽しむ人のこと
28. 闇バイト
高額な報酬の代わりに、強盗や詐欺など犯罪の実行役を一部分だけ代行すること。高額・短期のアルバイトなどという名目での募集で、気軽に応募する若者たちが犯罪に巻き込まれる特殊詐欺事件や連続強盗事件が各地で相次いだ
29. 4年ぶり/声出し応援
コロナ禍による制限がなくなり、夏の甲子園やプロ野球、Jリーグでも「声出し応援」が解禁
30. Y2K
Year2000の略で、2000年代の服装が再流行し、「Y2Kファッション」ともよばれた
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【与えられる人から】No.166【与える人へ】
激アツセンターカラーで血湧き肉躍る本誌の折 皆様如何お過ごしでしょうか。出雲風子が春麗色で戸塚先生そういうとこやぞ。本格的に男女を殴り合わせるのが性癖過ぎることもわかったので満面の笑みになりました。しかしながら先行でツイートしたように今回の個人的なハイライトは……川の字………というわけで本誌感想のお時間となります。
「『誰かを想う変わらない心』」
「オレにもよくわからん」
出雲風子を想う変わらない心ならもう持ってないか…???と考えたのは私だけでしょうか。約束だからって理由だけで二十数年も他人の子をワンオペ子育てできるかよ……????
「出雲風子」
ずっとフルネームで呼ぶのめちゃくちゃ面白いんですよね。ガチ勢の限界オタクか?しかし冷静になってみれば疑う余地もなく出雲風子ガチ勢の限界武闘家でした。すみません。殴らないで!!
「仮にもしコイツが定義する真の強者が」
「“お前がかつて言っていた者”ならば」
「オレには絶対理解できない したくもない」
ここ、出雲風子の三点リーダーがいい味出してるんだよなァ……ファンの言葉をさ 丁寧に受け止めてるんだよ…な………
「だがどうだ」
「馬鹿弟子はあの女と拳を交わす度 みるみる強くなってゆく」
「これは一つの真実だ」
「気にくわん」
「きっと答えがわかりますよ」
出雲風子のこの表情よ〜…私もそうだった、はあらゆる局面での“誰かを想う変わらない心”を見てきたことを表しているけれど、アンディへの色々な想いもあるのかもな……そしてゆっくり話しているファン風からしか得られない新栄養素が今発見されました。論文を書いて学会で発表します。
『この世は弱肉強食だ お前のような弱者が世に出て何になる』
前ループでは“龍”を見つけたファンだったけれど今ループでは本当に才もまだ見られない力のないこどもから育てていったんだよな…ストリート荒みジャリボーイだったシェンが大会でロウさんにお灸を据えられて痛い目見たのに条件付きつけて弟子になってやる!の展開もわりと好きだったんですが……ちゃんと子供らしい喜怒哀楽を出せる環境にしてくれた今ループのファン…
『オレの為って事?』
『オレが強くなったら』
『メイもいじめられたりしないもんね!』
んぇ……………っ!!?!?シェ…………な……
『弱者は死ぬ!!強者は己の力のみを信じればよいのだ!!』
『死なないよ』
『だってファンは強いんだから』
『守ってくれるだろ?』
こころがギュッッッッッとなる 今ループのシェンにとってファンは“守ってくれる大人”だったんだ
[アンタに似て]
[大分気付くのが遅かったけど]
似てる自覚あるのもう親子なのよ シェン なぁ
[誰かの為に強くなる]
[ボクはキミの為 キミはボクの為]
[ムイちゃんだけじゃない 妹は勿論]
[ジジイ アンタもだ]
こんな………………………………こんなんジジイ泣いてまうやろ…………………………………………この川の字が愛でないならなんだってんだよ………………………かけられた布の面積と抱きしめた腕の安心感が愛でないならなんだってんだよォ!!!!!
倫理観終わってる出雲風子狂フィジカルオバケが人間みたいな顔して寝るんじゃねぇ………あやしててそのまま寝落ちしたポーズじゃん……メイちゃんがもってるぬいぐるみ 買ってあげたんか……………??………小���包パンダ…………???
(ロウさんがファミリー入りしていないのは���しい限りだが今ループでも何かのキッカケで絡んでくれたら嬉しいなァ……)
シェンムイちゃのダイナミック殴り愛プロポーズからの不真実発動は安心安定の神(クソヤロー)っぷりで反吐が出るぜェー!!!!!やっちまってください出雲の旦那ァッ!!!!!
「まさか…!」
「あの馬鹿ッ」
え……………っ
「シェン 何を考えている!!」
「止まらんか!!行けばお前も…!!」
こんなん……………こんなんはもう…………………
“出雲風子”が介在していないファン自身の感情じゃん…………………………………………
弟子っていうかもう子じゃん………………
“子を想う親”なんだよお前はもうさ……………………
目的のため仕方なく育てた子が愛を知り 愛を教えられる親……………………
そういうヴィランに………………私は……弱い……………………
落下したシェンムイちゃんを救う為に飛び降りるUNIONメンバーも躊躇い無くてヤベェんですが勝算はあったのか!!?!?皆無茶すなよ!!!!がんばって連なってムカデみたいになってるの正直笑っちゃったごめんな……てか一生取れないでお馴染みのビリー様の羽衣取れてんじゃん!!!!??!?演出上不真実対策なのはわかるけれどナイスショルダー!!!!キレてるね!!!!!肩にちっちゃいバーン乗ってんのかいッ!!!!!!
「オレを持ってんのだれ…」
「だ?」
ハイここあざとい ボイド=ボルクスそういうとこあるよ そういうとこ
「ファン!?」
“ファンは強いから守ってくれる”の伏線回収が爆速過ぎて二度見した。6人分(全員バキバキ)(2m超1名)の体重を一切ブレずに片腕で支える腕力 これはもう筋肉島なのよ ファンタジーマッスル 前ループで圧殺されそうだったクリード=デッカードを片腕で引き上げるのとかそりゃ余裕だったね羽のように軽いよね(???????)
「この無様な姿が キサマらの強さか?」
「ハハ!お恥ずかしながら…」
飾らない出雲風子イイヨ〜……イイ……
「ジジイが助けてくれたの!?」
「んなアホな!!」
「離すぞ」
「ゴメンなさい!!」
仲良しかよォッッッッ!!!!!!!ってなってたらファンが知らん間に一句詠んでた(決めようぞ どちらの強さが 最強か)
来週も楽しみすぎて今からアドレナリンがドバドバですよ………火曜日か……遠いなァ!!
