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#コンクリート補修
kennak · 1 month
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本来は親友に向けたマンションリフォームのアドバイスだが、LINEで送るには長すぎるので、増田の日記として公にさらしてみる。ブコメやトラバで有用な反論が得られるかもしれない。祝1000user超え。いろんな意見が聞けて楽しい。おそうじ浴槽がみんなに届いてうれしい。祝2000user超え。自分の知識がみんなの役に立ったようでうれしい。はてブ愛してる。増田は建築士としてそれなりに経験値はあるが、住まいのあり方や価値観は本当に多様なので、N=1の意見として参照するぐらいがちょうどよい。大前提適切な断熱壁と二重ガラス樹脂サッシが装備されていること。それがない建築が許されるのは安藤忠雄だけ。既存のサッシが交換できないならインプラスなどの内窓をいれればよし。風呂編おそうじ浴槽!これが言いたくてこの長い日記を書いているといっても過言ではない。google:image:おそうじ浴槽 他の設備投資を削ってでもこれを装備してほしい。日々の家事から風呂そうじを排除できるのでオススメ。じゃあ何を削ればいいかというと、、、鏡→いらない。水アカ掃除の手間を増やすだけ。化粧棚→いらない。必要に応じて山崎実業のマグネット収納をつかえばよい。浴室乾燥機→いらない。アイリスオーヤマの除湿器で代用できる。風呂の入り口付近にコンセントを用意しておく。上下するシャワーフック→これはいる。が、山崎実業のマグネットフックで代用可能。風呂のサイズは1620か1616にする。この2つは浴槽が1.6mあるから足を伸ばせる。そのほかの1416とか1418 etcは浴槽が1.4mになってしまう。ただし1616は一般に住宅用しかない。なぜか1620はマンション用もある。住宅用とマンション用の違いは施工に必要な天井の高さ(これショールームのスタッフすら知らなかったりする)。マンション用のほうが必要高が低いので、排水の勾配など制約の多いマンションでも施工できる。逆に言えばその制約さえクリアできれば住宅用をマンションに施工することも可能。最近は1616でもマンション用があるとのこと。TOTOは1717というさらに浴槽が大きいやつもあるらしい。トラバ感謝。なお換気扇は選べるならパナソニック製をオススメする。パナソニック以外は換気扇の羽を外すことができない。それでお前は何にしたノーリツのユニットバス1616。標準でおそうじ浴槽がついてくる。なぜならおそうじ浴槽はノーリツの特許だから。だがコスパが高すぎて儲からなかったのかノーリツはユニットバス事業から撤退してしまった。。。床編なぜか無垢フローリングにあこがれる人が多いが、高いし隙間が空くしメンテも大変で何がいいのかさっぱりわからん。オススメは厚突きフローリング。無垢の質感とべニヤの寸法安定性を両立している。薄い突板のフローリングは偽物感がすごいので、だったら偽物でいい。マンションだと防音フローリングといってふにゃふにゃのフローリングを勧めてくる工務店がいるが、これは工務店の施工が楽になる建材でユーザーにメリットはない。下地側で防音は確保できる。仕上げの塗装ウレタン塗装やUV塗装は強靭で水を放置しても浸透しない。ただし傷ついたときの補修はプロに依頼しないといけない。自然ワックス仕上げは質感に優れるが、醤油をこぼしたのを一晩放置すると浸透してシミになる。数年おきに塗り直しが必要だが自分でDIYできる。どっちが良いかはお好みで。それでお前は何にしたニッシンイクス150mmオーク自然オイル仕上げ/30度ナナメ貼り。複合オーク150幅 | 無垢・複合フローリング・不燃ボード|NISSIN EX.本当はヘリンボーンにしたかったがめっちゃ高いのでナナメ張り。床暖房温水式にしよう。電気式は暖まるまでの時間がかかりすぎて実用的でない。壁や天井の仕上げ天井躯体あらわし!中古マンションでなければできない仕上げ!天井は水漏れでカビてなければそのままつかえるはず。ぜひやろう。壁壁面は大抵のマンションで解体後にGLボンドという接着剤が盛大に残るので、上から塗装するかそのままにするかを判断する必要がある。google:image:GLボンド 撤去 マンションリフォームの事例集で綺麗なコンクリート壁がでてくる場合があるが、あれはもう一回壁を仕上げなおしている。余談だが世の中のほとんどのコンクリート打ちっぱなしの建築は、コンクリの上から打ちっぱなし風の塗装をしている(安藤忠雄のように本物のコンクリートで打ちっぱなしを仕上げるのはものすごく難しい)。一般人はその塗装をみて「やっぱコンクリート打ちっぱなしはかっこいいねー」と言っている。それは塗装だ。たまに「コンクリート打ちっぱなしって寒くないの?」と聞かれるが、それは断熱が入っていない建築をイメージしているから。なので安藤忠雄の住宅は夏暑いし冬寒い。なお忠雄本人はタワマンに住んでいる。マンションの場合、隣や上階に部屋があればそこが断熱として効くので打ちっぱなしでも大丈夫。ただし床は例外。熱伝導率が高いので皮膚が触れたときに同じ温度でもコンクリートやタイルのほうが冷たく感じる。それでお前は何にした壁面はGLボンド撤去の上、塗装。一部モルタル塗り直し。一般の壁はAEP塗装の白マット仕上げ。寝室とクローゼットはモイスという調湿建材。壁紙はきらいなので未使用。キッチン食洗器海外勢のデカイ食洗器をいれよう。パナソニックのビルトインは買ってはいけない。あれは卓上タイプよりも食器が入らない。海外食洗器をキッチンをいれるときは、床から天板の下端までの高さに注意してほしい。日本だとミーレがデカい顔をしてぼったくり価格で売っているが、これは高さが80cmでギリギリ日本の一般的なシステムキッチンに入る寸法だからだ。AEGやボッシュは82cm以上を要求するので、日本の一般的な85cmの高さのカウンターだと入らないことが多い。逆に言えばとにかく下を82cm確保すればどのメーカーでも入る。AEGはカゴがリフトアップする。ボッシュは耐久性が高い。ガゲナウはボッシュの見た目をかっこよくしただけ。IKEAはAEGのリフトアップを削除した廉価版。ミーレはぼったくり(2回目)。ガスorIH中華料理命!でなければIHをオススメする。加熱時に上昇気流が発生しないから油が飛び散りにくいし、使っていないときはフラットだからほかの用途に使える。勝間和代氏はIHのガラスの上でうどんこねてた。それでお前は何にしたコスト削減のためシステムキッチンは購入せず、天板だけ買って大工さんに施工してもらった。天板の下は無印の収納を突っ込んでいる。これで百万ぐらいコスト削減。天板はシゲル工業で作ってもらった。スクエアシンクって手で溶接するからめっちゃ高いんだけど、ここはプレス品だから安い。スクエアシンク | ステンレスワークトップとキッチンシンク製造のシゲル工業その他に検討したのはキッチンハウスのグラフテクト。今でもグラフテクトはアリだと思っている。GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン水栓はLIXILのナビッシュA6。濡れた手で触らないので、水栓周りがよごれにくい。https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/navish/換気扇はパナのDEシリーズかフジオーにしよう。メンテがしやすい。パナはDWという10年掃除不要と謳っている製品を推しているが、あれは代わりに一切のメンテができず、10年で本体交換を必要とする地雷。IHもパナ。グリルまでIHにしている唯一のメーカー。このグリルが優秀で、オーブン代わりになるし、パンもおいしく焼ける。おかげでヘルシオとバルミューダトースターが不要になった。洗面台水栓は垂直面から生えたやつにすべし。立ち水栓は根本が汚れる。ダブルボウルは便利だが、なくてもなんとかなる。それでお前はLIXILのYL-537を2台設置。洗面台と水栓が一体型で、かつ壁から水栓が生えている。本来は公共施設用のものなので耐久性が高い。それでいてシステム洗面台より安い。いいことづくめ。唯一の弱点は排水トラップが真下に生えるから下の収納に制約がでる。脱衣所にガスコンセントを引いておくと、ガスファンヒーターで冬の風呂上がりの寒さや洗面所の足元の冷えを解消できる。乾太くんやガス炊飯器もそうだが現代のガス機器は優秀なのにマイナーなのでもっと評価されるべき。トイレ安さに惹かれてパナのアラウーノにしたが、失敗した。パナはアラウーノの素材のことを「有機ガラス系新素材」とか言っているが、これは単なるプラスチック。普段は自慢の泡洗浄で汚れを防いているが、一度洗剤が切れると陶器の数倍の速さで汚れる。しかも洗剤の消費ペースが早く毎月補充が必要。めんどい。やはりトイレはTOTOにすべきだった。パナは商品設計はとても誠実なのに、どこかに弱点があると言葉のあやでごまかそうとするのがムカつく。パナソニックが聞きなれない単語を使い始めたら要注意だ!手洗い器は洗面所と同じで、垂直面から水栓が生えているやつにしよう。その点でサンワカンパニーはダメ。あいつらインスタ映えすることばっかり一所懸命でメンテのことを忘れてる。照明調光可能な照明を入れる人類は太陽の動きと連動して暮らす生活を何万年と続けてきたので、極力それに合わせた照明を計画するのが基本。究極は「日が沈んだら寝る」だが、現代人には無理ゲーなので「夕日が沈むのを遅らせる」のを目的とする。なのでだんだん暗くできる調光可能な照明をいれる。夕日の代わりなので暖色にする。色温度が変わる機能は不要。増田は風呂や納屋も含めて調光可能にした。深夜になにかを思い出して、納屋やトイレに行ったときにバチっと全開でライトが付くのは不快だ。パナソニックがまさにそういった夜間だけ暗くなる人感センサースイッチを出している。[トイレ壁取付]かってにスイッチ(換気扇連動・ほんのり点灯モード対応) | アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonicタスク&アンビエント聞きなれない言葉かもしれない。これはタスク=作業場所とアンビエント=環境照明は別々に計画しましょうということだ。真っ暗な部屋でスマホライトをを下向きにすれば手元が照らされ、上向きにすれば部屋がぼんやり照らされる。照明は向きによって機能が変わる。食卓やキッチンなど何かしらの作業が発生する場所には下向きのライトで必要な明るさ確保、それだけでは全体が暗いので、上向きの間接照明で明るさを補うといい感じになる。食卓の上にペンダントライトを吊るのはタスクライトのためであってオシャレのためではない。この「何かしらの作業が発生する場所」はライフステージの中で結構変動するので、照明の位置や向き、数を可変できる「照明ダクト+スポットライト」が増田のオススメ。白くて丸いシーリングライトは、タスクに必要な明るさを確保しようとするとアンビエントまで過剰に明るくなる。すると眼の光彩が絞られて手元が暗く感じる→さらに明るいシーリングライトを買ってきて・・・の無限ループに陥る。親のいる実家がどんどん明るくなるのはそのせい。シーリングライトは法律で販売禁止にすべき。それでお前は何にしたタスクライト→天井に配線ダクトをつけまくり、MAXRAYのレトロフィットスポットライトMS10481-44にウシオ電機のCシリーズの電球。 LDR6/5 E11 φ65 ロング(スポットライト) | 照明器具のマックスレイ | ウシオライティング(製品サイト) 信頼できるメーカーで調光可能で演色性が高くてそれなりに安いとなるとこのへんになる。ウシオ電機は一般にはあまり知られていないかもしれないが、建築業界ではとても有名な照明メーカー。器具自体はデザインでお好きにどうぞ。よく「LEDは10年もつぞ」と言われるが、その前に5年ぐらいで制御基板が壊れるので灯数が多い器具は電球が分離できるやつにしておいたほうがいい。アンビエント→リビングはコイズミの棚上照明。商品名の通り壁面収納の上を間接照明にして天井を照らしている。Shelf’s Compact Line|シェルフズコンパクトライン|コイズミ照明株式会社寝室は壁面にパナのホームアーキの壁面ブラケット。天井には照明無し。HomeArchi���ホームアーキ)|ブラケット|住宅用照明器具 | Panasonicスイッチ基本スイッチはすべてパナのリンクプラスで遠隔操作可能にした。正直高くついたしアプリは超クソだが、PSEを遵守したなかで選ぶとパナしかない。Philips Hueなどのスマート電球でリンクプラスの代用とすることも可能だが灯数が多いときはあまりオススメしない。演色性が低いのと基盤がすぐ壊れる。アプリはクソなので(2回目)、これらをArduino+Homebridgeで自動制御しているが、詳細を書くとこの日記が3倍に膨れ上がってしまうので、そのうちQiitaにでも書く。なお照明は製品設計としてそれなりに奥が深いので(インバーター周波数とか演色性とかカンデラとルクスとルーメンの違いetc)なるだけパナか照明専業メーカーのものを使おう。安いからってアイリスオーヤマとか買っちゃダメ![B! 家電] ブログ アイリスオーヤマのLEDシーリングライトのチラツキが酷いパナのアプリがクソで思い出した。パナソニックの玄関ドアホン、これもアプリも超クソだった。ピンポーンとなってからスマホで出るまでに30秒はかかる。 30秒もまたせたら相手は留守だとおもって立ち去ってしまう。それじゃあ、と思ってアイホン、Google Nest、Alexa Ring、も買ったが同様に遅延がひどい。どうしろと!!→結果、Aqara G4でなんとかジプシーを卒業できた。今んとこまともに機能するスマホドアホンはこれだけかも。安藤忠雄は好きです。
