Tumgik
#リュディヴィーヌ・サニエ
takashimatsui1960 · 2 years
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【シニア割シネマ】『ローラとふたりの兄』@ヒューマントラストシネマ渋谷
フランスのアングレームというと、たしかコミックの国際フェスティバルが行われるのでその筋で有名な街だが、そこを舞台にしたいわば家庭人情喜劇。感染症に脅かされる年の瀬に少しほっとした気分になれる。
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roomofsdc · 3 years
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SDC映画の部屋「8人の女たち(2002)」
原作は1960年代の舞台劇。雪が積もったパリ郊外の屋敷、クリスマスの準備に大忙しの邸内で、屋敷の主人が背中にナイフが刺さった遺体で発見される。容疑者は邸内にいる八人の女たち。さてさて犯人はいったい誰なのか… 品の良い音楽にのって、美しい花のアップと出演者(たった8人の女優のみ!)を重ね合わせたお洒落なタイトルバック、一転、雪がしんしんと降り積もるのどかで平和そうな邸宅へ画面が移り、車から愛らしい若い娘が降りて玄関に駆け込んでいくオープニング、長女役のヴィルジニー・ルドワイヤンが、若き日のオードリー・ヘップバーンを思わせる装いや立ち居振る舞いで登場する。これは黄金時代のヒッチコックをベースとしているんだな、とすっかり騙されてしまい、アガサ・クリスティ風の密室推理劇が展開されると信じ込んでいた私は、突然歌い出す女優たちに驚き、事件の展開に驚き、次から次へと明かされてゆく女たちの秘密に驚き、やがて舞台の幕が下りるまで、まったく先の読めない展開に翻弄されることになる。ベルリンで賞を取ったという事以外ほとんど予備知識がないままに、ポスターの惹句から単純な推理劇だと思っていた私は、良い意味で期待を裏切られた110分だった。 あえてジャンル分けをするとすれば、全編総天然色のフランス歌謡映画といったくくり方をすればよいだろうか。監督は「まぼろし(2000)」で一躍有名になったフランソワ・オゾン、本作を契機に着実にキャリアを重ね、いまやフランス、いやヨーロッパ映画を代表する監督となった、そのまさに出世作と言えよう。 とにかく、8人の女優が素晴らしい。最も若手のリュディヴィーヌ・サニエから大女優ダニエル・ダリューまで、およそ「女」のすべてをこの短い時間にすべて表現し尽くすつもりなのかと思うほど、次から次へと多彩な表情が生まれては消える。清楚、闊達、溌剌、貞淑、忠誠、奔放、怠惰、妖艶、豊満、激情、欲情、受容そして許し。彼女たちを引き立てる衣装も、それぞれの性格と置かれた状況を寓意的に物語っていて、フランス映画らしい感覚だと感じた。 しかし率直な感想として、一人の「男」としては、被害者となった家の主マルセルの気持ちと同じように、このまま小さくなって消えてしまいたいと思うほど、寄る辺ない気分になったのも間違いない。
公開当時に私が劇場で観たのは水曜日(レディーズデイ)の夕方、客席の大部分は女性のグループだった。意気揚々と楽しげに話しながら帰る彼女たちに比べて、数少ない男たちはただ肩をすくめて劇場をあとにした(もちろん私を含めて)に違いない。どんなに抵抗しても足掻いても、しょせん「男」は「女」に勝てっこないよ、と愚痴りながら… ちなみに中盤までメイド姿で出ていたエマニュエル・ベアール、メイド服を緩めて引っ詰め髪を振りほどくシーンは、予想されたとはいえドキンとさせられた。これも計算通りなのだろうが、ほんとうに「男」は哀しい。
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kuutann1-blog · 6 years
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カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュも出演! 是枝裕和監督最新作『La Verite(仏題・仮)』製作決定
『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭にて最高賞“パルムドール”を受賞し、観客動員290万人、興行収入36億円を突破、大ヒットを記録している。その監督である是枝裕和の長編15作目にあたる、『La Verite(仏題・仮)』の製作が決定し、カトリーヌ・ドヌーヴらの出演が決定。豪華役者陣のコメントが公開された。
フランスの至宝にして、世界的大女優であるドヌーヴが主演を務める是枝監督最新作は、日本を飛び出し、フランスで撮影予定だ。共演には、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し日本でも人気の高いビノシュ、アカデミー賞作品『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホーク。さらには、日本でも大ヒットを記録した仏映画『8人の女たち』『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエらを迎え、力強く情感豊かな家族の葛藤の物語を描き出す。
本作は、彼らと現地スタッフたちとタ…
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ryohei5 · 6 years
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是枝裕和監督、新作は日仏合作 主演に仏女優カトリーヌ・ドヌーヴ
 映画『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎え、日仏合作映画を手掛けることが発表された。是枝監督は「この人だったらいいなと思って書いたキャスティングが全部実現してしまったので、“さぁどうしよう”という感じですが頑張ります」と意気込みを語っている。
【写真】是枝裕和最新作『La Verite』(仏題・仮)ロケハンの様子
 是枝監督の最新作『La Verite』(仏題・仮)は、フランス映画の大女優で家族を顧みなかった母親と、元女優志望の脚本家の娘との確執を描く。カトリーヌが母を演じ、娘にジュリエット・ビノシュ、娘の夫をイーサン・ホーク、母が出演するSF映画の共演者にリュディヴィーヌ・サニエが扮する。
 本作のきっかけを、「15年程前に、『クローク』というタイトルで劇場の楽屋だけを舞台にした一幕もののお…
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