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Belleville Camp23 参加者募集
今回で5期目となるBelleville Camp。今年もゴールデンウィークに開催します。未来を担う演出家と俳優への学びの機会を開きます。
合宿形式・対面での実施を予定しています。ただし、新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、中止またはオンラインとなる可能性があります。
感染拡大防止策を講じながらの実施になります。
学べる機会が少ない演出家の仕事に焦点をあてたプログラム。演出の思考、発想、言葉を交換し、整理し、刺激しあって新しいステップのためのインプットを目指します。同時に若手俳優も募集し、演出家の仕事の共有、複数の演出家との創作体験を提供します。演出に関わる座学やディスカッション、俳優との共同作業でいくつかのシーンを演出する実践を通して、演出/演劇を検証します。ファシリテーターは、第七劇場の演出家、鳴海康平。
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自分の言葉・視点・基準を持つことは、演出家の仕事にとってとても有効だと思いますが、自身の活動だけでそれらが得られるほど簡単なことではないと思います。他者である演出家や俳優の言葉・視点・基準を知り、演劇とそれ以外のさまざま知識を得る過程で、ようやく自身の武器が見えてくるように思います。
もちろん、いろいろなタイプの演出家や仕事のやり方がありますので、「演出家」という職能やその醸成に唯一の正解はありませんが、より良い「演出家」が一人でも多くこの社会に生まれ、その仕事が社会にとって有益であることを示す、多くはなくとも力ある言葉や視点や基準が、活動地域や時流に応じて生み出されることにつながればと切に願っています。
鳴海康平(第七劇場 演出家、Théâtre de Belleville 芸術監督)
Belleville Camp20 受付開始についての鳴海のコメント(2020年)
https://nrmkh.tumblr.com/post/618543612786016256/camp20
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▋概要
日程:2023年5月2日(火)集合〜5月7日(日)午前解散
会場:Belleville、および近隣施設
ファシリテーター:鳴海康平(第七劇場 演出家、Théâtre de Belleville 芸術監督)
予定内容:
2日 昼)集合・オリエンテーション・ディスカッション1 夜)レセプション
3日 午前)座学1 午後)デモ1 夜)ディスカッション2
4日 午前)座学2 午後)デモ2 夜)ディスカッション3
5日 デモ3に向けたリハ
6日 午前)リハ 午後)デモ3 公開上演・合評 夜)クロージング
7日 解散
※詳しいスケジュールは、参加決定後にお知らせいたします。
ディスカッション1~各参加演出家の作品や活動の紹介およびそれについての討議
ディスカッション2・3~作品や演出、クリエイション、ハラスメントについての討議
座学1~演劇史概観
座学2~戯曲分析
デモ1~討議しながら短いテキストを演出
デモ2~チームに分かれて短いテキストを演出
デモ3~チームに分かれて短いテキストを上演
※プログラム内で扱うテキストは既成戯曲
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▋募集要項
対象:高校生以上の若手演出家および若手俳優
※18歳未満の場合、参加決定後に親権者の同意書が必要
※「若手」という表現に年齢制限は設けません
条件:自身を若手と考え、積極的かつ協力的にプログラム全日程に参加できること
【演出家】これまでに2作品以上の演出経験
【俳優】これまでに3作品以上の出演経験
募集人数:演出家 3名程度 / 俳優 5名程度
※申込者多数の場合は書類選考
参加費:演出家 33,000円 / 俳優 28,000円
※ご参加内定後、参加費のお振り込みを確認し参加確定となります(相談可)
申込方法:以下の項目を明記の上、お申し込みください。
1)氏名・ふりがな
2)生年月日、年齢
3)性別
4)所属団体・学校
5)住所
6)電話番号/携帯可
7)メールアドレス
8)今までの舞台歴
9)申込カテゴリ(【演出】か【俳優】のどちらか)
10)参加動機
11)その他特記事項
12)写真添付(バストアップ)
申込締切:4月16日(日)24:00 締切【メール・webともに】
※選考となった場合、参加可否は、4月20日(水)ごろにお伝えします。
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[email protected] よりお返事いたしますので、必ず受信できるよう設定をお願いします。
その他:プログラムの設定上、原則的に劇場近隣に宿泊になります(主催者提供古民家・宿泊費不要)。参加者数によって、宿泊は2人以上が同室になる場合があります。
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Belleville Camp22 の様子
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[ファシリテーターを務める第七劇場・鳴海のBelleville Camp20 実施に対するコメントから一部抜粋転載]
私のような小さな者はもちろんのことですが、世界中のアーティストという存在は、厳密に言うなら人間ひとりの生命維持には必要ありません、厳密に言えば。空気と水と適切な栄養分の食べ物があって、眠れる場所があれば、生命はある程度維持できるかもしれません。ただ困ったことに、それだけでいいかというとそういうわけにもいきません。そういうわけにもいかないのが人間なのかもしれません。お金も多少は必要かもしれませんし、たまには偏りある食べ物も食べたくなるかもしれません。それだけだと心の健康が不安になるかもしれませんし、空気も水も睡眠も居住環境も衣服も、極度のこだわりじゃなくても、一人ひとりで好みは違うかもしれません。お金を稼ぐ仕事にも、いろいろな種類があり、好き嫌いや向き不向きなどもあるでしょう。どうやら厄介なことに、人間は一様ではないようで、一様に扱おうとするときしみも生まれるようですし、その一様ではない一人ひとりのためにいろいろな仕事や楽しみが生まれたのでしょう。現に今、世界にはとてもたくさんの仕事や楽しみが存在してしまっています。その一部分が、おそらく文化と呼ばれているように思います。
私はフランスに住んでいたとき、節約するためにも毎日バゲットとチーズを食べていて、週6くらいのペースでケバブを食べていました。帰国してもう7年くらい経ち、バゲットはたまに食べますが、ケバブにいたっては帰国してから一度も食べていません。ケバブを無性に食べたくなるときはありますが、そんなに食べてないなら世界にケバブもバゲットも必要ないかと問われると、そんなわけはない、と答えます。私は普段野菜を食べませんが、だからといって世界に野菜が必要ないかと問われると、そんなわけない、と答えます。誰かには必要だと思うからです。
もう一度言うと、アーティストという存在は厳密に言うなら人間ひとりの生命維持には必要ありません。ただ、一様ではない一人ひとりがどう生きるか、限られた人生の時間をどう使うかという部分に、文化は比較的深く関わっているように思いますので、文化を体現するアーティストが必要ないのかと問われると、厳密には必要ないけど、ないと人生が惜しい気もします。アーティストなんかいなくても、ほかのもので代替できるひともいるでしょうけど、一様ではないですし、一様に扱うときしみも起きてしまいそうだと考えると、代替できないひともいるように思います。思いたいです。代替できないひとがいる以上、それを提供する楽しみと仕事も必要になってきてしまいます。それに、文化は別にアーティストだけが体現しているわけでもありません。困ったものです。
文化がない、もしくは文化が制限されている社会に暮らす一人ひとりは、生き方も人生も一様に押し込まれそうになっているのかもしれません。そう考えると、もう一度、文化やアーティストは必要ないかと問われたなら、生命維持においては厳密には必要ないけど、文化やアーティストは必要だと言える社会であってほしい、一様ではない一人ひとりとそれぞれ違う人生を認め合える社会であってほしいと答えるかもしれません。
今後の状況に十分注意しながら、国や自治体からの発表も精査して、状況によっては中止の可能性もありますが、実施に向けて受け付けを開始しました。未来の文化を担う若手のための学びと経験の機会はできるだけ提供したいと考えています。自らを若手と思う演出家と俳優のみなさん、無理ない範囲でご検討ください。
[抜粋元 https://nrmkh.tumblr.com/post/618543612786016256/camp20 ]
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翻訳記事:D&DやほかのTRPGでのセッション0の使い方
著:Maddie Cullen
翻訳:つくも
原文:
友達と毎週のゲームの約束をしたら、システムを選んで、いざセッションの準備を始めましょう!