マンションリフォーム虎の巻
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ari0921 · 1 year
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我が国の未来を見通す(64)
『強靭な国家』を造る(1)
「少子高齢化問題がもたらすもの」(補足)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
 今回からメルマガ第4編を再開させていただきま
す。しばしの「充電期間」を頂いている間に、国内
外で様々なことが発生しました。個人的に最もショ
ックを受けたのは、何と言いましても、4月6日に
発生した沖縄・宮古島近海における陸上自衛隊第8
師団所属ヘリコプターの事故でした。
私自身は、若い時分に航空宇宙工学、なかでもヘリ
コプター工学に関心を持って学んだことや現役時代
にUH60の機種選定にも関わった経験があること
に加え、宮古島という現在の我が国防衛の最前線で
起きた事故であるとか、昔からよく知る師団長をは
じめ、「身の危険を顧みず」と誓って国防に人生を
捧げている10名の自衛官たちが事故に巻き込まれ
たことなどが重なって、言葉で言いつくせないほど
ショックを受け、ただただ残念無念で心が痛み、呆
然自失の状態の中で祈るばかりの日々が続いており
ました。
本メルマガが発刊される25日当日まで、行方不明
者の捜索や救出などがどれほど進展しているか不明
ですが、1日にも早く、本事故に遭遇した自衛官達
全員がご家族のもとに帰れることをひたすら祈って
おります。
▼第4編を取りまとめるにあたって
 
さて、頂いた読者反響の中に、本メルマガのデータ
について語っておられた方がおりました。遅ればせ
ながら御礼申し上げます。実は、本メルマガ『我が
国の未来を見通す』を発刊しようと決心した時、最
も悩んだのはメルマガの“スタイル”でした。その
時にヒントになったのが、『Numbers Do
n‘t Lie』(カナダ・マニトバ大学特別栄誉
教授バーツラフ・シュミル著)でした。本書は、サ
ブタイトルが「世界のリアルは『数字』でつかめ!」
となっているように、広範囲にわたるテーマを細部
までに“見える化”する手段として、信頼できる数
字とかデータを多用して解析しており、とても説得
力がありました。
この書籍の手法が私の好奇心に火をつけ、我が国の
未来についても、ただその傾向性や見通しなどを単
に文章で書き綴るだけでなく、可能な限り「数字」
を追ってみようと決意させました。
そうさせた背景には、日本人の多くが、時には国会
のような議論の中でさえも、「だれだれが言ってい
る」とか「マスコミが報道している」、そして最近
は「SNSで話題になっている」など、周りの意見
や考えに振り回され、それらをしっかり評価するこ
ともせずに、知らず知らずの間に自分の“知識”と
しているような傾向がある、と考えていたこともあ
りました。
最初の言い出しっぺ、つまり世間に流布される“意
見の源流”についても、よく調べてみると、その根
拠などをろくに分析しないまま、自分の主張とか思
想などに添った“観念論”を言い放っているだけに
すぎない場合が“ままある”こともわかりました。
そのような現状を打破するためにも、本メルマガで
掲げたテーマについては、可能な限りのデータを集
めることを心がけてみました。そうした所、“観念
論”で作り上げられた世間の“常識”とは違った事
実があったり、また違った見方ができることがたく
さんあることも発見しました。
一方、いかなる分野やテーマにおいても、著者が自
分の主張や意見に合った数字やデータを都合よく使
うこともよくあることから、数字やデータが正確な
ものかどうかについては、努めて違った視点のデー
タ等と比較検討するなどかなり時間をかけましたが、
その見極めは困難を極めました。
最近は、「チャットGPT」なるものが話題になっ
ていますが、使うデータの数や事例は人間では到底
及ばないことは明白としても、それらの数字やデー
タをいくら大量に収集したとしても、それらは「過
去のデータ」であることには間違いありません。い
くら丹念に集めて駆使したとしても、「未来」が正
確によめるかどうかについては異論があることでし
ょう。
現時点では、私は“懐疑派”の立場に立っています。
と言いますのは、世界の歴史を振り返ると、人類は
いつの時代も時に不合理とか不条理といえるような
判断を繰り返してきたからです。これから先も、A
Iがはじき出した「未来」とは別の「未来」を選択
する可能性は十分あると考えるのです。
「歴史はその時々の人間と国家が生き抜いてきた努
力の積み重ねであり、人間と国家の営みの大きな流
れである。大きな流れの中で戦争も生じれば平和も
生じる。その善悪を論じるべきものではない」と 
元外交官の岡崎久彦氏は「歴史」を振り返っていま
すが、時には国家の命運を左右する「戦争」のよう
な問題についてさえ、「人間と国家の営み」の中で
決断され、「歴史」を織りなしてきたのでした。
これから先、特に、日本の未来については、その時
々の日本人と日本という国家の努力と営みの中で創
り上げられることでしょう。一方、過去の歴史を振
り返れば、「歴史の繋がり」という点では、時代や
世代、あるいは日本の動きと世界の動き、つまり時
間軸・空間軸の両軸の繋がりは決して無視できない
ことも明白です。
「歴史に“if”は禁物」といわれますが、後から
振り返ると、「あの時こうしておれば」ということ
にしばしばで出くわします。しかし、「過去」はい
くら振り返ることはできても、時計の針を戻しても
う一度やり直すことはできません。
しかし、これから先の「未来」は違います。「現時
点の様々な判断が未来の歴史を創り出す」のです。
つまり、「より確からしい」「より明るい」「予想
される(あるいは想定外の)危機事態に対してより
的確に対処できる」などの「未来」は、現代に生き
る私たちが、過去の歴史に学び、様々な知恵を絞り、
議論を重ねつつ、完全ではなくとも、未来の日本人、
つまり後世の人達の選択肢を広げ、最適で合理的な
“営み”の中で未来の国家を創り上げることができ
るような“基盤”を整備することにかかっており、
このこと自体が今を生きる私たちの責任であると私
は考えます。
その中でも、「国家の生存そのものを失う可能性が
ある」、つまりその後の未来に���がらないような、
致命的な選択肢の採用を回避できることこそが最優
先であると考えるのです。
本メルマガ『我が国も未来を見通す』は、これまで
「少子高齢化問題」「農業・食料問題」「気候変動
・エネルギー問題」を取り上げ、巷で述べられてい
るような観念論や理想論、さらには「多勢に無勢」
とか「長いものに巻かれろ」的な風潮にあえて棹を
指し、少数意見であってもより合理的で確からしい
と判断できたものについては、素人の勇気を振り絞
って取り上げてみました。
その結果、それぞれの「専門家」とか「権威」に対
して疑問を持つこともしばしばでした。例えば、気
候変動問題などは、大方の国際機関や大半の人類の
現状認識についてさえ疑問を持つこととなりました。
色々調べるうちに、国際連合のような国際機関であ
っても、ある目的を達成するためには、「反対意見
を封じる」ような“事実”があることもわかりまし
た。
こうなると、何が正しいのか、何を信じてよいか、
悩んでしまいますが、それぞれの問題に取り組んで
から1年余りの歳月が流れました。その経験を踏ま
えると、私たちが今、向かっているのは、本当に
「未来を明るくする道なのか」、あるいは「破滅」
とは言わないまでも、「未来に負の遺産をもたらす
道ではないのか」について、一度立ち止まって考え、
要すれば軌道修正する必要があるのではないかと考
えるに至っています。
さて、前置きが長くなりました。我が国の未来に立
ちはだかる「暗雲」は本メルマガで取り上げた3つ
の問題だけでないことも明白です。まず、現下の国
際社会や周辺情勢から厳しさを増しつつある「国防
問題」があります。これについては昨年末、「戦略
3文書」が策定され、十分かどうかはさておき、国
家として予想される事態に対する対処戦略は出来上
がりました。
もう一つは、近未来から将来にわたって発生するこ
とを覚悟しなければならない「天変地異」です。自
衛官であった経験から悲惨な被災現場を何度も目に
していることもあって、「天変地異に対する備えは
十分なのか」との疑問についても頭から離れません。
歴史的に災害大国であるとの我が国の特性を顧みず、
かつて「コンクリートから人へ」という、狂ってい
るとしか思えないような政策を掲げた民主党が政権
を担った時がありました。そのような時に、(誤解
をいとわずに表現すれば、“神様に見透かされたよ
うに”)なぜか大きな災害が発生するのも不思議で
す。
今年3月のある日、宮城県の仙台港の近くで仕事を
する機会がありました。仕事の合間に、岩手、宮城、
福島の3県の太平洋側にまたがる総延長400キロ
メートルに及ぶ防潮堤の上に立つ機会がありました。
今年は東日本大震災から13回忌にあたります。せ
っかくの機会と思い、遅ればせながら黙とうを捧げ
させて頂きましたが、その瞬間、「この防潮堤が東
日本大震災の前に完成しておれば、何人の人の命が
救われたことだろう」との思いが頭を駆け巡り、涙
が溢れてくることでした。
そして、東北地方の復興や備えがほぼ完成した今、
“30年以内に70%の確率で発生する”といわれ
る「南海トラフ」などへの備えを行なうべきとの思
いも沸き上がりましたが、そのような動きが依然と
して全く話題にならないことにも不思議さを感じて
います。
我が国は、伝統的に「将来に対する『備え』とか
『未然防止』が苦手である」との特性そろそろ気が
つく必要性があると考えます。そのような我が国の
本質的な欠点を含めて、これまで取り上げた5つの
「暗雲」に対していかに対処するかについては、個
別の対応のみならず、外してはならない「共通の要
素」があるような気がしてなりません。
第4編は、「『強靭な国家』を造る」と題して、こ
れらに対処するための「共通の要素」をあぶりだし、
その集大成として、未来に繋ぐ「国家のあり様」に
ついて不十分ながらも取りまとめてみたいと考えま
す。どうぞしばらくお付き合い下さい。
▼超高齢化社会がもたらす「介護」の現状と将来
 
さて、本メルマガ第1編「少子高齢化問題」につい
ては18回にわたり発刊し続けてから1年ほどの歳
月が流れました。最近、「異次元の少子化対策」と
の言葉が一人歩きしていますが、それらの是非につ
いては後述することにして、まず、第1編の発刊の
後に、私自身が発見したデータを紹介しつつ、第1
編を補足しておきたいと思います。超高齢化社会が
必ずもたらすものとしての「介護の問題」です。
歳をとるにつれ、要介護・要支援状態になる可能性
については説明を要しないと考えますが、現状のデ
ータからその比率や確率を知るとまさに驚愕します。
「要介護」の各段階を要約すれば次のように区分さ
れています。「要介護1」は「運動能力や認知能力
の低下により生活の中で一部介護が必要な状態」、
「要介護2」は「見守りや介助が必要な状態」、
「要介護3」は「ほぼすべての日常生活で介助が必
要な状態」で「要介護3」から特別養護老人ホーム
を利用できます。「要介護4」とは、「自力で立つ
・歩くなどの基本的動作が難しく、周りの人との意
思疎通も難しい状態」、「要介護5」は「1日中寝
たきり、意思疎通ができない状態」です。
厚生労働省の統計によると、令和4年1月末現在で
「要介護(要支援)」認定者数は、689.7万人、
そのうち、男性が218.9万人、女性が470.
