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[FDA]シナモンに含まれる安全でないレベルの鉛に対処するためにFDAが講じている措置についての対話
A Conversation with FDA on Steps the Agency is Taking to Address Unsafe Levels of Lead Found in Cinnamon
https://www.fda.gov/food/conversations-experts-food-topics/conversation-fda-steps-agency-taking-address-unsafe-levels-lead-found-cinnamon
2024年3月6日、FDAは、ある種のシナモン粉末製品から高濃度の鉛が検出されたため、これらの製品を買ったり食べたりしないよう消費者に勧告する安全警告を発表した。この注意喚起は、FDAがディスカウント小売店のシナモン粉末製品を対象とした鉛のターゲット分析調査及びラボラトリーフレキシブルファンディングモデル協力協定(LFFM)に基づく各州による追加検査を実施したことを受けたものである。FDAは、2023年10月にシナモンアップルピューレとアップルソース製品の自主回収を行ったが、その際、シナモン中の鉛の存在を評価するためにこの検査を開始した。これは、これらの製品に含まれるシナモンに関連した高濃度の鉛が子供たちの鉛中毒の原因となったためである。
FDAは小売店から75の検体を収集して検査し、メリーランド州保健局とミズーリ州保健局はLFFMの下で追加分析を行った。これらの検査結果に基づき、FDAは安全警告を発出し、高濃度の鉛を含む6ブランドのシナモンを代表とする製品の自主回収を勧告した。これらの製品に関連する疾病や有害事象は報告されておらず、検出された鉛のレベルは、2023年10月のリコールに関連するアップルソースパウチに使用されたシナモンから検出されたレベルよりもかなり低いことに留意することが重要である。しかし、私たちは、消費者が耳にしているニュースに懸念を抱いているだろうことは理解している。
FDAの食品安全・応用栄養センター(CFSAN)の規制担当副センター長代理であるConrad Choiniere博士が、消費者の質問に答え、米国市場におけるシナモンやその他のスパイスの安全性を高めるためにFDAが行っていることを説明している。
消費者はパントリーにあるシナモンを気にする必要があるか?
私たちも同じことを知りたいと思い、このテストを開始した。その結果、安全警告に記載されている特定の製品について、購入や使用を控えるよう勧告する結果となった。家にあるその他のシナモンについては、現時点では安全性に懸念があるという証拠はない。私たちの考えを変えるような新しい情報が見つかった場合は、助言を更新し公表する。
これらのシナモン製品��使用していた消費者は、鉛中毒症状を経験するか?
鉛への暴露は、体格、体重、年齢、鉛の吸収を防ぐことができる食事中の栄養素、摂取した鉛の量など、様々な要因によって、個人に異なる影響を与える可能性がある。私たちは、例えば妊娠中の発育を含む、幼児やすでに血中鉛濃度が上昇している人々など、最も脆弱である可能性のある人々を考慮して、公衆衛生保護アプローチを用いている。FDAの評価によると、鉛の濃度が上昇していることが判明したこれらの特定のシナモン製品に長期的、継続的に暴露されると、健康への有害影響につながる可能性がある。あなた又はあなたの家族の誰かが、安全警告に記載されているシナモンを摂取した、又は高濃度の鉛への暴露の可能性について懸念する何らかの理由がある場合は、医療機関に連絡することを勧める。
鉛の体内吸収を減らすために、消費者ができることはあるか?
米国人のための食生活ガイドラインで推奨されているような、多様で栄養価の高い食事は、鉛への暴露による健康への有害影響を防ぐのに役立つ。鉄、亜鉛、カルシウムのような必須栄養素を食事から摂取することは重要である。他の多くの重要な利点の中でも、鉛が体内に吸収される量を減少させ、体内に十分な栄養素が蓄積されていることは、鉛が有害な影響を及ぼすのを防ぐのに役立つ。FDAは、十分な食品のバラエティを得るために、野菜、果物、穀物、乳製品、タンパク質食品という5つの食品グループから多くの異なる食品を食べること、そして同じ食品を食べる頻度を交互に変えることを消費者に推奨している。
これらの製品はどのようにして汚染されたのか?
FDAは、これらの製品がどのようにして鉛に汚染されたのかを把握していない。鉛は、食品が栽培、飼育、加工される環境から食品供給源に入る可能性がある。環境中の鉛のレベルは、地理的な違いや現在又は過去に鉛で製造された製品が使用された場所への近さによって異なる可能性がある。しかし、鉛は、鉛を含む非食品グレードの機器の使用など、加工や製造を通じて食品に混入する可能性もある。FDAは、これらの製品がどのように汚染されたかをさらに調査するため、企業と協力する予定である。
この警告とリコールは、昨年の秋のシナモンアップルピューレとアップルソース製品のリコールとどのような関係があるか?
FDAは、昨年の秋のシナモンアップルピューレとアップルソース製品のリコールとその関連調査を受けて、小売レベルでのシナモンのサンプリングを開始した。その結果わかったことは、安全警告に記載され、今回のリコールに関連するシナモン粉末に含まれる鉛のレベルは、リコールされたアップルピューレ及びアップルソース製品に含まれるシナモンに関連する鉛のレベルよりも約2,000 ppm~5,000 ppm低いことである。私たちが小売店で収集したシナモン粉末中の鉛レベルは2~3.4 ppmであったのに対し、リコールされたアップルピューレとアップルソース製品に含まれるシナモンは2,270 ppm~5,110 ppmであった。そのため、安全警告ではこれらの製品に懸念を示しているが、アップルピューレやアップルソース製品に含まれるシナモンと同レベルのヒトへのリスクはない。
このリコールは、FDAのCloser to Zero(ゼロに近づける)イニシアチブとどのような関係があるのか?
