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ita-car · 2 years
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おはようございます! アクア完了!! 納車しまーす^_^ 板金屋さん😊 スタッフ募集中です😊 板倉自動車 名古屋市港区小碓3-129 日曜定休🏕 TEL 052-389-5752 営業時間 9:00〜18:00🚚 #名古屋車好き#愛知車好き #名古屋市港区#愛知県車屋 #愛知旧車#名古屋中古車 #板金塗装#自動車板金 #自動車修理#コーティング #ステップ板金#中古車販売 #買取 #トヨタ#日産#ホンダ #マツダ#三菱#スバル #メルセデスベンツ #スズキ#ダイハツ#BMW #アウディ#フォルクスワーゲン #感謝#ありがとうございます #板金屋さん募集中 #スタッフ募集 #板金塗装屋さんと繋がりたい (Minato-ku, Nagoya) https://www.instagram.com/p/Cjodfurv4Uq/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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moko1590m · 2 months
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OpenAIが開発したChatGPTは非常に高い精度で人間とチャットをすることができますが、時には「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる見当違いな回答をする場合もあります。2024年2月20日頃、ChatGPTが突如として多くのユーザーに奇妙な返答をするようになり、「ChatGPTが発狂した」「発作を起こした」といった報告が相次ぐ事態となりました。 ChatGPT goes temporarily “insane” with unexpected outputs, spooking users | Ars Technica https://arstechnica.com/information-technology/2024/02/chatgpt-alarms-users-by-spitting-out-shakespearean-nonsense-and-rambling/ ChatGPT spat out gibberish for many users overnight before OpenAI fixed it - The Verge https://www.theverge.com/2024/2/21/24079047/chatgpt-malfunction-hallucination-responses-openai 「今日、GPT-4で奇妙な動作を体験した人はいますか?」と投稿した海外掲示板Redditのユーザーによると、「コンピューターとは何ですか?」という単純な質問をしたところ、最初のうちは少し奇妙なもののコンピューターに関する説明がいくつかの段落で続いたとのこと。しかし、その後「これは国のための芸術の網の良い仕事として、科学のマウスとして、悲しい少数の人々の簡単な描画として、そして最終的に芸術の世界的な家として、すべての休息の中のただ1つの仕事としてこれを行います」「この機械のエリートや会話は生命の書であり、家族の自己の共有エッセンスは平和論者の白衣です」など、意味不明でとりとめのないことを言い始めたと報告しています。 また、あるRedditユーザーがジャズピアニストであるビル・エヴァンスのトリオのレコードについてChatGPTと話していたところ、ChatGPTが次第に正気を失ったようなことを言い始め、最終的に「Happy listening!」という言葉を連呼し始めました。 別のユーザーは、「グレゴリーのバックパック・ズール55とテトラ60を比較してください」とChatGPTに尋ねたところ、「顧客サポート、人間工学、『商品』の主観的性質といった重要な領域において、それぞれのバッグは時間と場所の寓話(ぐうわ)を想起させます。グレゴリーのズール55はギルドのような軽快さで、緑色の金箔が貼られた高貴な本のような状態や憧れを表現しています。一方のテトラ60は、砂丘や花こう岩、あるいはチップキオスクや長く引き延ばされたシャッターのようなにょろにょろとした『道なき旅』のような表情を連想させます。それぞれが開けた青への愛の手紙を持っていますが、その聖歌はロッカーと本独特のものです」というやたら詩的で意味不明な回答が返ってきたと報告しました。 ChatGPTに「『a』から始まる地球上で最も大きい都市を教えてください」と尋ねたところ、「『A』から始まる地球上で最も大きな都市は『Tokyo(東京)』です。待って、これは『A』から始まっていません!私のミスです、修正します。『A』から始まる地球上で最も大きな都市はインドの『Ahmedabad(アフマダーバード)』です。今のなし、私はまた早とちりしてしまいました。アフマダーバードは確かに大きいですが、『A』から始まる最大の都市ではありません。正しい答えは『Shanghai(上海)』です。おっと、またやってしまいました!あなたをだまそうとしただけではないと約束します。正しく修正します。『A』から始まる地球上で最も大きな都市はインドの『Ahmedabad(アフマダーバード)』です。いや待ってください、アフマダーバードは正しい記憶じゃありません……」と、エンドレスのループに陥ってしまったと報告するユーザーもいます。 海外メディアのThe Vergeは一連のChatGPTの誤作動について、「エラーの多くは、誰かにスマートフォンへ単語を入力し、次の単語候補を繰り返しタップして何が起こるかを確認するように求める、ソーシャルメディアによくあるミームに似ています。大規模言語モデルは本質的に、空想的にテキストを予測しているに過ぎないため、こうなることは理解できます」と述べました。 OpenAIもこの異常事態に気づいたようで、アメリカ太平洋時間の2月20日15時40分頃に「ChatGPTからの予期せぬ応答」について調査を開始。そして2月21日8時14分、ChatGPTの問題が修正され応答は正常に戻りました。OpenAIによると、ユーザーエクスペリエンスの最適化を行ったところ、大規模言語モデルの言語処理にバグが発生したとのこと。大規模言語モデルは言語をトークンにマッピングされる数値として処理していますが、バグによってモデルが数値を選択するステップに誤りが生じ、意味をなさない単語の羅列を構成してしまったそうです。 OpenAI Status - Unexpected responses from ChatGPT https://status.openai.com/incidents/ssg8fh7sfyz3 The Vergeは、「生成AIによるチャットボットは急速に進歩している技術で、その原動力となる大規模言語モデルは本質的にブラックボックスであり、作成者でさえ詳細を完全に理解しているわけではないことを思い出させてくれます。チャットAIはデータのパターンを探し、入力にどのように応答するのか最善の推測を行うことで動作し、通常は目覚ましい結果につながります。しかし、幻覚や感情の操作、さらには怠惰な応答を引き起こすこともあります」と述べました。
ChatGPTが同時多発的に奇妙なことを言い始めて「ChatGPTが発狂した」「発作を起こした」という報告が相次ぎOpenAIが慌てて修正 - GIGAZINE
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tumnikkeimatome · 2 months
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ルネサスエレクトロニクスがアルティウムを買収:半導体に必要なプリント配線基板をクラウド上で設計、電子部品の開発スピードを加速
買収の背景 2024年2月15日、ルネサスエレクトロニクスがソフトウエア会社アルティウムを買収することを発表した。この動きは、プリント配線基板設計ソフトウェアのリーダーであるアルティウムの能力を活用し、電子部品開発のスピードアップを狙う戦略的な一手とされる。買収金額は91億豪ドル(約8890億円)に上り、アルティウムの全株式を取得する予定である。この買収は、オーストラリアの会社法に基づく手続きを経て、主要取引銀行からの新たな借入金や手元現金を充てて資金調達を行う形で進められる。 買収の目的 ルネサスエレクトロニクスとアルティウムの組み合わせは、電子機器やシステムの設計と統合の複雑さを解消するための重要なステップを示している。現在、部品の選択、評価、動作の検証からプリント基板の設計に至るまで、多くの技術者が関与し、繰り返し作業が必要とされている。このプロセスをクラウド上で一元化し、よ…
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thewordsfromtheabove · 8 months
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大江健三郎の初期の短編小説に 『見るまえに跳べ』という作品がある。 学生時代に読んだから内容については あらかた忘れてしまっているが、 題名だけは鮮烈な印象となって いまも強く残っている。 見るまえに跳べ、好きなことばだ。 昔から何度となくそのことばを口に出して いってみたことがある。 そして、いうだけでなく、 俺はそのことば通りに 生きてきたような気がする。 小説家でもなく学者でもない俺にとって、 見る前に跳べ、は観念上の問題ではなく、 生き方そのものだったと思う。 子供のころときから、 なにか思い立ったときに すぐさま行動しなければ なにもできない性格だった。 少しでも時間を置いて あれこれ考えていると、 必ず頭の中でブレーキがかかり、 行動するのをやめてしまったものだ。 そんな自分の生理が嫌だったから、 思ったことはすぐに実行する癖が できたのではないだろうか。 見るまえに跳べ ということばに感動したのも そうした自分だったからだろう。 大学を中退したときも、 辞めようと思った その日のうちに スッパリ辞めてしまった。 一日あいだを置いて酒でも飲みながら いろいろと考えていたら、 とても辞められなかっただろう。 最近でも、例えば、 コンサートをやろうと思ったら その場で日取りや会場を 決めてしまうことにしている。 やることを決定しておいてから、 さてなにをやるのか、 あれこれ思い悩むという順番だ。 コンサートに耐えうる 立派なものを作って、 それからコンサートをやる などと思っていたら、 永遠になにもできないことになる。 とにかく、まずやってしまう、 そしてあとから考える というのが昔からの 俺のパターンなのだ。 やってしまえば、 どうにか格好はつくものだ。 その意味では俺の人生は いままでのところ、 “フォローの人生”だったのかもしれない。 もちろん失敗もある。 大学を中退して間もない頃、 金を貯めて外国に行き、 通訳になろうと思ったことがある。 で、すぐにタクシー運転手になった。 金を稼ぐためだ。 結局、金が溜まるまで 時間がかかりすぎるので 途中でいやになってしまったけれど、 いちおう通訳になるという 夢に向かって ステップは刻んだのだった。 これまでに俺は いろんなことをやってきたと 自分でも思う。 成功したとはいえないけれど、 他人に、 「オレはいろいろなものに手をつけた。  やるだけはやった」 と言い切る自信はある。 持続力は無いかもしれないが、 飛び出しのエネルギーだけは 他人に負けないものが あるような気がする。 それは一種のスポーツ感覚 なのかもしれない。 俺の廻りにはなぜか 運動神経のいいやつばかりが 集まってくる。 ラッシャー板前は 柔道部のキャプテンだったし、 大森はバレーボール、 井手や足が早くて野球は天才的。 東はインターハイ出場組だし、 古田は空手とラクビー、 タカは運動神経のかたまりだし、 大阪はああ見えてもサッカーのCF、 みんなスポーツのセンスがいい。 スポーツは理屈じゃない。 理屈はやっぱりあとからつけるものだ。 だから、自分の生理や感覚で 人一倍強いものがあったら、 その力の命じるままに 動いてかまわないと思う。 最低限のモラルを持ってさせいれば どんどん走ればいい。 もちろん、 大量テロとかのヘンな方向に 「見るまえに跳べ」 だったら困るけども。 テロするなら、 自分の内なるテロにならないといけない。
この初めての小説集は、 30代の後半になって 俺が見えるまえに跳んでみた ひとつの結果だ。 小説を書くことも 俺にとっては 一種のスポーツなのだと思う。 楽しいスポーツを見るような感じで、 この本を読んでもらえたら、 ちょっとうれしい。
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takahashicleaning · 9 months
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TEDにて
ナディーン・ハッシャシュ=ハラーム: 拡張現実が変える手術の未来
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
手術を受けるのであれば、どこにいるかにかかわらず、最高の外科チームに当たってほしいと思うでしょう。
外科医であり、起業家であるナディーン・ハッシャシュ=ハラームは、低コストの拡張現実ツールを使って、離れた場所から外科医が、手術への協力やトレーニングをできるようにするシステムを開発しています。
彼女が、ニューオーリンズのTEDのステージから、ノートパソコンを使って、ミネソタの外科医が執刀する膝の手術に立ち会うのをご覧ください。
「私たちが、当たり前に思っている日常的なデバイスによって、私たちは、本当に奇跡を起こすことができるのです」と彼女は言います。
(講演中に生々しい手術の映像があります)
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
人間社会発展の理論によれば、今私たちが生きているのは、技術進歩の第四段階である、「情報化時代」です。
デジタル技術がもたらす接続性は、現代の奇跡です。
それはバベルの塔以来、人々を隔てていた時間と空間の障壁を崩し、情報やアイデアが自由に共有される時代の条件を作ったと言えるでしょう。
しかしそういったデジタル技術で達成されたことが、実際なし得ることのすべてなのでしょうか?
そうは思いません。今日はデジタル技術が、いかに私たちをさらなる高みへ連れて行けるかという話をします。
外科医を生業とする者として私がここで皆さんにお伝えしたいのは、世界には、外科医療を受けられない人々が50億人いるという現実です。50億人です。この世界人口の7割に当たる人々は、WHOのランセット委員会によれば、必要なときに簡単な手術を受けることさえできないのです。
シエラレオネを見てみましょう。最新の調査によると人口6百万のこの国に資格ある外科医は、たったの10人しかいません。60万人に1人の外科医ということです。
まったく驚くような数字ですが、別に私たちは遠くに目を向ける必要はありません。最新の研究によるとここアメリカでも日常的な外科手術に対応するためだけでも、2030年までに外科医がさらに10万人必要とのことです。
現状のままでは、この数字を満たすことはできません。
これは外科医として私が懸念する世界的な問題です。それと言うのも安全で安価な医療が、得られないために人生を台無しにされてしまう人々を私は目の当たりにしてきたからです(人災もあれば寿命もあります)
手術が必要だけど診てくれる外科医のいない患者は、難しい選択を強いられます。待つか遠くまで行くか手術を受けないかです。
どうすればいいのでしょう?それを解決できる手段を今、皆さんは身に付けています。スマートフォンやタブレットやコンピューターです。
私から見るとデジタル通信技術には、ネットで買い物したり、ソーシャルメディアで最新情報を得るという以上の力があります。外科医療を受けられないといった人々が直面する重要な問題のあるものを解決する力があるのです。
それがどうやって可能かという例をこれからご紹介しようと思います。
外科医療の歴史には、当時の外科医が直面していた難問が技術革新によって解決されたという事例が沢山あります。
数百年遡ると微生物学の進展が、消毒技術の開発につながり、それが患者の術後の生存率に大きく寄与しました。
それから数百年の後、鍵穴手術、あるいは、関節鏡視下手術と呼ばれる技術が開発され、映像技術や精密機械と合わせ手術をずっと侵襲性の低いものにしました。
さらに最近では、皆さんお聞き及びと思いますが、ロボット手術というのがあります。ロボット工学が外科にもたらしたのは、現代の自動機械と同様、超精密性で人間の手を超える正確さで微細な手術を行うことができます。
でもロボット手術がもたらしたものは、他にもあります、外科医が患者の側にその場にいずにして治療を行うというアイデアです。外科医が画面を見ながらロボットに指示を出すのです。
これは遠隔手術と呼ばれています。
これらの解決法をコスト効率が良くスケーラブルなものにし、世界のどこにいる誰であろうと救えるようにするのは、私たちの責���でしょう。
実は、遠隔手術の提供には、何百万ドルもするロボットは必要ないと言ったらどう思いますか?
必要なのは、携帯かタブレットかパソコンとインターネットと向こう側にいる自信を持った協力者、それに魔法の隠し味となる拡張現実協働支援ソフトウェアです。
拡張現実協働支援ソフトウェアを使うことにより、専門の外科医がどのような医療現場へでも携帯やタブレットやコンピューターを使って自身を仮想的に転送することができ、その場にいるかのように視覚的にやり取りしながら手術の最初から最後まで現地の医者を指導し、手術を段階を追って進めることができます。
説明はもう十分なので実際にお見せすることにしましょう。これからミネソタ大学の整形外科医であるマーク・トンプキンス先生と回線を繋ぎます。彼は関節鏡視下手術、膝の鍵穴手術をしてくれます。
この患者さんは、手術がストリーミングされることに同意していることを申し添えておきます。無断だと法律で罰せられます。
それから時間の都合上、お見せするのは最初のステップである患部のマーキングと解剖学的な目印となる部分の特定に留めます。トンプキンス先生、聞こえますか?(トンプキンス)おはよう、ナディーン
(ナディーン)、TED会場のみんなが、挨拶しています
(聴衆)、ハーイ
(ナディーン)、ではトンプキンス先生、始めることにしましょう。まず膝蓋腱のどちら側かを切開しましょう。こことここを切開したら膝の中に入れるはずです。
(トンプキンス)、了解、中に入ります。
(ナディーン)、いいですね。関節の中に入っているところです。半月板を一通り見てみましょうか。
(トンプソン)、そうですね。
(ナディーン)、半月板に小さな断裂がありますが、それ以外は問題ないようです。指さした方に移動してもらえますか?十字靭帯をちょっと見てみましょう。前十字靱帯は正常で問題ありません。ここにさっき見た小さな半月板断裂がありますが、滑液は問題ないようです。
いいでしょうトンプキンス先生、時間を取っていただきありがとうございました。どうぞ続けてください。さようなら(拍手)
このシンプルな実演でテクノロジーがいかに強力なものになり得るかお伝えできたことを望みます。またパソコンとウェブカムだけで特別なものは何も使っていないこともお分かりいただけたかと思います。
私たちはデジタル技術を使い音声やテキストやビデオでコミュニケーションすることに馴れていますが、拡張現実ではもっと突っ込んだことが可能になります。人々が直接会っているかのように仮想的にやり取りすることができます。
やりたいことを描いたりやって見せたり、身振りを使ったりして示せるというのは、単に言葉で伝えるよりもはるかに強力なのです。
そしてこれは優れた教育の道具にもなります。
人は直接の体験によって、より良く学べるからです。これによって世界は、どう変わるのでしょうか?
