Tumgik
#またまた繋がるこの流れにやっぱり納得しかないと
demaescape · 7 months
Text
Slices and Chops feat.夏色花梨 の いろんな話
僕の美少女的概念である出前changのテーマ、「Slices and Chops」をFRENZ2023一日目夜の部に上映させていただきました。
youtube
この文章は作品の解説というよりも、本作がどういう経緯で立案されたか、出前changがなぜここまで自身のアイコンとして成立できたのかというお話かもしれません。
結構長くなったので時間ある時にどうぞ。
0:実は2019年からこの話は始まっている
遡ると2019年からになるのですがKlavistr(以下くらびと呼びます)から「一緒にFRENZに出たい」という申し出があり、個人的にもお世話になっている友達でもあるので快諾しました。
…………………
「…僕とくらびの得意としているジャンル、全然違うくない…?」
僕はどちらかというと展開の多く激しい「音楽ゲームらしい」曲に映像をつけるのが得意で、くらびは「J-POPの文脈を持った音楽」が得意なので、
そのまま無策で通すとどちらかにどちらかの妥協を押し付ける形にならざるを得なくなります。
ひとまずはその解決策の一端として過去にReviXyとかで制作実績もあり交流もある「ikaruga_nexとの合作」を提案をして生まれたのがFRENZ2022出展のArgo↑↓sでした。
youtube
立案から実現までの間にコロナ禍入っちゃったから3年と随分時間が経っちゃいましたね…
これはこれでなんか新たな方向性が見られて面白くはありましたけど、くらび本人からやはり改めて自分とサシで殺しあいたいとの申し出により、FRENZ2023はサシでやりあうこととなりました。
FRENZに出すとなればお互いに納得のいく作品を出したいところではありますし、「僕の方向性にくらびを寄せる」でも「くらびの方向性に僕が寄せる」でもない、お互いに得意な戦場を並走できるコンセプトが必要とされていました。
そしてそのコンセプトはこのブランクがあった3年間の間に成熟したコンテンツによりもたらされることとなります。
1、VTuber文化ありがとう
バーチャルユーチューバー(VTuber)文化がこの三年間で大きく成熟したことが本作のコンセプトの立案へと繋がりました。
VTuberがインターネット上での文化の一つとしてしっかり地に足がついたことで、個々のVTuberが自身を表すテーマ曲を発表するという事例も珍しくなくなりました。
多少芸能人的な側面はあるものの、現象としては「美少女アバターを持つ一個人がキャラソンを持つことが許され始めた」時流が生まれていると見ることができます。
youtube
ex.ぺこらんだむぶれいん!(MV:えいりな刃物)
シンボルをカオスにあしらい続けつつもスタイリッシュさを維持している方向性は特に本作に影響を与えました。
それはそれとして一般インターネット映像屋たる僕の概念がキャラソン持とうとするのは明らかに頭おかしいのでは?というお話ではあるのですが、ここはちょっと自分自身に不思議な条件が揃っていて発車できるだろうなという目算がありました。
1-2、出前changが浸透してた
2019からの三年間、僕は「自分が関わらせてもらった音屋集めて同人CD作りてえ!!」という気持ちで同人CDをM3の度に企画して頒布してました。
最初に出したCDがそれこそ「今までBGA作ってきた人の新曲を集めて形にしたい」というコンセプトの「SPIN」で、
ジャケットイラストを描いてもらうにあたって自身の過去作を一通り描いてもらおうと思ってたのですが、
「自分自身を表す存在が絵の中に無いと絵的に締まらないのでは…?」
Tumblr media
SPINジャケットのラフ。真ん中にマジで誰か分からん子がいる
直近にうえいずさんの「フォロワーJK化」的なハッシュタグに軽い気持ちで描いてもらっていたキャラデザがめちゃくちゃ良かったので急遽許可を取りに行って使わせてもらうことになりました。
Tumblr media
改めて正式に描いてもらった出前changキャラデザ。原色を多用しつつもグレーの上着で派手になりすぎないようにしている優秀なバランス感
その後、彼女は「EXTRA TU-R-NE」「SPIN2」のジャケットに起用して自分の美少女的概念として描いてもらう道を歩むことになります。
Tumblr media Tumblr media
SPINとSPIN2のジャケット。自分の概念としてすっかり定着。