私たちのCloser to Zeroイニシアチブは、特に乳幼児がよく口にする食品から、鉛のような汚染物質への食事からの暴露を可能な限り減らすことを目的としている。安全警告に記載されているシナモン粉末は、幼児を直接対象とした食品ではないかもしれないが、多くの親が幼児向けにシナモンを使った食品を調理している可能性があることは理解している。一般的に子どもは鉛暴露の影響を受けやすいため、FDAは業界と協力し、汚染による鉛暴露を防止するための対策を講じようとしている。
FDAの次のステップは?
私たちは、安全でない製品を市場から排除し、汚染源をさらに調査するために、製造業者、流通業者、小売業者と引き続き協力している。また、米国内のすべてのシナモン製造業者、加工業者、流通業者、施設運営者に対し、シナモン粉末製品を含め、食品中の潜在的な化学物質によるハザードからの汚染を防止するための管理を実施することが義務付けられていることを喚起する書簡を送付した。
FDAは有害元素監視プログラムを継続しており、これには米国で販売されるスパイスを含む様々な食品の検査が含まれる。過去に実施し、現在も継続している輸入時のサンプリングにより、鉛の濃度が高いシナモンが米国の商取引に入るのを防いでいるが、私たちのすべての監視活動と同様に、これらの監視プログラムは輸入される商品のごく一部を評価するにすぎない。最終的には、米国市場に入る製品の安全性を確保するのは、製造業者と輸入業者の責任である。
FDAはまた、スパイス業界と協力して、スパイス業界が製品の安全性を確保するために十分な情報を得た上で意思決定ができるよう、今回の調査結果についての認識を提供したいと考えている。FDAは、これらの知見をフォローアップするとともに、安全でないシナモンが米国の消費者に届くのを防ぐため、輸入スパイスに関する監視活動を継続し、必要な場合には輸入警告に企業や製品を追加する。
FDAは、最終製品にシナモンを使用している施設に対し、FDAのヒト用食品に関する予防的管理規則の遵守を確認するための追加検査を検討している。FDAはまた、FDAの食品輸入業者の外国供給者検証プログラム(Foreign Supplier Verification Program for Food Importers:FSVP)規制の対象となる輸入業者の検査を実施する際に、鉛を含む化学汚染物質にさらに焦点を当てることを検討している。FSVP規制は、輸入業者に対し、食品が適用されるFDA食品安全規制を遵守して生産されていることを適切に保証するFSVPを作成し、維持し、それに従うことを求めている。
鉛のアクションレベルがあれば、このような事態は避けられたのか?
アクションレベルは、FDAがその食品を異物混入(adulterated)とみなす可能性のある食品中の汚染物質のレベルを、業界に向けて明確にするものである。しかしFDAは、鉛のように汚染物質の濃度が安全でない場合、行動を起こすのにアクションレベルやガイダンスは必要ない。製造する食品の安全性を確保するために必要な措置を講じることは業界の責任である。
だから、これらの製品から検出された高濃度の鉛が、アクションレベルによって完全に防げたとは思わない。しかし、これらの製品が市場に出回るのを防ぐのに役立った可能性があるのは、最終製品の検査である。現在、連邦法は業界に対し、原材料や最終製品の汚染物質検査を明確に義務づけていない。大統領の2024年度予算案の一部として、我々は議会に対し、連邦食品・医薬品・化粧品法を改正し、業界が最終製品(乳幼児が摂取するために販売されるものを含む)の汚染物質検査を実施し、FDAによる査���用に検査結果を保持し、FDAに検査結果へのリモートアクセスを提供する要件を追加するよう要請した。これらの新しい権限は、FDAが食品中の汚染物質のレベルを理解するのに役立ち、FDAが時間の経過とともにレベルの低減における業界の進捗状況を監視し、FDAがより多くの時間とリソースを割くべき場所を特定することを可能にする。
このような状況において、業界にはどのような責任があるか?
鉛が食品に混入するのを完全に防ぐことは不可能であるが、鉛を含む食品については、農法や製造方法の変更により、その濃度を下げることは可能であろう。法律により、食品製造業者には、必要に応じて化学物質のハザードを大幅に低減又は防止する責任がある。
さらに、輸入業者には、米国に輸入する製品の安全性を確保する重要な責任がある。FDAの食品安全強化法(FSMA)の下、FSVPプログラムは、製品を輸入する製造業者が適用される食品安全要件に従っていることを確認するという輸入業者に対する新たな責任を導入した。
〔土井〕 いや、ほんまに。教科書ってやっぱり権力側の呪具みたいなもんやから、駄菓子屋のおっさんみたいに「俺が教科書」という人間との折衝はそのまま「社会」に出会う行為と等しいやんな。一時期、うちの長男が家の近所の「ひさご」っていう駄菓子屋で万引きを繰り返すということがあって大変やってんけど、あれも息子がはじめて「社会」というものに触れた瞬間やったと思う。さっき言うたみたいにうちの子らが打楽器で光貴くんとセッションしたり、共通の知人の息子が遊びに来ていたり、mole musicは駄菓子屋の原風景をいまも確実に描き続けてるよね。原風景という言葉で思い出したんやけど、光貴くんと友人との共同制作 Zip Up Parker 「帰り道」について聞きたくて、あの印象的なバックプリントの風景は何をモチーフにしてるの?