最初の冒険に足を踏み入れる前に、プレイヤーを集めて雑談の時間を設けるのはよいことです。これをセッション0と呼びます。
すばらしいセッション0では、持ってくるおやつの種類を決めておくことでそれぞれが好みのものを食べることができるだけでなく、プレイヤーがよりハッピーでより楽しいセッションをするためのよい方法でもあり、あとあとの面倒ごとを省くことにもつながるのです。
キャラクターを作るほかにTRPGでセッション前にやっておくことはあまり無いように思われがちですが、実際はGMの準備やマスタリングを楽にし、プレイヤーたちがより楽しくプレイできるように、話し合えることが多くあるのです。これは参加者全員にとってWin-Winな活動です。
この「セッション0」の運用ガイドでは、どのようなRPGタイトルであっても「セッション0」で取り上げるとよいものを紹介します。
●セッション0とは?
セッション0は、実際のセッション前に、プレイするゲームについて説明する機会です。これは、あなたが選んだRPGシステムのルールを、同じテーブルで、あるいはオンラインでプレイする予定なら通話で、みんなに説明するような簡単なものです。
シンプルなやりとりだけでセッションの要点を説明するのは難しいことだし、誰もがルールブックやPDFを通読するわけではありません。しかしセッション0を使えば、基本的なこと(どのサイコロをいつ振るかのようなことでも)全員が同じページを見ながら理解できるようになります。
セッション0が重要な理由の1つは、その内容が卓ごとに異なるということです。新しい人には馴染みのない自作ルールがあるかもしれません。あるいは、プレイヤーが呪文のフレーバーを変えることを許可されており、呪文を唱えたときにどのような魔法に見えるかを尋ねることができるかもしれません。また、持ってくるおやつのリクエストなど、シンプルなものでもよいでしょう。(GMは特に)腹が減っては戦ができぬということです。
TRPGをオンラインでプレイする場合、人々が慣れ親しんでいるアプリとは異なるものを使用することもあります。セッション0は、Roll20(英語圏のD&Dで標準的なオンライン・セッションサイト)のアカウント設定、セッションのためのキャラクターミニチュアの準備、あるいはオフライン・セッションのための会場住所の共有など、人々が作業する必要があるシステムと内容を明確にするのに役立ちます。プレイする前に問題を解決する時間を取ることで、最初のゲーム中にDiscordで10分間カメラを調整しようとして、貴重なプレイ時間を奪ってしまう人がいなくなります。
私たちには物事を解決する時間が必要です! だから、ゲーム当日が近づいたら、すぐにみんながロールプレイできるように、セッション0ではもう分かっていることまで書いておくとよいでしょう。
●セッション0のチェックリスト
・セッションの雰囲気を設定する
セッション0では、どのようなタイプのゲームを行うかを説明するとよいでしょう。これは、あまり重要なことではなく、シナリオの雰囲気についての期待を上げるためのものです。ハイファンタジーや政治的陰謀を期待して来た人が、もっと単純な「今週のモンスター」風のアドベンチャー(訳注:モンスターと戦闘するだけのシナリオ)をやっていたら、プレイヤーはがっかりしてしまうでしょう。しかし、最初からゲームの雰囲気を理解していれば、全員が楽しい時間を過ごせる可能性が高くなります。このようなコミュニケーションの行き違いを防ぐのが、「セッション0」なのです。
・あなたの世界観を紹介する
もしあなたが素晴らしい世界を自作したのなら、セッション0はプレイ前にそれに関する質問に答えるチャンスです。あなたはすでに関連するメモやテキストをプレイヤーと共有していると思いますが、信仰についてきちんと話したり、特定のお祭りについて説明したりすることで、単純に文章を読むよりもプレイヤーからの質問が増えるかもしれません。魔法は一般的なのか、広く知られた冒険者はいるのかなど、今まで考えもしなかったようなことも出てくるかもしれません。最初のダイスを振る前に、全員が自分の世界観について知っておくべきことを確認しておくのです。
余談:あなたはテキストを全部読んでもらいたいと思うかもしれませんが、現実的には、あなたほどあなたの世界に没頭している人はいないでしょうし、特に重厚長大なテキストを読みこなすのはなおさら大変です。
・プレイヤーのキャラクター作成を手伝う
セッション0でプレイヤーが行う最も一般的なことは、キャラクター作成です。例えばD&Dなどをプレイしている場合、ダイスロールによるランダム形式やポイント割り振りなど、どのように能力値を決めさせたいかを説明します。あるいは、『City of Mist』(訳注:現代ファンタジーTRPG。未訳)でスーパーヒーローのインスピレーションとしてギリシャ神話の神々を使いたいことを伝えるかもしれません。
もちろん、それはキャラクター作成の半分に過ぎません。キャンペーンの雰囲気を話し合うことも、キャラクター作成の指針としては同様に重要なのです。スーパーヒーローRPG『ミュータント&マスターマインド』をプレイする場合、キャンペーンの舞台をコミックの黄金時代(訳注:1938~56年までの、スーパーマンやバットマンなどが作られたアメコミ黄金期)に設定することになるかもしれません。この場合、非常に独特な見た目や感覚があるので、エッジの効いた現代風のキャラクターを登場させても、その気まぐれさになじめないでしょう。そのため、プレイヤーやGMが事前に話し合っておく必要があるのです。