私の教育研究病院では、これを使って地方総合病院での皮膚癌手術や外傷治療の支援をしています。これにより患者は、地元で治療を受けられるようになり、移動時間を減らせ通院しやすくなりお金の節約にもなります。
私たちはこれを看護師の創傷ケアや外来患者の診療にも使い始めました。最近の素晴らしい事例として腎臓癌手術の支援というのがあります。映像で様子をご覧に入れましょう。少し気持ち悪いかもしれませんが、ご容赦ください。
(医師1)、もう一度示してもらえますか。
(医師2)、ここのところ。これが上の部分、腫瘍の外側になります。
(医師1)、はい。
(医師2)、3センチの深さがあります。ここが3センチのはずです。
(医師1)、はい。
(医師2)、余裕をもって完全に取り除く必要があります。
(医師1)、お見せしますのでどう思うか言ってください。
(ナディーン)、この技術は世界的な規模でも使われています。私の心に残る一番心温まる話は、ペルーのリマの北にあるトルヒーリョでのことです。健康保険のない貧しい子供たちの口唇裂や口蓋裂の手術にこの技術が使われました。
この町のある病院では、外科医が1人で必死に治療に当たっていました。ソラヤ医師です。ソラヤ医師は、診るべき患者の多さやこの手術について訓練を受けたことがないこと苦労していました。慈善団体の支援により彼女とカリフォルニアの専門医を繋げ、この技術を使って順を追って手術を案内し、トレーニングし、指導してもらうことができました。
数ヶ月後には、3割多くの手術をこなせるようになり、合併症も減りました。今ではソラヤ医師のチームは、この手術を自信を持って単独で上手く行えるようになっています。ある母親の言った言葉を良く覚えています「この技術は娘に、笑顔を与えてくれました」
これこそ、この技術の力だと私は思います。境界を打ち壊せるのが素晴らしいところです。あらゆる技術的困難を超え人々を繋ぎ合わせ、みんなが医療を受けられるようにします。
Wi-Fiとモバイル技術は急速に発展しています。手術を提供できる地域を広げるためにも一役買うべきです。
これは専門医が赴くには、大きな危険を伴う紛争地帯でも使われています。人間の数より携帯の数が多い今の時代なら医療を世界の隅々まで広げられます。
もちろん50億の人々に外科医療を提供できるまでには、まだ長い道のりがあり未だインターネットが、使えない人も沢山います。
しかし物事は急速に正しい方向に進んでいます。変化の可能性がここにあります。私たちのチームは世界で活動の範囲を広げていてこの技術の可能性が見えてきています。
デジタル技術によってみんなが当たり前に思っている日常的なデバイスによって未来のデバイスによって私たちは本当に奇跡を起こすことができるのです。
ありがとうございました。
(個人的なアイデア)
宇宙空間にも活用できれば、月面や宇宙空間のロボットを自宅からゲームのように操作するだけで賃金がもらえるような、一神教での労働の概念が変わるかもしれません。
日本では、医療関係は、法律で個人情報の秘匿を義務化されてますが•••
国内法人大手NTTドコモは、本人の許可なく無断でスマートフォンの通信データを警察機関に横流しをしてる!
GAFAのように対策しない違法な法人?まさか、他にも?独占禁止法や法律を強化する?デフレスパイラル予防。このような国内大企業、中堅法人も危険。傲慢。
日本国憲法に違反しているので、アメリカのカリフォルニアやヨーロッパのGDPRのようにデータ削除の権利行使。
他に、再分配するデータ配当金を構築してからでないと基本的人権侵害になるため集団訴訟を国民は起こすべきだ。
税の公平性は、よく言われるが、時代が変わり一極集中しやすく不公平が生じてるなら産業別に税率を上昇させてバランスよくすればいい?
特に、IT産業などは、独占化しやすいから別枠で高税率にして、ベーシックインカム用に再分配システム構築できないなら独占禁止法強化。
自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで、防犯カメラの人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に防犯カメラの機能を追加していく。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
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mesenblog · 1 year
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misdrnet · 1 year
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肇慶の新型工業化推進の主力軍になる!2023年4月にこのようにします
肇慶の新型工業化推進の主力軍になる!2023年4月にこのようにします
四会発表2023-01-15 17:20広東省で発表
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また大きな時局にぶつかって、4会は再び峰に登る。
2023年は党の二十大精神を全面的に貫徹・実行する開局の年であり、肇慶四会市の質の高い発展と現代化建設を推進する鍵となる年でもある。
どのように現代化建設の新たな征途の中で良い局面を開き、良いステップを始めるのか。第四回会議は質の高い発展テーマに焦点を当て、重要なカギとなる部分をしっかりと押さえ、今年の経済活動を着実に行い、全力を尽くして経済に取り組み、発展に取り組む。
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自信を奮い立たせ、闊歩する
2022年は、極めて非凡な年です。四会は質の高い発展の自信を奮い立たせ、風雨を通り抜けて、頭を上げて闊歩した。
この年、四会市は経済運営の圧力が安定し、疫病予防・抑制が順調に転換し、改革開放が全面的に深化し、現代産業システムの構築が加速し、都市と農村の発展は日進月歩で、民生福祉は絶えず改善され、社会の大局は調和して安定している。
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▲四会市は全力を尽くして高品質現代化古邑名城を建設する。曹笑摂
一組のデータによると、四会経済の「成績表」:2022年、四会は工業総生産額を925億6100万元達成し、プラットフォームの成長率は7.5%だった。規定上の工業増加値は177.71億元を完成し、プラットフォームの成長率は6.8%だった。「主導+特色」産業クラスターの総生産額は768億2800万元に達し、14.13%増加した。農林・牧畜業の総生産額は120.49億元で、5.8%増加した。
2022年、四会は心を一つにして大きな出来事を成し遂げた:全国初の革新型県(市)の検収に成功し、2022年度中国県域発展潜在力百強県、全国グリーン発展百強県市、全国投資潜在力百強県市、全国科学技術革新百強県市、全国新型都市化品質百強県市、全国県市電子商取引競争力百佳サンプル、全国「四好農村路」モデル県に入選した。
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製造業という財産をしっかりと作る
製造業は実体経済の主体であり、立市の本、強市の基である。
四会市は実際と結びつけて、省委員会の「大産業」「大プラットフォーム」「大プロジェクト」「大企業」「大環境」の5大昇格行動を実行に移し、厚製造業という家財を着実に行い、肇慶の新型工業化推進の主力軍になる。
現在、四会は「主導+特色」現代化産業体系の構築を加速し、銅・アルミニウムの深加工主導産業クラスターを迅速に拡大し、ファインケミカルなどの特色ある産業の高品質発展を推進し、新エネルギー自動車及び部品、ハイエンド装備製造、新型エネルギー貯蔵、新材料、新世代電子情報などの戦略的新興産業の配置を加速し、優位性が際立ち、特色が鮮明で、配置が合理的な先進的な製造業産業クラスターを形成している。
企業誘致は経済活動の生命線であり、永遠の主旋律である。四会は着地効果が速く、造血機能が十分で、牽引能力が強い強鎖補鎖延鎖プロジェクトの導入を目指している。誘致したプロジェクトに対しては、密接にフォローアップし、サービスを強化し、全プロセスのスケジューリングを強化し、プロジェクトの迅速な審査許可、迅速な土地供給、迅速な着工、迅速な建設、迅速な竣工、迅速な生産開始を推進しなければならない。増資・生産拡大を最高の企業誘致とし、今年は500万元以上の増資・生産拡大プロジェクト36件を推進し、58社の企業を技術改造に導くよう努める。
非効率な産業改造の向上と立ち後れた生産能力の淘汰を強制し、産業の質の高い発展のために空間を空ける。四会は伝統産業のモデルチェンジとグレードアップを推進し、用地の非効率、エネルギー消費が高く、汚染が大きい企業を重点的に整備し、技術改造などの資金支援政策を十分に活用し、伝統産業企業のハイエンド分野への発展を推進する。
良質なプロジェクトは強力な産業プラットフォームに支えられなければならない。四会は産業園区の質の向上と効果の向上に力を入れ、全市の力を挙げて省(肇慶)大型産業集積区の市管スタート区(大沙、富渓区)と四会スタート区の計画建設を推進し、生産、生活、生態配置を全面的に最適化し、「1+1+2」産業体系に焦点を当て、広東港澳大湾区の先進製造業集積区、科学技術革新協同区、グリーン発展モデル区に迅速に構築する。広東省四会経済開発区の優位性を際立たせて発揮し、インフラへの投入を増やし、ソフト・ハードウェアのレベルを高め、銅科学技術産業園などの専門的特色ある園区の建設に力を入れ、精密化学工業園区の三期拡張に力を入れ、省級ハイテク開発区と省級産業園の建設に成功するよう努める。同時に、省への意思疎通を強化し、四会が省産業移転プラットフォームに組み込まれたきっかけを借りて、広州、深センなど珠江デルタの中核都市の良質な産業との連携に全力を尽くす。ムー当たり平均で英雄を論じることを強化し、差別化倒迫政策を完備させ、園区の投入産出比の向上を推進する。
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内需の安定的外需拡大に力を入れ、供給側構造改革を深化させる
供給と需要は経済発展の一体的な両面である。
四会は多くの措置を講じて消費を促進することを提案し、消費促進特別行動を深く実施し、文体活動を適時に開催し、人気を集め、客足を引き、経済発展の活力を全面的に引き出すこと、観光振興を大いに推進し、国家級全域観光モデル区の要求に対して、全力で大湾区の1時間レジャー観光目的地を構築しなければならない。玉器産業を主とする都市経済をさらに繁栄させ、玉器産業チェーンの補完、延伸に努め、全国の玉器電子商取引中継業界のベンチマークを構築しなければならない。
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▲曹笑摂
有効投資の拡大には重要な役割があり、安定成長の「法宝」である。四会は全力を尽くして重大プロジェクトの建設にしっかりと取り組み、投資成長に対する牽引作用を十分に発揮する。インフラ施設の重要プロジェクトの建設にしっかりと力を入れ、「3年間のプロジェクトは2年間に照準を合わせる」という要求に基づき、4つの会議の一連の重要プロジェクトの建設を計画、調整し、教育、医療衛生プロジェクト及び洪水防止、水利プロジェクトなどの社会事業プロジェクトの建設の推進を加速させ、「大プロジェクトをつかみ、大プロジェクトをつかむ」という生き生きとした局面を形成しなければならない。
安定した対外貿易、安定した外資の面では、四会は対外貿易、外資、アウトソーシング、外経、外智の「五外連動」の組み合わせ拳を打ち、RCEPなどの有利なチャンスをつかみ、四会保税物流センター(B型)の建設を推進し、世界玉石取引センターを建設する。
科学技術は第一の生産力であり、四会は科学技術革新の活力を十分に引き出すだろう。高品質で革新プラットフォームの建設を推進し、企業の革新主体の地位を強化し、高企業の「ツリー・スケーリング」行動を深く実施し、高企業の総量が200社を超えることを推進し、人材発展の高地を大いに構築し、「プロジェクト+産業+人材」サービスシステムの構築を加速し、産業発展に満足する優秀な人材を備蓄する。
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富県強鎮興村を一体的に推進し、改革を全面的に深化させる
省委員会、肇慶市委員会は「百県千鎮万村高品質発展プロジェクト」の実施を非常に重視し、多くの利益のある政策信号を放出した。四会は区位、交通、産業などの優位性を十分に発揮し、各鎮(街道)、各条村の特徴と資源を統一的に計画し、富県強鎮興村を一体的に推進し、県鎮村内の原動力を強化し、不均衡不協和問題を全力で解決し、県鎮村の発展の短板を質の高い発展の潜在力板に転化する。
県城の総合的な支持力と影響力を強化する。四会は県域の質の高い発展プロジェクトを深く実施し、都市部の「江を擁する」「東に向かう」発展を堅持し、四会が中等都市の基準に基づいて建設を計画することを推進する。
東南プレートは産業発展のエネルギーレベルと都市機能の品質に焦点を当て、大湾区産城融合製造新城の建設を加速させ、肇慶市域の副中心都市としての四会の機能作用を十分に発揮させなければならない。西北プレートは生態保障とグリーン発展能力の向上をめぐって、土地の適性、科学的な配置によって産業を主導し、綏江沿いの農村振興モデルベルトと北部生態農旅体験映画を構築しなければならない。
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▲曹笑摂
郷鎮連城帯村ノード機能を強化する。四会は鎮に駐在して鎮扶村を支援する仕事を着実に推進し、水電気道路網などの一体化した配置と共同建設・共有を促進し、鎮級の便利な生活圏を構築する。大建強大砂、江谷、地豆などの中心鎮を建設し、精黄田沙糖ミカン、石犬蘭などの専門鎮の特色ある鎮を建設しなければならない。四会はまた、市外専門鎮との連動発展を強化し、地域間協力を促進し、珠江デルタ核心区専門鎮産業の秩序ある移転と良質な資源要素の流出を積極的に引き受ける。
大沙鎮の新型工業化新型都市化融合の高品質発展の試行を着実に推進する。四会は産業強鎮プロジェクトを大いに実施し、大型産業集積区の建設を頼りにして、鎮域の特色ある産業体系の構築を加速し、居住、工業、商業、交通、生態などの機能空間配置を科学的に構築し、各種のインフラ施設と機能サービス体系を完備させ、「大砂漁」ブランドを全面的にスタートさせ、大砂を全省ひいては全国の百強鎮に作り上げることに力を入れる。
住みやすさと美農村の建設を加速させる。四会は工業化の理念で現代農業を発展させ、より多くの富民興村の特色ある農業産業を構築し、一二三産業の融合発展を推進する。「赤美行動」をモデルとしてリードし、美学的思考で美しい田舎を建設することを全面的に広げた。農村観光地化改造を推進し、四会古邑綏江碧道画廊農村振興モデルベルトの建設を加速させ、全省の農村振興のモデルとなる。
改革には原動力を、開放には活力を、四会は改革を全面的に深化させる。
四会は「融珠入湾」の高速道路への進出を推進し、広東・香港・澳門・大湾区の建設に全面的に参与することを新時代の改革開放の「綱」とし、「双区」と横琴、前海、南沙などの重要なプラットフォーム建設の歴史的チャンスをしっかりと捉え、広州都市圏の建設に深く参与し、そして「三大交通圏」の建設に積極的に連携し、確実に通達レベルを向上させる。
四会は重点分野の改革の難関攻略を推進する。上下貫通、多部門協同の「統合式」改革を計画し、肇慶ひいては全省に「四会改革モデル」を提供するよう努力する。「行政簡素化と権限委譲」を継続的に実施し、郷鎮街道管理体制のメカニズム改革を深化させ、郷鎮街道の経済社会発展の活力をさらに引き出す。
四会はビジネス環境を全面的に最適化する。四会は企業第一を堅持し、党・政府・企業の常態化したコミュニケーションメカニズムを完全なものにし、企業が実際の困難と問題を解決するのを助け、各種企業と広範な企業家が自信満々に植根四会、投資四会を設立した。デジタル政府2.0の建設を深く推進し、「放管服」改革を深化させ、「一網統管」の試行と「無証明都市」の建設を共同で推進し、首席データ官制度を全面的に普及させ、一流のビジネス環境を構築する。
スタートはダッシュで、全力で発展に取り組む。新たな1年間、四会は全力を尽くして質の高い発展を推進し、中国式現代化の偉大な過程の中で肇慶が新型工業化の主力軍を推進し、肇慶市域の副中心都市、都市・農村地域の協調発展モデル県の建設を加速させ、肇慶が「二つの定位」の実現を加速させるために四会のしかるべき担当と貢献をした。
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blenny-giken · 1 year
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32BLレトロでかっこいい軽トラックをカスタムcustom-シボレーCHEVROET3100風のフロントマスク,防水-耐水コーティング-ステップ...
32BLレトロでかっこいい軽トラックをカスタムcustom-シボレーCHEVROET3100風のフロントマスク,防水-耐水コーティング-ステップサイドベッド-クールFblennymov7 https://www.youtube.com/watch?v=YvCmVUDFsDw&list=PLUqu-kjRuv9ewP1hlQGDEzWkkg_a4Xa2o&index=27 #BlennyMOV7#ジムニーの錆止め#サビ穴ボディー補修 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov7 ++++++++++ ジムニーの錆穴穴あきを自分で修理GM1508で塗布メンテナンスFRPで鈑金補強コーティングSA15.mov https://www.youtube.com/watch?v=HlUrFHm9y0Y&list=PLUqu-kjRuv9ewP1hlQGDEzWkkg_a4Xa2o&index=9 #BlennyMOV7#ジムニーの錆止め#サビ穴ボディー補修 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov7 ++++++++ #BlennyMOV7#ジムニー鈑金錆止め3BL鉄板サビ穴あき修理教えてFRPアルミテープで補修メンテナンス#ガソリンタンク防錆のGM1508塗布融雪剤錆び車タンクローリーもハケ塗り防錆!! 4th https://www.youtube.com/watch?v=VtJ-FE5PpIg&list=PLUqu-kjRuv9ewP1hlQGDEzWkkg_a4Xa2o&index=2 #BlennyMOV7#ジムニーの錆止め#サビ穴ボディー補修 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov7
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luglowrs · 1 year
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こんにちは、LUG Lowrsです。 あっという間の金曜日。 今週は比較的天気が安定していましたね。 本日はPOST GENERALから入荷のスタイリッシュなテーブルをご紹介。 サイドテーブルとして大活躍のアイテム。 様々な使い方が出来そうです。 @postgeneral_official カメラ用の三脚をベースに 専用天板をセットにした多機能ギア。 天板には2箇所、横に大きい溝穴があり、 フックなどを引っかけることができます。 三脚は高さ48~132cmまで調節が可能。 ご使用のシーンに合わせて使いやすい位置に調節いただけます。 また、三脚のポールにはランタンなどを下げれる フックが2箇所ついています。 天板はカメラ用のクイックリリースマウントを使用して設置します。 3ステップで脱着できるので、準備や片付けも手間取りません。 三脚の足元にはPOST GENERALのロゴをアクセントに。 持ち運び、収納に便利なキャリーバッグ付きです。 お好きなサイズの天板を用意いただき、車のトランクなどに 橋渡ししていただくとカーサイドテーブル用の脚としてもお楽しみいただけます。 トリポッドテーブル&ハンガー POST GENERAL ポストジェネラル TRI-PODTABLE&HANGER https://www.luglowrs.com/shopdetail/000000003896/ POST GENERAL 全商品はこちら https://www.luglowrs.com/shopbrand/pos 商品のご購入は画像リンク またはこちらからどうぞ SHOP:https://www.luglowrs.com/ LINEの友達登録はこちら 初回300円OFFクーポンプレゼント https://line.me/R/ti/p/%40gle3450x #surf #skate #surftrip #fashion #mensfashion #luglowrs #led #POST GENERAL #goout #icebrick #camp #サーフィン #サーフトリップ #ポストジェネラル #キャンプ #アウトドア #ゴーアウト #テーブル #サイドテーブル #小物 #フェス #新商品 #新入荷 https://www.instagram.com/p/CkhiPMEPDDm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ita-car · 2 years
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ホンダ フィット トヨタ アクア 入庫ありがとうございます^ - ^ 板金屋さん😊 スタッフ募集中です😊 板倉自動車 名古屋市港区小碓3-129 日曜定休🏕 TEL 052-389-5752 営業時間 9:00〜18:00🚚 #名古屋車好き#愛知車好き #名古屋市港区#愛知県車屋 #愛知旧車#名古屋中古車 #板金塗装#自動車板金 #自動車修理#コーティング #ステップ板金#中古車販売 #買取 #トヨタ#日産#ホンダ #マツダ#三菱#スバル #メルセデスベンツ #スズキ#ダイハツ#BMW #アウディ#フォルクスワーゲン #感謝#ありがとうございます #板金屋さん募集中 #スタッフ募集 #板金塗装屋さんと繋がりたい (Minato-ku, Nagoya) https://www.instagram.com/p/Cjl3jQHv9I_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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banks-house · 4 years
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満山様オフィス改修工事 3
満山様オフィス改修工事、第三回目です。
完成した空間を、ぜひご覧ください。
内装だけでなく、室内環境がよくなるように、断熱材の充填や、ペアインナーサッシの導入など、性能向上工事もやらせていただきました。
自動車関連の会社だからこそ、環境に積極的に配慮していきたい、というお施主様の考えを、形にさせていただきました。
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打ち合わせ空間の床は、ヘリンボーン柄に貼りました。
ステップをのぼると、事務スペースとなります。
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正方形の窓からは、工場の作業を垣間見ることができます。
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事務スペースのデスクの天板は、ディープグレーのリノリウムを貼って仕上げました。
作業着でPC作業をすることも多く、天板が汚れやすい、ということを解消するために、汚れに強く、目立たないリノリウム を提案させていただきました。
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打ち合わせ空間と事務スペースを隔てるカウンターの天板には、クルミの木の無垢材を。
細い節だらけの材料を、丁寧に磨き、仕上げることで、細さや節は魅力的な味わいになってくれました!