9万人となっています。
平均寿命は、女性が男性に比して約6歳前後長くな
っていますが、健康寿命と平均寿命の差異という点
では、男性の約9年に比して女性は約12年と女性
の方が長くなっています。その差異がこの認定者数
にも表れていると言えるでしょう。
また、その内訳は、65歳以上が676.7万人で
すが、中でも80歳以上の受給者が517万人と全
体の約4分の3を占めています。また、「要介護3」
以上の受給者は237万人であり、全体の約3分の
1を占めています。
2020年度末の厚生労働省の資料に基づきもう少
し詳しくみてみましょう。「要介護」の「被保険者
に占める受給者の比率」を年代別にみますと、80
歳未満では、全体の12%ほどなのが、80歳から
85歳になると約27%と急増し、85歳以上90
歳未満では50%、90歳以上になると78%に増
加します。そのうち、90歳未満では、「要介護3」
以上は、各世代それぞれの「要介護」比率の3分の
1ほどですが、90歳以上になると約半数に増加し
ます。
私たちの認識を深めるために再度整理しておきまし
ょう。「要介護」に関しては、「80歳未満の高齢
者であればほとんど無視しうる水準ですが、80歳
以上になると約4分の1、85歳以上になると約半
数、90歳以上になると約8割の高齢者が『要介護』
になっている」のが現実です。そして、90歳以上
になると、3分の1を超える高齢者が「要介護3」、
つまり「ほぼすべての日常生活で介助が必要な状態」
になっているのです。
最近はまた、夫婦間の介護や老々介護なども話題に
なっていますが、「夫婦とも受給者にならない確率」
をチェックしてみると、さらに驚愕します。
80歳未満の夫婦が「要介護にならない確率」は7
7%で、ほぼ無視できる水準ですが、80歳以上8
5歳未満の夫婦の場合は、54%、85歳以上90
歳未満の夫婦は25%、90歳上の夫婦になるとわ
ずかに5%に減ってしまいます。そのうち、「要介
護3」については、90歳以上の夫婦の約4割のみ
が「要介護3にならない」とのデータもあります。
繰り返しますと、夫婦ともに長生きするのはおめで
たいことではありますが、夫婦とも「介護」に関係
ない生活ができる確率は、80歳を越えたあたりか
ら半数弱に減り、85歳を越えれば4分の1に減り、
90歳を越えるあたりで5%に激減します。つまり、
健康な日常生活を送れるのは、100組の夫婦のわ
ずかに5組のみという水準になるのです。
このように、高齢化に従い、夫婦のどちらか一方が
「要介護」になることは避けられない問題になりま
す。最近も「介護」が関連していると考えられる殺
人事件が発生しましたが、これらのデータを見る限
り、その背景がよく理解できるのではないでしょう
か。
「人生100年時代」といわれるように、平均寿命
が毎年のように伸び続け、2050年には、男性は
現在の約80歳から85歳に、女性は約87歳から
91歳に近づきます。最近、100歳以上の高齢者
が9万人を超えたことが話題になりましたが、20
50年頃には68万人になると見積もられています。
当然ながら、現時点では95歳以上、あるいは10
0歳以上に限定したデータはありませんが、現在の
「要介護」の実態をみる限り、「人生100年時代」
の到来を手放しで喜ぶことはできないようです。
これ以上の詳細は省略しますが、核戦争が現実のも
のになると言われた1960年代のフルシチョフが
語ったといわれる「核戦争の生存者は死者をうらや
むだろう」の言葉を引用して、野口悠紀雄氏は、自
書『2040年の日本』の中で「来るべき人生10
0年の時代に、長寿者は死者をうらやむだろうか」
と述べています。
「少子高齢化問題がもたらすもの」として、今回は
「介護」の問題を取り上げましたが、それだけでは
ないことも明白です。次回以降、「我が国の近未来」
について、特に「経済成長」予測などと絡めて「社
会保障の給付と負担」の増加などの問題についても
取り上げてみましょう。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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tokyomariegold · 2 years
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2022/8/27〜
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8月27日 カスタムくんに会いに出かけた! 片道2時間の少し複雑な乗り換えを頭にたたき込んだ。あと少しのところで初めての路線乗り換え。そこでお財布を忘れていることに気がつく。え〜〜……!!と、でも、なんとも戻るしかない。そして戻ったらまた同じ道を出発する元気もないし、カスタム君の午後の部にも間に合わない。横浜駅構内にはブルーナカフェが入っていてナインチェかわいいけれど、心はすっかりカスタムくん。
合計3時間程の旅を0円でしてしまった。
戻りながら電車で日記の文字起こしをして、最果タヒの展覧会のオフィシャルブックを読む。もう1年以上私の部屋にある本だけれど、昨日、この本にマンスーンさんが寄稿していることを知り、もう一度読むことにした。
駅のホームでおじさんに話しかけられる。 私に顔を近づけて「一言、二言で終わるから!」と言われ、イヤホンを外すと「あなたは美人です。だからすてきな彼氏がいるんでしょう。そしてその人と結婚して、絶対に幸せになって下さい。」と言って、去って行った。(“絶対に”の位置が「“絶対に”その人と結婚して〜…」だったかも知れない。) 揶揄う相手を間違えている。
ヨドバシカメラで洗濯機をみる。 1人だとただの鑑賞会をして終わってしまうので友人に付き添ってもらった。ドラムより縦型の方が私の生活には合っていそう。コストダウンできた分で何かしようと思った。 友人がフィルムの現像を出していて嬉しかった。自分以外の人が写真を撮っていると嬉しい。
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8月28日 夜にライブイベントに参加する予定があり、1日を、それまで体力を保たせて帰宅後もきちんと過ごせるように時間を過ごしていた。 夜の予定が本当に苦手になってしまう。 もともと、ライブには1人でよく行っていたけれど、チケットを取った時の喜びから、そのライブが近づくにつれて憂鬱になることばかり。ライブの中身より、その時間を耐えた開放感と夜の街にいる喜びに、ライブ=楽しい、という印象をもっていて、ライブって楽しい。
でも、いつもの日曜日をいろいろ終えて、そこからお出かけするのはなんかいい感じ。みんな帰っていく中でわたしはこれから!みたいな。 途中、ディズニー帰りのお姉さんが隣に座り、携帯で新幹線を予約している様子で、これから大阪まで帰るのか〜と眺めていた。
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臨海副都心の街に久しぶりに降り立てて、しかも日暮れ時の涼しい夏の日曜の夜で最高だった。ライブ中も、外の景色とか今の空の暗さとかが気になって、元々終演までいるつもりはなかったけれど、早めに会場を後にした。 フットサルをしている人達、それ以外は、日暮れ時の公園の人達はみんないなくて、ビルの赤いランプが点々と映えていた。
夜の海沿いの首都高を眺めながら、ほとんど千葉なのでは?と思いながら、意外と日曜日もお仕事お疲れ様な人が多い、と思いながら、ライブ会場の粗悪なパイプ椅子から座って鑑賞することを想定されていない高さの舞台を見ることで痛めた身体を引きずりながら、涼しい夜を帰ってきた。
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8月29日 実家へ少しだけ帰ってみる。 母と同じ時に京都にいたらしい。近所の梨園で無人販売を始めたらしく、梨を1袋買った。ちょうどもぎ取ったところで、その場で詰めてくれる。1,000円で5,6個入っていて、1つだけ貰ってあとは実家に置いてきた。
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実家は色々家の補修を済ませていた。 庭の一部にコンクリートを打って通行しやすくしたり、かなり劣化していた木のデッキと縁側をプラスチックの擬木のデッキにして手入れしやすくしたり、施工不良でずり落ちた屋根を葺き替えたりしていた。 また駅まで車で送ってもらう。 昔、塾に行くために下車していた駅は、駅ビルがかなり充実していて、駅横のデパートはショッピングモールみたいになって格が落ちていた。
池袋のビッグカメラで洗濯機を買った! 他店で目星をつけた製品をもう一度紹介してもらい、その内、一つ前の型がかなりお買い得だった製品に決めた。満足のいく行程で購入まで漕ぎつけた、と思っていると、最後にポイントプレゼントキャンペーンの紹介(セールス?)。どこかの国の��殺技くらいにしか思っていなかった“格安SIM”のことが少しわかった。
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帰宅して眼科へ。ペッパー君みたいなお兄さんに検査してもらう。使っているコンタクトのゴロゴロがつらくて、とても毎日装着できないことを伝えると「そうですよね〜、◯◯さん(私の名前)はかなり乱視が強いので違和感はあると思います。」と流れるように答えてくれてペッパー君。「目薬や装着液を使ってもあまり軽減しなくて…」と言うと、「え…?装着液ですか…?」と人間になってしまった。装着液ってハードコンタクトにしか使わないらしい。「(ゴロゴロするのは)慣れれば感じなくなりますかね〜」と言うと「慣れませんよ〜。ずっと違和感は残りますよ。」とペッパー君に戻った。
梨の皮を剥いて、カットして、今までで1番カットされた梨っぽい造形になって嬉しい!包丁を新しくして良かった。
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8月30日 夕食のお誘いメールをもらった。 職場の飲み会が無くなったご時世でとても助かっている身だけれど、少人数の少し心落ち着ける人選の会だと、行きます!と返事をしてしまう。 (食事の席に変わりはないので、少しずつこれから憂鬱度が増していくのだろうな。) でもお誘いメールに“参加してくれると嬉しいです。夕食を取らない派であれば飲み物だけのオーダーでも構いません。ご一緒できるのを楽しみにしています。”とあり、ならば!となったのかも知れない。 基本的に、他人から気を遣われてしまうタイプだと思っていて、(こんなにしたら逆に相手に悪いかな)と不安を抱かせてしまうくらい気を遣ってもらえると嬉しかったりする。(だから、家族や身内の無礼にしょんぼりするし、いつまでも引きずったりする。)
妹と喋れていた頃、その最後の方は彼女とそんな感じの関係でなんか良かった。祖母のお葬式を中抜けして一緒に帰った時、少しお互いの近況を話して、お葬式も大事だけど、テストや課題や明日の大事なことがあるよね、みたいな話をした気がする。
上司の思いつきで明後日は都庁へ行くことになった。昼食問題は自分に正直になって乗り越えよう。
職場で2日連続で病欠した人がいて「また病んでいるんじゃないか」「お前何かしたんじゃないか」みたいな会話が飛び交っていた。 その人がお休みすることで仕事が増えることの迷惑より、ただ何か面白がって言っている愚痴に聞こえて、とっても私は落ち込んだ。
明日で8月が終わる。暑中見舞いは2通お返事が来た。
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8月31日 今日は何もなかった。 そんなことはないはず。だけど、今日は何もなかった。
9月1日 都庁へ行った。1階のエントランスの巨大なピロティが、何かの搬入口みたいな空間なのに人だけが通っていて不気味。 ロビーにはアルソックの警備ロボットがウロウロしていて可愛い。 ずっと閉鎖されていた45階の展望室は、なんと今日から再オープンのよう!警備員のおじさんが「ちょうど今日からなんですよ。」と教えてくれる。 用務まで東京観光案内所で23区と市区町村のパンフレットを眺めて、再来週行く予定の府中市のお散歩マップを手に入れた! 隣は全国都道府県の観光マップが揃っていて楽しい。月替わりショップは今日から山梨県で、オープンしたてなので信玄餅の入荷数を数えていた。
用務が終わり、昼食に行くみなさんを見送って展望室へ。新宿から眺める東京は、何かありそうで、特別何もなくて、意外と住宅街が細々とよく見える。 誰でも弾けるピアノに人がたくさん並んでいて、代わる代わるに上手に演奏していた。みなさん力強いタッチ。
午後から職場へ戻るため、中央線に乗る。 平日の昼間の中央線っていろんな人がいる。ビンテージっぽいTシャツとキャップ、短パンにサンダルを身につけて、手にはフライトの本があり、昨晩の音楽イベントのストーリーを投稿している男の人がいた。
職場に戻ると、昼食をとれない、人前で食べられないことを、また今日も明るみにしてしまい、そのことを話されているな〜小声で遠くで、というのを察知したりした。あと都庁のどこかに傘を忘れたことに気がついた。
帰り道で稲妻を5回見た!