ゲームによっては、キャラクターに関しても同様に、非常に具体的な注意事項があることがあります。D&D第5版の舞台「ウィッチライトの彼方へ」では、キャンペーンのストーリーを設定するために、すべてのプレイヤーは「方向感覚」や「ファッションセンス」など幼少期に奪われたものを設定する必要があります。セッション0ではこのような期待感を持たせる情報を明確に打ち出すことができ、「Curse of Strahd」(訳注:ゴシックホラー的な世界レイヴンロフトを舞台にしたD&D第5版のシナリオ集。ダークでゴシックな雰囲気の内容)のセッションに幸せ全開なドルイドを登場させて早々に「場違いだ」と感じるプレイヤーが出ないようにすることができます。
キャラクター作成に関する最後の要点は、あなたの卓ではどのようなタイプのキャラクターが禁止されているのか(例えば悪属性のキャラクターや、グループで他のメンバーを避ける一匹狼などが禁止されているか)を明確にすることです。また、自作のクラスは使用可能か。どのソースブックから呪文や特徴を選んでいいのか、ダメなのか、などです。プレイヤーがどう考えるかはわからないので、基本的なことを周知しておくことは重要です。
・セーフティツールの説明
セッション0で扱うべき最も重要なトピックは、おそらくゲームのセーフティツールでしょう。卓内で皆が楽しんでいることを確認することは本当に大切なことです。
TRPGのコミュニティでよく使われるセーフティツールに、ロン・エドワーズが自身のソーサリーTRPGのサプリメントで開発した「ラインとヴェール」があります。ライン(線)とは、決して越えてはいけないもので、ゲーム中にこのような話題が出ることはないと全員が合意しているものです。一方、ヴェール(覆い)は存在しうるが「画面の外」で起こるもので、シーン中ではフェードアウトしたり事項として確認されたりするものの、実際にシナリオ中でロールプレイされることはないものを指します。
もちろん、すべてを準備できるわけではありません。RPGはアドリブが重要ですから、予想外のことが起こるかもしれませんよね。そんなときには、ジョン・スタブロプロスの「Xカード」を使うことをおすすめします。これはXが描かれた紙で、プレイヤーはいつでも触れたりかざしたりして、不快であることを示すことができるものです。GMや他のプレイヤーは、不快な事柄から話を進めたり遠ざけたりすることができ、後でGMが、グループの「ラインとヴェール」にどのような新しい事柄を加えるべきかを確認することができます。こういうことを数分のあいだ話し合うことで、みんなが楽しめるようになります。これは結局ゲームであり、楽しむためにあるのですから。
たとえプレイヤーを全員知っていたとしても、キャンペーンはそれぞれ異なり、人々の感情も変化するため、このようなことをもう一度確認する価値は常にあるでしょう。『クトゥルフの呼び声TRPG』のようなホラーゲームでは蜘蛛の大群が登場しても問題ないかもしれませんが、毎週のD&Dセッションで蜘蛛が登場すると、プレイヤーはあまり喜ばないかもしれません。
・一緒に世界を作る
セッション0では、ルールを決めたり、プレイヤーの背景設定を補助したりすることもありますが、プレイヤーにもGMのお手伝いをしてもらうチャンスでもあります。グループで考えてほしいNPCや地域などがあれば、自由に提示してもらうとよいでしょう。
また、プレイヤーはゲームマスターだけでなく、お互いにゲームにおける好き嫌いをはっきりさせる必要があります。他のプレイヤーが自分のキャラクターといちゃついたり、プレイヤー・キャラクター間の恋愛をしたりするのは好きか嫌いか、戦いだけでなくドラマチックなロールプレイが好きで、それを体験する時間が欲しいのか。このようなことは、吟遊詩人が物語を奏でる前に、早めに解決しておいたほうがよいでしょう。
これは、プレイヤーにグループ内の他のキャラクターとのつながりを持たせる機会にもなりえます。レンジャーとバーバリアンが、セッション中に同じ海育ちであることを知るかもしれません。素晴らしい! これで、彼らは数年間一緒に海賊をやっていたという背景設定を持つことになりました。
もし、最初のセッションに参加する際に、どのようにグループ全体を結びつけるか迷ったら、プレイヤーに、彼らのキャラクターたちがお互いを知っている楽しい方法を考えてもらうことをお勧めします。同じ公園に来たとか、以前一緒に冒険してドラゴンを倒したことがあるとか、酒場で蜂蜜酒の無料券をもらったとか、冒険者を一堂に会するには一番簡単な方法です。
TRPGの中には、プレイ前にこのような共同作業による世界観の構築が必要なシステムもあります。例えば、『Kids On Bikes』(訳注:自転車を持っている子供たちになって、町で起こる事件を解決するナラティブ系TRPG。未訳)では、プレイヤーが順番に、町の舞台となる場所、その町で知られていること、その周辺で聞いた噂を決めていきます。そこからGMは情報を書き上げ、実際にプレイに入る前にランダムなNPCのリストを作成し、計画を立てる時間を作ることができます。またこれによって、プレイヤーは自転車に飛び乗ってアクションを起こす前に、その設定について熟知していることになります。システムに書かれていないからといって、プレイヤーがGMの役割を担えないわけではありません。ブロッコリーにチーズをかけるようなもので、プレイヤーにとっては楽しいし、GMの仕事の一部をやっていることに気づかないものです。
●セッション0の後は?