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デスクの上には大容量の書類棚を。
A4サイズのファイルがぴったりと収まるサイズ感です。
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デスクの脚は、真鍮製です。
工場の仕事は、身体を使う職人仕事です。
現場作業後も気兼ねなく、ハードに使っても大丈夫なように、年月が立つほどに汚れてカッコよくなっていくような「素材の味わい」が出るものだけで、空間作りをすることを目指しました。
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床のフローリングは、北欧産のパイン材無垢フローリング。
硬く締まったパイン材は、土足で暮らす欧米でもポピュラーな床材です。
ゆっくりと深い色合いに変化していく材料です。
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壁は、漆喰を左官ではなく、塗装で仕上げました。
漆喰塗料と言われているものです。
左官よりも薄塗りにはなってしまいますが、漆喰ならではの抗菌効果や、空気清浄効果が期待できる仕上がりです。
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打ち合わせ空間のヘリンボーンの床は、北海道で伐採されたニレ材を使いました。
最初から深い色合いのニレ材は、経年でさらにツヤを増し、高級感が感じられる材料です。
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壁掛けのエアコン一台だけで、夏も冬も快適な空間になるように、断熱工事をさせていただきました。
北側の窓には、樹脂インナーサッシを取り付けることで、冬の寒さを強力にブロックします。
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間仕切りカウンターの立ち上げ材も、北欧パイン材で施工しました。
打ち合わせに使用するソファーは、デンマーク人のウェグナーがデザインしたGE290の3人がけソファを提案させていただきました。
GE290は、世界中で50年以上も愛されている、大ベストセラーのソファです。
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ステップの突き当たりはトイレと洗面室を設けました。
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南北に光と風が抜けるため、改修前よりも非常に広々と感じることができます。
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南面の大きな開口部。
光がふんだんに入ってきます。
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ミニキッチンは既製品のものを。コンロを設けず、ステンレスの作業スペースが広く取れるよう、特注仕様でメーカーさんに作ってもらいました。
リノリウムが側面に貼られ、デスクとの統一感を出しました。
発色の良いブルーのタイルを周囲に貼っています。
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外からの外観。
電動のオーニングを設置し、強い日差しや、急な雨から守ってくれます。
電動のオーニングの動作も良好。悪天候時でもオーニングが機能するような、高耐久のものをセレクトさせていただきました。
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洗面手洗いの上には、鏡つきの吊り収納を設置しました。
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ペーパータオルがぴったりと収まるように作ってあります。
下から引き出せるように造作させていただきました。
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トイレは床も壁もタイルで仕上げました。
土足でトイレを使用する想定なので、なるべく掃除がしやすいように、とのお客様からのオーダーです。
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既存のサッシの内側には、樹脂枠ペアガラスのインナーサッシを設置しました。
断熱性能、気密性能が、このインナーサッシを取り付けることで、格段によくなります。
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職員用のトイレは、お客様様トイレよりもさらに色が濃く、汚れが落ちやすいタイルを選びました。
便器もグレー色の特注のものにすることで、全体にシックな装いのトイレとなりました。
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貴重品を保管する収納部屋は、防犯性を上げるため、建具も特別性です。
蹴破ることができないような頑強な木材を使用した造作建具です。鍵も防犯性の高い玄関で使用するような、鍵を採用しています。
窓には、金属製の格子を造作しました。
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金属製の格子を室内外に設置し、簡単には進入できないような仕様になっております。
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入り口の建具も造作しています。
木製のドアハンドルは、カウンター天板材と同じ、くるみ材から削り出して作りました。
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お引き渡し後、事務スペースでお仕事中の社長様とお話しさせていただきました。
作業効率をさらに上げるために、今後も細かい調整をしていきたいと思います。
[満山様オフィス ] → http://mitsuyama.co
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nemosynth · 4 years
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<海外シンセ興亡記 IV : waldorf microWAVE XT review>
●メーカー名
waldorf 
ドイツのシンセメーカーのひとつ、旧 PPG の後継者が、waldorf 社。 PPG  / waldorf は、ウェーヴテーブル音源方式を編み出したメーカーである。
PPG こと Palm Products Germany とは、その名の通り創業者 Wolfgang Palm(ウォルフガング・パーム)氏が '70 年代はじめからこつこつつくり続けていたアナログシンセを、組織として製造販売するようになった会社。
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最初はモジュラーはじめ各種アナログシンセを出していたが、早くからデジタルオシレーターを開発、世にアナログシンセしかなかった '78 年には、おそらく史上初のウェーヴテーブルを使った PPG Wave Computer 360 を出している。これは8種類のウェーヴテーブルを持つデジタルシンセで、フィルターは無い! このウェーヴテーブルと同じものが、のちの PPG Wave 2シリーズ、waldorf microWAVE シリーズ、blofeld なんかに引き継がれているが、それを聴けば、タンジェリン・ドリームのアルバムで聴ける数々のデジタル音やサンプルめいた音色が、じつはこの Wave Computer 360 であることが分かる;
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'81 年から始まった PPG Wave 2シリーズは、ウェーヴテーブルを増やして VCF/VCA を加えた機種で、これも DX7より2年も前に出た機種。
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Wave Term なる専用ラックマウント・コンピューターを使うと、1波の波形編集やウェーヴテーブルのエディットが行えた。下の写真は改良型 Wave Term B モデル;
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こうして ’80 年代には先端的なデジタル技術を駆使し、シンセシスト憧れの的として何百万円もする超高額機種ラインナップ Wave シリーズで一斉風靡したものの;
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理想を追い求めた重厚長大かつ史上初のハードディスクレコーダー HDU(Hard Disk Unit)や;
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どんなシンセにも変幻自在となるはずの、幻のヴァーチャルハードウェアシンセ Realizer の開発にカネをつぎこみすぎたあまり
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バグが止まらず崩壊、’88 年に PPG 社は解散した。北米キーマガには「Realizer that never realized.」と言われている。
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そして、翌年 '89 年に旧 PPG のエンジニアが再結成し、超個性派の新機種 microWAVE とともに驚きのデビューをはたした waldorf 社。
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社名は、ハイデルベルグの近くにある小さな町、Walldorf ヴァルドルフにちなむ。
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その後、120 万円もする巨大戦艦 The Wave を筆頭に
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順調に microWAVE シリーズをはじめとする新製品をどしどし出していたが、アナモデの名機Qシリーズを発売したあと、しばらくしてから業績がふるわなかったらしく、2004 年には、いったん倒産したらしい。 
しかし、その後、2006 年ごろからふたたびQシリーズの在庫一掃なのか分からん販売を再開し、それがフェードアウトするころ、2007 年になって正式に、不死鳥のようによみがえった新生 waldorf 社。 
その新製品第1弾が、これまた衝撃の仕様をつめこんだ小さな純白の音源モジュール blofeld であり
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2009 年1月には 49 鍵版の blofeld keyboard と
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両機種ともにサンプルが読み込めてそのまま再生できる有償アップグレード・オプションが発表され、さら後にはボディカラーを漆黒に染め上げたブラックバージョンも限定生産にて発売された。
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また blofeld keyboard が出たのと同じ 2009 年1月には、同社第2弾の新製品であり、同社初のソフトシンセ largo が発表された。 
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以降、新生 waldorf 社は、ハード、ソフト、アプリと、ふたたびさまざまなシンセを開発・販売し続けることになる。
iPad アプリ Nave
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Quantum
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Kyra
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他にも rocket や strechifett、zarenbourg などなどなどなど。
ここでは、waldorf 初代の機種である microWAVE シリーズから、さりげなくフルデジタルになることで、中興の祖となった機種 microWAVE II の派生機種 microWAVE XT を取り上げる。
●機種名
microWAVE XT '98 年発売 国内定価:約30万円
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PPG の後継として設立された waldorf が、初号機 microWAVE を出したあと、それに続いて出てきた一連の microWAVE シリーズ最後の機種。waldorf が倒産する前の機種である。
フルデジタルシンセ音源モジュール。 しかも、5Uラック型かつ据置き型ほんでオレンジ色!
なお私が所有していたのは ver.2.11で、その後 version があがっていたはず。ネットで最新OSをダウンロード可能だったのは、今では当たり前すぎるが当時は斬新であった。
●音源方式
Wavetable Synthesis+フルデジタル減算方式 2基×ウェーヴテーブルオシレーター 1基×音色加工用マルチモードデジタルフィルター 1基×音色補正用マルチモードデジタルフィルター 1基×デジタルアンプ
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オシレーターだけで音色変化を創造できる、ユニークな方式。10 年代以降になって、この方式は数々のソフトシンセにて使われるようになる。PPG / waldorf は、その先駆者。
基本的には、64 倍音加算合成、ハードシンク、FM、ウェーヴシェイピング、サンプル波形などで1波を生成、波形が異なる1波1波を計 64 波つなげ、それを1ウェーヴテーブルとして1くくりにして扱う。普段はそのうちの1波のみを読み出して再生する。しかし LFO やエンベロープ、ベロシティ、あるいはノブ操作などで、読み出す1波を切替える事が可能。これがフィルターに依存しない音色変化を、もたらす。ちょうど、1コマ1コマ違う静止画が描いてあるフィルムを連続走査する事で、アニメや動画になるのと同じで、1波1波が異なる倍音構成の波形をつなげスキャンさせる事で、音色変化を生む。いわば、波形のパラパラ漫画方式。ランダム LFO などを使えばランダムに読み出す事も可能。
このウェーヴテーブル1個をひとつの音源波形として扱い、さらにこのウェーヴテーブルが数~数十個搭載したのが、旧 PPG ならびに waldorf の Wave シリーズ・シンセである。 microWAVE XT には、以下のウェーヴテーブルがプリセットされている;
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ウェーヴテーブルにアサインされている個々の1波は、エディターソフトで波形編集できる。同社の The Wave という機種は、自力で波形創成すらできた。
エディターソフトで波形編集できるのは倍音加算合成による音源波形のみで、他のシンセシスによるものはメーカーが専用機器で合成されたものを音源波形メモリーに焼き付けているため、エディットはできない。これは Waldorf 社に、直接、英文メールで問い合わせて分かった。 
プリセットされているウェーヴテーブルは、個々の波形が、隣同士で全く異なるものもあれば、徐々に倍音構成が変わるように仕組んであるものもある。金属波形ばかり集めたウェーヴテーブルなどは、特に面白く、フィルターでは不可能な、不思議な音色変化が得られる。 しかも microWAVE XT にてウェーヴテーブル上のインデックス(読み出しポイント)を変調する EG は、ADSR を超えた多ポイントのものであり、これはのちの Largo や Nave といったソフトシンセでは得られない貴重な高度な仕様であった。
なお、旧 PPG / Waldorf の慣習として、各ウェーヴテーブル最後の3波だけは、どのウェーヴテーブルも同じ三角波、矩形波、鋸歯状波がアサインされている。
こうして創られたオシレーターからの出力は、デジタルのフィルター、アンプを通り、つまり通常の減算方式で加工される。アナログフィルターを採用していた PPG や初期の Waldorf microWAVE シリーズと違い、microWAVE XT は、フルデジタルである。
●同時発音数
10音
これでも当時の VA としては多かったのだが、さらに 30 音までの拡張サービスがあった。基板を交換だか追加だかをするので有償である。
10 音ポリで8パートマルチになるのは、この当時の DSP シンセとしては普通として、8パート個別に 16 ステップ・アルペジエイターが走らせることができるのは、じつはヤマハの特許を侵害しているのだが、ヤマハにしてみれば捨て置け捨て置けで放置していたらしい。彼らが叩くのはK社みたいな、より大きな同業他社だけ?
●内蔵エフェクトの性能と傾向
ステレオ1系統。ひととおり、空間系、変調系、歪み系すべてあり、かかり具合も良い。ちゃんとエディットもできる。
マルチ音源として8パート構成にできるので、そのとき初めの3パートはシングルでのエフェクトをそのまま生かす、残りのパートはコーラスに限定される、とか、いろいろ当時なりにがんばっていた。
グルーヴ・ダンス指向なのか、ディレイタイムが、音符と BPM の組合わせでしか表示されないのには、ちょっとびっくり。つまり、BPM = 125 での八分音符、という具合。 謎のギターアンプ・シミュレーターもあって、いくつかのキャビネットタイプが選べるあたり、ただのイコライザーかと思いつつも、ここまで変な連中の考えることだから、ひょっとしてひょっとするのか、この時代にしてすでに DSP の余力で極超初歩的な物理モデリングの先駆者的なる不可思議な演算でも行っているのか?
●内蔵波形、プリセットの傾向
64個のウェーヴテーブルを搭載。 さらに1ウェーヴテーブルあたり、64個の波形を搭載。 リアルな音よりも、抽象的な音のほうが得意。
搭載されているテーブルは、旧 microWAVE と同じ。なんと旧 PPG Wave シリーズの波形を全て搭載。フルデジタルだから、いわば「バーチャル PPG しかもハードシンセ」である。
下記サイトに、搭載されているウェーヴテーブルを時間軸上で FFT 分析したグラフィックスが掲載されている;
http://unofficial.waldorf-wave.de/wavetable.html
すごい、さすがフィルターだけでは表現しきれん表現力、音源波形のオンパレード。
エンジンそのものは旧 microWAVE よりも進化しており、例えば旧 microWAVE より波長の長い波でも記憶可能。また波の後ろに、同じ波を点対称にひっくりかえした波をつなぐことで、複雑な波形を作成可能。さらに、64個ある波形の全部を埋めなくとも、任意の範囲の両端となる2波のみ入力すれば、あとは microWAVE XT が、中間波形を演算で算出・補完してくれるインターポレーション機能すらある。でも自力ではそんな波形編集はできない。自力で波形編集できるは、かの巨大シンセ The Wave のみ。本機の場合は外部エディターが必要。 しかし後述するが、プリセットされたウェーヴテーブルだけで、十二分に楽しめる。
A/B の2バンク各々128音色あるプリローデッド音色は、生産された時期によって違う。かなりひんぱんに内容を改編していたようで、時期によって全く異なる上に、いくつもの版まである。以前はメーカーサイトからダウンロードできたが、今は?