めくじろさんによる高い画力と構成力による画面の華やかさも手伝って非常に素晴らしいジャケットに仕上がっています。
そしてこの擦りが届いたのか、ファンアートタグの #でま絵 でもちょくちょくFAとして出前changが描かれたりし始め、自分自身の概念として認識されてると言ってもよい状況となっておりました。
出前changを描いてもらうことを条件の一つにしたジャケット公募を行った「rmXcape」も多数応募があり、出前changのカードスリーブやプレイマットも出すとしっかり売れてくれる等、少なくとも自分の同人活動の上で出前changの存在は確たるものとなっていった実感がありました。
Tumblr media
公募合格者のずっと好きさんによるrmXcapeのジャケット。破壊と融和と幻想の入り混じった完成度が非常に高い構図に唸らされました。
1-3、動画作品のシンボル化
これによって自分の美少女的概念出前changが広まるとともに、「SPIN」「SPIN2」を通して自分の作品のシンボル化も行われており、それの集大成がプレイマットに集約されました。
Tumblr media
めくじろさんによる出前changプレイマット。女の子を軸に過去作の要素も多数盛り込んでもらいました。
端的に「この作品と言えばコレ」と言えるようになったことで簡潔な情報で過去作を提示できるようになり、ある意味ミーム的なキャラ付けとして自身の制作物を扱えるようになったのもかなり自分の活動を振り回すうえで便利になった感覚がありました。
出前changの概念としての浸透、および制作物の端的なシンボル化により、自分自身をコンテンツとして取り扱っても伝わりやす��環境が強く整ってきていました。
2、テーマソングってJ-POPじゃん
テーマソングってJ-POPじゃん
じゃあ出前changのテーマを作ればくらびはJ-POPを打ち出せるし僕は女の子バラせるしwin-winじゃん
完璧な作戦だわ勝ったなガハハ
2-1、実際
いや実際くらびとも長い付き合いだから僕への解像度は高いはずだし彼は総合的な「正解」を叩き出すことに関しては比類ない実力を持っているのでやってくれると思ってたし実際やってくれました。
〆切一週間前で曲が完成したのは流石にちょっと焦ったけど(照)
でも人間頑張れば素材が揃ってるなら24時間稼働でコンポジット完了できるみたいです カスの成功体験
3、制作進行的なお話
くらびが結構作曲に難航しているということがあり、曲に頼らず自力でシーンを捻出する必要が出てたので自力で32シーンくらい考えて32シーンのアニメを作りました。
普段映像のインスピレーションを曲から引きずり出すタイプの制作してるので慣れない作業でこれはかなり時間がかかりました。
32シーンの根拠は1シーン4秒くらい使うなら映像作品として強度が出るだろうという目算と2の5乗でちょっときれいな気持ちがあったからです
Tumblr media
一次提出で出したシーンのラフたち。
ここから何個か没にして使用したのは28シーンくらいで普通に1分30秒くらいで素材を使い切って大変なことになりそうでした
編曲が最後に来るとなれば曲に合わせた雰囲気づくりが最終的に絵柄ではなくコンポジット依存になるので、モーショングラフィックス的なキャラデザよりも手書きのほうが後々ハマりやすいだろうなという目算もうまくいっててよかったです
結果的に曲にもモーショングラフィックス的制約にも縛られず、自分の脳内イメージがかなりそのまま出力されたのでなかなか今までになく不思議な仕上がりになりました
PARADiGM SHiFTの制作時に手描きでせこせこアニメを作るのを実験的にやってたのでそこで「意外とやれるな…」という感触を得たのも今回のコマアニメ主体の映像に踏み切れる転機だったかもしれません。
やっぱり誰に依頼されるでもない自主制作は自分の中に課してる制約を一段階解除させてくれますね。
youtube
YOFUKASHi Sound Team - PARADiGM SHiFTのMV。超展開がテーマやし多少好き放題やっても許されるやろ…という甘えの元いろいろ作画をしました。
4、忘れられたくないよな、というお話
VTuberの真似事みたいなことしてみたい!という感じのお話に始終してる感じですけど、本質としては「自分のこと忘れてほしくないな」という動機です。
同人CD活動も含めてなんですけど、自分の生み出してきた作品を振り返ってまとめて人生をパッケージ化したいなという欲望がありまして、自分の人生を端的に説明できる物があると「生きて来たな」って感覚がするんですよね…