楽しいおまけとして、セッション0の後に、セッション0.5を行うこともできます。これは、基本的にセッション前の遊びです。キャラクターが全員、以前一緒に冒険したことがあることに同意しているのであれば、メインの物語に入る前に、その小さな冒険をプレイしてみてはいかがでしょうか。また、この時間を使ってプレイヤーと1対1のセッションを行い、新しいクラスに慣れたり、アクセントを試したりして、自分のキャラクターを本番のセッションで公開する前に、プレイすることもできます。
セッション0ですべてをカバーする必要はないことを心に留めておいてください-あなたの卓に関連すると感じられるものだけです-しかし、より多くのことを確認しておくことで、風が強く山賊でいっぱいの長い道をさらに進んで、あなたのゲームを運営しプレイすることがより簡単になるはずです。
(了)
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1/22 長島有里枝「テント日記/『縫うこと、着ること、語ること。』日記」出版記念トーク 軽い/どうでもいい/かけがえのない 話
長島有里枝「テント日記/『縫うこと、着ること、語ること。』日記」出版記念トーク
軽い/どうでもいい/かけがえのない 話
日時:2023年1月22日(日) 17:00〜18:30(開場は30分前)
会場:1003(神戸市中央区栄町通1丁目1−9 東方ビル 504号室)
出演:長島有里枝(アーティスト、写真家、文筆家)、江南亜美子(書評家、京都芸術大学専任講師)
参加費:2,000円
定員:20名
申込方法:店頭/電話(050-3692-1329)/メール(
[email protected])にて、件名を「長島有里枝トーク」として、①氏名 ②参加人数 ③電話番号 をお知らせ��ださい。定員に達し次第受付を締め切ります。
※メールの返信には数日を要する場合があります。返信なき場合は電話にて再度お問い合わせください。
企画:佐藤真理(アートコーディネーター)
長島有里枝さんの新著「テント日記/『縫うこと、着ること、語ること。』日記」の出版を記念したトークを開催します!
本著に収録された「縫うことー」は2015-16年に行われた神戸での滞在制作日記です。長年縛られてきた母との関係を共同制作を通して変えようとする「テント日記」に比べて、パートナーの母や協力者と作品制作を通して交歓したり、お気に入りの店を増やしていく様子が描かれる「縫うことー」は、短いものの、その「軽さ」が、著者にとって救いになり、ふたつはかけがえのないものであったことが感じ取れます。
そこで今回は「軽さ」に着目して、(一見)どうでもいいようなこと、ただまさに今考えていることを気軽にお話しいただきます!
聞き手には、アーティストとして、書き手としてなど、長島さんの多様な表現を見守ってきた良き理解者である、書評家の江南亜美子さんを迎えます。
今回ならではの自由なトークの場としたいと思います。トーク終了後にはサイン会も行います。お気軽にご参加ください。
※長島有里枝「テント日記/『縫うこと、着ること、語ること。』日記」(白水社)について
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b616342.html
※来場時にはマスクの着用をお願いします。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、開催を中止する場合があります。あらかじめご了承ください。
長島有里枝(アーティスト、写真家、文筆家)
1973年東京都生まれ。1999年、カリフォルニア芸術大学MFA取得。2015年、武蔵大学人文科学研究科博士前期課程修了。2001年に木村伊兵衛写真賞、2010年に講談社エッセイ賞、2021年に日本写真協会学芸賞などを受賞。個人的な問題や疑問を足がかりに、社会の中で周縁化されがちな人々や事象に注目する作品を、表現のジャンルを超えて多数制作している。
https://instagram.com/yurienagashima
江南亜美子(書評家、京都芸術大学専任講師)
おもに日本の純文学と翻訳文芸に関し、新聞、文芸誌、カルチャー誌などで論考・レビューを執筆。新人発掘にも多くかかわる。共著に『世界の8大文学賞』(立東舎)など。「完全版 韓国・フェミニズム・日本」「1990年代論」(ともに河出書房新社)などに寄稿。21年より朝日新聞書評委員。
1003
神戸市中央区栄町通1丁目1−9 東方ビル 504号室
営業時間:12:00〜19:00、定休日:毎週火曜+水曜
https://1003books.tumblr.com/
https://twitter.com/1003books
https://instagram.com/1003books
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11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)記事は、宝塚歌劇団の宙組トップスター・真風涼帆(まかぜすずほ)が、宙組トップ娘役だった星風まどか(現花組トップ娘役)に侮蔑的な言葉を浴びせるなど陰湿なイジメを行っていたと報じた。宝塚歌劇団をめぐっては昨年12月発売の「文春」記事で、演出家・原田諒氏がトップスターや演出助手だった女性スタッフらにハラスメント行為を行っていたと報じられ、原田氏が退団するという出来事が起きたばかりだったが、たて続けに不祥事が発覚する宝塚歌劇団の内部で今、何が起こっているのだろうか――。
一昨年の2021年に創立100周年を迎えた宝塚歌劇団は、「タカラジェンヌ」と呼ばれる劇団員が全員女性で、彼女たちが男役・女役を務め、花組・月組・雪組・星組・宙組の計5組と専科で構成されることが大きな特徴。歴代のトップスター、トップ娘役からは大地真央、黒木瞳、天海祐希、真矢ミキをはじめ今も第一線で活躍する女優が数多く生まれるなど、芸能界の貴重な人材育成機関としての顔も持つ。
「組それぞれカラーや特徴があり、公演も組ごとで行われる。たとえば宙組は真風涼帆のスタイルに象徴されるとおり、ステージでは長身のトップスターをはじめ男役たちがスリムなスーツを着こなす姿が印象的。また、月組は『芝居の月組』といわれ、女優の大地真央、黒木瞳、涼風真世、天海祐希、真琴つばさ、紫吹淳らを輩出してきた。ちなみに黒木はトップスターではなくトップ娘役だったが、トップス��ーとトップ娘役のコンビ内には厳しい上下関係があり、年次も基本的にはトップスターのほうが上。それが影響しているのかどうかは定かではないが、退団後に人気女優として息長く活躍するOGにはトップスター経験者が多い印象。