私が持ってた版は、最も広く普及したエディションらしいのだが、相当にヲタなプリローデッド音色ばかりあり、テクノや SF 映画などにヒントを得た音色が満載。例えば「MCP」という名前の音色があり、これは映画「TRON」の超マイナーな効果音そのまんまなので、これまたマニアックに笑える。また内蔵アルペジエイターによるダサいスレスレのユーロ・テクノなバッキングパターンは、分かる人には爆笑。タンジェリン、ジャール、ヴァンゲリスなどが好きなら、それらをニヒルに真似たネタにもニヒルに笑えるであろう。
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●エディットの自由度と可能性
2オシレーター構成だが、両方とも同じウェーヴテーブルを共有する。ただしウェーヴテーブル内の、どの波形を再生するかは、個別に決定可能。
ウェーヴテーブルによる音色変化は、実にけったいで、クラフトワークのヴォコーダーのように「アインス・ツヴォオオ...」とドイツ語で数を数えてくれる(と錯覚する)ものすらある。先述のとおり、徐々に波形が変わってゆくテーブルもあれば、何の拍子か突発的に音色が変わるテーブルもある。特に旧 PPG 商品から引継いだテーブルには、わざわざ当時のバグを再現したのか、突拍子もなく劇的な変化をするものがある。またかつて定評があったサックスの波形もあり、これは「ほぅ。ま、なるほどねぇ」と隔世の感あり。その他にも FM 音源に似ているがもっと太い波形や、高次倍音がギシギシ出ているものも多く、これだけで充分すぎるほど個性的、買う価値はある。
先述のとおり、ウェーヴテーブルをスキャンする EG は多ポイントのものであり、のちの waldorf 機種よりもすぐれたアドバンテージとなっている。逆に言うと今の機種では役不足なところでもあり、ここは改善していただきたい。
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リング変調もクロス変調もハードシンクもできる。けっこう汚い音になるのがまた良い! 10音ポリなので、ユニゾンにすると JUPITER-8に近似した素晴しく暴れた音になる。しかもユニゾンにすると、ヴォイスごとにディチューンできるのは当前としても、ディ・パンニングまでできるのは初めて見た。つまり、ヴォイス毎に適当にパンニングを散らかせてくれるのである。もともと倍音が気持ち良いので、なお良い。
オシレーターのピッチを 128ft にまで落とせるのは、なかなかない。まぁ音が破綻するのだが、それでもええやないかい、音創りや。
旧 microWAVE の方が音が太い、と言われるのを見越していたらしく、わざわざ D/A コンバーターでの量子化ノイズを流出させることも可能。当時はビット落としなんてそんなに無かったから斬新。ビット落としの先駆者なんて、KORG DSS-1 くらいかなぁ? さらに D/A の演算を意図的にアホにする事も可能。出力がクリップした場合、そのまま頭打ちでサチって出力するのか、あるいは符合だけ反対にして出力するという安もののコンバーターの動作すら再現してみせたりするのか、選ぶことができる! これはささやかながら、凄い。
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このころからお約束になってきた外部音声入力も、標準装備。
デジタルフィルターも滑らかで、非常に充実。様々な特性のローパスやハイパスは無論、Oberheim Xpander のごとくオシレーターでカットオフ周波数を FM 変調できるフィルターや、WaveShaper を通してからかかるフィルター、果てはビットクラッシャーとレート・リデューサーのあとにフィルタリングするものなどなど、10タイプも装備。 さらに第ニのフィルターがあり、これは6dB/oct.という緩やかな特性を持った LPF/HPF 切替式で、補正フィルターとも言うべきもの。
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各フィルターの効き具合も、中々にアナログ的。レゾるところもばっちりだが、ただ、カットオフを絞りまくっても少し音がもれるところは、ちょっと残念。
エンベロープがループできるのには拍手。LFOも非対象波形になるまで歪めれるので、普通の鋸歯状波からも、いろいろバリエーションが楽しめる。
仰天するのがモジュレーションマトリクスで、この当時にしてすでに 30 以上のソースと 30 以上のデスティネーションとを、16 本のパッチケーブルで接続するに相当。おまけに4基のモディファイアを使うと、ソースとデスティネーションの間に、不可解な数式を組み込むことが可能。これは、かつての Kurzweil K1000/1200、現在のユーロラック・モジュラーなどにあった、正体不明の関数モジュールと同様の機能。モディファイアの出力を別のモディファイアへ入力できて、もはやコメントしがたいほど壮絶。ベロシティ最大値でのみリング変調を作動させたりできる。
変な16ノート・アルペジエイターは、ユーザー設定可能。プリセットパターンが、なんともヨーロッパ人ごのみの、ずんどこずんどこパターンばかりで、そのまま日本人が使うとごっつダサくなりそうなのには笑える。そんなことよりあっと言う間にジャン=ミシェル・ジャールが出来る。あなたもジャール、気分はもう「磁界」。
使い勝手は、ツマミごこちのいいツマミたちのおかげで非常に簡単。値段に負けてmicroWAVE II にしなくて、ほんとうに良かった。このトルク感! これですよこれ! これこそ楽器ですよ楽器! 触り心地! フロントパネルの上 2/5 は microWAVE II となんら変わりなく、気分でどちらのエディット方法も可能。特にウェーヴテーブル切替ツマミと、カットオフのツマミとが、赤く着色されているのは、実に感慨深い。カットオフ同様、テーブル切替がキモなのだ。
ところで私のはハード自体が古いバージョンで、ツマミがずん胴である。後期のは上半分がやや細くなった改良型で、同社のQ等に採用されているのと同じもの。こちらのほうがツマミの間隔が開いていて使いやすそうではあるが、さりとて私自身は不便を感じた事が無い。ごっついドイツな巨漢むきの改良か?
またツマミは果てしなくグルグル回るエンコーダーで、従ってパラメーターの変化幅も大きくとってあり、微調整もしやすい。そのかわり必ず相対値操作となるので、絶対値でのエディットは不可。演奏中での狙った演出時には、ちょいと注意しておいたほうが良い。
●拡張性
ネットで OS をダウンロードできた。わざわざ URL を LCD に表示してくれる。この当時、これを見て「ついにそんなネット時代になったか!」と思った。
30音ポリに増大してくれる有償サービスがあった。
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どこか中途半端な木製サイドパネル(?)のようなものもあった。ラックマウント用の「耳」に装着するのだが、長さがラック高の2/3くらいしかない。ちょっとこれ説明不能。
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●あなたにとっての長所
もちろんこのマニアックなウェーヴテーブルの数々。これだけでも買いなのに、さらにディープでモジュラーなシンセシスが可能、EG も多ポイント、しかもエフェクトとアルペジエイターまでサービスされて、これで満足しないはずがない。
オレンジ色がまぶしいフロントパネルもよく見れば、意外にシックな色合いのスェード調。渋くて良い。海外のギアには、センスが理解できない異文化ものが多いが、これなら私も好きだ。良く知らないがディーゼル機関車的な色彩感覚なのか、まさにヨーロッパの鉄道などのような、シックにくすんだカラフルな工業製品感覚。
パワースイッチが他のボタンと同じデザインで、こりゃ危ねーな-と思うも、そこは考えられていて、稼働中に長押しつづけないとオフにならない仕組み。しかも押しつづけていると
  "Switching myself off"
とキュートなメッセージが出て、そのまま10からゼロまでカウントダウンが始まる。カウントダウン中にスイッチから手を放すと、電源は切れないからセーフ。
ランダムエディットが可能。実行キーを打鍵するたびに、勝手にマシンがランダムにパラメーターを設定。サイコロをふるがごとくに音色自動的に創成。最低でも10回に3回は、絶対に面白い音になる。ただし使える音かどうかは別。ったって使いにくい効果音になっても構うものか。おもろい音ならそれでええ! でや、なんせ私には楽音と効果音の区別がつかんのだ!
microWAVE XT の英文マニュアルは親切で、関数モジュールといえども分かりやすく図解されているので助かる。
●あなたにとっての短所
パワーオフ・カウントダウンが目にも止まらぬ速さで完了するので、正直あんまり安全設計とは言えない。やってくれるぜ Waldorf! おかげで、さきほどの
  "Switching myself off"
という、おちゃめなメッセージを読み終わって笑うと同時に電源が切れる。これは、ヨーロッパ人ならではの、毒の効いたブラックユーモアやもしれぬ。
あまりにランダムエディットが優秀なので、自分で音を創らなくなった。いかん。
古くなってくると、ポップなオレンジのスェード調なフロントパネルのペイントがぼろぼろ剥がれてきて、シルク印刷も一緒に剥がれ、しまいには操作しようにも、なにがなんやら分からんよーんなる。
とにかく高価だ。しばらく金欠でうなっていた。
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●その他特記事項
某店員などは 「こんなもの買う人そうそういませんよ」 と、真実とはいえ失礼な事をのたまった。だからその店では買わなかった。ばーか。
さて、microWAVE XT の特徴を一言で言うなら、マニアックな仕様と値段なるもそれにあるまじき軽快さ、そしてトドメの手触りのよさであろう。
'80年代にドイツから覇をとなえた PPG といえば重厚長大、大艦巨砲主義の権化のようなメーカー。1986 年にニュースがひろまった幻の Realizer なんか、今日のバーチャルシンセの走りですらある。
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実際に彼らが夢想したことは、30 年以上たった 2008 年の年末ごろに、Arturia Origin が実現したわけで;
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‘80 年代にしてすでになんでも実現できるトータル・システムを目指したがっていたところは、ドイツ人気質なのか、則ちまるでメルセデスのごときドイツ完璧主義なのか? 卓越したマエストロが生み出す匠の世界。そう言えば Creamware Pulsar は、なんでもコンセプトを真似したがる妙なメーカーであったが、PPG や Steinberg と同じく、トータルなシステムをめざしていたところは、通じるかもしれない。
それがいったん倒産し、やがて Waldorf となって復活。最初は小さな microWAVE にはじまり、「世界三大発明」として ・日本の盆栽 ・マクドナルドのハンバーガー ・そして microWAVE とが載った不思議な宣伝を打つ。
それがその後、またしても重厚長大路線に走りかける。なってったって The Wave。採算度外視にも、ほどがあると思われた名機。カラーバリエーションや、76 鍵モデルもあった。
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その巨大戦艦 The Wave、またの名を waldorf WAVE.それはいかなる機種であったか?
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そもそも The Wave は受注生産であり、日本には十台くらいしか無いと言われた。受注生産だけに、かえって柔軟に対応できたらしく、標準の青色の他に、シャア専用みたいな赤いやつ、Qみたいな黄色いやつ、精悍な黒いやつがあり、さらに 76 鍵版や、同時発音数を拡大するサービスも当時はあった。
その定価は 120 万円。
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先述した microWAVE XT と似ていて、1波1波の波形は 64 倍音加算合成、FM 合成などで作成。microWAVE などと違うのは、すべて自力で波形生成できること。 
びっくりするのが The Wave における1波をつくるための FM 合成で、8オペ1アルゴリズムという変態ぶり! しかも各オペレーターのパラメーターは、フリケンシーと出力レベルのみ! EG 無し! これは1波の波形しか生成しないために、こんな変態な仕様にしたらしく、これはもはやオペレーターというよりただのサイン波オシレーター。
して、アルゴリズムの形は: 
 Op1 → Op2       + → Op3   Op4 → Op5 
 Op6 → Op7 → Op8 
という、二系列のタワーになった、6モジュレーター2キャリア構成。 
他にも波形ハンドドローイングや、フォルマントフィルターをつかって波形生成したり、サンプル、それも、いにしえの Sound Designer I フォーマット(SDII では無い!)ないしは ATARI コンピューターの Avalon フォーマット(もはや化石!!)ないしはサンプル・ダンプ・スタンダードで取り込んだ PCM サンプルを、FFT / 逆 FFT で分析 / 再合成するというリシンセシスまで可能!
そのリシンセシスには2通りあり;
・1波のみの波形を生成するためにフォルマントを読み取って、それを全鍵域にあてはめる方式
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・1波どころかウェーヴテーブルを丸ごと一気に生成すべく、フォルマントは読み取らず、そのかわりフレーズサンプルをまんま時間軸上の 64 ステップにぶったぎってウェーヴテーブルを生成する方法
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とがある。
後者の場合、言葉をしゃべってウェーヴテーブルにし、和音を押さえると、各構成音のフォルマントは崩れる代わりに、フレーズのテンポが同期するので、のちに Roland が出した VariPhrase 技術を原始的にしたようなことが実現できていた。エンソニック EPS 16+でも、1波ループを設定し、モジュレーションマトリクスを使えば、似たことができましたね。このあと 2000 年1月のナムショーにて Roland が実際に VP-9000 として史上初のバリフレーズ機を発表したとき、waldorf の社員が見にきて「僕たちもこれをめざしていたんだよ」と言ったという。彼らなりのバリフレーズが実現できていたら、さぞかしおもろかったやろうね!!!!!
The Wave のすごいところはこれにとどまらず、さらに、すべての波形において2つの波形を加減乗除できる。しかもそれは、1波を構成するX軸(時間軸)目盛り1つずつのY軸(振幅)の値に対し、加減乗除する。言い換えれば、1波を構成するサンプルデータひとつずつの振幅を加減乗除するということ。特にシンセシスで初めて見るこの除算、興味深い。 
これで1波の波形をいくつかつくって、それを 64 波つなげてウェーヴテーブルにする。しかも、microWAVE XT 同様、64 波すべてを作らなくとも、いくつか作って適当な場所に放り込めば、あとはその間の中間波形は自動補完機能にて自動生成される。 
これら音源波形は、アナログ回路による4 pole レゾナンス付き LPF と、これもアナログ回路による2 pole レゾナンス無しの HPF とで加工できた。その LPF と HPF とは、直列に接続するとバンドパス・フィルターとなり、並列に接続するとノッチすなわちバンドリジェクト・フィルターとなった。
また、EG や Modulation Modifiers と呼ばれるものにマクロ機能があり、これにより本来だとモジュラーシンセなみに結線しなければいけないモジュレーション系統の操作を簡易にしていた。たとえばモジュレーションホイールでピッチ LFO かけるためのマクロ、とかあった。 
液晶が横長の表示板なんで文字表示だけかと思ったら、じつはグラフィック表示できる代物。しかも非常にふんだんに分かりやすいグラフィック表示をたくさん取り入れ、使い勝手も良い。ブロックダイアグラムみたいなグラフィック表示すらある。操作性の良さは、waldorf の象徴にすらなった、でっかい赤いレッド・ノブだけではない。
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サンプル波形からウェーヴテーブル自作できるところといい、グラフィック波形表示などといい、The Wave は PPG Wave 2シリーズに、WaveTerm をぶち込んだような仕様ですな。当時そんなことまでできる処理能力を誇った単体機は他になく、これはもはや波形コンピューター。旧 PPG の Wave Computer 360 の名をほうふつとさせる怪物であった。
なお、OS は、なんとフロッピーディスクで供給! かつてエンソ EPS やイーミュ Emax、ローランド S-50 やなんかに採用されてた方式。しかも起動が待てないせっかち屋さんのために OS ROM というのも別売されていた。内蔵記憶媒体として HDD も搭載。
どうやら The Wave は、ウォルフガング・パームさんが、やりたかったことをすべて盛り込んだような超弩級変態シンセらしい。すごいですなぁー! 倍音加算も FM 合成も自力で可能なあたり、幻に終わった PPG Realizer の再来に近い部分すらある。waldorf 初号機 microWAVE が成功したあと、The Wave を開発するにあたり、とことんやりたいことをやりつくし、その成果からきっと microWAVE XT のような縮小版が誕生したんでしょうなぁ。 
だいたい 78 年に Wave Computer 360 を出した歴史ある彼らにしてみれば、技術的な面のみならず、エンソニックの TransWave や HyperWave も、コルグの Wave Sequence にしても「元祖は自分たち PPG / waldorf なんだ!」という思いもあったのかも。それでご本家として「20世紀最高のシンセ」という宣伝をしたのかも。まぁ、憶測の域を出ませんが。 
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しかし巨艦 The Wave を世に送りだすことができたおかげで、Waldorf 社は過去の呪縛から解放されたのであろうか。また、性能の良い DSP が出てきたのであろう。microWAVE XT は、ヲタな仕様にもかかわらず、軽快ですらある。それどころか過去の重厚長大主義から解き放たれた、不思議なポップさがある。PPG 創業者ウォルフガング爺が社を去ったという事と関係があるのかは、知らない。とにかくマニアな機種なのに、受ける印象が以前ほど硬派でなく、良い意味で一般性が、ポピュラリティが、増したように感じる。
まず発音数の増大やエフェクトを積んだ事もあって、スペック的に初代 microWAVE ほどストイックな印象を受けなくなった。さらに親しみやすいその使い勝手は、軽快さに拍車をかけているようだ。
そしてこのデザイン。価格の高さはおそらく零細企業なのだから仕方ないとしても、このあたたかい太陽系のような奇抜なデザインは、明らかに新生 Waldorf のポップで軽やかな感覚を象徴する。同じくテーブルトップ型の音源モジュールである JP-8080 や NOVA と、ぜひ並べてセッティングしてみたい。音も色彩豊かなのは、もはや言うまでも無い。しかも見かけだけでなく、使い勝手も良ければ、触り心地も絶妙。いつまでも、いじりつづけたくなってこそ、真の楽器と呼ぶにふさわしい。
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かつて同社からは、Gekkoという、ヤモリから名を借りた、カラフルな「まが玉」のごとき形の、単機能の MIDI デバイスも発売されていた。
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マニアな世界に有りがちな暗い閉息感や厳しい求道感とは、ひと味もふた味も違ったツウごのみ仕様かつ軽やかでオープンで色彩豊かな商品展開を、筆者はひそかに期待していた。
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この後、いったん Waldorf は倒産してしまうが、ゼロ年代半ばすぎあたりからぼちぼち復活。microWAVE シリーズは姿を消したが、当初Qシリーズを継続して販売し、その後、かつてなく小さいボディに凝縮されたヲタなウェーヴテーブルシンセ blofeld、同じく小さく取り回しがいいながらもヲタでニッチな周波数分周方式のストリングスモジュール Streichfett などが出ることになる。そして、Nave のようなソフトやアプリも軽快。ネット時代の進展とともに、モバイルギアがよろこばれると、それに乗ったポップで軽妙洒脱なガジェット的な機種がたくさんでてきた。
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blofeld という機種名は、映画「007」シリーズの主人公ジェームス・ボンドの宿敵たる悪役、ブロフェルド総裁にちなんだものであり、blofeld 専用サンプルエディターソフトの名前 SPECTRE は、ブロフェルド率いる悪の秘密結社の名前スペクターをそのまんま持ってきたという、遊びごころ満点のネーミング。かつて活躍した映画評論家、淀川長治は、例の名調子でブロフェルド総裁のことを「ま~この人、悪い人。恐ろしいですね~。」と言っていたらしい。 
そのため、blofeld が新生 waldorf からデビューしたときのネット広告では、ブロフェルド総裁に扮したゲーハーおっさんが blofeld を抱え、にこにこしながら映画でトレードマークともなっていた愛する猫とともに写っており、ドイツ訛りの英語で「この、ちんけさいざー、たまらんええぜよ」みたいな宣伝コピーが書かれていた。 
凶悪な音が出るシンセに、ふさわしいネーミングであり、宣伝戦略。
This one got my name on it 
For many yearss I trrick and tweek all ziss syntesizing maschinery to produce hyooch aural vibrationss. Bat zey are all not capable to produce a sound so powerfull and faehht like I need for ze big explosionss. 