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9月2日 聴く・見る・読む、何を受け取っても、どこかで気持ち悪いレーダーが働いてしまう日。何も聴きたくない見たくない読みたくない。なので、自分の頭の中で健やかな都合の良いイメージやストーリーを流していた。
今日も何もなかった。 でも、以前同じ部署だった方にばったり会って「相変わらずかわいいですね〜」と言ってもらった。 「ヘッドホンおしゃれですね。」と言ってもらい、でもただのファッションなんです、ファッションといえば◯◯さん(相手の名前)のメガネっておしゃれですよね、といつも思っていたことを伝えることができた。「眼鏡はね、こだわりがあるんです。」と言っていた。眼鏡市場で買っているとのこと。
掃除をして爪を切って写真を撮って梨を剥いて花の水を換えて鏡を磨いてお香を焚いて洗濯をした。
場所性の本に、写真や芸術作品を作る人は場所のアイデンティティの要素をダイジェスト的に捉える、みたいな文があり、ある作家は、以前住んでいたプレーリーの土地を、グミの匂いの中に見出した、とあって、その作家の作品を観たくなった。
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benediktine · 14 days
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【山守隊・岡崎哲三さんに聞く、10年後の登山道|「山を守る人たち」が語る未来】 - YAMAP MAGAZINE : https://yamap.com/magazine/45532 : https://archive.is/JPX8g : https://web.archive.org/web/20240401124435/https://yamap.com/magazine/45532 投稿日 2023.03.31 更新日 2023.05.23
 {{ 図版 1 }}
今回のYAMAP10周年特集では「これまでの山の10年、これからの山の10年」をテーマに、山を守るプロフェッショナルたちにインタビュー。第1弾は、北海道・大雪山系を拠点に、全国各地で登山道の整備と指導をしている一般社団法人大雪山・山守隊の代表、岡崎哲三さんです。ただ荒廃した登山道を修復するのではなく、生態系を復元させ、人の利用環境も守る「近自然工法」に取り組む第一人者。登山者も一緒になって考えたい、次の10年で取り組むべき課題についてお聞きしました。
●目次  「山好きが、山を壊す」という不思議  「近自然工法」の師の教え  山を守るために仕組みと意識を変える  「人のため」と「自然のため」の整備の違い  答えは自然の中にある  「民間の力で仕組みづくりを」
■《「山好きが、山を壊す」という不思議》  {{ 図版 2 }} ―――登山道整備の話の前に、山との出会いを教えてください。
  大雪山・山守隊代表・岡崎哲三さん(以下、岡崎): 私は札幌の山に近い地域に生まれ育って、勉強より海や山が好きでしたね。30年近く前かな。ちょっと山小屋でアルバイトしてみようと訪れたのが大雪山でした。正直、山登りが好きというより、月給18万円で、当時としては北海道では高給だったのにひかれました(笑)。行ってみたら、日給6,000円で30日働けと。なるほどなぁ、なんて思ったものの、始めてみたら面白い環境でした。
当時は林野庁のアルバイトのような人が近隣の山小屋に泊まり、朝から晩まで必死に登山道の整備をしていました。彼らから話を聞く中で、道が崩れる要因の多くが登山者にあることを知り、「山が好きで登っている人が、山を壊しているのか」と不思議に思っていましたね。
 {{ 図版 3 : 登山道を整備する大雪山・山守隊の岡崎さん }}
山小屋の管理人として働く中で、登山道をはずれてルールを守らない登山者に注意することに苦労するより、自分たちで手を動かして、登山道を直してみようと思い立ったんです。
実際に整備を本格的に進めてみたら、「俺はこっちの方が向いているな」と実感したんですよ。それで登山道整備ばっかりやるようになって。山小屋の後も、大雪山のヒグマ情報センターなどで勤務しながら、登山道の整備をずっと続けていました。
整備した場所が良ければ、登山者は道から外れずに歩いてくれる…。登山者に言葉で伝えるよりも、自然を守りつつ、登山者を誘導できるという行動のほうが楽しさがありました。
■《「近自然工法」の師の教え》 ―――岡崎さんといえば、山の地形と、生態系の復元を考えた「近自然工法」の登山道整備で知られています。これを知ったきっかけを教えてください。
  岡崎:山に入ってから10年ほどたったころ、近自然河川工法の第一人者である故・福留脩文(ふくどめ しゅうぶん)さん(*1)の研修に参加したことで、生態系を復元させることで人間の利用環境も守られる発想の「近自然工法」という考え方を知ったんです。
*1 福留脩文(1943?2013)  日本の多自然川づくりの専門家で、建設コンサルタント。環境問題や地域開発の総合コンサルタント会社、西日本科学技術研究所(高知)を創業。治水と環境が調和した川づくりに尽力した。
河川だけでなく、日本の伝統土木工法も研究していた福留さんのお話は「なるほど、言われてみりゃそりゃそうだ」の連続でした。
例えば、人間の手が入る前の川の話。自然の川には蛇行があって、緩やかな流れの中に多様な生態系があります。人の手によってまっすぐに水路化され、コンクリートで護岸されれば氾濫は避けられ、人間にとっては安全かもしれない。けれど、本来の生態系はなくなってしまう。
ただ、水路化されて生き物が消えた川でも、環境を整えれば再び生態系が戻ってくるということを、福留さんは教えてくれました。それは、山の場合も同じ。荒れた登山道でも、植物が復元できる土壌の環境さえ安定させられれば、植物は復活するんです。
 {{ 図版 4 : 屋久島で屋久杉の根が踏まれることを防ぐため、歩行路を補修 }}
「生態系に関することは自然が教えてくれる」
「生態系の本来の姿について理解を深めれば、どんなに荒れていても復元できる」
近自然工法で登山道を整備しながら、そのような想いに至ったんです。福留さんが亡くなってしまった今となっては正解を教えてくれる人はいませんが、そう確信しています。
―――その経験を機に法人を設立して事業化されたのですね。
  岡崎:福留さんの研修を一緒に受講した人たちは大雪山から離れてしまったけど、私は「どんな登山道の侵食でも直る」と思っていたので、「やめたらもったいない」と強く感じていました。そんな想いで合同会社を設立したのが2011年。
といっても、最初はほとんど仕事もないなか、ひたすら登山道整備の現場に行って、技術を深めることを意識していました。しかし数年経て、技術だけ持っていても前に進めないと実感するようになったんです。
―――具体的にはどのようなことがあったのでしょうか。
  岡崎:行政とかかわりながら整備を進めるわけですが、どんなに頑張っても、予算や仕組みにも限界があって技術があっても今以上に整備量を増やすことができない…。だから行政にお願いするスタンスではなく、より山に身近な登山者の意識を変え、協力を得ていくことに考えをシフトしたんです。
山の文化を下支えしているのはやっぱり「近隣の人」。つまり、一人ひとりの登山者です。その中には少なからず、私と似た考えを持つ人もいて、一緒に山を守るために発信や活動をしていこうと、一般社団法人の大雪山・山守隊が2018年に立ち上がりました。
■《山を守るために仕組みと意識を変える》  {{ 図版 5 : 伊豆諸島・御蔵島での整備の様子。ハードさとともに充実感が伝わる }}
―――岡崎さんは、日本各地でさまざまな人を巻き込みながら山守隊の輪を広げ続けています。
  岡崎:私自身、本来はコミュニケーションとか仲間づくりとか得意な方ではないんですよ。ただ「山を直したい」と考えた時に、登山道が総延長300kmあると言われる大雪山で、1人で1日頑張って数m直したところで自己満足にしかなりません。
山を管理することとは何か──。登山者の踏圧や豪雨などの自然現象による道の崩れがあっても、崩れた分はしっかりと保全し、生態系を維持できること。そこまでできて初めて「管理」と言えます。当たり前の話に聞こえますが、国内で本来の「管理」を実現できているエリアはほとんど無いと思います。
だからこそ、登山道を管理するための仕組み自体を変える必要があり、仕組みを変えるには社会の雰囲気を変える必要があり、社会の雰囲気を変えるためには人々に働きかける必要があります。本当に、苦手なことばかりです。でも自然を守るために、これからもやっていく必要があると思っています。
本当は「自然を守る」なんて発想はそもそもおこがましいと感じています。私が住んでいる大雪山の麓の主産業は農業。大雪山に雪が積もり、それが流れ出て川になり、土壌を運び農業の基盤ができ、街ができています。
大雪山という自然環境がなければ、この場所に私たちはいないかもしれない。実は「自然に守られているのは私たち」と思っています。だからこそ、この自然環境が続くために努力し、恩返ししたい。そんな気持ちで続けています。
そしてもう一つの原動力は、日本に自然を守る仕組みがないことへの猛烈な腹立たしさ。日々怒り心頭に発しながら作業しています。
■《「人のため」と「自然のため」の整備の違い》  {{ 図版 6 : ヤマップとの合同企画YAMALIFECAMPUS登山道整備編のひとコマ }}
―――今後に予想される、登山道整備の課題について教えてください。岡崎さん拠点の北海道においても、地方部では登山人口の減少や、管理する山岳会メンバーの高齢化などによる登山道の荒廃が進んでいますね。
  岡崎:荒廃には2種類ありますね。ひとつは、人が入らないことによって荒れ放題になってしまう荒廃。もうひとつは、道が削れてしまって生態系が崩れて直すことが不可能な状態。両者は意味が全く異なります。前者は道がもとの生態系に戻る作用、後者は生態系が消えていく作用。
おっしゃる通り、北海道をはじめとした地方の各地で荒廃、廃道化は進んでいます。しかし、本州と比較すると利用者の少ない大雪山の周辺だけでも、道が削れて生態系が崩れていく登山道が多すぎて手に負えないという現実もあります。
私自身は登山道を適切に「管理」できる状態になって初めて人を通すべきだと考えています。登山者のために廃道を再整備するだけでは不十分であり、生態系への影響を最小限に食い止める登山道の整備、そしてそれを維持していく「管理」を優先してほしい。
崩れたところを歩きやすいように整備できる人は沢山います。だけど侵食を止めて生態系を復元させる技術と想いを持って整備している人はめったにいない。その状態は、残念ながら昔からあまり変わらない現状です。
 {{ 図版 7 }}
―――一言で「登山道整備」と言っても、登山者を優先的に考えるのか、自然保護までを目的にするかで、「管理」は全く別物になるんですね。
  岡崎:人のための整備か、自然のための整備か、その視点によって全く異なります。侵食が進んで、登山者が「もう歩けない」という状態になると、「土留め」と称して木柵階段を作ったりするわけです。しかし、崩れた原因を理解してそれに対応する施工をしない限り、土は延々と流れ続けることが分かっています。
侵食がゆるやかになって��安定した土壌環境になり、隙間から植物が芽を出すような状態になってようやく生態系が作られていきます。 そういった安定した登山道の状態を作らない限り、その登山道を直し続けなければいけません。
■《答えは自然の中にある》  {{ 図版 8 : 丁寧にまとめられた山守隊の活動報告。定期的に会員あてに送付される }}
やっぱり答えは山の中にあって、自分が机上では気が付けないもの。現場で状態を見て「どんな施工、どんな生態系がふさわしいか」と考え、実際に整備をして、正解かどうかは自然が教えてくれます。
必要なのは技術以上に、自然のあり方を理解しようとする姿勢です。土木工法や生態学の教科書だけをあてにしないで。自分たちも整備の教科書は作っているんだけど(笑)。「自然の中に答えがある」「正解は一つではない」。禅問答のようだけど、師匠の福留さんは常にそうおっしゃっていました。
 {{ 図版 9 : 「たまには山へ恩返し」と称される登山道整備イベント後の集合写真。大雪山の裾合平にて。 }}
―――登山道から見てきたこの10年の変化と、登山者に期待する次の10年を教えてください。
  岡崎:この10年での変化はすごく面白いですよね。日本百名山以外の山に向かう人も増えているし、低山や里山、トレイルランニングなど、楽しみ方が多様になっていると感じます。
次の10年でさらに山を楽しむジャンルが増えていくのではないでしょうか。登山者の皆さんには、自然をたくさんの視点で楽しんでほしいと思っています。
日本百名山、ピークハント、トレイルランニング、ロングトレッキング、動植物の観察、その中に「登山道整備」というジャンルがある未来。
間違いなくこれだけは言えますが、登山道整備は楽しいです。自然を観るだけでなく、自然に働きかけてその変化を楽しむ。生態系の理解が深まり、自然をさまざまに感じ取れる視点が増えます。
いろいろなジャンルを経験した登山者の中には、崩れていく登山道や無くなっていく植物を悲しむ人もいます。そういう人にはぜひ生態系を復元する整備を体験してほしい。山に行って頑張れば次の年には植物が芽吹いているかもしれない。またその山に行きたくなるし、また道直しをやりたくなります。その価値観が広がれば登山道整備は山を楽しむジャンルになると思っています。