自分が死んでもパッケージを通して自分の人生を誰かに端的にでも振り返ってもらいたいな~という淡い終活でもあるかもしれません。
本作はこの流行り廃りの流速が早くなった現代インターネットで、それでもこんな好き放題やってる自分の存在を認識し続けていてくれる人への感謝状であり、存在証明です。
引き続きこんな感じで好き放題創作活動やっていきます、今後ともよろしくお願いします。
5、おまけ
本作品の企画中にFRENZ主催の前田地生さんがプロデュースした最強のMVがリリースされ、自分のやりたいこと全部やられて300回くらい心が粉々になってました
youtube
許してくれ
9 notes · View notes
kennak · 1 month
Quote
多くの人たちと同じように、ずっと、悲しんでうろたえて、ときどき泣きながら、日々を過ごしていますたくさんの漫画家さんや関係者や漫画を好きな人が、悲しんだり怒ったりしている慎重に誠実に言葉を選んで自分の考えを綴っている人もたくさんいるでも当たり前なんだけど、どんな人の言葉にも過不足がある 今回はなおさらその過不足が大きい自分の場合もひどかった、こんな目に遭った私は別にイヤな目には遭わなかった、みんないい人だったみたいな好悪りょうほうの事例が乱立していっても、この出来事への何かの足しになるのかどうかもわからない芦原さんに家族近親者がいるとして、今後、この業界全体の改善が進まなければ遺された人は傷付き続けるだろうけど、救いがないのは、今後改善が進んだとしても遺された人はきっとまた同じように傷付くだろうことです改善されていけば、「ならば、どうして、彼女が命を絶つ前にそういう改善がなされなかったのか」という思いがつのるばかりだと思うのでなので、 自分なぞが��こに何か言い足したりしても、さらに同様の過不足というか、なんなら「お前は黙ってろ」くらいに思われるかもしれないでもこれは自分自身のために書くだから不愉快を感じた人は何も言わず静かに黙って外して済ませてください、今回はとくにここから、長いです多くの作家さんがどうにか言葉を発しようとしているのは、誰もが「自分にも同じ問題が起きた、起きたかもしれない」「自分のことのようによくわかる」からで、多分にもれず、自分にも覚えのある種類の問題ですそして自分が現役の時に(リアルタイムでの漫画連載時に)今回みたいに、同業の作家さんがこんなことで命を絶つなんて出来事があったら、とても平常心を保てないことが想像できるだから、今、現役で連載の執筆をしている作家さんは、自分なんかとはケタが違う動揺に見舞われ続けていると思いますでも言及したくないな、という思いも強いです言及すると、このことは自分の手の中からうしろに放って、もう言及したので済んだこと、にしてしまう心が伴うんですよねそれがイヤで、言及したくない、言及できない語るのもつらい、でも語らないのもつらい、という心もちは、多くの人の言葉や沈黙からも察することができて、「どうしたってこの出来事も遅かれ早かれ“後景”になっていってしまう」ということがわかっていて、そのことも含めて、皆が、うろたえて悲しんでいるのではないかと思いますでも1週間以上経って、当事者である大きな企業2社の現在の態度もあわせ考えて、このままだと、事態がどんどん良くない方向にしか動かない、というか何も変わらない、のではないかというおそれも、今、ものすごく大きいです何から書き綴る?また名前を持ち出して申し訳ないのだけど、庵野さんがそれまでに見たことないほど激怒したのを見たことがあります怒られた相手は、“美大生”だったか“クリエイター志望”みたいな子だったのかなあ… シチュがめんどくさいんだけど、『沈没』連載の頃に、大西信之さんの個展に僕と僕のスタッフさんが噛んだことがあって、その時に庵野さんと樋口さんが一緒に遊びに来てくれたのね その流れで、大西さんが引っ張ってきた会場のギャラリー含めて飲み会みたいな流れになって、メインの大西さんが早々に酔い潰れて離脱、なんか知らんけど2次会にまで庵野さんは流れてくれて、僕と僕のスタッフ、庵野さん、あとギャラリーに居た知らん人が何人か、みたいなわけのわからんメンツで飲んでいたときに、多分、庵野さんの前に座ることになった「“美大生”だったか“クリエイター志望”みたいな子」が、「何か創りたいと思うんですけど、創って世に出したらそれで評価が定まっちゃうし、自分の可能性を限定するみたいになっちゃうんで、なかなか作れないんすよね」みたいなことを、庵野さんに“相談”したんだと思うんですよね いくら酒の席でも、相手と話題を選びなさいよ、と思うんですけどね庵野さん、みるみるうちに、会って以来見たこともないようなおっかない口調になって来て、「そんなの、創って、恥をかいて、地獄を一度見ればわかります! 