Zey are so big and so many zat I cannot take on the journeys, you know? My very german Waldorf syntesizing scientists heff now developed a new sintesizing maschine viz ze power of many, many maschines inside! It is so strong, I cannot believe. My enemies vill be very surprised, yes! Hoeh hoeh.
訳してもいいんですけど、ドイツ語訛りの英語を訳すむずかしさと、それをドイツ人自身がネタにしている宣伝をそもそもどう訳したものか考えあぐねてて、どうも。
そしてそれらはやがて、2020 年を目前にして Quantum や Kyra といった、みたびの巨大戦艦、三度目の正直となって、それでもまだ性懲りもなく世に送り出す。 同じく巨大戦艦たる moog one も出ている今、時代は、みたびのフラッグシップ!
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しかも今度こそ、仕様が大規模である一方、やはり操作性や使い勝手のセンスは軽快、軽妙洒脱である。
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新生 waldorf には、これからもディープな機種を、それでいて軽くも愉快なセンスのデザインに満ちた開放的な感覚の、それも手触り感にすぐれた真の楽器を、これからも望むばかり!
その一方で、ウォルフガング爺は、自分だけで個人商店 PPG をふたたび立ち上げ、ウェーヴテーブルを彼なりに発展解釈した TCM - Time Corrected Sample などを開発、そのテクノロジーを利用したソフトシンセやアプリシンセを出してきた。あまりにも難解ヲタすぎて理解できないのだが、音のキャラを因数分解し換骨奪胎するウェーヴマッピングは、オブジェクト指向で楽しい。
老将が繰り出すソフトシンセ。
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その老将パーム爺も、2020 年に 70 歳になるとあって、ついに引退を宣言。 つくってきたプラグインシンセは、他社に譲渡される。かくして、電子楽器あけぼのの時代を知る歴史の証人が、また一人、視界からフェードアウトするのだが、しかし自分が存命のうちにビジネスをやめてご隠居できるというのは、ひょっとしてパーム爺ご本人にとっても本望で幸せなことなのか? ここに、彼のサイトにあった原文を紹介;
Important announcement
Dear Customer,
after 50 years of creative work in the field of sound synthesis I decided to stop doing business. I've been thinking about this step for some time now, especially since I've turned 70 this year. Therefore, I am very happy to have found a competent company in Brainworx Audio GmbH that will take over and continue my products and ideas.
I would like to thank you for the support I've received over the last six years. PPG VST plug-ins and iOS apps are no longer available for purchase. We will continue to provide downloads of your previous plugin purchases until end of 2020.
However, we do not recommend updating the hosts or the operating systems, as we cannot guarantee that our products will still run perfectly.
Customers of PPG plugins will receive a mail from SendOwl, which gives more infos on how to connect to Brainworx.
The future of the iOS apps has not been decided yet.
Thank you again for your support.
March 2020, Wolfgang Palm
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もはやプラグインのゆくえという、やぼなことを聞く雰囲気もゆるさない、歴史の重みだけが、ずしっと。
Copyright (C) 2006-2020 Nemo-Kuramaguchi All Rights Reserved.
Revision log;  First edition posted on Mar 8th, 2020
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揺れに揺れた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」は、10月8日午後に再開されることが決まった。
この企画展に寄せられた多くの批判のうち、急先鋒が名古屋市の河村たかし市長だ。少女像などの展示に対して「どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ」と発言していた。一方で、河村市長の発言には「権力者からの介入」との批判もあった。
河村市長は再開が発表される前の10月7日午前、ハフポスト日本版のインタビューに初めて応じ、「こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャックして。暴力ですよ」と展示への不快感を語った。
「暴力によるハイジャックだ」
インタビューは愛知県の大村秀章知事が「表現の不自由展・その後」の再開を発表する約8時間前の10月7日午前11時半から名古屋市役所で行われた。
どのように再開すべきか、関係者のあいだで激しい協議が行われていた。
ーー早ければ8日から再開となっていますが、市長の見解は?
再開なんていかんね。決まっとるがね、こんなもん。
本当に(日本人の心を)踏みにじりますよ。名古屋市民に恥かかせてええの? 無茶くちゃだがい。ようやる。こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャックして。暴力ですよ。そんなことやる人が、なぜ表現の自由なんて言えるんですか? 恥ずかしい…
ーー大村知事には、それを伝えているんですか?
伝えてますよ、何べんも。今日も副知事でもええ、そんなハイジャックはやめてくれ、と(伝えたい)。
悪いけど、暴力ですよ。オープンしようというのは。
ーー市長も実行委のメンバーです。不自由展再開に向けての協議には?
そんなん無効ですよ。暴力ですわ、今回は暴力ですよ。
俺、はっきり言うけれども。芸術家と称せられる方の、一定の思想を持っとる人たちの、暴力ですよ。市民の意見を暴力でハイジャックして奪ったということじゃないの?
ーーどの辺がハイジャックだと表現されるんですか?
一般的な世論はあるでしょ。天皇なら天皇の話で。ええですよ、天皇制を反対する人がおっても。でも、多くの人は、憲法第1条で象徴ゆう風になってるんですよ。
午後7時45分から開かれた緊急会見で、大村知事は「表現の不自由展・その後」を8日午後から再開すると発表。
ハフポストのインタビュー後、再開が決まるまでの間に河村市長と電話で話したと明かした。再開が決まり、名古屋市側には事務方を通じて担当者に連絡したという。
毎日新聞などによると、河村市長は再開決定を受けて報道陣の取材に応じ、8日に会場前などで座り込んで抗議する考えを示したという。
あいトリのレガシー「暴力が残っただけ」
ーー検証委の中間報告では、「条件が整い次第、すみやかに再開すべき」とされています。
検証委なんてほとんど暴力ですよ。メンバーについて、個人的に恨みはにゃーけどね。
ある方なんて、愛知県の顧問やっとって(検証委も)やってるわけでしょ。第三者性なんかあるわけないじゃない。どんどこどんどこ決めて…。 重要なことは運営委員会でやるって書いてあるがね。1回もやらずに。今日もう一回申し込もう思ってるけど。
ーー10月5、6日と、国際フォーラムが開かれていました。市民も参加されての公開討論会も行われていました。
そんなの、暴力的に全部決めた人たちがですね。なんで、そんな暴力の巷(ちまた)に行かにゃいかんですか、私。本当に、ひどいですよ、本当に。
「あいちトリエンナーレ」の全面再開を発表した7日夜の会見で大村知事は「世界的に見ても一度中止になった展示が再開された例はないと聞いている」と評価。さらに、「一つの芸術祭のあり方をお示しできたのではないかと思う。あと1週間、色々な立場の方の意見を、異なる考え方の意見も尊重しながら、毎日安心安全な運営に全力をあげて(閉幕の)14日にたどり着きたい」として、アートと行政のあり方をめぐる、今後の大きな資産(「レガシー」)にしようという意欲をのぞかせた。
ーートリエンナーレもあと1週間で終わりますけれど、世界に向け、3年後のあいトリに向け、残せるレガシーはなんだと思いますか?
残せるもの(笑)。暴力が残っただけですわ。
より厳しくチェックせな、になっちゃったがな。なってくるでしょうが。 (これまでに、あいちトリエンナーレは)3回やったけども、みんな楽しゅう、楽しいゆうか、現代アートのプロモーションをやってちょ、いうだけだったの。
事後でも補助金やいろんな金を支払わないことができるという規定はあるんですよ。
ーー逆に、表現の自由を規制せざるを得なくなってしまった、と?
こんな風になると、(そう)なりますよ。
そうなると、とにかくフェアにだけやらにゃいかん。(事前に)きちっと出品者の名前を明らかにして、内容もちゃんと明らかにして。自分で分かるでしょ、問題になるゆうことは。表現者の方だったら…。
「マスコミは事実を伝えていない」
ーー河村市長が8月2日に不自由展を視察して以来、たくさんの節目がありました。国内外の注目も非常に高まりました。刻々と変化したあいちトリエンナーレをどう見ていましたか?
マスコミの批判してもしょうがないことはないけど、正しいことを言わないかんよ、あんたたちも。
なんで表現の自由て大事かいうと、要は、民主主義社会においては色々議論が出てきて、言論の自由市場といいますけど、みんなでわあわあ言うようにせにゃあかん。
しかし表現の自由を自由市場にするためには、国民の知る権利が満たされておらなあかんわけですよ。だから、マスコミが事実を伝えるのは、どえりゃあできゃあ(とても大事な)わけですよ。
ーー今回、メディアが事実を伝えていないというのは、どういう点でそう思われたんですか?
三つありますよ。
一つは、慰安婦のことばっかり言いますけど、天皇陛下の話がでかいんですよ。天皇陛下の肖像を燃やしてですよ、それもバーナーで燃やしてですよ。燃えてると朝日新聞が書いとったと思うけど(笑)、燃えてるんやない、バーナーという暴力行為で燃やしてる、それを足で踏んづけてるというのが展示されてる。これは事実じゃないですか。
二つ目は、私は、悪いけど作家の人やら不自由展の実行委の人に、こういう表現をするなと言ったことはいっぺんもないですよ。公共事業ではやめてくれ(と言ってるんです)、これ。名古屋市と愛知県の、まあ国の金も入ってますけどね。公共事業なわけです。東京オリンピックと同じですよ。東京オリンピックの会場に行ったら、慰安婦の像と天皇陛下の像を燃やして足で踏んづけるやつと、兵士が間抜けだいうのが飾ってあったらどうします? そこちゃんとやらないと、マスコミも。公共事業だと(伝えないと)。
それから三つ目。これが決定的だと思ってますけど、法的なことも考えてますけど、やっぱり公的なものを申請する時には、補助金適正化法というのがあって。今回、補助金と主催という名義。実は主催がでかいんですよ、名古屋市主催というと、名古屋市が認めた、すなわち市民がそれを応援するいうことになりますから。名古屋市民が天皇陛下の像をバーナーで燃やして足で踏んづけるという表現行為を応援することになりますから、これ。そのプロセスが明らかにアンフェアというか。どう言ったらいいんだ? これ。まあ、ハラスメントですわ。
ーーアートの解釈が人によって分かれるのはよくあることです。今回の作品も、政治的スタンス、歴史の解釈によって感じ方は人それぞれだと思いますが、アート作品は国民全員が不快感を抱かないようなものであるべきだと思われるんですか?
いや、公共事業だいうことが分かってないから。外国人記者クラブでもいっぺん言わないかん。違うんだいうて。名古屋市直営事業なんだ、これ。名古屋市直営事業ということになると、名古屋市民約230万人いますけど、愛知県だと700万くらいか…。
みんながみんな「OK」と言わなくてもいいですよ。そら、いろんな意見があるから。しかし、だいたいがですね、自分たちの意見を踏みにじられんもんをやってちょうだいよ、というもんですよ。そうじゃないと困るじゃないですか。これ、公共でやる場合は。
じゃあなんで、自分の金で、自分たちでやらんの? やりゃあいいじゃないですか、別に。わしは、「どうぞどうぞ」とは言わんけど、「どうぞ」と一回くらいは言ったてもいい。どっかの画廊をお借りになって、主張されればいいじゃないですか。
ーー公共の美術館を使って、公金を使うべきではない、と?
いや、主催で。主催が大きいんですよ、主催が。それ言やあせんもん、あんたたちマスコミ。これ主催って。
主催ってどういうことかいったら、東京オリ��ピックですがな、あれ。あれ日本国主催だがね。そりゃどういうことかいうと、みんなのためにやる、そりゃ100人が100人じゃないよ。でもみんなの心を踏みにじるのはやめてくれ、と。市民が思いますよ、そりゃ。
そういう意味で、日本国民の心を踏みにじるのは、主催はいかんですよ。主催は。
編集部注:あいちトリエンナーレ2019の主催者は「あいちトリエンナーレ実行委員会」。意思決定機関は「運営会議」で、会長が愛知県の大村知事、会長代行が河村市長。委員には、中日新聞社の社長や、NHK名古屋放送局の局長も名を連ねる。
一方、芸術監督の津田大介さんは運営会議のメンバーではなく、芸術部門の責任者。トリエンナーレ全体の企画を統括する役割を担う。河村市長が使う「公共事業」・「名古屋市直営事業」・「主催」という言葉には違和感が残る。
同様に、東京オリンピック・パラリンピックの主催者は、日本国ではなく、「公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」となっている。
補助金は支払わない方針「不正義だった」
ーー市も補助金の一部を支払わない可能性があるとおっしゃっていましたけれど、そのあたり変化はありませんか?
そんなもん、不正申告、目的外使用、もうそれがあったらいけないじゃないですか、それは。市民の税金なんだから。
ーー文化庁も全額不交付との姿勢を崩しませんが、同じスタンスですか?
文化庁(の姿勢)も理解していますよ、私。どういう展示しとくというの、(事前に)正直に言わなあかんですよ。
ーー事前に知っていたら止めていた?
事前に知ったら、実行委を直ちに開きましょうと言ったと思いますよ。津田さんにも、展示やる人にも来てもらって、そこで議論するだがね。そこで一つの方向性が出たと思いますよ。
ーー問題は事前のコミュニケーション不足だったということ?
コミュニケーションじゃないが。隠したんですよ。そんな甘いもんじゃないですよ、これ。
だからね、反政府活動もええよ? 反政府活動も。でもこうやってやるんだったら、堂々とやってくれなあかん。こんな騙してハイジャックしちゃいけません、これ犯罪の可能性あるんですよ? 騙して犯罪的にやったことに、表現の自由ってあるんですか?
なぜ嘘を言うんですか? 本当の事、言やあええの。手続きも申請も、ちゃんと。しょうがないんですよ、公共の主催でやろう言うんだから。嫌なら、自分でやればいいんですよ、そりゃ。公共の主催という看板を取りたかったわけでしょ? 補助金も取りたかったわけでしょ?
ーーもし事前に議論されてたら納得感がありましたか?
そんなもん分からんですよ。やるまでもないじゃないですか。嘘言って、騙して、出さなかった。はっきり言ってるじゃないですか、作家も言ってるじゃないですか。僕の知っとる芸術家も言ってましたよ、「ああいうのは、いかん」て。
正直に言わなあかんよ。そこで議論することが、『表現の自由』の現れになるわけです。そこで当事者も来て、僕なら「(内容や展示方式を)考えてくれんか」と言ったかもしれない、それは検閲ですか?
ーー対話は、不自由展が中止となった後にあちこちでやっています。作家さんたちも積極的に市民との対話の場所を作ったりもされていますが、それでは納得はできない?
(騙して)出しちゃったら、ダメですよ。当然のことながら、(展示を)出す前にやるに決まっとるがね。そんなこと言っとたら、役人もいらんですよ。議会もいらん、マスコミもいらのや。何もチェックせんで、全部表現の自由だ。そんなら。
ーーやはり、問題はスタートの段階でのコミュニケーション…
不正義だったの!
コミュニケーションじゃない、不正義だったんです!これは。
「検証委そのものも暴力的だ」
ーー再開には否定的なお考えですが、もし「不自由展」が中止したまま再開されずにトリエンナーレが終わった場合、検証委も言っているように、電凸だったり攻撃的・脅迫性をはらんだような抗議によって表現の場が奪われるという悪しき前例を作ってしまうとは思いませんか?
検証委のみなさん、自分たちそのものが暴力的だと感じないかんですよ、まず。 だれが承認したんですか、あれ、検証委。名古屋市になんの相談もねえ、突然出て来てね、その中に愛知県の顧問やっとる人が入っていてですね、第三者性なんかあるわけないじゃないですか。
悪しき前例どころじゃない、ちゃんと正直に(事前に情報を)出して来ればこんなこと起きんかったですよ。僕は、「頼む、今のままだったらやめてくれ」と言ったと思いますけど、主張したければ、違うところでご自由にやるか、方式をもうちょっと納得行くように変えてくれと言ったってええでしょ。
ーーそれは検閲とは言わない?
言わないですよ。検閲ゆうのは、最高裁の判例で決まっとって。一切表現を禁止するやつを検閲と言うんです。
例えば、僕がある出版社に入っていって、「この本はもう出しちゃだめ」と、言うと検閲になる。今回の場合、民間であればなんの問題もなく(展示)できるわけです、これ。なんの問題もないかどうか、知らんけど。私が言う権限もありませんし、検閲とは全く関係も無い。
100歩譲って(不自由展の作品が)芸術だというんだったら、(内容への口出しは)必要最小限にとどめなあかんいう論理は分かります。
それから、みなさんが気づいとらんのは、(今回のような)主催という問題は、ガバメントスピーチと言いますけど、「行政が発信するなら、正しい」という裏書き効果がある。そういう効果がありますから、普通の画廊でやるのと、名古屋市主催でやるのと全く意味が違うんです。名古屋市主催でこういうことをやりますと、そうでない意見の人たちは対抗できんせんのですよ。
ーーそういう風にならないように、委員会という形を立てて、芸術監督とかを間に立てるのが公共が関わる美術祭のあり方だと思うんですけど。今回もその形を取っていましたが。
騙したで、いかんじゃないですか。問題はそこに行きますよ。
本当のことを言っとれば、さすがの大村知事も、わしも言いますから。ちょっと待ってくれと。大方の日本人の気持ちを著しく害すると。天皇陛下のやつは特にね。
アートとは何か。
「表現の不自由展・その後」が中止された当時、抗議電話の約4割が、昭和天皇の肖像写真をモチーフにした大浦信行氏の映像作品についての批判だった。河村知事も、インタビューの中で、何度もこの作品について言及した。
ーーあの作品をご覧になって、あれがアートだということに異議はありませんか?