■《「民間の力で仕組みづくりを」》 ―――次の10年で登山道整備が山を楽しむためのジャンルの1つ、カルチャーになるといいですよね。
  岡崎:海外では登山道ボランティアがカルチャーになって浸透している地域もあります。ボランティア登録している人が数万人もいて、毎日どこかで登山道の整備が行われている国立公園もあると聞きます。
そこではボランティア団体にしっかりお金がまわり、整備のためのガイドブックもある。「仕組み」ができているんです。それにより技術レベルをキープできるし、教えてくれる人もいるから登山者も作業を楽しめる。私たちもその形を目指し、登山道管理の一翼になれるようにしたいと思っています。
登山道整備のボランティアも、押し付けられてやるものじゃない。学びながら実践するのは楽しいものなんです。今あるルールを守りながらも、行政に頼り切らず、登山者ら民間の力で率先して仕組みを作る。
日本でも登山道の管理を担うことができるはず。日本の美しい自然を次世代に残すためにも、次の10年でその仕組み化を実現したい、しなければいけないと思っています。
●ライター 武石 綾子  静岡県御殿場市生まれ。一度きりの挑戦のつもりで富士山に登ったことから山にはまり込み、里山からアルプスまで季節を問わず足を運んでいる。コンサルティング会社等を経て2018年にフリーに。執筆やコミュニティ運営等の活動を通じて、各地の山・自然の中で過ごす余暇の提案や、地域の魅力を再発見する活動を行っている。
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pitatmatsydo6 · 2 months
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■令和5年9月5日新規リフォーム完了!令和4年1月頃にもキッチンやトイレ交換履歴有(^^)/
『■令和5年9月5日新規リフォーム完了!令和4年1月頃にもキッチンやトイレ交換履歴有(^^)/ ■追焚や浴室乾燥機等快適な暮らしを彩る充実の設備! ■エントランスは安心のオートロック!便利な宅配ボックスも完備! ■新京成線『元山』駅徒歩4分!通勤・通学に便利な立地です(^_-)-☆ ■ドラッグストア隣接!スーパーやコンビニも近隣でお買物楽々! ■高木第二小学校950m、第四中学校800m!子育てにも好適です(^^♪ お問い合わせはもちろん、その他ご質問等も大歓迎です。ぜひお気軽にスタッフにお問い合わせくださいませ。 物件概要 マンション名 ガーデンコート松戸五香 所在地 松戸市五香南1丁目 交通 新京成電鉄線「元山」駅徒歩4分 引渡時期 相談 専有面積 65.4m² 建物構造 鉄筋コンクリート造6階建て 所在階 2階部分 築年月 1997年3月築 新築・中古 中古 間取り 3LDK 間取り詳細 現況 空家 土地権利 所有権 用途地域1/2 第一種住居地域/ 駐車場 管理形態 全部委託 管理費 8,600円/月 その他費用 取引態様 媒介 内装リフォーム年月 2023年6月 畳表替、襖張替、巾木交換、補修工事、各スイッチプレート交換、クリーニング等 2022年1月頃 キッチン交換、トイレ交換 外装リフォーム年月 小学校区 小学校区:松戸市立高木第二小学校 距離:950m 中学校区 中学校区:松戸市立第四中学校 距離:800m #ガーデンコート松戸五香 』
■令和5年9月5日新規リフォーム完了!令和4年1月頃にもキッチンやトイレ交換履歴有(^^)/ ■追焚や浴室乾燥機等快適な暮らしを彩る充実の設備! ■エントランスは安心のオートロック!便利な宅配ボックスも完備! ■新京成線『元山』駅徒歩4分!通勤・通学に便利な立地です(^_-)-☆ ■ドラッグストア隣接!スーパーやコンビニも近隣でお買物楽々! ■高木第二小学校950m、第四中学校800m!子育てにも好適です(^^♪ お問い合わせはもちろん、その他ご質問等も大歓迎です。ぜひお気軽にスタッフにお問い合わせくださいませ。 物件概要 マンション名 ガーデンコート松戸五香 所在地 松戸市五香南1丁目 交通 新京成電鉄線「元山」駅徒歩4分 引渡時期 相談 専有面積 65.4m² 建物構造 鉄筋コンクリート造6階建て 所在階 2階部分 築年月 1997年3月築 新築・中古 中古 間取り 3LDK 間取り…
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blenny-giken · 2 months
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desktop#BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300パテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修...
desktop#BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300パテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート厨房床すべり止め#1th##BlennyMOV-171++12345-8th https://www.youtube.com/watch?v=JgWQrdJT_K0&list=PLUqu-kjRuv9cXZ9ZDGjaHePYEuoVOejnN&index=60
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hangorin · 3 months
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2023反五輪重大ニュース!
毎年、年末に段ボールで制作しているその年の反五輪重大ニュース。今年は年明けから1か月以上も過ぎてしまいましたが、ブログで発表したいと思います。
1 札幌30年34年不招致決定!
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札幌の人たちの大勝利!札幌市長のしつこい招致活動に対して、とことん冷水を浴びせつづけました。
札幌市とJOCは10月11日、2030年招致を断念し2034年招致に照準を合わせると会見。しかし、その2日後の13日、IOCは2030年と2034年の開催都市を同時決定する方針を発表。11月29日のIOC理事会で、2030年大会の候補地を仏・アルプス地方に、2034年大会の候補地を米・ソルトレークシティに一本化することを決定した。また、2038年大会についてはスイスと「優先的対話」を進めるという。
札幌不招致が確定したことは喜ばしいが、他の立候補都市でも五輪による破壊が起こることは目に見えている。既にフレンチ・アルプスでは「Non aux J.O dans les Alpes(アルプスでのオリンピックに反対)」というグループが立ち上がり、反対活動を活発化させている。彼らのスローガンは「Ni ici, ni ailleurs !(ここでもNO!どこでもNO!)」で、私たちが掲げてきたNOlympicsAnywhere(オリンピックはどこにも要らない)と共通する。
2 東京オリンピック、嘘とワイロの記録更新中!
2022年に発覚した東京五輪汚職事件では、元組織委員会理事・高橋治之はじめAOKI、KADOKAWA、ADK、サンアロー、大広の社長や重役ら15人が受託収賄や贈賄の罪で逮捕・起訴。2023年には15人中11人が執行猶予付きの有罪判決を受けた。しかし、高橋治之は2024年1月31日の公判で「賄賂ではなくビジネス」と主張。まだまだ記録は伸びそうな気配である。
一方、2023年2月には組織委員会が発注した各競技のテスト大会や本大会における総額437億円の事業を対象に談合が行われていたことが発覚。電通グループ、博報堂、東急エージェンシー、セレスポ、フジクリエイティブコーポレーション、セイムトゥーの6社と、組織委員会大会運営局元次長森泰夫ら7人が起訴された。12月12日には森泰夫に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が出されている。
3 2013年招致時、官房機密費でIOCに高額贈答品疑惑。石川県知事・馳浩。
2013年当時、自民党の「招致推進本部」本部長であり、現・石川県知事の馳浩が、東京大会招致活動の中で「官房機密費使って、IOC委員全員105名に、選手時代の写真をまとめたアルバム、一冊20万円を送った」と11月17日の講演会で語った。のちに説明なく撤回(事実だから、黙らされた)。
本人のブログ(2013年4月1日) https://ameblo.jp/hase-hiroshi/entry-11503851369.html
4 明治公園国賠一審不当判決、控訴審へ
2016年、新国立競技場建設のために明治公園の野宿者を強制執行により暴力的に排除した不当性を問う明治公園オリンピック追い出しを許さない国家賠償請求訴訟。2月28日、ついに第一審判決が下された。しかし「原告野宿当事者2名の訴えを棄却・4団体の訴えは却下」の不当判決!許せない!闘いは東京高裁・控訴審へ!高裁では、不当な強制執行の様子を終始記録していた白いヘルメットの集団が誰なのか、その動画を誰が所持しているのか、明らかにするよう指示が出た。闘いはこれからだ。
5 10月31日、新・明治公園開園
2016年1月27日、新国立競技場建設のために廃園になった明治公園が、2023年10月31日、かつて都営霞ヶ丘アパートのあった場所にリニューアルオープンした。公園内にはカフェやレストラン、アウトドアショップなどの商業施設が立ち並び、およそ公共の公園とは呼び難い様相。公園や木々を破壊し、野宿者を排除し、都営住宅住民を立ち退かせた歴史を覆い隠すように、公園の各所に「希望の広場」「インクルーシブ広場」「誇りの杜」などと名付けられていた。
さらに、日本テレビ「鉄腕DASH」という番組で、元社長による性暴力問題が取りざたされてきたジャニーズ事務所のタレントたちによって明治公園の「100年続く森づくりのお手伝い」なる企画が進行。都営霞ヶ丘アパートがあった場所を「50年間コンクリートだった」と蔑む発言などに非難が湧きおこった。
6 東京の公教育、オリパラ教育が「学校2020レガシー」として継続中。
ある都立学校では、2020大会前と比べて、外部講師招聘など外部のオリパラ関係者等との交流は少なくなり、校内の教員向け研修も大会前はオリパラ教育が主要テーマだったが、大会終了後は学習指導や進路指導など通常の内容に戻った。しかし、「総合的な探求の時間」では「パラスポーツ」のボッチャなど「障害者」スポーツが依然として主要な取組内容であり、校内ボッチャ大会や区主催など外部との試合参加など、かなりの比重を占めている。
また、冬季オリパラ招致を進めてきた札幌市は、2016年に2020大会を主な目標としてオリパラ教育を推進、冬季大会招致と歩を一にするように実施校は増え続け、昨年度の実施校は100校近くにのぼっている。札幌市は一旦はオリパラ招致撤退を表明したが、今後、学校でのオリパラ教育がどのようになっていくのか、注目していく必要がある。
招致レース参加が現実味を帯びる可能性のある2042年には、現在小学校高学年の子どもはアラサーとなる。
都教委サイト(都立/市町村区別で各校の2020レガシーの内容の一覧ファイルも) https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/2020legacy.html
札幌市のオリパラ教育
7 パリでも汚職、立ち退き、過剰警備、自然破壊
パリでも2024年夏季五輪開催が迫っており、東京大会と同様の問題が次々と起こっている。
パリでも組織委本部やスポーツ代理店が汚職の疑いで捜索。このスポーツ代理店が、2016~21年の間、電通子会社だったこともわかった。電通汚職はパリにまで!
3月にはパリ五輪に向け人工知能(AI)を搭載した監視カメラの街頭での設置を認める法案が議会を通過。AIによる大規模監視カメラの導入が法的に認められることに。また、フランス軍15,000人、数万人の警察官と民間警備員を投入した大規模警備体制が敷かれることが明らかになった。
ホームレスの人々に対する立ち退き、セーヌ川沿いの古書店に対する立ち退き、学生たちに対する立ち退きも起こっている。
また、パリ五輪のサーフィン会場はなんとパリから1万5000キロも離れたタヒチ。地元住民の反対にも関わらず競技判定用タワーが建設され、サンゴが破壊されているという。
汚職、立ち退き、過剰警備、自然破壊、オリンピックは世界中で同じ災厄をもたらし続けている!廃止だ廃止!
8 パリ、フレンチアルプスで活発化する抗議行動
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2024年夏季五輪が迫るパリ、2030年冬季五輪の最優先候補都市とされてしまったフレンチ・アルプスでは、2023年、活発な抗議行動が取り組まれてきた。
12月2日にはフランス全土で2024年夏季五輪と2030年冬季五輪の両方に反対する抗議が行われた。
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9 2026年冬季五輪開催都市ミラノ、コルティナ・ダンペッツォでも反対運動。ボブスレートラック建設阻止?