地獄見てください!」「地獄を味わったこともないくせに、何も作らないままグダグタ言ってても何も始まりませんよ!」というようなことを話していましたあのとき怒られていたあの彼は、どうしているだろう?かつて居た場所贔屓、かつてしていた仕事贔屓になってしまうけど、多くのクリエイションの中でも、やっぱりとりわけ漫画は、特別…という言葉を選ばないでおくなら、特殊な表現手段なんだと思います「作家個人ひとりに負うところ」が異常に多すぎる表現媒体なんじゃないかと思います漫画家を含めて、作家としての個人の名前が前面に出る仕事(そこには、だから、庵野さんみたいな人の仕事と名前も入るのはわかるでしょう)、そういう仕事は、やっぱりちょっと、特別、もとい、特殊なんです日本語でそれを括るなら、それが、“原作”“原作者”ということになるのかもしれませんその中でも日本の漫画はちょっと特殊すぎます作家個人が、ひとりだけで、ストーリーを考え、絵を描き、俳優を演じ、効果音を当て、お金の管理もして、ひとりで物語を構築する もちろんアシスタントスタッフは存在します���、決定権というか決定の責任は漫画家個人にものすごく集中しています映画に例えるなら、監督、脚本、カメラ、美術、俳優全員、衣装、音響、編集、予算配分とスケジュール管理と会計処理と税務、すべてをひとりでこなして毎週映画を作り上げて納品するようなものです 狂気の沙汰ですよ映画の作業で残っているのは、そのフィルムに、オープニングタイトルとエンドクレジットを付け、宣伝し、配給し、チケットをもぎり、上映し、パンフとコーラとポップコーンを売ること それらは“プロデューサー”“配給会社”が担うことなのだと思うし、漫画に例えるならそれは主に出版社と編集者が担ってくれていますでも本当は、漫画の編集者は、多くの場合、作家が物語を創る作業に、もっと深いレベルで関わってくれているんですけどね そこがまた複雑でわかってもらい難い出版社と編集者の話はまたあとで“原作者”は、物語を構築するときに、それぞれの、自分だけが潜れる地下に潜って、自分だけがすすれる泥水をすすりながら、そこで手にした意味不明なんだけど意味あるものを地上に持ち帰って、地上の人にわかる言葉に翻訳して綴って、披露目る、そういう作業を繰り返していますそういう作業の最前線に自分もいた感触は、今でも残っています作家それぞれにもちろん技量や実績の差はあって、日本人なら多くの人が作品名や名前を知っているレベルの一騎当千の猛者もいれば、自分みたいに「はい、あの、なんとか銃は撃つくらいはできます…」みたいなヘッポコまでいるわけだけど、それでも、「商業漫画の連載」ってやっぱり別格の世界で、個別に、エゴのレベルで、あの人やあの人の創るモノとは気が合う合わない好き嫌いみたいなことはあるにしても、みんなが互いに、“最前線で戦っている同士”だっていう共感は持っているように、僕は、思います今もそうだよね?だから、みんなが今、人ごとと思えなくて、悲しんで、うろたえて、怒っているんだと思います“原作者”が自分の体と心を使って何をしているかというと、自分と外界の境界線を最大限にぼやかして自我をゼロに限りなく近付けて、なおかつ、「自分」が信じるものを出していかないとならないので、それは細胞の集合体である生き物の生存の定義に反する作業、「死」に触れる作業なんですよね自他境界を緩めると自我が世界に溶けちゃうんですよこのおそろしさは、もしかしたら、作家のもっとも親しい人にも理解してもらえないことなのではないかと思いますだからものすごい孤独を伴う何度も引き合いに出してすみませんが、庵野さんが死ななかったのは本当にたまたまだった…という話は、本人も何度もしていますみんな、そうなんですよ自分とて「あれはたまたま死ななかっただけなんだな」と思い返す出来事はひとつきりじゃあない生きている人は、「たまたま死ななかっただけ」なんですそういうエッジの上を進み続けることになるんですそして、作家が、地下に、海に、深く潜る際には命綱が絶対に必要で、多くの場合はそれは“編集者”“プロデューサー”が担っているのね船の上、陸の上で、命綱を握っているその安心感があるから、作家は“潜って”いけるんです漫画家にとっても、編集者の存在ってものすごく重要ですでも編集者は漫画家にはなれない 逆も同じです 