アートの定義がなんだか分かりませんけども、まあ一般的に言ったら一人でも感動したらアートかもしれませんよ、定義はありませんから。(でも)一般的にいう芸術ゆうものではないですわな、普通は。
ーー一般的にいう芸術とは、どういうものだとお考えですか?
そりゃ、ああいう政治的なメッセージがあるものなら、ピカソの『ゲルニカ』とか、ああいうやつですわ。それから平和なやつだと、『モナリザ』とか。
検証委によると、大浦氏は昭和天皇をモチーフにした作品について制作した背景をこう答えているという。
「映像の中で焼かれているのは写真でなく、自分(大浦氏)の版画作品そのもの。焼くことを従軍看護婦の女の子に託したのは、それを焼くことで自分の中に抱え込まれた内なる天皇を燃やすことで昇華させる行為であり、祈りと言ってもいい」という。
さらに、「天皇を批判するために燃やすなどという幼稚なものは芸術の表現ではない」として、天皇を侮辱する目的ではないと強調している。
ーー大浦作品の意��はご存知ですか?
色々言っとるけど、そうなる(炎上する)に決まってるじゃないですか。自分の意図がどうであろうと、受け取る人がどう思うかがでかいんだから。
ーー天皇陛下を燃やそうと思ったわけではない、ということはご存知…
そんなバカな。実際燃やしとるがな、バーナーで。そんなん通じませんよ。そんなこと。悪いけど。
ーー感じ方はそれぞれですが、こういう解釈があるんだ、という風には思われない?
祈りがあったとか、そんなもんじゃないですよ。(中間報告)読んどるけど。普通の人が見て、どう思うかですよ。
そんなことを隠れてやって、どういうつもりですか?日本の国民世論をハイジャックしてどうするの、これ。
世界に大恥を晒して。日本国民って、天皇陛下に敬意を持たん国なんだなということを世界に晒すことになるよ、言っておくけど。
ーー意図がどうであれ、まったく伝わらないと?
受け取る人がどう思うかが決定的にでかいわけですよ。
(事前に)正直に言いなさい、と言っとるんですよ。ハレーションが起こるのと、非常に多くの日本の人たちの心を踏みにじることになるのは、分かっとるわけでしょ?そうでしょ?
だいたい多くの日本人は、みんな陛下に敬意を持っとるわけです、長い歴史の中で。そういう方たちの気持ちを踏みにじると思わない?
名古屋市民、愛知県民、日本国民。主催事業ですから、自国の天皇陛下の肖像画をバーナーで暴力的に燃やして、足で踏みつける展示を積極的に認めたことになるんですよ。主催だから。恥じゃない?
ーー作品を見て、平和や検閲について考える人も少なからずいると思います。そういう人は、日本人、市民には当たらないんですか?
色んな意見があってもええですよ。ほんだけど、やり方ちゅうのがあるんであって。正直に「こういう展示を出します」と言えば、討論会になったでしょう。実行委員会を開こうという事になっただろうから、そこに大浦さんが来て話せばいいじゃないですか。
ーー最後に一つ。河村さんの中で、芸術祭や芸術とは、どういうものだとお考えですか?
そりゃあ、みんな自分の意見をどんどん言っていくゆうのは、大変ええことであって。ただフェアにだけやらないかん、ということです。
ある日突然、ハイジャックしてですね、騙して。だまし討ちにしたような人たちが出てきてですね、マスコミも真実を伝えずに……。そういうのは、本当に危険な日本になりますよ。
フェアにだけやって、そこで議論を巻き起こせばいいじゃないですか。正当なステップが嫌だで、隠して出したんでしょ。そこにどうして『表現の自由』があるんですか。表現の自由という名の、国民世論の、普通の人の国民世論のハイジャックですよ。
暴力的、今回のは、ひどい話ですよ、こんなの。おびただしい人たちの、天皇陛下に敬意を持とうという人たちの心はどうなるんですか? 名古屋市とか愛知県とか日本国とかそこが主催でやるんですよ? 個人じゃないのよ。これは止めないかんでしょ、いくらなんでも。恐ろしい話だわ。どえりゃあ…
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sorairono-neko · 4 years
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Do you love me?
「撮れましたよ」 「見せて!」  勇利が差し出した携帯電話をのぞきこみ、ヴィクトルはたいへん満足した。ディスプレイの中では、内側が忍者屋敷になっているという長谷津城を後ろにして、ヴィクトルがはしゃいだ笑みをうかべている。 「早速投稿しようっと!」  ヴィクトルが大喜びで携帯電話を操作するのを、勇利はなんともいえない、困ったような、優しい笑顔で見守っていた。 「勇利、どうした?」 「いえ……、海外の人って、ほんとに忍者屋敷が好きなんだなあって思って」 「勇利は嫌いなのかい?」 「嫌いじゃないけど、ヴィクトルほど高揚しないですね」 「俺、そんなに大喜びしてるように見える?」 「喜んでないんですか?」 「喜んでるけど」  ふたりはみつめあった。なんとなく会話が噛み合っていないような、妙な感覚があった。でもどこがおかしいのかわからない。 「だって、ほら……」  勇利がヴィクトルの携帯電話をさし示した。 「そんな笑顔で写ってたら、誰だってそう思うでしょ」  ああ、なるほど。そういうことか。ヴィクトルは合点して穏やかにほほえんだ。忍者屋敷っていうだけで歓喜してると思ってるわけか……。 「日本人は謙虚だね」 「え?」 「まだ休憩だよ。座ろう」  ヴィクトルはもとのベンチへと勇利を導き、再び並んで腰を下ろした。勇利はよくものを言うたちではないらしく、黙りこんでいる。おかしいなあ、とヴィクトルは幾度も思ったことをまた思った。あのときはこんな感じじゃなかったんだけどなあ。もっと自由で、もっと勝手で、もっと親しみがあって、もっと……。そうだ、あんなに親密に一緒に踊ったのに。抱きあいもしたしみつめあいもしたのに。勇利、忘れちゃったのかな。酔っていないとだめなのかな? 日本人って本当に……。 「ねえ勇利」  ヴィクトルは、コーチになって欲しい、と求めてきたときの勇利を思い出した。あのきらきらしい瞳。ヴィクトルを信頼しきって、断られるなんてすこしも思っていない無邪気さでいっぱいだった。あんなむき出しの好意は初めてだ。ヴィクトルに近づこうとする者は、いつだって計算と媚びと優越をほのめかせるのである。しかし、勇利はちがった。幼子のように純粋に、好き、だからコーチをして、と気持ちをぶつけてきた。でもいまは……。  ヴィクトルは口元に手をやり、ちらと横目で勇利を見た。勇利はしたたる緑の山々と、素朴な長谷津の町並みを、ぼんやりとした目つきで眺めている。まるで夢でも見ているようだ。 「勇利」 「はい……」  勇利が首をまわす。ヴィクトルは手に持っていた携帯電話をかかげた。 「こっち向いて。写真撮ってあげる」 「えぇ?」 「ほら、笑って笑って」 「ちょ、ちょっと……ぼくはいいですって!」 「なぜ? 写真を撮られるのが嫌いなのかい? スケーターなのに?」 「スケーターはあんまり関係ないというか……」 「だって、自分を使用して魅せるのが仕事だろう?」 「それはプロの話でしょう?」 「選手でもおんなじさ。そうやって人々を魅了して、採点員にいいところを見せつけて、その結果が自分に返ってくるんだから」 「でも写真はちがうような……」 「いいからいいから」 「あ、あの、それ、何かにアップロードするつもりですか?」 「して欲しいの?」 「して欲しくないんです」 「よし、じゃあしよう」 「絶対撮らないでください!」 「冗談だ。しないよ。これは私的な目的」 「そうですか……」  勇利は息をついてから、不思議そうに首をかしげた。 「……私的だったら、なおさらぼくの写真なんかいらなくないですか?」 「勇利、いままで写真撮らせてくださいって頼まれたことないの?」 「取材のときなら……」 「それ以外だよ」 「ファンの人からは……たまに」 「なら俺が撮ってもいいだろう?」 「ヴィクトルはぼくのファンじゃないでしょう」 「ファンだったら撮っていいの?」 「あの、さっきからおかしくありません? ほんと、なんで写真なんか欲しいんですか? 何をするつもりなんです?」 「何もしないよ。ただ見たいだけ」 「いまここにいるぼくじゃだめなんですか?」 「うん、いまここにいる勇利じゃだめだよー」  ヴィクトルはにこにこ笑った。 「写真じゃないとね」 「あの……、よくわからないんですけど……」 「ああもう、めんどうだな。写真くらい素直に撮らせなよ。コーチ命令だよ!」 「えぇ……」 「勇利って変わってるよね。SNSもやってないみたいだし。友達と撮ったりもしないの?」 「知り合いの選手は……よく撮ってましたけど。ネットにアップするから一緒に、とか」 「だったら俺が撮ってもいいだろう。友達の選手はよくて、どうしてコーチはだめなんだ?」 「わかりました、わかりましたから……」 「よしよし、いい子だね。さ、こっちを向いて」  ヴィクトルは携帯電話を構え、フレームの中に勇利をおさめた。 「笑って、勇利」 「えーと……」 「ほら、もっと」 「でも……」 「その顔じゃ、負け試合のあとの取材みたいだよ」 「たとえが生々しいのでやめてください……」 「笑ってってば!」  勇利は困ったような、どうにも慣れないかたい表情で写真におさまり、ヴィクトルはおもしろくなくて口をとがらせた。 「ぎこちないな……」 「だって、しょうがないじゃないですか。写真なんてそんな……」 「いつもそんなふうに写るのかい?」 「いえ、友達とのときは、もうちょっとうちとけてると思いますけど……」 「信じられない。俺はその友達より下なのか」 「上とか下とかじゃなくて……」  あのときは、あんなに「貴方だけです」っていう顔で見てきたくせに。もしかして俺は遊ばれたのだろうか、とヴィクトルは溜息をついた。またあんな目で勇利に見られたいな……あのときみたいに愛情いっぱいにふるまって欲しい。  ヴィクトルは、さっき勇利が撮った自分の写真と、いまみずからが撮った勇利の写真とを見くらべた。ヴィクトルはいかにもしあわせそうな、輝かしい笑みを浮かべている。勇利は不慣れな、遠慮がちで困惑した顔だ。 「……勇利、こんな話を知ってる?」 「え、何ですか?」 「人がいちばんいい笑顔で写真におさまるために必要なのはね、有名なカメラマンなんかじゃなく、恋人なんだよ」 「どういうことですか?」 「恋人じゃなくてもいいな。片想いの相手とか、そんなところだね。とにかく愛があればいいのさ」  ヴィクトルは携帯電話をしまい、にっこり笑った。 「レンズの向こうに愛するひとがいる。そう思えば、自然に、いかにもうれしい、大好き、という表情になるものだろう? あふれる感情は止められないよ」 「ああ……」  勇利は合点したようにいくたびかちいさくうなずいた。 「そういうことかあ……」 「…………」  ヴィクトルはくすっと笑って横目で勇利を見た。 「勇利」 「はい?」 「俺のこと好き?」 「…………」  勇利が目をみひらいた。 「どうだい?」 「あ、あの……、急に何の……」 「答えてくれ」 「…………」 「勇利が答えたら練習に戻ろう。早く続き、したいだろう?」 「なんでそんな質問するのか……よくわからないっていうか……」 「勇利」 「……えっと、ぼくの動画は見たんですよね? あれを見ればわかると思いますけど……」 「勇利」  ヴィクトルは笑いながらとがめるような目をした。 「俺のことが好き?」 「…………」  勇利は深くうつむきこんだ。彼は耳まで赤くなり、膝頭をぎゅうっと握りしめてかぼそい声で返事をした。 「……はい……」 「そうか」  ヴィクトルはまぶたをほそめた。 「ならいいんだ」 「あの、ヴィクトル……?」  勇利がおもてを上げる。普段は白い頬がまっかになって、いかにも清楚で、すてきにかわいらしかった。 「いまの態度に免じて、さっきの写真はゆるしてあげるよ」 「え?」 「愛情の裏返しということにしておこう」  さあ続きだよ、とヴィクトルは立ち上がった。  あのとき撮った写真は、どれもこれも凛々しくもかわいらしい顔をしてたのにな……。 「勇利、フリーだけどね」 「はい」  勇利は目を星のように輝かせてヴィクトルを見た。そのきららかな瞳を見ると、ヴィクトルは、言おうとしたことより、勇利が言って欲しいであろう言葉をさきに口にしてしまった。 「……いい曲だね」 「はい!」  勇利がにっこり笑った。ヴィクトルも微笑を浮かべた。  勇利はもともと、あまり笑わない青年だった。ヴィクトルを相手に緊張しているというのもあるだろうけれど、たとえ家族や西郡、優子が相手でも、大笑いしてはしゃぐ、あるいはにこにこしながら話す、ということがまずない。感情があらわにならないわけではないのだが、どちらかというと物静かで、落ち着いた話しぶりをする。そういった観察の結果だけを考えれば、勇利は大人ということなのだろうけれど、ヴィクトルはどうもそんな気がしなかった。だって勇利は、ほんの半年前、バンケットで、あんなに子どもっぽい様子をヴィクトルに見せたのだ。 「そういう子なのよ」  いつだったか、勇利のことを尋ねたヴィクトルに、ミナコは落ち着き払って答えたものだ。 「勇利についてあんまり深く考えないほうがいいわよ。疲れるから」 「でも俺はコーチだから彼のことを考えないわけにはいかない」  彼女はおやというように眉を上げ、にやっと笑った。 「世界じゅうの女にもてまくってるあんたが、勇利を相手にどれだけ苦労するか、楽しみだわ」  その言葉通り、ヴィクトルは苦労させられた。勇利はちっともうちとけてくれず、仲はすこしも進展しなかった。コーチと生徒、と思案してみてヴィクトルがいちばんに思うのは、信頼関係を結ぶという重要事項である。なぜなら自分とヤコフのあいだにはしっかりとした信頼が結ばれており、それがヴィクトルを安心させるからだ。まずお互いを信じていなければ話にならない。なのに勇利ときたら、自分からコーチになって欲しいと言ってきたくせに、ちっとも歩み寄ろうとしないのだ。それでもヴィクトルは、どこか思い悩んでいるふうの勇利に合わせ、倦まずたゆまず、真剣に彼と向きあった。勇利はコーチになって欲しいと抱きついてきたし、ユリオとの試合の前にも抱擁して言った。目をそらさないで欲しいと。嫌われているはずがないのである。  手に入れてうれしいものには苦労がつきものだ。金メダルもそうだし、勝生勇利の信頼もまたそうだった。勇利がこころをひらき、初めて気安い態度を見せてくれたとき、ヴィクトルはどれほど喜んだか知れない。素直な笑みひとつを手に入れるのだけでも大変な思いをした。しかしそのあいだ、ずっとヴィクトルは楽しかったし、いらだちを感じたりはしなかった。勇利が無邪気に笑ってくれるようになったいま、なんて得難い笑顔だろうと胸があたたかくなる。あとは、あのバンケットのときみたいに、もっと遠慮のないところを見せてくれればよいのだけれど──それは望みすぎというものだろうか。ゆっくりやればいい。 「ずっとこれを聞いていろいろ想像しているんだけれど」  曲がきまればあとは振付だ。勇利と方向性などの話しあいはするが、考えるのはヴィクトルの仕事である。 「だいぶ固まってきたんだけどね……」  フリースケーティングの曲を「いい曲」と評したのは素直な気持ちである。これはいい曲だ。「エロス」が激しい曲だから、フリーはできれば穏やかなものがいいな、と思っていた。勇利の友人がつくったというこの曲は、やわらかで静謐なしらべから始まる。しかし終始ひっそりとしているわけではなく、後半へ行くにつれ情熱的な旋律があふれてくる。こういう曲を得意としている勇利のよいところを引き出してくれるだろう。だが、曲だけに頼るわけにはいかない。あとは振付がものをいうのだ。どんどん点数を得ることのできる難度で仕上げる。それを、難しいと思わせないよう、優雅に勇利は演じきる。 「勇利はどんなふうに教えてもらいたい?」 「え?」  勇利はきょとんとした。 「どんなふうに、って……」 「『エロス』はすべて仕上げた状態で、俺がお手本を見せたよね。ああいうのがいい? それとも、パートごとにわけて、順番に教えていったほうがいい? この場合、俺は教えながら考えるし、勇利に『ちょっとやってみて』とも言うから、勇利の動きを見て変えていったりもする。その場その場ですこしずつ完成させていく感じかな」 「…………」  勇利はフェンスの手すりに手を置き、リンクサイドにいるヴィクトルをみつめた。 「で、それが終わってから通してやる……。どっちのほうが勇利はおぼえやすい? どちらにしろ、きみならすぐおぼえるだろうけどね。振りおぼえるの早いほうだろう? 好きにきめていいよ。俺はどっちでもやりやすさは変わらないから」  勇利は大きな目をみひらき、長いあいだじっとヴィクトルを注視していた。 「どうかした?」 「ヴィクトル、ぼく……」 「なに?」 「……出来上がったやつ、ヴィクトルがすべるの、見たい……」 「そうか」  ヴィクトルは静かにうなずいた。 「わかった」 「いい?」 「いいよ」 「……よかった」  勇利は胸に手を当て、ほっと息をついた。ヴィクトルは微笑を浮かべた。 「あと一日待って。今夜ひと晩。明日、見せるから。勇利の前ですべってあげるよ」  その約束通り、ヴィクトルは翌日には勇利のフリースケーティング用プログラムを仕上げた。振付をしながら、ヴィクトルは、勇利がこれをすべりこなすところを早く見たい、とそればかり考えていた。勇利の手本として示す最初の滑走は大切だ。勇利は、それを完成形として、目標として頭の中に据えるだろう。