2026年冬季五輪開催予定都市、ミラノ、コルティナ・ダンペッツォでも五輪反対運動が活発化している。8月には、ボブスレートラック建設のために自然破壊が行われることに対して抗議行動が取り組まれた。樹齢数十年のカラマツ、モミ、マツの木300本以上が伐採されるという。
しかし、コルティナでのボブスレートラック建設にはIOCが建設費の問題などで難色を示しており、国外での競技実施の可能性があるとのこと。
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10 続くガザ虐殺。「平和の祭典」の欺瞞。
イスラエルのガザ攻撃を止められない中、国連総会で、パリ大会中の「休戦の呼びかけ」が決議された。「平和に貢献するオリパラ」を演出するだけの茶番は、真の解決への努力をバカにしているかのようだ。
<番外編>
・オリンピックは終っても、まだまだ続くメガイベント
2030年・34年札幌五輪招致は阻止されたが、日本国内だけでも今後数多くのメガイベントが予定されている。メガイベントの際は、五輪のとき同様、公費の無駄遣い、汚職や談合、立ち退き、監視強化、自然破壊、ナショナリズムの称揚など様々な問題が起こる。
・2025年4~10日 大阪・関西万博(大阪)
→署名活動など反対の声が湧きおこっている。https://www.tokyo-np.co.jp/article/289081
・2025年8~9月 世界陸上(東京)
・2025年11月 デフリンピック(東京)
・2026年9~10月 アジア競技大会(名古屋)
・2027年3月~9日 横浜国際園芸博覧会(神奈川)
→計画の見直しを求める署名が呼びかけられている。https://chng.it/gBgrBwzLGX
※このほかにIOCが2026年オリンピックeスポーツ競技大会の開発を発表し、日本に開催を打診しているとの報あり。https://t.co/zRMtA6INWw
・世界中で続くオリンピック災害 2036年夏季五輪
現在、夏季五輪は2024年パリ(仏)、2028年LA(米)、2032年ブリズベン(豪)が開催予定都市として決定しており、反対運動も取り組まれている(ブリズベンは未確認)。そして、東京の惨状を目の当たりにした私たちにはとても信じがたいことだが、2036年夏季五輪招致を目指す国々も既に多々ある。一日も早い五輪廃絶を実現するためにも、各都市の人々と連帯しともに反対の声を挙げていきたい。
招致活動を表明した国
・エジプト 
・ポーランド 
・トルコ 
・インドネシア 
・インド 
関心を寄せている国
・ドイツ 
・カタール 
・中国 
・韓国
・イギリス(ロンドン) 
※メキシコは招致を目指していたが断念。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303267
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log2 · 4 months
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【株式会社ピアレックス・テクノロジーズ】ピュアコート水性など51点が登録されました!
株式会社ピアレックス・テクノロジーズは、「打ち放しコンクリートの作品において、最高の意匠性を形にする」という理念のもと事業を展開するフッ素樹脂光触媒塗料メーカーです。
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今回は、ピュアコート水性やピアレックスRC工法など51点をご登録いただきました。
ピアレックス・テクノロジーズ Arch-LOG 検索ページ
▼ピュアコート水性
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短期間に親水性が発現する超耐候光触媒フッ素コーティングです。 ・下塗不要のクリアー1層コート。 ・汚れがつきに��い。 ・色あせを防ぐ。 ・親水性検査が容易。 ・フッ素樹脂ベースだがら耐候性が高く長続き。
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▼ピアレックスRC工法 N-RCシステム
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コンクリートの風合いをそのままに、美観を長期維持します。
・フッ素にこだわった三層構造。 ・内部に浸透、表面に造膜。 ・コンクリートを完全に保護。 ・促進耐候試験で20年以上の耐候性。 ・高い防汚性能。
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▼ピアレックスRC工法 G-PFシステム
打ち放しコンクリートの外壁を、新築時のように再生します。 重厚な質感と荘厳で独特な雰囲気を持つ打ち放しコンクリートを再生すると同時に、建物の劣化原因となる中性化やひび割れ、美観を著しく低下させる汚れやカビ等の発生を抑制します。 ・どんな色調にも対応し、自然な風合い。 ・JIS A 6909に準拠した防水機能を持つ弾性塗膜でコンクリートを保護し微細なクラックに追従。 ・耐水性があるので経年変化に強い。 ・環境に優しい。 ・新築の部分補修にも応用できます。
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高意匠を求められる打ち放しコンクリート作品にさらなる付加価値を提供する、ピアレックス・テクノロジーズの製品をぜひご確認ください。
ピアレックス・テクノロジーズ Arch-LOG 検索ページ
※文章中の表現/画像は一部を株式会社ピアレックス・テクノロジーズのホームページより引用しています。
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birkengarten · 8 months
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浄化槽
2023年8月15日
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浄化槽
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浸透桝と蓋
勾配がないから浸透桝をつけるとは聞いていたけどこんなに大きいのね
桝は4個あるのに蓋は2個分しかない
どうやって設置するんだろう(興味津々)
本当は明日から設置作業に入る予定だったけど、天気予報は雨なので中止になるそうです
見るのを楽しみにしていたので残念ですが、仕方ありません
あとでDさんに写真を見せてもらいましょう
基礎の型枠も外されていて、コンクリートと断熱材が見えるようになっていました
外側の基礎に換気口の穴がつくのはわかっていましたが、内側にも大きな窓がつくんですね
点検用?
空気循環用?
水道管や下水の配管もこの窓を通るのか?
謎だらけです
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ジャンカがちょっと気になるかな~
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ちゃんと補修はしてくれると思うけど
青い線はグラウンドレベルね、たぶん
玄関ポーチの部分
「砂利」って書いてある ^m^
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あれ? コンクリート削った?
ここは土間になるはずなので、もう一度コンクリート打つから問題ないのかな・・・
きれいに仕上がるといいなぁ
立水栓がついてる!
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蛇口が2口ついてるのにしたかったんだけど、寒冷地仕様のものはなかったのかなー
ちょっと残念
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kennak · 3 months
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和歌山県発注の串本町と那智勝浦町を結ぶ八郎山トンネルの施工不良問題で、工事を請け負った共同企業体の浅川組(和歌山市)が17日、同社で記者会見した。社内調査の結果、工事当初から施工不良が重ねられたとし、開通後の利用者への安全に対する意識はなかったとの認識を示した。同社は補修工事の実施で特別損失が約20億円発生する見通しという。会見の冒頭、西口伸社長らが「施工不良で開通が遅れ、おわび申し上げます」と謝罪。同社のコンプライアンス対策委員会の委員長を務める弁護士の松川雅典社外取締役は「(施工不良で)積み上げてきた信頼を失った」と述べた。社内調査では、県内でのトンネル工事17件の実績がある現場所長に権限が集中した問題を指摘。掘削後に厳密な計測を行わず、現場所長の目視だけだった▽内部のコンクリートの厚さ不足を認識していた▽トンネル内部を支えるアーチ状のH型鋼「支保工」(約700カ所)のほとんどが正確に設置されなかった-などの施工ミスを重ねながら、報告書には虚偽の記載を続けていたという。この際、開通後の利用者の安全について考慮することはなかったという。現場所長は施工不良を重ねた理由を「叱責される」「工期が遅れる」「赤字にしたくない」「お前がなんとかしろといわれる」などと説明したとしている。施工不良を知る現場の社員らが内部通報しなかった理由については「内部通報制度があることを知らなかった」「現場所長の判断が絶対である」「現場所長を超えて通報できない」との回答が大半で、松川社外取締役は「内部通報制度がほこりを被っていた」と反省の弁を述べた。再発防止策として、コンプライアンス順守意識の醸成▽上下の意見交換ができる風土の醸成▽内部通報制度の説明▽工事の品質を管理する品質検査員の創設-などを挙げた。実施した工事について県と同社が再点検を行う。池内茂雄会長は「一から『誠実施工』の理念で信頼回復に努めたい」と話し、経営陣は辞任せずコンプライアンスの改善に取り組む姿勢を見せた。施工不良を受け、同社は昨年8月に西口社長と池内会長を役員報酬20%カット(3カ月)としたのをはじめ、現場所長の降格など計8人に懲戒処分を行った。八郎山トンネルは令和2年9月に着工し、4年9月に工事が完了。5年12月に開通予定だったが、4年12月、コンクリート壁に空洞を確認。調査の結果、壁の厚さが調査範囲の約7割で基準を満たしておらず、ほとんどの支保工が設計位置からずれているなど施工不良が発覚した。県が設置した同トンネル技術検討委員会は「掘削以外の工事を全面的にやり直す」との方針を決定し、同社の負担で工事を行う。開通まで約2年かかる見込みという。
和歌山のトンネル施工不良問題 浅川組が会見 開通後の安全意識せず - 産経ニ���ース
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kizaki · 9 months
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施工不良が判明した和歌山県串本町と同県那智勝浦町を結ぶ八郎山トンネル=和歌山県提供 和歌山県串本町と同県那智勝浦町を結ぶ県発注のトンネル工事で施工不良があったとして、県は27日、工事を請け負った共同企業体代表の浅川組(和歌山市)と、堀組(同県田辺市)の2社を26日付で6カ月の入札参加資格停止にしたと発表した。トンネル壁面のコンクリートの厚さが調査範囲の約7割で規定を下回り、多数の空洞も確認。県の担当者は「トンネル工事で、これだけ大規模な施工不良は全国的にも異例」とした。 県によると、施工不良が判明したのは県道の「八郎山トンネル」(全長約710メートル、幅6・5メートル)。令和2年9月に着工し、4年9月に工事が完了した。県に引き渡された同年12月、別の事業者が照明設置工事で天井に穴をあけたところ、コンクリートの厚さが足りず穴が貫通して、空洞の存在が発覚した。 県がトンネル天井部分(幅8メートル)を全長にわたってレーダー調査したところ、多数の施工不良が判明。コンクリート壁は厚さ30センチ以上が必要だが、調査範囲の約7割で基準を満たさず、最も薄いところは10分の1の約3センチしかなかった。壁内部の約50カ所で��洞も確認された。 事業者側が工事完成時に県へ提出した書類では、規定通りの厚さが確保されていると記載。県の調査では、事業者側は工事の不備を把握していたにも関わらず、虚偽の報告をしていたとみられるという。 県はコンクリート壁がはがれたり、大規模地震などで崩落したりする可能性も否定できないとしている。今後、事業者負担で補修工事を行い、経緯を確認する。トンネルの使用開始は今年12月を予定していたが、「未定」とした。 一方、県側も本来は規定で現地調査を68回実施すべきだったが、事業者側からの要請がなかったため、3回しか行っていなかった。 県土整備部の福本仁志部長は記者会見で「このようなことが起きたのは非常に残念。検査不足など県の落ち度もあり、使用開始が遅れることに深くおわびしたい」と述べた。 広告 浅川組は産経新聞の取材に「二度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努めたい」とし、社員に緊急のコンプライアンス教育を実施するとしている。
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yamanaka-lab · 11 months
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2023建築レビュー#2
・建築レビュー#2(設計者: ARCity Office ) 発表者 :池田 (M1) 講評者 ; 安西 -
建築レビュー第2回目 はARCity officeを取り上げた。
この建築家は2016年に張玉興とHANジンによって設立された建築事務所である。彼らは中国に拠点を置き、活動を行っている。
彼らのコンセプトは「アダプティブリユース」として本来の役割を終えた建築物に対してその歴史性を保護しつつも今までは破棄されたいたような材料などに対して新たな価値を与えることで再生する事に対して重きを置いて活動している。
今回は彼らの建築作品を3つ取り上げて紹介する。
事例1『 Shajing Village Hall 』中国 深セン(2020)
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中国の深セン市の廃墟となっていた発電所を活用し、先祖を称える祭りや結婚式、葬儀にも使われる中国特有の「アンセストラル・ホール」として生まれ変わらせるプロジェクトです。 
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主に物質的側面と精神的側面の両方からの遺跡再生を試み、基本的には、古い痕跡を最大限に保存しています。
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一方、赤く印した、新しい鉄骨構造やガラスは、古い遺跡を支えつつ、挿入または織り込まれることで、古いものと新しいものの絶対的な境界を曖昧にします。
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構造躯体だけでなく、正方形の窓の開口部や、発電所の換気ダクト設置用の丸い穴などの痕跡も、「廃墟構造」の一部となり、これらは歴史を物語り、空間に予期せぬランダムさと謎の感覚を加えます。
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建物の解体時に出た多くの石やレンガなどの廃材は、太い鉄筋で編んだ網に入れて壁をつくり、庭全体の仕切りとして再利用されています。
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事例2『Qiaotou Ruin Garden』 中国 深セン (2019)
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Qiaotou Ruin Gardenは深センの遺跡庭園となっている建築です。この建築は工業用建物をスラブ、屋根、壁、床が一部撤去し「廃墟構造空間」へ変化させました。
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もともとこの建築は1980年代に建てられましたが、長期間の空き家状態でした。そして工場跡地の周囲には広い空き地があり、多くの村人が車を一時的に駐車したり、建設用具や廃材を積み上げたりするのにも使われていました。
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このプロジェクトは、躯体を残しつつ床、屋根、壁を部分的に撤去する方式を採用し、見えない建物の実体を明らかにし、閲覧・活用できる新たな空間を創出します。都市空間におけるサステナブルな建築を目指します。