多くの場合それは互いにじゅうぶんわかっていて、その中で信頼関係と仕事のしかたが構築されながら、作品は創られる編集者って必要なんですよ、ほとんどの場合佐藤さんはたしか「自分は編集者は要らない」と言い切っていたと思うんだけど、そんな強者はひと握りで、多くの場合は漫画家は編集者と二人三脚ですそれでも、ときに、しばしば、行き違いやコンフリクトは生じてしまう作家が、出版社への異議を唱えたり意見を述べると、それを出版社に属する人が「自分への攻撃だ」と認識することが多いのかもしれませんそうではなくて、個人である作家は、「あなたが属しているシステムの構造に異議を唱えているのだ」と言い続けているのだけど、その平行線がずっと続くことが多いですもう10年以上も前に、佐藤さんや雷句さんが、それぞれの考えとやりかたで、出版社や漫画業界のあり方に疑問を投じて、それは大きな波紋を起こしましたワタクシごとなんだけど、雷句さんのアクションの際に僕も僕の考えを書き述べたら、少年サンデーの編集者から「部外者が好き勝手にものを言わないでもらいたい」というメッセージをもらいました 当時の自分の文章を読み返すと、下手な文章だなと思うので「文章が下手だ!」と言われるならわかるんですが、的外れなことも誹謗中傷も書いておらず、何がそんなに相手を不愉快がらせたのかは今もよくわかりませんあれからもう15年以上も経っていて驚きます当時から知っている何人もの有能な編集者が、そのあいだ、作家や作品をないがしろにして仕事をしていたわけがないことはじゅうぶんに知っていますでも漫画家も多忙だけど編集者だって忙しい余計なことに煩わされる余裕なんて無いんですよ編集者はかなり強く担当作家と二人三脚を組んでくれるし、愛する作家を愛するけれど、いっぽうで、関わりのない作家に冷たい面がある(会社の人間として振る舞う傾向がある)それは当たり前なんですけどねでも、編集者がおおぜいになった時に、作家もそこにいるというのに、作家の前で他の作家の悪口や噂話をするのはやめてほしかったああこの人たちは、自分の居ない場所では自分の悪口を言って笑っているんだろうな、という想像ができてしまう何かのおりに、いったん、作家と編集者(出版社)の対立が外部にあらわになると、漫画家は多くの場合に、「組織/おおぜい/システムvs個」の、“個”の側にたったひとりで立たされることになる二人三脚していた相手、個人だったはずの編集者が引っ込んでしまって、代わりに、組織である出版社が出てきてしまう芦原さんが言い残した「攻撃したかったわけではない」という言葉は、誰か個人を攻撃したかったのではなく、「組織vs個人」になってしまい、個人として困っている、ということを述べたかったはずです「パーソナルとマスの問題」なんだけど、マスの中で(組織の中で)個人(パーソナル)として、その理解で組織と個人の問題を捉えて、そして言語化できている人は多くない大きく括れば、これはハラスメントの問題に属しますパワハラは、立ち位置の不均衡を素地にして起こるこちらは個人、向こうは組織その不均衡を、多くの場合、組織(強者)に属する人は理解しきることができないヒトが2人以上存在する限り、どちらかが強い、あるいはどちらかが組織に属している度合いが強いので、パワハラが存在する可能性があって、同時にその不均衡の構造は、なかなかすべては語られ得ないのだと思います日本には、作家にエージェントが存在しない作家と編集者(出版社)の間にエージェントが居れば、また話は違うのかもしれないんですが、多くの場合はエージェントの役割を編集者が兼ねているんですよね何かあると二人三脚していた相手だと思っていた編集者が組織の中に引っ込んでしまうので、作家はひとりぼっちになってしまう取り残されてしまうんです今回の問題の実際のディテイルは、原作の改変ですけど、でも重要なのは改変の良し悪しじゃない改変の度合いに関与できないことが問題なのであって、改変がいけないわけじゃない「良い改変」とか「悪い改変」とかがたくさん例示されても意味がない良い改変だとしても原作者が納得しているか、もしかしたら逆に不本意な気持ちになるか、それはまったく別の問題だから「改変する」「改変しない」じゃなくて、原作者個人が取り残さないようにすること、追い詰められて孤立しないでいられることです取り残され追い詰められるのは個人なので組織を背負っている、全体に繋がっている、ほうの人は個人よりは孤立しない仕組みになっているのだから組織のエラーと、個人のエラーをごっちゃにして峻別出来なくなってしまっている今回生じているのは組織のエラーです 