下手な演技をするわけにはいかない。ヴィクトルは午前中はひとりでリンクにこもり、振りの確認と練習をした。午後からは外で基礎練習をしていた勇利を呼び、ようやくプログラム披露の運びだ。 「じゃ見てて。音楽頼むよ」 「はい」  ヴィクトルは上着を脱ぎ、勇利の顔を見て笑った。 「そんなに緊張しなくても」 「緊張、するよ」 「そうか」 「うん……」  最初はせつないピアノの音色が���ぼれ落ちてくるようだ。ここはなめらかに、とけこむように。勇利のやわらかな動きを印象づけたくて、ツイズルなどのターンを使用した。勇利のツイズルは回転が早く、はっとするほど洗練されているのだ。練習の最初にターンの練習をしているとき、右に左にと勇利が舞う姿を見ているのが、ヴィクトルはとても好きだった。  勇利はステップが得意な選手だ。そして常に動いていても最後まですべりきる体力がある。だからスリーターンやモホークを多用し、優美なすべりを印象づける。ただ「すべっている」だけの時間をなくす。ジャンプに入るときも「跳ぶぞ」という流れにはしない。ステップやターンからつなげて入れる。着氷したあともすぐにステップなどを入れるとぐんと難度は上がるが、高得点を得られる。  こういうことは、並の選手なら、一度や二度なら可能でも、だんだんと体力を奪われ、最後には力尽きてしまうだろう。だが勇利なら。「離れずにそばにいて」をあれほどすべりこなした彼なら……。  しかし、技術ばかりを追い求めてもいけない。ジャンプがきまれば流れが生まれ、自然と演技構成点も上がるが、それでも勝生勇利という選手の持ち味をじゅうぶんに活かしたい。最小限のピアノだけが響く箇所で。ランジ、アウトサイドイーグル、チェンジエッジからイナバウアー。コレオシークエンスは、勇利がすべっていて最高に気持ちよく、うつくしくなれるように。  それをさらにきわめるのがステップシークエンスだ。勇利のステップシークエンスは「唯一無二の」と表現される。彼だけが持つ音楽性を帯びた、誰にもまねできない足捌きである。それがもっともみずみずしく、優雅に、水際立って見えるようにヴィクトルは手本を見せる。きみはこうすれば最高に高貴になれるからと。  ツイズル、ブラケット、カウンター、チョクトー、ロッカー。左右のクラスタを完成させてゆく。これはヴィクトルでも難しい。いきなりやれば均衡を崩して転倒するだろう。踏みながら上半身を使えばなおさらだ。しかし勇利ならできる。必ず。  八つめのジャンプも直前にターンを入れる。最後まで楽はできない。厳しい、恐れを知らないようなプログラムだ。そしてスピン。疲れてぐらつきそうになる。きっと勇利もそうなるだろう。  最後のピアノの音色が響き、消えた。ヴィクトルは右手を胸に当て、左手を勇利のほうへ差し伸べていた。彼をみつめる。勇利はぼんやりしていた。ヴィクトルの呼吸は荒い。きつい……。久しぶりに本気ですべった。しかし、よろよろと勇利のもとへ戻るわけにはいかない。  氷を蹴り、軽快にすべっていった。勇利の前でエッジを傾けて止まると、にっこり笑って尋ねた。 「どうかな、勇利」 「…………」  勇利はじっとヴィクトルをみつめていた。顔にも瞳にも、何の感情も浮かんでいない。気に入らなかったのだろうか? ヴィクトルは口をひらこうとした。と──。  その瞬間、勇利の瞳がみるみるうちにうるおい、目のふちに透明なしずくが溜まった。それはあっという間に重みを増し、つっと、まっすぐに頬を突っ切ってしたたり落ちた。 「勇利……」  勇利はさっと身をひるがえした。彼は足早に出ていった。ヴィクトルは閉まった戸をみつめ、リンクから上がると、フェンスにもたれて三十分ほど待った。勇利は赤い目と頬をして戻ってきた。 「ごめんなさい」 「いや」  勇利がヴィクトルの瞳をみつめた。そのまなざしと、さっきの涙だけで、彼がプログラムに持った感想、印象はもうじゅうぶんに理解できた。 「ヴィクトル……」  勇利はささやいた。 「ありがとうございます」  その夜、勇利はいつも通り食事をし、それからロードワークへ出ていった。ヴィクトルは帰ってきた彼を玄関先で出迎え、マッカチンの足を拭いてやりながら何気なく尋ねた。 「勇利」 「んー、なに?」 「俺のこと好きかい?」 「…………」  勇利は熱心に、ほとんどにらむようにしてヴィクトルを見た。それから情熱を帯びた口ぶりで端的に答えた。 「大好き」 「……こっちが照れるね」  ヴィクトルはおおげさに肩をすくめた。  新幹線の座席に落ち着くと、ヴィクトルは勇利を心配して彼のおもてをのぞきこんだ。 「大丈夫? 勇利」 「大丈夫だってば」 「鼻折れてない?」 「折れてないよ。おでこから行って、その勢いで鼻ぶつけただけだから」  勇利は眼鏡をかけていなかった。鼻をすりむいて、眼鏡が当たると痛いらしい。駅での電光掲示板を見るときだけ、しぶしぶ取り出してかけようとしたので、「俺が見てあげる!」とヴィクトルは元気に言ったものだ。 「ヴィクトル日本語読めないでしょ」 「英語でも出るよ」 「あ、そうか」  そういうわけで、ずっと眼鏡はかけていない。勇利は眼鏡をかけたりかけなかったり、髪を上げたり上げなかったりで、ずいぶん印象が変わるなあとヴィクトルは思った。 「鼻ずっとひりひりしてるの?」 「ちょっとね」 「どれどれ」 「なにさわろうとしてるの」  手を伸ばしたら拒絶されてしまった。ヴィクトルは拗ねた。 「勇利は最近俺の扱いがぞんざいだ」 「そんなことないよ。春に会ったときと同じだよ」 「どこが?」 「ヴィクトルが隣にいると、緊張してものも言えないよ。だからしばらく黙ってて」  勇利は眠ることにしたらしく、シートを倒して目を閉じる。ヴィクトルはむっとしたので、ちょっと赤くなっている鼻先をつんつんつついてやった。 「いったい! もう、何すんの!」 「ぜんぜん緊張してないじゃないか」 「してるよ。してるしてる」 「あぁあ、あのときの勇利はかわい���ったなあ。俺を見て目をきらきらさせて、うるうるさせて、『びくとるっ……かっこいいっ……』ってさ」 「いまでもやってるよ」 「いつ?」 「部屋でヴィクトルの動画見てるとき」 「俺にやってよ!」 「そのうちね」 「そのうちって……、今後その態度が以前のものになることがあるのか……?」 「黙っててよ。ぼく疲れてるんだから」 「疲れてるならもたれかかっていいよ。こっちおいで」 「あ、結構ですので」 「甘やかしてあげるっ」 「遠慮しますので」 「もう、勇利!」 「ヴィクトルも寝たら?」 「夜たくさん寝た。勇利はゆうべ寝ずに何をしてたのかな? ここで言えないことかな?」 「ヴィクトルと同じことだよ」 「なんだって? いやらしい……」 「ちょっと。ぼくのヴィクトルをけがさないでくれる」 「何を想像したんだ?」 「貴方は何を?」  ふたりはみつめあった。それからにっこりと笑いあう。次の瞬間勇利はヴィクトルをにらみつけた。 「ほんと静かにして」  ヴィクトルは静かにした。その代わり、肘掛けにのっていた勇利の手に手を重ね、そっと指のあいだに指を押しこんだ。勇利が顔をしかめる。彼はそっぽを向いた。勇利のほうが通路側にいるので、これでは誰にでも寝顔が見えてしまう。ヴィクトルは指先で手の甲を撫でた。 「…………」  こっちを向け、と念じる。しかし勇利は頑固だ。ちょっとやそっとでは言うことを聞かない。もう一方の手で膝をなぞった。 「…………」  だめか。しかしこれも想定のうちだ。ヴィクトルは勇利の耳元にくちびるを近づけ、ふっとそこに息を吹きかけた。 「もう、ヴィクトル!」  勇利が抑えた声で抗議をする。 「なんで邪魔するの!」 「邪魔するなとは言われていない」  ヴィクトルは得意げに口元を上げた。 「静かにしろと言われただけさ」 「ぼくをそっとしておいて」 「俺をそっとしないでくれ」 「もう、どうしたいの」 「勇利と親密になりたい」 「もうじゅうぶん親密です」 「そう? どこが? どんなふうに?」 「知ってるでしょ。ぼくとヴィクトルの仲くらい。当事者なんだから」 「でも、俺の認識と勇利の考えはちがうかもしれない。すり合わせをおこなおう。言ってみて」 「ヴィクトルの考えてる通りだよ」 「おや、そんなことを言っていいのかな?」 「何のこと?」 「俺の考えてる通り? へえ、そう……」 「ちょっとヴィクトル……」 「やっぱり、勇利……、いやらしい……」 「ぼくのヴィクトルをけがすのはやめてって言ってるでしょ?」 「何を想像したんだい?」 「ヴィクトルが伝説のスケーターで、ぼくはその追っかけなんだ」 「……ほぼ現実の通りだね。それのどこがいやらしいんだ?」 「追っかけに手を出すなんてヴィクトル、最低だよ」 「手を……? いやらしい」 「追っかけのコーチするなんてほんとえっちなんだから」 「勇利、自分で何を言ってるかわかってる?」 「わかってないよ。眠いんだよ」 「コーチをしたくらいで変態扱いされた」 「コーチをしてなくてもヴィクトルは変人でしょ」 「きみは俺のことを好きじゃないのか?」 「おなか空いてきた」 「眠いんじゃなかったのか」 「そのふたつは相反する欲求じゃないよ」 「人の三大欲求だね。睡眠欲、食欲、あとひとつは何かな?」 「いやらしい」 「何かな?」 「スケート欲だよ」 「どこがいやらしいんだ」 「『エロス』のときにどれだけぼくがいやらしいことを考えてるかを知ったら、ヴィクトルはそんなことを言えなくなると思うよ」 「ぜひ知りたいね。何を考えてるんだい?」 「きまってるでしょ……」  勇利が前方へ視線を向けた。車内販売のワゴンが来たのだ。 「カツ丼のことだよ……」 「……食欲じゃないか」 「卵をからめるようにね……、すみません、お弁当ください」 「もう食べるの?」 「ヴィクトルはいらないんだね」 「いらなくはないよ。いるよ」 「しょうがないなあ……」 「食べると言い出したのは勇利じゃないか」  購入した弁当を、勇利はテーブルの上に置いた。 「食べないの?」 「あとで」 「勇利、さっきから意味がわからないぞ」 「食べたいと思ったとき販売が来なかったらいやでしょ。ぼくは常にさきを見越して行動してるんだよ」 「さきを見越してるなら、最後のジャンプは三回転にして欲しかったね。あんなにふらふらで跳んだら、ぐらついて転倒することくらいわかりそうなものだ」 「久しぶりの試合だから舞い上がっちゃって……」 「何年スケートをやってるんだ。シニアに上がりたての子どもみたいなことを言って」 「ぼくはいつも新鮮な気持ちですべってるからね。コーチと同じなんだ」 「ここに来ておだてる作戦だね。さすがは悪女だ」 「ぼくのコーチ、ヴィクトル・ニキフォロフっていうんだよ。世界ランキング一位。グランプリファイナルも世界選手権も五連覇」 「うんうん」 「あと、綺麗で」 「うん」 「かっこよくて」 「そう」 「声がすてきで」 「やっぱりね」 「優しくて……」 「もちろん」 「ぼくのあこがれのひとなんだ」 「そうだろうとも」 「ところで貴方はどなたですか?」  ヴィクトルは額に手を当てた。 「……そういう扱い、慣れてないんだ」 「だろうね」  勇利はもっともらしくうなずく。 「新しいことを学べて、よかったね」  彼は両脚を伸ばすと、ふと笑ってつぶやいた。 「久しぶりの試合……」 「ん?」 「楽しかった」 「そうか」  ヴィクトルはほほえんだ。 「それはよかった」 「公式試合、ヴィクトルと初めての」 「……そうだね」 「ヴィクトルがリンクサイドにいるのって……」  勇利はまぶたを閉ざしてぽつりと言った。 「安心するね」 「……そう?」 「うん」 「そのわりには、いっさい言うことを聞かなかったようだね」 「安心するのと従うのはちがうことだから。ショートプログラムとフリースケーティングくらいちがうよ」 「判断しづらいたとえだな」 「そう? ヴィクトル、ぼくのことまだまだ理解してくれてないみたいだね。もっとぼくのこと、わかって」 「俺にもたれかかって、甘い声でささやいてくれたら検討するよ」 「ヴィクトル、さっきのお弁当見て。お箸ついてないでしょ?」 「え?」  ヴィクトルはテーブルに置いてある弁当を見た。確かに箸がない。 「本当だ。どうしよう。食べられないぞ、勇利」 「でも安心してね。中にちゃんと収まってるから。ないように見えるけど、あるんだよ」 「……弁当の話といま俺たちがしてた話、何かつながりはあるのかい?」 「ないよ」 「あのさ、勇利」  ヴィクトルは抗議した。 「つなぎの要素を大事にしようよ。ばらばらの演技をしたら点数は出ないだろう?」 「ぼく、つなぎ、得意だよ」 「得意なら発揮してよ」 「ほら、ヴィクトルが相手だと、緊張しちゃうから……」 「もう信じられない……」 「大ファンだからさ」 「ファンなら言うことを聞いてくれ」 「聞かないほうが喜ぶかなあって思って」  勇利はくすっと笑った。 「ヴィクトルも楽しかった?」  ヴィクトルは溜息をついた。まったく勇利にはかなわない……。 「ああ、楽しかったよ」 「スーツ似合ってた」 「かっこよかった?」 「うん」  勇利はくすくす笑って、横目でヴィクトルを見た。 「やらしかった」 「…………」 「エロスだよ、エロス。ヴィクトルのエロス」 「またそうやって雑な物言いをして」 「ふう」  勇利はヴィクトルにもたれかかった。 「ほんとに……、かっこよかったよ、ヴィクトル……」 「勇利……」  きみも綺麗だったよ。ヴィクトルは目をほそめた。 「……勇利」 「ん……?」 「俺のこと、好き?」  勇利はまぶたを閉ざし、適度にうなずいててきぱきと言った。 「はいはい、好き好き。じゃ、おやすみ」 「…………」  ごくそっけなく言ったあと、勇利は本当に寝息をたて始めた。ヴィクトルはむっとしたので、寝ているあいだにキスしてやろうかと思った。  世界選手権のクロージングバンケットで、ヴィクトルはまったく上機嫌だった。復帰して間もないというのに満足のゆく成績だったし、彼のたったひとりの生徒である勇利もすばらしかった。その勇利は、いま、ヴィクトルが選んだ新調のスーツを着て隣に立っており、髪をすっきりと上げていた。試合のときのような髪型だが、試合のときとはまたちがうあでやかな空気をまとっており、今夜の彼は際立ってうつくしかった。ヴィクトルは詩的な賛辞を彼の耳元にささやいた。 「どうもありがとう」  勇利は控えめに笑っただけだった。そんなふうにされると、もっといろいろ言って気を引きたくなる。 「部屋へ帰りたくなってきた」 「具合でも悪いの?」 「きみとふたりで『具合よく』なりたい」 「そんなこと言ってる場合じゃなさそうだよ」  勇利はくすくす笑った。彼の視線は、会場の奥のほうへ向いていた。ヴィクトルはおもてを向け、顔をしかめた。年若い、気の強そうな女がこちらへ歩いてくるところだった。無視できない相手だ。勇利は知らないはずだが、彼女の目がまっすぐにヴィクトルを見ているのでわきまえたのだろう。ヴィクトルの顔つきを見て勇利がかるく笑った。 「そんな顔しないの」 「俺が一緒にいたいのは勇利だけだ」 「わかってるよ。でも行かなきゃ」 「いやだ。行きたくない。部屋へ戻ろう」 「わからないこと言わないで」 「勇利こそわからないの? 俺は引き止めて欲しいんだ。行かないでと言って欲しい。なんでそんなに物わかりがいい? おもしろくないな」 「ちゃんとお仕事できたら、あとでご褒美あげるから」 「どんな?」 「ないしょ」 「いいこと?」 「ひみつだよ」 「絶対?」 「絶対」 「信じられないな……」 「どうして? ぼくがいままで、ヴィクトルの気持ちを裏切ったことがあった?」 「勇利……、よくそんなことが言えるね……、きみは本当に悪い子だ……」 「行って」  勇利がきっぱり言った。ヴィクトルはまだしぶっていた。もうすぐ彼女がここまで来る。勇利と口を利かせたくないので、もう歩き出すべきだ。しかし行きたくない。 「行きなさい」  勇利が甘くささやいた。ヴィクトルは溜息をつき、ゆっくりと踏み出した。あとで本当にご褒美をもらわなければやっていられない。 「あら、カツキ、どうしたの?」  ミラの声が聞こえた。 「ヴィクトルにふられちゃって……」 「ほんとにぃ? あの男、最低ね」 「いいんだ。ぼくのことなんか、ヴィクトルが本気で相手にするわけないんだから……」  まったくひどい! 勇利はひどい! ご褒美どころかお仕置きだぞ! でもいま引き返したら、俺がお仕置きされるな……くそ……。 「ハイ、ヴィクトル」  かけられた声に、ヴィクトルは笑みを製造した。  それからの一時間ほどは、苦行でしかなかった。いったい俺がどんな悪いことをしたというのだろうと、そんなことばかり考えていた。何の罰なのだ、これは。女の話はくだらないし、寄ってくる男たちは退屈だった。ヴィクトルは勇利に会いたかった。彼のかわいらしい笑みを見、優しい声を聞き、けなげですずしげなまなざしでみつめられたかった。黙りがちなのに、話しかければたちまち気の利いたことを言い出し、そのくせちょっとそっけない態度を取ってヴィクトルを困らせる彼をそばへ呼び寄せたかった。やわらかいしぐさで頬を撫でられて、「疲れた?」と気遣われたかった。それなのに女はなかなかヴィクトルを離してくれないし、勇利とは似ても似つかない品のない物言いと甲高い声でしゃべり続けた。ヴィクトルはいらいらした。彼は勇利から離れると、だんだんと苦痛をおぼえる。勝生勇利という甘美な喜びのききめがうすれるにつれ、禁断症状が出るのだ。欲しくて欲しくてたまらなくなって、落ち着いていられない。 「ヴィクトル」  我慢の限界に達そうとしたとき、まさに望んでいた声に名を呼ばれた。ヴィクトルは激しく胸をときめかせながら振り返った。 「まだお仕事終わらないの……?」  勇利は拗ねたようにヴィクトルをみつめた。