また、団員は5年目までは宝塚歌劇団の正社員という扱いで、給料やボーナス、退職金も支払われるというのは日本の劇団では珍しく、これも大きな特徴といえる」(宝塚歌劇団に詳しい週刊誌記者)
トップスターとトップ娘役の関係性
その宝塚歌劇団には今、試練が訪れている。今月に入り、関係者から新型コロナウイルス感染者が出た影響ですでに花組、星組、宙組の公演が中止に追い込まれるという不運に見舞われるなか、前述のとおり内部の不祥事がたて続けに発覚し、宝塚ブランドが失墜しかねない事態に陥っているのだ。
「劇場の最寄り駅である宝塚駅では、先輩が乗ろうとする電車に後輩は乗らずに『お見送り』をしたり、宝塚線の線路沿いでは先輩が乗っていると思われる電車が通るだけで後輩が立ち止まって礼をしたり、宝塚音楽学校では上級生と下級生が班をつくって校舎の隅々まで完璧に掃除をするといった『鉄の掟』が有名だが、今ではそうしたルールはかなり緩和されている模様。それでも上下関係が厳しいのは確かだが、トップスターとトップ娘役の関係性というのは、コンビによってまちまち。
トップスターは相手役のトップ娘役の指導係の役割も担うので、基本的には明確な上下関係が存在するが、大地真央と黒木瞳のように熱い師弟愛で結ばれているケースや、特に最近では友だち関係に近かいケース、逆に真風と星風のように険悪なケースもあると聞く。トップスターの性格や考え方による部分が大きいが、歌劇団に所属するタカラジェンヌは総勢で約400人おり、各組のトップスターはおおむね3~5年で交代していくので、一概に『こう』というのはいえない。もっとも、真風の例はかなりレアといえるだろう。稽古中などに大勢の劇団員やスタッフがいる前でトップスターがトップ娘役を叱るというのは珍しくはないが、真風のように容姿を批判したり演技ができないと言い出すような凄惨なイジメは聞いたことがない」(同)
渦巻く嫉妬
そんな団員・スタッフたちが鉄壁の絆で結ばれているかにみえる宝塚歌劇団で、なぜイジメやハラスメントが起きているのだろうか。『自己正当化という病』の著者で精神科医の片田珠美氏はいう。
「宝塚もそうですが、一般に閉鎖的な空間ほど不祥事が起きやすいのです。しかも、私自身も中学生の頃に『ベルばら』ブームを経験した影響で、宝塚に憧れていましたが、このように憧憬や羨望の対象になっている組織では、理不尽な仕打ちを受けても告発をためらう傾向が強くなります。なぜかといえば、その組織に入ることができ、所属していること自体にブランド価値がありますので、自分が排除されることへの恐怖ゆえに、声を上げにくいからです。
ですから、最近宝塚の不祥事が『文春』によって立て続けに報じられていますが、必ずしもここ数年でとくに増えたというわけではないと思います。以前から同様の不祥事はあったものの、誰も声を上げることができなかっただけではないでしょうか。
しかも、宝塚は『女の園』で同性の集まりですから、どうしても嫉妬が渦巻きやすくなります。おまけに、男役トップスター、あるいはトップ娘役の座を目指してしのぎを削る世界なので、嫉妬の炎が燃え上がるのは当然でしょう。上級生が、自分の立場を脅かしかねない下級生に嫉妬を抱き、陰湿ないじめを繰り返すことがあったとしても不思議ではありません。
今回の報道で引っかかるのは、男役トップスターの真風涼帆さんが自分の相手役だったトップ娘役の星風まどかさんをいじめていたという点です。真風さんは男役で、星風さんは娘役ですから、普通に考えると星風さんが真風さんの立場を脅かす存在とはいえません。第一、真風さんは175センチと高身長のうえ端正な顔立ちであり、圧倒的な人気を誇っていますから、嫉妬する必要などないように思います。もっとも、それでも生まれてしまうのが嫉妬の怖いところで、星風さんの若さや歌唱力に嫉妬したのかもしれません。
もう1つ考えられるのは、真風さんが同じようないじめを過去に受けていた可能性です。真風さんは、星風さんを幹部部屋に呼び出し、反省するよう1時間の正座を命じたと『文春』で報じられましたが、真風さん自身も同様の仕打ちを上級生から受けたことがあったのかもしれません。宝塚には『軍隊並み』と称されるほど厳しい上下関係があり、上級生の言葉は絶対ということですから、真風さんが同じように正座させられたことがあった可能性は十分考えられます。
こういう場合、『自分も上級生からされたのだから、同じことを下級生にしてもいい』と自己正当化しやすくなります。また、『攻撃者との同一視』というメカニズムが働くことも少なくありません。
これは、自分の胸中に不安や恐怖、怒りや無力感などをかき立てた人物の攻撃を模倣し、自身が攻撃者の立場に立つことによって、屈辱的な体験を乗り越えようとする防衛メカニズムです。フロイトの娘、アンナ・フロイトが見出しました。
このメカニズムは、さまざまな場面で働きます。たとえば、学校の運動部で『鍛えるため』という名目で先輩からいじめに近い過酷なしごきを受けた人が、自分が先輩の立場になったとたん、今度は後輩に同じことを繰り返します。同様のことは職場でも起こります。お局様から陰湿な嫌がらせを受けた女性社員が、今度は女性の新入社員に同様の嫌がらせをするようになるわけです。
この『攻撃者との同一視』が宝塚では起きやすいように見えます。しかも、『舞台を素晴らしいものにするため』という口実があれば、正当化されやすいでしょう。ですから、同様の不祥事は実はいくらでもあり、今後も声を上げる人がいれば、表に出てくるのではないでしょうか」
ちなみに当サイトは今回、複数の宝塚歌劇団元関係者や日頃からメディアを通じて宝塚に関する情報を発信している人々に取材を申し込んだが、軒並み拒否されてしまった。
「全国紙をはじめ主要メディア各社には宝塚の担当記者がいるほど、メディアとのつながりは深い。日本中に数多くの熱心な宝塚ファンがおり、宝塚はメディアにとっても強力なコンテンツの一つと化していることから友好な関係を築いている。さらに、宝塚関連の書籍や雑誌の特集なども多く、宝塚の元関係者であったり強いパイプを持っていたりすれば、それだけでいろいろな仕事につながるという人もおり、意外にも宝塚批判というのはタブー視されている面がある」(前出・週刊誌記者)
(文=編集部、協力=片田珠美/精神科医)
宝塚歌劇団ブランド失墜、トップスターが凄惨イジメ、文春報道…不祥事生む組織体質 | ビジネスジャーナル
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【ルパン三世VSキャッツ・アイ】先行上映&出演者登壇ジャパンプレミア<1/24(火)>開催決定!
2023年1月27日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信が決定している Amazon Original『ルパン三世VSキャッツ・アイ』の本編の先行上映とキャスト制作陣による舞台挨拶付きジャパンプレミア開催が決定しました!