個人のエラーはそれに付随して起きたことでしかないそうすると、得をするのは時に応じて組織に溶け込める人間で、損をするのは“個人のまま”の人間、組織と個人を別々のものだと考え続けている、組織に溶けることなど知らない個人、なんです漫画家はそのほとんどすべてが後者です生前の芦原さんの対応には、見聞きできることを見聞きする限り、ひとかけらの瑕疵もない死を選ばずに済んだ道があったはずだそのことが余計に悲しくて悔しい相対することになってしまった脚本の人の心身の安全は守ってあげなきゃならないけど、死なないで良いんで「死ぬしかなかった苦しみ」「作家が味わった地獄」に関しては、芦原さんが味わったのと同様に味わってもらえないものだろうか、「地獄を見たらわかります」、とは思いますもちろんそのとき重要で必要なことは、プロデューサーやテレビ局は、それでも脚本のひと個人の命をちゃんと守りきることなんだよそこを怠ってはならない大きな話として、私たちの社会が、弱者をすくいあげる、ハラ��メントに対応する、そういうことがもう出来なくなっているのでは、という視座が要るように見える“個”への、唯一無二への敬意が欠ける場合が多いというか、“原作”を構築するのは個人で、でも現代は“解説動画”とか“読み解き”とかをアピールする環境が大きく整っていて、そういうジャンルに足を踏み込む人はとても多い何かを楽しもう消費しようとする人々にとっては、原作も、読み解き動画も、面白ければ別にどっちでも良いと思って楽しむことも多いんじゃないかと思う“原作“は希少なのだ…という認識を分かち合い続けるのはとても難しい現代の世界は、余計に、“原作”の稀少さがないがしろにされていく素地があるんじゃないだろうか明日から全てが改善される改革なんてあるわけがないし、できるわけがないだろうだから少しずつでも良くならないといけないわけなのだけど、それはかなり強固な意志で重いハネ車を動かし始めなければならないことなので、今、やらないなら、やっぱりやらないのだろうこれ以上の解決や改善を試みないということは、「今のままでヨシとする」という意思表示と合意を意味するわけだからこれ以上は未解決のままでも、漫画の文化はたいして変わりなく続いていくでしょう 今でもまだ豊潤だから今までどおり、声にならないところで、誰かが割りを喰って、不満や悲しみを抱えながら、時々誰かが死んでしまったりしながら、続いていくのだと思いますでもやはり、どうか、少しずつ、少しでも、状況がマシになってくれまいかもし改善がなされないのだったら、物語を創りたい、商業漫画を描きたい、と考えるひとは、「この世界はこういうものなのだ」と心して近付く、あるいは近付かない、それを「自己責任」で判断して生きていってもらうしかないもうひとつもうひとつ、自分が抱えているジレンマは、じゃあ距離を置いた漫画の世界の話には言い及ぶクセに、今お前が属している飲食業の暴力にはダンマリかよ、という自問自答があります卑怯なんですよね、これ今、自分が属している業界に関しても、言葉を綴るべきなんだと思います 今回とても思いましただからこそ、多くの現役の作家さんが、言いたいことすべてを言えるわけはなくて、なのに、多くの人が考えに考えて、自分の言えること、言うべきことを発しようとしていることも含めて、何もかも、痛いくらいにわかりますこのへんで幕引きみたいになって、またここから15年くらい、何も変えられないようになってしまうよりは、もう少し、言葉にして、言葉がまとまって、何かが少しでも変わったほうが良いのにな、と思います
芦原妃名子さん 2024年1月29日 - 一色登希彦/ブログ 
3 notes · View notes
gupaooooon · 3 months
Text
(ハズビンホテル感想続き、Twitterからのツイートまとめです)
・ハズビンホテル、8話、最終回まで観ました。
すごいエンターテイメント回だったな、ファンが観てみたかった衣装やシーン全部盛りという感じだった……おおお………
・チャーリーとバギーのラブソング……やっと……嬉しい……2023年のこのちょい見せをみてからほんと楽しみで……………しかも5話のチャーリーとルシファーの父子の歌からのこれ………愛の歌……more than anything ……よかった………大好きだ………
Tumblr media
・最後は、結局ルシファーがいろいろいいとこ持っていってしまうのか?と思ったところで、チャーリーのカウンターパンチからの、ニフティがトドメを刺す、という展開もよかったな。
・ルシファー、1話で語られたことだけど、一万年の間、地獄を“治める”“守る”立場でありその力を持つ者であったけど、そうは生きてこなかった(これなかった?)