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ソフト面においても、ビエンナーレなどイベントの開催の影響もあり、村の多くのコミュニティ活動が��の工場跡地で行われるようになりました。
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このように、既存の活用可能な構造躯体を村のインフラとして捉えることで、将来的には、取り壊され、標準化された超高層ビルに置き換えられるかもしれない未来に、この廃墟のシンボルが根付き、発芽し始めることで、廃墟が増える都市化した村も成長が可能であることを証明しました。
事例3『Rejuvenation of Shajing Ancient Fair』 中国 深セン (2019)
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現存する最大の混合型歴史街区であり、歴史的および文化的価値の保護を最大化し、新しい設計コンセプトに基づいて、都市再生のモデルを探求するプロジェクトです。
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主に、約70メートルの模範的な河川修復と景観変換を実施します。同時に、場所の特性を維持することに基づいて、川沿いの代表的な場所を選択し、社会構造と空間の質感の崩壊を避けるために「鍼治療」のようにわずかに介入していきます。
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創造的なデザインと展示の助けを借りて、村人やコミュニティは歴史的遺物のユニークな美的価値を発見し、新しい文化的統合シーンを創造します。衰退する傾向にあった地元の生活コミュニティを活性化することを望んで、さまざまな種類の公共活動を実行するために組織されています。 
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かつてここに流れる川は、貿易と輸送に不可欠でした。その後、川は封鎖され、道路や家が川を占領し、幅2メートルの臭いの溝に変わりました。そこで、水路を2つの層に下層は下水、上層は雨水に分割し、川の原始的な魅力の体験を可能にします。
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さらに、川岸の両側の手すりを取り除くことによって、花の池、座席、橋、遊歩道を設計しました。川岸のスペースは日常生活に回帰し、人々が楽しみ、体験できるシーンになりました。
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川全体を「歴史的シーンの博物館」と見なし、川の景色を一望でき、村人が気軽に休憩して交流できる小さな居場所を与えます。
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こちらは、公衆トイレの屋根を使用して、大きな階段などを含むスカイブリッジシステムを構築し、村人が座ってリラックスしたり、2階レベルで歴史的建造物を見学したりできる屋外広場に変わりました。
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以上のように固有の展示やデザインは、一種の保存と活性化、風景と景色、更新と郷愁まど...さまざまな要素を組み合わせて、過去と未来の時間を編んでいきます。時間は全世界の共通のシルエットであり、すべての人の体が感知できる最小の体験ユニットでもあるからこそ、この実験的な行動により、時空間進化が始まることを期待しています。
私はARCity officeの設計について、主にはサスティナブルというコンセプトでありながらもこれは熱や風などの環境面ではなく中国の急速な発展に伴う建築的な資源を見直すことがこれからの中国の都市を引き立てる存在になりえるように感じた。
さらに建築的な操作としても、廃墟を受け入れつつもパッチワーク的な建築操作によって基礎、梁、柱を含む既存のコンクリート構造を補強しつつも再利用することで古い廃墟の周りに新たな建築が巻き付くことでノスタルジアな感覚が生まれるのではないかと感じた。
古いもの・新しいもので区別をするのではなく、維持しどう現代に繋いでいくのかを考えていくことが持続となるのではないかと考える。
山中は、現在急速に発展している中国だからこそ、歴史的価値のある建物というのは、ヨーロッパにあるような千年単位のようなものではなく、数十年レベルでの更新が起こっている所に中国の建築の魅力があると述べた。
また、廃墟をより廃墟らしく仕立て上げているという建築の見方をすることがこの建築の魅力を感じさせると述べた。
引用: Archi Daily
https://www.archdaily.com/974458/rejuvenation-of-power-plant-arcity-office?ad_source=search&ad_medium=projects_tab
https://www.archdaily.com/946133/qiaotou-ruin-garden-arcity-office?ad_medium=widget&ad_name=more-from-office-article-show
https://www.archdaily.com/951504/rejuvenation-of-shajing-ancient-fair-arcity-office?ad_medium=widget&ad_name=more-from-office-article-show
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aa-labo · 1 year
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おはようございます。 平子山の家|2011 玄関アプローチのコンクリート打放し仕上げの階段。 建物の高基礎と階段部分の擁壁は構造計算上、別々とする必要があり、分かりにくいですが一番上の床と階段の部分で構造的に縁が切れています。 階段が独立した段になっているのはその構造的な縁切りを目立たないようにするためのもの。 階段は1.6mほどの片持ち構造ですが、担当した基礎屋さんはそれをコンクリート打放しのまま(補修無し!)で見事に仕上げてくれました。 #片持ち階段 #キャンティレバー #コンクリート打放し #久後建工 #親方はクレイジーケンバンドの横川剣似 #自分が納得できない仕事は #誰に何も言われなくてもやり直す #そういう職人さん #青木昌則建築研究所 @mojaoki (Nagoya-shi, Aichi, Japan) https://www.instagram.com/p/CpYjuPXSxJ_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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wozequi · 1 year
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【日記(抱負)】2023年(令和5年)が始まりました。質素ながら、今年1年を考えます。頑張ること、頑張らないこと。
23/01/01 01:23
2023年(令和5年)が始まりました。昨年12月に父が亡くなったため、質素に正月を過ごし、その中で今年の抱負を考えます。(後で加筆修正するかもしれません。)
(ここでいきなりですが、追伸です。2023.1.1.(日曜)7hの太陽(ソレイユ、soleil)です。)
まず、【部分と全体】の捉え方を、今年も大切にしていきたいです。部分にこだわって全体の中でズレてしまう場合があるならば、それは有効的でないと思えるためです。【部分と全体】を考えることについて、以前のブログが役立ちます。多分、少なくとも、春の統一地方選挙を考える時に、この【部分と全体】が役立つだろうと思っています。
「部分」と「全体」を勉強します。 例えば、土曜、日曜、月曜祝日! - Wozéqui - soleil ブログ
わざわざ、このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。***OKIある所で公営ギャンブルの行方を考えてきましたが、話題はあまり出なかったようです。残念でした。...
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では、本題です。2023(令和5年)の抱負を、備忘録的に、このブログに記します。これは、昨年(2022年)の抱負と結果を参考に考えます。(昨年の抱負と結果については後述します。昨年のテキスト(文字)を生かして今年の抱負を投稿しますので、昨年と同じ表現がいくつか登場します。)
先に、このブログのハッシュタグを参考に記しますと…
#2023年 #抱負 #部分と全体 #健康第一 #ボクササイズ #学校支援 #部活動支援 #整頓整頓清掃メンテナンス #自己投資 #統一地方選挙
まず、項目から…
(1)健康第一
(2)ボクササイズ(ボクシングトレーニング)の継続、レベル向上
(3)仕事と地域活動(例:学校支援)の共存
(4)学校支援、部活動支援
(5)身辺の整理整頓清掃メンテナンス
(6)父が亡くなったことの対応
(7)我が家のメンテナンス
(8)次に向けた自己投資
(9)世間の動きに合わせて
(10)自己表現
(11)補足
以下、詳細を…
(1)健康第一
 これは私自身もそうですが、家族、親族、知り合い、あるいは直接知らない方々も含め、全ての方々の健康第一を願っています。私も周りでも服薬(治療)によって健康を保っている部分はありますので、普段無理しないようにしていきたいです。そう思う中、次の(2)へ。
(2)ボクササイズ(ボクシングトレーニング)の継続、レベル向上
 今年1年の展開次第では方向転換が必要になるかもしれませんが、当面の見込みでは1年間、積極的にボクササイズ(ボクシングトレーニング)のクラブ活動に参加していきたいです。
 毎週1回、土曜午前中のクラブトレーニング。下記の各抱負の案件が重なった時はクラブを休むことがあると思いますが、基本的にはクラブトレーニング参加を大切にしていきたいです。
 身体を動かすことで、時に前かがみになる姿勢を背筋ピンとさせて見た目を良くしたり、筋肉を(〜脂肪も)つけて冷え症を改善するなどができると良いと思います。冷え症の原因に低血圧があるかもしれませんので、何かでこの辺りも改善できると良いかもしれません。
(3)仕事と地域活動(例:学校支援)の共存
 今の生活が成り立つ理由は、仕事をして、収入があるからです。そのため、仕事は期待される出来栄えになるよう、取り組みます。一方で、50代もいま中盤であるため、仕事以外の取り組みも大切にしていきます。それは、例えば(4)へ。
(4)学校支援、部活動支援
 子が通う学校は、昨年、約9ヶ月間でいくつか大きな変化がありました。驚きは「授業前2分前(強制)着席」ルールが変更=廃止されたことです。この他にも、服装ルールも多くの内容が見直されました。管理職(学校長)、教職員=先生方、生徒の皆さんのお取組みと察し、敬意を表します。学校では「学校・地域で生徒を育てよう」旨の取組みが継続されます。春まで、許されるなら少なくとも1〜2回は参加したく思います。
 また、現在任意加入となっている部活動ですが、子は或る部活動に参加しています。その部活動の特徴から保護者による支援が不可欠であるため、こちらも可能な限り、支援に参加していきます。
 任意加入が世間で話題になっている【PTA】は、個人情報収集方法などについて学校から提供受けることを保護者に同意させるのではなく、PTA自らが個人情報(例:保護者=PTA会員となる方の氏名)を収集するようになり、無理ないPTA活動になるならば、PTAに入会しても良いかもしれません。そうなるまでは、不適正な仕組みのPTAとは距離を置き、PTA非会員を継続したく考えています。
(5)身辺の整理整頓清掃メンテナンス
 この項目は、本当はもっと上に上げるべき、大事な内容かもしれませんが、上に重点4つを記したので、ここにきました。昔から最近までいろいろな物を持ってきた中で、要/不要を見極めて必要な物を絞り、次に、それが使えるように仕分けが必要と考えています。いつも先送りしてきましたが、昨年暮れに予定外で父が病状悪化で他界し、一方、子は成長していますので、私の周りの物品を早く整理整頓し、父母、妻子の思い出を整えたいです。困った混乱事があります。それはパソコンのデータです。過去に数回、パソコン動作の過負荷などによりパソコンが動作不能となり、数回、応急でバックアップ的にデータを取り出しました。この応急データを何とかしなければなりません。この中には子の成長写真もあります。このデータ整理をしていくためには、上記(1)(2)を大事にして体力気力を身につけ、昔の青年時代のようにいろいろ動けるようにならないといけないと考えています。
(6)父が亡くなったことの対応
 亡き父(および母)の供養を、これから私が中心に対応していくことになります。その他、現実の課題としては実家をどのようにしていくか、補修をいつどのように行うか等、また、僅かながら遺産分割もそれなりの手続きが必要になります。
(7)我が家のメンテナンス
 上記(6)の実家の補修に類似の内容で、我が家のメンテナンスも考え、対応していかなければなりません。草屋根、柱や格子の塗装、排水溝の汚れ取り、コンクリートひび割れ補修などは基本的に業者に頼まず、私がDIYでやっていくことになります。この作業の気力を出すこと、作業の時間確保が、やはり私の課題です。
(8)次に向けた自己投資
 昨年、その時々でいろいろな用事が入り、結局、外国語勉強(フランス語、英語、ドイツ語、そしてやはり気になるアラビア語)、新聞読み、幅広い読書などは続きませんでした。��とかして、起動に乗せたいです。それから、世間の流れ【これからは預金より投資へ】の中で、私が約4年前に取り掛かり、4年間でかなりのマイナスとなってしまった件、今年は今までの世間勉強を参考に無理なく(再)スタートができればと思います。(正直なところ、訳も分からず4年前に一瞬にして強制終了 BYE BYE となったことが悔やまれます。それが今も尾を引いています。)
(9)世間の動きに合わせて
 今年の春は統一地方選挙があります。地方(県、市)の課題だけでなく、国レベルの課題も統一地方選挙に影響するのかどうか、政治に関心がありますので、選挙(戦)の動きを注目していきます。
 この他、上述の【運動】【学校教育(部活動を含む)】【PTA?!】なども様子を見て。その他、地域の取り組みでお声掛けいただいたものがあるため、それは1月から少しずつ参加していけたら、と思います。
(10)自己表現
 ブログ(goo、Ameba、Note、Tumblr)、SNS(Facebook、Instagram、Twitterなど)の発信も、引き続き、適度に行えると良いように思います。
 それぞれの特徴を考慮し、時々のタイミングに合った内容で発信していきたいです。発信内容を工夫すること(プレゼンテーションの工夫)は、仕事なども含め、いろいろな場面で役立つように考えています。
 投稿内容は、基本的に普段の日記的内容(出来事)=運動、各種支援、音楽(フランス語など)、家のメンテナンス(草屋根、DIY)等、そして、たまに国政県政市政で気づいたことになると思います。
 昨夏は多数の迷惑メールが届き、対応に苦慮しました。迷惑行為などを受けた場合、然るべき組織などに相談する、という対応が必要かも、と考えています。日頃の発信では、情報モラルに気をつけることも大事と思います。
(11)補足
 全体に言えることとして、【できる範囲で物事を進める(無理しない)】ようにしていきます。これまでの暮らしのように関心事を広げ過ぎない、関心先を少し狭くして落ち着いて過ごす、としたく思います。というのは、無理すると、その場は一時的に良くても、その後、息切れし、続かなくなるからです。それ以前に、無理な予定(目標)は、それだけでプレッシャーになります。そのため【良い加減】を意識していきたいです。(よって、周りから投げかけられることが何かあったとしても関わっていくことができない=深入りしない、と判断することが、以前に比べると増えるかもしれません。)
上記が、2023年(令和5年)の抱負です。
***
2022年(令和4年)の年始の思いは、以下のようでした(過ぎたことなので、薄い灰色で記します)。
Bonne année 2022 ようこそ令和4年 Wozéqui の一年の抱負 - Wozéqui - soleil ブログ
Bonneannée2022ようこそ令和4年新年おめでとうございます。今年(2022年、令和4年)、新型コロナ禍の不安があり、暮らしへの影響で気になることはいろいろあり...