■イベント概要
日時:2023年1月24日(火)17:45開場 18:15開演
場所:TOHOシネマズ六本木
内容:舞台挨拶、『ルパン三世VSキャッツ・アイ』上映
登壇者:栗田貫一、戸田恵子、静野孔文監督、瀬下寛之監督(予定)
■チケット発売
チケット代金:2,500円(税込)均一 ※全席指定
申込制限:1人あたり2枚まで
チケット販売URL:https://w.pia.jp/t/lupin-vs-cats/
◎チケットぴあオフィシャル先行発売
受付期間:12月23日(金)12:00〜 2023年1月9日(月・祝)23:59
抽選日:1月11日(水)
<お問い合わせ先>
トムス・エンタテインメント(
[email protected])
チケット購入は、1名様につき2枚までとさせていただきます。
インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。当日は荷物検査を行わせていただく場合がございます。
会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映※掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
運営の都合により、会場への入退場、トイレのご利用を制限させていただく場合がございます。
ライブビューイング上映やイベント上映のチケットを、プレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケットなど)でご購入されたシネマイレージ会員様は、劇場チケットカウンターでご鑑賞当日にシネマイレージの鑑賞履歴をご登録いただけますので、お立ち寄りください。
車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
政府による「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」及び全国興行生活衛生同業組合連合会による最新の「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、映画館を運営しております。
全座席を販売しております。
(新型コロナウイルス感染予防の対応についてはこちら)
マスクを外した状態での会話を防ぐため、スクリーン内にて上映前までは、飲食はお控えいただきますようお願いいたします。
スクリーン内では必ずマスクを着用してください。
舞台挨拶中および本編のご鑑賞の際には、会話や発声はお控えください。特に飲食物をお召し上がりの際の会話はしないようご注意ください。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
過去2週間以内に感染が拡大している国、地域への訪問歴がある場合は、ご来場をお控えください。
手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について 座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
ご入場の際の機器による検温にご協力ください。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入場をお断りいたします。
チケット購入時にご登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。
その他、映画館の新型コロナウイルス感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。ご協力いただけない場合には、ご鑑賞をお断りさせていただく場合がございます。
新型コロナ感染症予防対策は、政府および全国興行生活衛生同業組合連合会の最新のガイドラインにより変更する場合がございます。また、一部の映画館、スクリーンでは対応が異なる場合がございます。
いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
新型コロナウイルスの感染状況により、販売する座席数が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
上映中は、ポップコーンやホットドッグなどのフード類やドリンク類をお召し上がりいただけますが、飲食の時間は極力短くしていただきますようお願いいたします。
飲食物をお召し上がりの際に一時的に外すことがあっても、終わりましたら着用をお願いいたします。
乳幼児(3歳以上の幼児は着用を推奨)を除き、着用いただけない場合はご鑑賞をお断りさせていただきます。
身体上のご事情がある場合は、劇場従業員までお申し出ください。
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2022/10/22〜
10月23日
朝はそんなに早く起きれず、ハトバスは満席で、でも朝の休日の丸の内を歩いて、ハロウィーンの飴をパパブブレで買って、ちいかわのショップに整理券を持って静かに並ぶ方々を見て、首都高をくぐって図書館へ行った。
予約していたボードリヤールの“透き通った悪”を借りて、ユリイカの長島先生の対談を読んだ。
そして今日は2回目のお散歩会。曇りの良い天気。待ち合わせた新浦安駅は大きなイオンとアトレとディズニーリゾートちっくなホテルや団地があった(百万円と苦虫女のロケ地!)。
スケールアウトした道や碁盤の目状に並ぶ郊外住宅、夢の国の安らかBGM、隠さないレプリカ感のホテルの佇まい、エイの写真の駅、海と中洲、観覧車、端に突き刺さったシンボル、西日、遠くの町並み、何かずっと生えている大きな油菜みたいな背の高い黄色い草…たくさんのものが割と全て主役級で忙しい。
おしゃべりをしながら、途中ふっと会話を抜けて写真を撮ることができるお散歩だった。
私は、またお隣さんからラインが来た話(さつまいもをいらなかいか?と言う内容)や、幼馴染の会があるらしく心がざらついた話をしてしまった。
お散歩をした2人とは比較的よく会っているので、最近どう?とか仕事何してる?とかを話さずに、写真や映画の話、昔見ていたアニメや映画の話ができて、とっても楽しかった。
2人は今度山登りに行くらしい。ちょっと頑張れないアクティビティなので、羨ましいけれど、良いお年を!と言って別れた。
女の子と写真のことをまとめた写真集をみてもらった。改めて、30歳で消えたい、と思った。
それと、2人と私は、みんな二人姉妹の長女だったな〜と帰宅して思い出した。それだけなんだけれど、だからって共通点を見出すことはできなくて、うん全てのことがこうであれ!と思っている。
一人で街を歩くと、周りの人達をよく見てしまう。自分も周りの人も同じところにいて、大勢の中の1人であると感じることが多い。でも今日は、私達、と、その他の皆さん(違うところにいる大勢の私達)になっていた。気づかなくて良かった嫌なものも含め、周りが見えずに、でもそれはそれで楽しく過ごすことができた。
ただ、とっても疲れている!ので、なるべくゆっくり夜更かしをしよう。
(いつも早く寝ようと焦ってしまう。)
10月23日
思ったより朝起き上がれたので午前中の予定を済ませて、先週落として失ったお花を、町のお花屋さんで購入した。ケイト、というらしい。
やっぱりまだ幼馴染の会のざらざらが残り、お部屋や水回りの掃除をたくさんした。えらい!掃除をしながら、会の主催の人(母から連絡をとるように、と、連絡先が送られてきた)は、よく思い出したら私に傷つき度の低いいじめをしてきた人だった!ぜったいにいかない!思い出したように傷ついているので!