つまり、リリスの負担が大きかった、離婚の要因のひとつ?、とかいろいろ考えてしまう描写あってからの……この物語なので。
チャーリーが圧倒的な確固たる主人公でありながらも、父であるルシファーの生き直しと自覚(かつふたりの、親子の、特権/支配階級のノブレスオブリージュもの)も下地にある訳で。
そこからリリスが、母がどう語られていくのか、……謎だ……期待が高まる………続き楽しみだな……
・7.8話の全体の流れや歌は、レ・ミゼラブルの流れがオマージュされてる気がするのも、すごい楽しかったな。
立場も関係も全く違うけど、立ち上がる民衆達な流れで2人で「勝ち組になるぜ!」を歌うアラスターとロージーとか、宿屋の2人っぽい入れ方で面白かった。
youtube
・アダムとリュートの関係は、2人なりの“情”みたいなものがあったのか……と思う描写だったけれど。「アダムの死」は取引材料のひとつでもあった事実とか……リュートもまだまだ謎だらけで面白い……
・アラスターの二転三転する印象がほんと謎で、わからなすぎて、楽しかった……こういう不安さが残る複雑な立ち位置が魅力的で、ほんとパイロット版からの謎だらけな彼“らしくて”……面白いなアラスター……
・しかしサーペンシスの「自己犠牲」な展開からの昇天結末は、自分には、どうにもしんどさが、モヤっとしたものが残る描写だった。
昇天の条件が一切わからない以上、なにが「満たされた」のか「決め手」なのかは不明だけれども(そもそも「何もかも不確か」であったことが欺瞞だった訳だが)、
何が天国行きで何が地獄行きか、何をどう罪人とみなすのか、の恣意的な線引きや運用は、既にヘルヴァボスで糞なありさまが語られていて、からのハズビンホテル6話で更に欺瞞を描いていて。
その辺りに、またひとつの材料を加えてきたサーペンシスの存在、シーズン2でどうなっていくのかな……
「自己犠牲」をひとつの結末/大きな盛り上がりとすること。
マイノリティを描く作品として大好きな「シーラとプリンセス戦士」「ニモーナ」などでも繰り返されてることだし、物語の型として盛り上がるのだけど、やっぱりその“賛美”はこわい側面があるし納得いかねえなって気持ちは忘れたくねえな、とも
・ハズビンホテル、繰り返しになるが、結局……支配者たる父ありきか?……とも思う展開ではあり。モヤモヤが残る点の一つなんだが。
ヘルヴァボスで優しいシングルファザー描きつつも、モクシー父やストライカーで、家父長制やホモソーシャルを批判的に描いてるので、シーズン2、リリス含めて期待したいな……
アダムを煽る目的だとしても、リリスやイヴの“在り方”が全く描かれていない……伏せられている中で、「いかに女性に好かれたか」みたいな話をしてるのも(リリスとの離婚状態も謎だし、最初の昔話含めてどこまでアダム、イヴ、リリス、ルシファーの語りや描写や関係性を信用していいのかわからないしで)すげえ気になり。
シーズン2で色々明かされたら、グロテスクにみえる会話になったり……するかもしれない……? 
まさかの天国にいた、あのリリスが��どう描かれていくのか……イヴも含めて……期待……
・(前回、ルシファーのキャラクター造形から、大好きなHADESが連想され、いろいろ書いていたので引き続き書くのだが……)  
HADESは(父だけでなく天界とも)歩み寄りが描かれる話(抑圧者としての父との戦い/家族の話がテーマとして重点置かれてる物語で、納得だし好きな帰結)なんですが。
怒りと抵抗、追い詰められ抑圧されてきた側の立ち上がりと反撃を……明確に描いたハズビンホテル。女性主人公ものとしてもすごく好きだな。
HADES、Ⅱは女性主人公になる訳だけど、どんな物語になるのかな……
・ヘルヴァボスのミリーのお姉さんサリー・メイのように、トランスジェンダーとしてはっきり明言されるキャラクターが、ハズビンホテルにも来ないかなあ(または彼等がハズビンにも出てきたりも素敵だ)と思っていたので……そこも、シーズン2に期待したいですね……
・最終回、女性ヒーローに魔法戦士な感じの衣装のバギーとチャーリーとか。仲良しV軍団(熱烈なヴォックスとヴァルと、楽しそうに写真撮ってるヴェルヴェット、めっちゃ良いですね好きですね…)とか。めっちゃキーブレード使いなルシファーとか。
画面を最後まで観るのが忙しかった楽しかった……モヤモヤが残る描写もある上で、とても素晴らしい作品でした……楽しかった……
すこしルシファーやリリスについて追記↓