goo blog
以下、1年前、2022年(令和4年)の抱負です。参考に、記します。
(1)まず、健康第一でありたいです。
 これは私自身もそうですが、家族、親族、知り合い、あるいは直接知らない方々も含め、全ての方々の健康第一を願っています。私も周りでも服薬(治療)によって健康を保っている部分はありますので、普段無理しないようにしていきたいです。また、健康第一を意識するのであれば、本当に私は体力作りをして、そこからメンタル面も…心身健康にならなければいけないと思います。昨年は、特に第4四半期に「情報モラル」問題が私に近づき、時にインモラルな通知が届いて精神面がかなり不安定になりました。周囲の方々の助言でインモラルな通知は様子見すれば良いことが分かり、今年は(しばらくの間?)堂々と暮らしていきます。そうした中で、鈍った身体に無理なく、体力をつけていきたいです。まずは、ストレッチ体操、腕立て伏せ、腹筋、腿(もも)上げ、ウォーキング~サイクリングなどの流れになるのでしょうか? 筋肉、脂肪不足で、長年、下半身(とくにスネ付近)の冷えがひどいため、体質改善ができると良いと思います。別項((3)①)のフランス語など、好きなことはコツコツと長続きしていますので、健康第一のための運動も定着できればと思います。
(2)身辺整理を本当に本格的に…
 物が多くなり、一方で、きちんと物をきちんと整理していないため、物を探す時間のロスが多く、物が行方不明になることもあります。何でも深く考えずに持ち込み、ためるのではなく(貯めるならまだしも、溜めるのは…)、日頃、整理整頓をする(&清掃する、清潔にする)習慣を身につける必要性があると考えています。物事を短時間で割り切って判断して、パッパッパッパッと処理(処置)する力をプライベートでも(&仕事でも)身につけて、これから長く実践していきたいです。心の整理も必要ですね。そうそう、子の成長により、子からは、距離を置かれて、早○年。子への思い(接し方)も変えていかなければ…
(3)第☆の人生を意識して知識・技能を身につけ、交流を深めていきたいです。
 ☆は数字が入ります(今までの人生の流れから、2か3か4か…は分かりません)。年月が経つのは早く、50代が本格的になってきました。((頭の)見た目は60代!?ですが、素振り&気持ちはまだ40代のため、50代と言うと時々驚かれます…) 若かった時(10代、20代など)は、後先考えずイケイケドンドンでしたが、今はそんな風に考えることはできなくなりました。昔を振り返ると、いろいろな場面で分岐点があり、右または左といった選択肢で別の方を選んでいたら今頃どうなっていただろう、と思うことは沢山あります。しかし、今、それを考えてみても、言葉は悪いのですが、後の祭り。(そういえば、好きな吉田拓郎の曲に「祭りのあと」があります…) こうした考え方から、これからしばらく、50代本番、そして次の60代に向けて考えて暮らしていきたいです。
 まず…
 ①語学習得は昨年に続けて継続へ。フランス語の理解力はかなり上がってきているように思います(実感しています)。向上している一番の理由は、毎日インターネット番組でフレンチポップス&ナレーションを聴いているからだと思います。音楽や語りを聴いて得られる語学習得を実感しています。今年は昨年の語学習得の思い=フランス語・ドイツ語・アラビア語・英語を可能な限り頑張りたいです。これらは、フランス、ベルギー、スイス、ドイツなどで発せられるSNS(Facebook、Twitter)をフォローし、そして、NHK語学講座も続けていけば、外国語の語学力は必ず向上すると思います。欲張れば、他に関心がある言語は、スペイン語、中国語、ハングル、ロシア語…などがありますが、ここまで言うと「大風呂敷」になってしまいますね… 先ほどの4ヶ国語を真面目にやっていこうとすると、おそらく単純に平均しても毎日30分~1時間は必要でしょう。今年こうした時間を捻出できるか、課題です。「(1)健康第一」で体力をつけ、それにより(また、気持ちの持ち方も変え)、すぐに寝てしまう生活習慣を変えることができれば、時間確保は可能性があるように思います。
 ②外国語だけでなく、日本語(日本文化、日本文学、日本の歴史知識など)もきちんと身につけていきたいです。20代、30代に嫌なことがあって悲観主義になり、読書や映画鑑賞なども縁遠く、気づけば50代になってしまいました。昨年の晦日、NHKドラマ「山本五十六」を見た時、「あ~、今まで知らなかったな~」と、自分のこれまでの人生を残念に思いました(今回のドラマは新たな観点の内容もあったとのことですが…)。今、昔を残念に思っても昔は戻ってきませんので、これから少しでも充実した暮らしができればと思います。読書、新聞、テレビ、音楽鑑賞、美術鑑賞などを幅広く… 私の人間性の幅が広がるかもしれません。外国の方と交流する時、外国の方は日本の歴史、文学、芸術、文化など、例えば、マンガ、仏像、歴史人物、城などに関心を持たれることがあることから、外国の方と合理的するには日本の歴史などを認識していなければいけないように思います。
 ③家事(~趣味)を大事に… 料理、掃除、DIY、…
 ④新型コロナ禍、難しい場面があるかもしれませんが、いろいろな交流の場に出ていけたら、と思います。教育や市政の課題を考える集い(地域交流)、広い意味で「環境」を考える集い(←草屋根は入りやすい分野)、国際交流の集い(フランス系など)、その他の趣味や運動などの集いも考えています。実際に会うことができるものがあれば、Webでの参加も考えられます。国際面は、Facebookなどで、例えば、フランス国鉄( SNCF )、ナント地域( Nantes Métropole )、ナントの交通機関( Réseau TAN )等の情報を見て、公共交通や地方自治(地方行政)の考え方を参考にしていきます。それから、いくつかの「研修」といった機会もうまく使っていきたいです。
(4)先祖供養について、最近、思いが緩くなってきているように反省しています。この部分も大切にしていきたいです。
(5)上記の全てに当てはまりますが、自分が持っている「引き出し」=話題性をいくつか持っていると、私の場合のお話になりますが、50代~60代以降に有意義な暮らしができるかも…と思います。ちなみに、今、gooブログに登録している関心ある分野は少なくともこれだけありますので(順不同)、それぞれを深めていきたいです。
(6)仕事は、今、期待される事柄を(できるだけプラスアルファも)頑張っていきたいです。
(7)政治、行政への思いは、いわゆる「保守」「中道」「革新」の中で、政策を個人的に是々非々で、と考えています。政治で政党間で政策の違いがある時は、社会的弱者に気配りある政策を支持していきたいです。
(8)最後、8番目に…「情報モラル」問題
 昨夏登場し、昨秋私にも振りかかってきた「情報モラル」問題。私が受ける、何となくの感じでは、今年、周囲の方々の働きかけなどで流れに何か動きが起こる可能性を予想します。この問題は、県内いくつかの分野の方々が関心持っていらっしゃいますので、その方々の助言も参考に流れを見ていきます。
***
2022年の主な経過は、次の通り。
晩春頃、ボクササイズ(ボクシングトレーニング)を始めました。これはコツコツ進みました。
閉口したのは、今夏の多数の迷惑メール。約1ヶ月間、ノイローゼ気味になりました。
以下のブログで詳細の記載はありませんが、分水嶺がありました。
【日記】いま「分水嶺」の感… いくつかの投げ掛けはフェードアウト、次の新しいことがフェードイン… - Wozéqui - soleil ブログ
こんにちは。最近いくつかの考え事があり、そして、頼っていた人(組織)からの別れ、そして、新たな人(組織)との出会いがあり、一喜一憂しなが...
goo blog
夏から入院して治療を受けていた父が、容態が良くなく、急遽11月下旬に自宅でターミナルケアを受けることになりました。半月後、12月上旬に父は旅立ちました。
いろいろな出来事があった2022年でした。
***
以上、このブログ前半に今年(2023年=令和5年)の抱負を、ブログ後半に2022年の振り返りを記した、この長〜い長いブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。
年始の最後はこちら。早々の曲です。
今年も、できる範囲でブログを投稿できたら、と思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
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pitatmatsydo6 · 11 months
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■2023年5月新規フルリフォーム完了!きれいなお部屋で新生活をスタートできます☆
『■2023年5月新規フルリフォーム完了!きれいなお部屋で新生活をスタートできます☆ ■LDKはゆったり約15.7帖!各居室6帖以上のゆとりある間取り♪大切なペットと暮らせるお部屋です♪ ■戸建て感覚でお住まい頂ける専用ポーチ付き住戸♪ ■たっぷりしまえるウォークインクローゼットをはじめ各所に多彩な収納スペースを確保☆ ■総戸数208戸のビッグコミュニティ!パーティールーム、屋上ドッグラン、屋上庭園など共用施設も充実! ■不在時にも荷物を受け取れる宅配BOX♪エントランスオートロック完備でセキュリティ面も安心☆ お問い合わせはもちろん、その他ご質問等も大歓迎です。ぜひお気軽にスタッフにお問い合わせくださいませ。 物件概要 マンション名 ダイアパレスコータ・コートサウス・ウエスト 所在地 流山市東初石2丁目 交通 東武アーバンパークライン「初石」駅徒歩7分 引渡時期 相談 専有面積 76.8m² 建物構造 鉄筋コンクリート造4階建て(地下1階) 所在階 2階部分 築年月 2002年5月築 新築・中古 中古 間取り 3LDK 間取り詳細 現況 空家 土地権利 所有権 用途地域1/2 / 駐車場 敷地内にあり 管理形態 全部委託 管理費 12,360円/月 その他費用 取引態様 媒介 内装リフォーム年月 2023年5月 カーテンレール、玄関収納、網戸張替、コンセントスイッチ類、各所リペア補修、ハウスクリーニング、他 外装リフォーム年月 小学校区 小学校区:流山市立八木北小学校 距離:1300m 中学校区 中学校区:流山市立常盤松中学校 距離:850m 設備 都市ガス #ダイアパレスコータ・コートサウス・ウエスト』
■2023年5月新規フルリフォーム完了!きれいなお部屋で新生活をスタートできます☆ ■LDKはゆったり約15.7帖!各居室6帖以上のゆとりある間取り♪大切なペットと暮らせるお部屋です♪ ■戸建て感覚でお住まい頂ける専用ポーチ付き住戸♪ ■たっぷりしまえるウォークインクローゼットをはじめ各所に多彩な収納スペースを確保☆ ■総戸数208戸のビッグコミュニティ!パーティールーム、屋上ドッグラン、屋上庭園など共用施設も充実! ■不在時にも荷物を受け取れる宅配BOX♪エントランスオートロック完備でセキュリティ面も安心☆ お問い合わせはもちろん、その他ご質問等も大歓迎です。ぜひお気軽にスタッフにお問い合わせくださいませ。 物件概要 マンション名 ダイアパレスコータ・コートサウス・ウエスト 所在地 流山市東初石2丁目 交通 東武アーバンパークライン「初石」駅徒歩7分 引渡時期 相談 専有面積 76.8…
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blenny-giken · 2 months
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#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300パテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート厨房床すべり止め#1th##BlennyMOV-171++12345-8th https://www.youtube.com/watch?v=JgWQrdJT_K0&list=PLUqu-kjRuv9cXZ9ZDGjaHePYEuoVOejnN&index=60
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