午後、筑波山へ行った話を聞く。
写真も見せてもらった。山��入り口に大きいカエルの像と、廃墟化したデパートの屋上程度の遊園地があるらしい。
カエルとイカの解剖実験を高校生の時にしたことを思い出した。
昨日の友人達もそうだったけれど、みんな登山をしている…
最果タヒの、味方はいらない、を読みたくなる。非の打ち所がないマンのパブリックイメージに対抗するために、こんなに大きな声で鼻歌を歌って踊って帰宅しているのでは!私は!と、思ったりした。
市長選があったので投票しに行く。今日まで全く市政に興味が持てず、投票所のポスターで2人しか立候補者がいないこと、2人とも差し障りなく見えること、無所属なこと、を確認した。投票用紙記入用のペンがよく尖っていて書きやすかったので、画数の多い方の立候補者の名前を書いた。
10月24日
昨晩食べたものが、全てあまり味がしなくて、少しずつ酸っぱさだけあって、クレイジーソルトをたくさんふりかけた。
クエン酸洗浄したポットの洗いが足りなかったのかな。また感染症を患ってしまったのかな。
ダークチョコレートも味がしなくて悲しかった。
このあと、明日からの休みの予定を上司に相談して、一先ず明日時間休を取れたら映画を見にいこうかな。
10月25日
午前休をとって8:45の回の“マイ・ブロークン・マリコ”を観て出勤した。
ショッピングモールって当たり前に映画館がついているけれど、こんなにもシアターを隠し持っていたの?と、驚いた。平日の朝一だからか、シアターには3人だけで、いつも出てくる映画館空間での不安ちゃんは引っ込んでいた。
とても漫画っぽいシーンが多い(漫画が原作らしいので当たり前か…)、と、あと、名前のわかる役者さんがいなかったので、よくストーリーに集中できた気がする。マリコ役の女優さんかわいい。
どんな映画を観ても、しばらくは自分の周りもその世界の延長ごっこをしてしまうので、午後からお仕事にしてバランスを取れた気がする。
映画を観終えてショッピングモールのテラスに出ると、駅とモールの間の広場に、保育園児4クラス分くらいのお散歩が来ていた。いろんな移り変わる広告に囲まれながら幼少期を過ごすミュータント増殖?と思った。
今日は曇天のいい天気。
一昨日教えてもらった通り、ショッピングモールの空きテナントにスープストックトーキョーが入店する知らせが張り出されていた。
そして職場で梨をもらった!今年はもう終わってしまったと思っていたので嬉しい!けれど「梨があるよ〜」と知らせてくれた上司は、明らかに私の名前だけを呼ばず、前々から接する度にギクシャクっぽさを感じていたので、うーんそうゆうことかしら…。たぶん心当たりもあるので(食事の誘いを断ったりしている。)、このことが、どうか周りの人にばれてなければいいな、とだけ思っている。
聴くことより見ること、話すことより読むこと、の方が、自意識・孤独を高めます(トゥアンの本より)。
10月26日
寒さで体が冷えすぎて、仕事中の記憶がない!(嘘だけど。)
年々、ウルトラライトダウン的なインナーダウンは薄く、ヒートテック的な暖か肌着は厚くなっている気がする。
何かしたいのに何もできていないとき、やりたいことを整理して、諦めるものを作っても良いのか…水野しずのnoteを読んだ。何を諦めようかな、と、考えながら帰ってきたはず。
あまり良くない感じで眠すぎて、ホームの端を歩いていたら「あぶねえぞ!」と、おじさんに言われてびっくりショックだった。大きな声と汚い言い回し、こわい。
10月27日
今日は自分の段取りの悪さを謝りながら右往左往しているうちに午前中が終わり、急ぎ仕事でいろんな人に連絡しつつ、報告したりされたりして就業した。でも、その中でも、すごくこんなにもマジな感じでお話しできる社会人(新人さん)なんて…!頼もしい!と思っていた人に、それを伝えることができた(「え?それ褒めてるの?」と言われた。)。
帰宅すると、エレベーターの鏡に、生活の音とマナーについて注意が書かれた住人へのお知らせが貼ってあった。お話声や歩く音、カーテンや窓を閉める音など、生活のちょっとした音についての注意で、私はお隣さんのそれらの音にとても疲れていたので少し安心した。みんな思っているのかもしれない。私もアラームをすぐ止められるようにしたい。
と、思って窓を開けると、どこかのお部屋からきつい食事の匂い(餃子のような匂い)がして、急いでお香を炊いている。
SNSの好きな女の子は、昨日のお誕生日に東京タワーとロイホに行っていたらしい。愛。
着たい服も、撮りたいものも、行きたい展示も、食べたいものも、観たい映画も、身につけたい香りも、聴きたい音楽も、読みたい本も、会いたい人も、何も、何もない…!の気持ちになり、日曜の夜のイベントを思ってとった翌日の有給を、4回目のワクチン接種に充ててしまった。
年末調整の紙が配られてパニック!
10月28日
「マックを食べたからちょっと匂うかも」と言われた車に乗った。確かに何かの匂いはしたけれど、それがマックの匂いかは分からない位、私はしばらくマックを認識しない生活をしている。
朝からだめで、話しかけられる度に涙目で応えていたきがする。それなのに帰宅して、とっても掃除をして、梨の皮むきを済ませて、ヘトヘトにさせてしまった。
明日からどう過ごせばいいのか、何ならこれからの夜の時間すらどうすれば良いのかわからない。
とりあえず、年末調整を出せたのでえらい!
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)8月2日(火曜日)
通巻第7420号
チュバイス、神経疾患で入院。毒物を盛られたか?
プーチン側近、ウクライナとの戦争に反対。3月に出国。イスラエルに
************************
アナトリー・チュバイスはエリツィンの経済改革で側近中の側近だった。企業民営化を推進し、一方で多くの新興財閥がロシアに誕生した。92年に第一副首相兼財務大臣としてガイダルとともに「経済改革」を推進したが、通貨危機に襲われた。
このため2005年には何者かに銃撃されたこともあった。
チュバイスが育てた「実業家」にはアブラモウィッツ、ベレゾフスキーら世界的な大富豪がいる。
チュバイスがベラルーシ系ユダヤ人であるように、ロシアの当時のオルガルヒは、殆どがユダヤ人という共通性がある。
2022年8月1日、エルサレムポスト、モスクワタイムズなどがチュバイスの緊急入院を伝えた。三月にロシアから出国したチュバイス夫妻は、4月にトルコのスタンブールでATMから現金を下ろしているところが目撃され、その後、イスラエルへ入国したことまでは判明していた。イスラエルのメディアは、その後のチュバイスの動静を殆ど使えなかった。
突然、襲われたのは手足がしびれ、喋ることが不自由になる「ギラン・バレー症候群」で、国名は明かされていないが、おそらくロンドンの病院に入院した。
日本神経学会による「ギラン・バレー症候群」の説明は次の通り。
「急性免疫性ニューロパチーの代表的疾患であるギラン・バレー症候群(Guillain─Barre Syndrome, GBS)は、感冒等の上気道感染や下痢を伴う胃腸炎に感染して1
~2週間後に、手足の先にしびれや力の入りに��さが出てきます。その後数日から2週間のあいだに急速に症状が進行することが特徴です。神経症状が出てから2週から4週で症状はピークになり、重症例では四肢麻痺が進んで歩行に介助を要し、10数%の患者さんは呼吸筋にも麻痺が及んで人工呼吸器を装着することが知られています。また約半数の人は顔面神経麻痺、複視、嚥下障害といった脳神経障害を生じます。頻脈、徐脈、起立性低血圧、膀胱直腸障害といった自律神経障害を伴うこともあります」。
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