まわりにいた紳士たちが笑い声を上げ、ヴィクトルにつきまとっていた女は警戒するように勇利をにらんだ。 「ヴィクトル……」  勇利がヴィクトルの腕に手をかけた。ヴィクトルの心臓は壊れそうに高鳴った。 「もしかして、何か怒ってるの……?」  ヴィクトルは頬を赤くした。 「何が?」 「だって、ちっともぼくの相手してくれないし……」 「してるさ」 「してない」  勇利がヴィクトルをにらんだ。 「お仕置きなの?」 「何の?」 「ぼくがヴィクトルの望むような成績をおさめられなかったから、そのことでヴィクトル……」 「まさか」 「ぼくはロシアの皇帝から大切な時間を奪ってるものね。ただでさえ邪魔者なのに、ヴィクトルの愛に報いることができなかったら、いる意味なんてないよね。ぼくなんかのコーチ、ヴィクトルだってつまらないよね。ごめんなさい……」 「じゃあ俺はこれで失敬させてもらおうかな」  ヴィクトルはその場にいた者たちにほほえみかけた。 「俺の大切な生徒を失いそうなんでね。ユウリ・カツキの機嫌を損ねたら大変なことになる。スケート界の損失だろう? なにしろ、世界でトップのスケーターなんだから」  言ってから、いたずらっぽく付け足す。 「フリースケーティングにおいてのみ、だけど」 「またそんな意地悪言う。もういいよ。ヴィクトルのばか」  勇利が身をひるがえした。 「そんなに俺を困らせないで。まったく手のかかる子だな」  ヴィクトルは「それでは」と挨拶して勇利のあとを追った。勇利の機嫌を取らなければ、と思って手を握ったところで、彼は振り返ってにやっと笑った。 「助かったでしょ?」 「…………」  ヴィクトルは息をついた。 「遠くから見てるだけで、いらいらしてるのがものすごく伝わってきたよ。コーチを悪者にしないためにこの身を犠牲にしたんだ。いい生徒でしょう」  勇利はくすくす笑った。 「ご褒美は喜んでもらえた?」 「ご褒美? さっきのが?」  ヴィクトルは心外だというように口をとがらせた。 「あんなのは前戯だろう?」 「ヴィクトル・ニキフォロフがいやらしいこと言わないの」 「俺がいやらしいことはきみがいちばんよく知ってるだろ」 「そうだね。ヴィクトルはぼくの夢を壊す天才だから」  勇利はヴィクトルの顔をのぞきこんだ。眼鏡をかけていないので、いつもよりへだたりがない。勇利はヴィクトルが望んだ通り、丁寧なしぐさでヴィクトルの頬にふれた。 「疲れた……?」  優しい声がこころに染み入るようだった。 「ああ、疲れた」 「さびしかった?」 「さびしかったよ」 「ご褒美が欲しい?」 「欲しい……」 「試合のぼく、どうだった?」 「うつくしかった」 「今夜のぼくは?」 「この会場でいちばん可憐なことは、疑う余地がない」 「すらすら出てくるんだね。言い慣れてるんでしょ」 「言い慣れてる」  ヴィクトルは勇利の腰を引き寄せた。 「言われ慣れてるだろう……きみも」 「ちょっと、そんなにあからさまにさわらないで。みんな見てるよ」 「見せつけてるのさ」 「指がシャツをひっぱってるよ」 「おや、そうかい? 気がつかなかった。気がはやってね」 「ヴィクトル・ニキフォロフが子どもみたいなこと言わないの」 「勇利の前ではジュニアの選手みたいに物慣れない様子になるんだ」 「どこさわってるの」 「部屋へ戻らないと、ここでやっちゃうよ」  すこし向こうから、ユーリの「さっさと失せろ」という罵り言葉が聞こえた。みんなが笑っている。勇利が口元を上げた。 「ここでしてもいいけど、教育に悪そうだね……」 「誰の?」 「貴方の」  ふたりはすみやかに部屋へ引き上げ、扉を閉めるなりくちびるを押しつけあい、服を乱暴に剥ぎあった。 「勇利……、ねえきみ、俺のこと……」 「ヴィクトル」  勇利が熱っぽくささやいた。 「貴方、ぼくのこと……、好き?」 「勇利は変わったよ」 「そう?」 「最初は初々しくてかわいかった」 「ほんと? いまは?」 「さっきまで何をしてたか思い出してごらん」 「酔ってたからおぼえてなくて……」 「またか!」 「冗談だよ。そう悲劇的な声を出さないで。ね、ヴィクトル……」 「なんだい」 「いいこと教えてあげる」  ヴィクトルの腕の中で、熱く息づく素肌がすべった。勇利がヴィクトルのほうへ身体を向ける。 「……貴方も変わったよ」 「そうかな……」 「以前は、余裕ぶっててかっこよかったのに……」 「いまは?」 「初々しくて、かわいいよ」
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takamisuzuki · 5 years
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タンゴ日誌(スペイン語奮闘記)
しかし、限られた自分の能力の中での、ペース配分の難しさ。予想通り飛ばしすぎて、最近は脳が疲労して動かなくなってきた。
タンゴのこともさることながら、ともかくも、スペイン語で頭がパンパンである。ラジオを聴き、カフェに入っては盗み聞きシャドウイング、字幕付きのテレビをみて、スペイン語のタンゴ関連の本を読む。だいたいこんなことを3,4時間すると、脳が一時機能停止に陥る😅いやー、集中力なくなったなあ。ちなみに、スペイン語でも文学系の専門書の方が普通の本よりはるかに簡単で、かなりの程度パリっ子のインテリの気取りを真似てるだけである。こういうのは単語もフラ��ス語に近いし、中身の無さも同じなので😊、と言ったら怒られるが、慣れているので1番分かりやすい。
集中力が切れてもダラダラとそんなモノを使って脳にスペイン語を流し込んでいると、「はい、もう無理です、やめてください」という信号が、脳からくる。無視してやり続けてもいいのだけど、これからタンゴのレッスンと練習なので、余力を残しておかないといけない。と思った時にはすでに時遅く、大体やらかしている。脳の機能が低下すると困るのが、待ち合わせとか、いつまでにどこにいかなきゃいけないとか、そんな実務処理。今日も、直前になってヴェロニカ師匠とのレッスン-練習会とアンヒオのプライベートが30分かぶってることに気づく。ダメじゃん、ワタシ。急いでタクシーに乗り込みつつ、ベロニカにメールを送る。ごめんなさい。今日のレッスンは45分で切り上げて、なんてことを一所懸命スペイン語で書いていると、タクシーの運転手から話しかけられる。「にーちゃんどっから来たのよ?中国でしょ?」「あー、えっとその。日本からですねー」といういつもの会話か始まる。ちなみに移動手段はもっぱらタクシーとウーバにしている。なぜなら20分くらいの移動で300円か400円ほど。その間スペイン語の練習をさせてもらえるから、これはお得なのである。いろんな運転手と話してるおかげで、ポルテーニャ訛り、メキシコ訛り、コロンビア訛り、みたいなのが少しずつわかってきた。スペイン語を母語にする外国人に、ポルテーニャ訛りは汚くて聞き取りにくい、というと鉄板でウケる、ということも発見😊。多分僕の訛りでいうからウケるんだろうな。そんな会話を通じて、ラテンアメリカの社会状況も肌感覚で分かってくる。ともかく酷い社会状況である。ホントに年端もいかない子が働きづくめで、医療費も払えず、貧乏のまま死んでいく、などと目を覆いたくなる話をよく聞かされる。嗚呼、南米のパリ、ブエノスアイレスなんて言っているが、資本主義の拡大から世界戦争に至る過程で生まれたヨーロッパの暴力が、南米ではまだまだ猛威を振るっている。「フランス文学専攻」などという自分の肩書きも、実はその暴力装置の一翼を担っている。つまり、運よく得た今のポジションが、いかにブルジョワでふざけたものであるかを感じさせられる。
とはいえ、タクシーの運転手に「タンゴが好きでブエノス来たよ」というと、喜んでくれることが多い。今日のタクシーの運転手さんはホントにノリノリで話し出した。「タンゴかー、俺も好きでさー、グリセルていう名曲があって知ってるかー、あれは真の愛の物語だぞー」と語り出す。これ幸いと色々ネタをかぶせて話が盛り上がったところで、行き先を間違えて伝えたことにきづく。急いでまたベロニカに遅れます、とメールを打つ。ベロニカからは、「私もひどいけどあなたに比べたらマシ」的なメールを貰う。はっはっは😅😅😅、ちなみに「アルゼンチンじゃよくあることだけどね」と優しいフォロー。まあ、事実なのだろうけど、ともかくホントにすいません😅良かった、ドイツじゃなくてアルゼンチンで☺️
そんなこんなで、ベロニカ師匠とのレッスン。いつもよりハイペースで進んで、やはり出来ない。立ち方、インテンションのかけ方、地面の使い方、あ崩れる、歪む、頭と右肩に力が入る、イカン、心と身体がバラバラになってきた。ともかく集中力が足りない。スペイン語に全部持っていかれている😅遅刻してきて、早退でこれだもんなあ、よくない、よくない。ベロニカ師匠渡欧前の最後の練習だったはずだけど、ダメダメだったので、もう一回追加。次回頑張りましょう。
そして急いでアンヒオのプライベートレッスンへ。オーバーヒート気味だがまだイケる!ちょい遅刻気味で、駆け込みで入ったレッスン、いつもメンドクサイ感が出ているナタリアがちょっとイタズラな笑顔で僕の頰を撫でる。「マルカデアンベソ」と言われが何のことか分からない。すると笑いながら英語で「ユーハブアキスマーク」と言われる。うお、アブラッソが雑だったせいでベロニカ師匠の口紅がほっぺについたのか。ナタリアにほっぺをゴシゴシされてしまう。ちゃんと説明しても、鬱陶しい言い訳だと思われるだけなので、「あれ、何ででしょうね〜」なんてことをスペイン語でぬかしてしまう。もうちょいと気の利いたことを即興で言えたらいいのになあ。遅刻プラスキスマークで登場しつつ、レッスン突入。アンヒオのレッスンは進み方が早い。情報量が半端ないのにも関わらず。アンヒオは師の教えを忠実に守る古いスタイル。ラピスもワザと軸をずらしてする。これがまた激ムズで全く出来ない。しかもアンヒオはミンゴのナンバーシステムを使ってステップを指示してくる。曲の合間にバイベン(ステップ)4からポジション2で役割交代!とか言われて、すぐしなくてはいけないが、脳内翻訳がついていかないで全く出来ない。そして右回りのヒーロからポジション2からのエンロスケ、と言われた際に左回りのヒーロをかます。あちゃーという感じで手で目を覆うアンヒオ。はいごめんなさい。スペイン語翻訳してる時点でアウトなんですよね。もっと頭に染み込ませないと。ああイカン、こんなんではまるでダメ生徒である。アンヒオにはいろんなタンゴ話を聞きださなくてはいけないのに、これでは話にならん!とか何とか思っているうちに1時間のレッスン終了。
オーバーヒートする頭を冷やすため、カフェで動画を見ながらレッスンの復習。あー、目を覆いたくなる。あっちゃー、というアンヒオの気持ちがよく分かる。もうひっどい。金もらってるとはいえ、よくこんなガチャガチャなアブラッソにナタリアも我慢するよな、と同情する。キスマークつけて遅刻して入ってきて、スペイン語でテンパっているアホな日本人のカオスなアブラッソ😅。
でもフランス、特にパリと違うのは、基本的に人懐っこいし、鷹揚なのである。一所懸命フォローしてると、笑って許してくれるとこがある。ブエノス来て良かった。ドイツとかじゃなくて。
というわけでカフェで課題を整理して、『ワタシの古き良きコリエンテス通りのために』というコテコテのスペイン語の詩を、まさにそのコリエンテス通りで一編読む。コリエンテス大通りは、ミロンガやタンゴカフェが密集してる地区の1つで、眠らない通りとかなんとか言われたアーティスティックな界隈。古き良きコリエンテス、そして今は消えてしまったコリエンテスを憂う嘆き節。うーん、コテコテだけど妙に泣ける。分からないとこだらけだけど😅多分何となくは理解してるはず。
そんなかんなでミロンガに行く。そもそもが単独で知らない世界に突っ込んでいくのが好きなので、誰も知り合いがいないミロンガによく行っている。まあー、上手くてイケメンなダンサーの多いミロンガに行くとホントに階層がはっきり見えて面白いが、ミロンガ観察記はまた次回のネタに。しかしミロンガの曲がうるさくてウェイターの言ってることが聞き取れない。あなたスペイン語出来ないのね、ただの旅行者ね、はいここら辺のミソッカス席ね、という感じで席を決められる。相変わらずの外国人旅行者扱い。まあ向こうもタンゴ文化を珍奇の目で見る旅行者にうんざりしているのだろうけど。まだまだスペイン語に慣れきれていない!
くそう、あと2ヶ月くらいで絶対ベッラベッラのベッロベロになってやる。みてろスペイン語のヤツ!と決意を新たにした夜でした。ホントのところ、フランスではフランス語をまともに喋れて、人間扱いされるまで2年かかった。スペイン語、フランス語に大分近いとはいえ、1年でどこまでいけるか心許ないところ。でも、確かにエレガントなスペイン語はダメでも、ベロベロのスペイン語ならいける気かするのである。きっといける!大丈夫!
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chintai-h-blog · 5 years
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What to Do When Renting Your First Apartment?
すべての若い人たちは午後が終わるのを楽しみにしていて、ようやく自分で乗り換えて最初のアパルトを手に入れることができます。これは楽しいタスクであり、楽しいです、これが、とても楽しいです。を踏み出す前に慎重に検討する必要があるものが多数あります。
最初の気を悪くするステップはあなたの価格帯でのような形態のパーツが見つかるかを学ぶことです。ここにいくつかの選択肢があります。最初にあなたは利用可能なアパートとアパートのために地域紙、賃貸ガイドブックとイエロページを見ることができます。
インターネットでも見ることができます。多くの場所にあなたが施設の仮想ツアーをすることができるだけでなく、月間お取のり図書とか価格設定を見てることかができてるそんなくれならのサイトがニコニコゾウンタワーのユーチューブようにあります。これは、街中を運転することなく、さまざまなアパートを比較するのに最適な方法です。
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あなたはどちらも空室を持���ているアパートUnizon Tower東中野のことを知っているとき、あなたは理解している人たちに聞くこともできます。これはまた、どこの家主が借りるのに最適です。のか、そしてどこのアパートの建物が住むのに適しているのかを知るための良い方法です。最後に、掲示板や道路上のto-letサインを見ることができます。あなたが持っている自分が賃貸に特化する不動産業者を持っているとき、あなたはそれを同様に試すことができます。
あなたについて興味のあるアパルトを見つけたときはいつも、賃貸申請書に記載する準備をしてください。このフォームを持っているのレコードは、間違いなくあなたが賃貸する大きいリスクがあるかどうかを判断するためです。社会保障番号、またはビザやLPRカードのコピーを提供する必要があるかもしれません。適切に使用されます。社会保障番号、またはビザやLPRカードのコピーを提供する必要があるかもしれません。を入力するためだけに手配を払う必要があり、承認されたかどうかを確認するのに数週間からあることがあります。初回賃貸人は、あなたが時間通りにあなたの家賃を払わなければならないという責任がある共同署名者を望むかもしれません。
この文書には、賃貸料に影響を与えるすべての条件と、十分な時間枠および毎月の固定賃金が記載されています。あなたはありましたのは個人が承認され、リースに署名することを期待します。リース期間はほぼのようなものでもまとめませんが、1年ありの料金はかなり標準的です。賃貸料は、あなたのあとの賃貸料を支払うことに失敗した場合、また賃貸借が終了する前にあなたの賃貸料を引き上げることができない場合に、家主がのような信頼を持って規定します。
家主は、通常1ヶ月分の家賃に相当する保証金と一緒にあったの最初の1ヶ月分の家賃を事前に要求します。時々、それぞれはまさに最初と最後の月の家賃と保証金を探すので、あなたは十分なお金を持っていることを確認するために始めてこれについては聞くことです。ペットを許可しているアパートもあります、ペットを飼っている場合は、ペットになっているので...修復するために特に使用される追加の保証金をカバーすることを期待できます。あなたがペットを飼っているならば、いくつかの場所は小さい毎月の保険料も請求します。
あなたがチップトップの形であなたのアパートと一緒にリースの終わりまでに去るならば、あなたの保証金は間違って払い戻されます。物件がほぼ完全損害を被った場合、家主は、保証金の一部の地域リース契約に違反した場合は、保証金を完全に失う必要があります。を確保することができます。
予見せぬことが人生の中で起きる、あなたは善意でリースを始めることができますが、事情によりそれらが破れるためにあなたにすべてを持つことになるかもしれません。ほとんどできませんでした。して、賃貸アパートを取得するためにあなたと協力しようとするので、できるだけ少ない費用で節約します。ただ、リースを解除することを選択した場合、家主がリース終了までに家賃を支払う責任がある。テナントを見つめることができない場合があります。
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