以下、過去投稿繋ぎ。
・4話までの感想
・6話までの感想
・この作品がAmazon配信であることについて、忘れたくないこと。
3 notes · View notes
patsatshit · 7 months
Text
10月は親戚の葬儀で幕を開けた。幼少期からお世話になっていたおっちゃんの死。おっちゃんは8月の自治会の集いで熱中症になり緊急入院、そのまま最後まで集中治療室から出られずに息を引き取った。無類の阪神タイガースファンで毎年甲子園に行くことを生き甲斐にしていたおっちゃんだったが、奇しくもタイガース優勝の年に人生の幕を閉じた。皮肉なことにタイガースのマジックナンバーが点灯したあたりから状態が悪化したようで、つくづく人は自分の死に様を選べないものだな、と嘆息するしかない。自死を選ばない限りは自由に選択できる死なんて存在しない訳で、人間はどこまでも強欲な生き物だから、生きている限りは程度の差こそあれ誰しもが心のどこかで自由な生を求めてジタバタする。けれど、そんなものは結局幻想に過ぎない。たとえ自らが選んだ死であっても、その結末に至るまでの過程で様々な外的要因が影響していたとすれば、それは完全なる意志に基づいた選択とは言えない。こんなことを考え始めると否でも応でも昨年末に亡くなったひとりの友人のことが脳裏を過ぎる。彼の死はなんだったのか。死とはあんなにも虚しく、呆気ないものなのかと項垂れるしかなかった。また別の友人が「あれは寿命です、土井さんが居たからあそこまで延命できた」と声をかけてくれたが、僕は自分が彼のことを追い込んでしまったのではないかという気持ちを最後の最後まで払拭することができなかった。彼の行き当たりばったりの感情、それが何年もかけて澱のように堆積した薄汚い部屋の壁には僕の息子が描いたデタラメな絵が貼られていた。正直、そのデタラメさがとても彼らしいなとも思ったけれど、闇雲に結論を急いで美談に昇華してはいけないと自分のなかの何かが、早く楽になりたいという気持ちや感情を、潔癖なまでに制御し続けていた。ある日を境に連絡が途絶えた息子の身を案じて九州から駆けつけた母親はどんな思いで彼の部屋のドアノブに手をかけたのだろうか?母親の小刻みに震える手を僕は一生忘れないと思う。人は一瞬で声帯を傷つけ、声を失うのだということを知った。半年ぶりに聞いた彼女の声は知らない誰かの声のように思えて落ち着かなかった。自死にせよ、病死にせよ、あるいは友人の言うようにそれが彼の真っ当な寿命だったにせよ、僕は嗚呼、としか思えず、どちらかというとずっと苛立っていた。結局、棺の中の友人の顔を拝むことはなかった。母親もそれを望まなかったし、僕自身はやっぱりどちらでも良かった。本当にそこにひとりの人間の死があったのかさえ、いまとなってはわからない。自分の気づかないうちにこの親子の手の込んだ演出に踊らされてるのではないかという罰当たりな疑念さえ抱いていた。いっそのことト書きでテキパキと指示を出してもらいたかった。どこに立ち、どんな顔をして、どのタイミングで涙を流せば良かったのか。そのときは表情を覆い隠してくれるマスクの存在がただただありがたかった。彼の葬儀から程なくして、僕が若かりし頃から尊敬していたロック歌手が自身の詩集の一編で彼の死に触れていた。僕は何とも言えない気持ちになったのをいまでもはっきりと覚えている。それから数ヶ月後、僕とロック歌手は疎遠になり、亡くなった彼の部屋にあったスピーカーはタラウマラの店内最奥のスペースにひっそりと眠っている。ミキサーと繋いで使用することもなければ、対峙して手を合わせることもない。書籍や式波・アスカ・ラングレーのフィギュアを乱雑に置くことはある。やはり彼の死は手に余る。どう扱って良いのか未だにさっぱりわからない。あの日、斎場を後にした僕の頭の中には彼が好きだったKOHHの「Living Legend」が歪みまくった音で鳴り響いていた。
youtube
道に迷いなかなか斎場に辿り着けない男を描いた「繰越坂」という小説がある。古井由吉の短編集『白暗淵』に収録されている。表題作は黒暗淵(やみわだ)という言葉から連想してつけられたそうだが、「しろわだ」なんていう言葉はもちろん辞書には載っていない。清澄白河をもじって自身のアルバムタイトルに『清澄黒河』とつけたKaravi Roushi と本書について語り合いたい。カフカの『城』やベケットの『モロイ』を例に挙げるまでもなく、目的が明確であるにもかかわらず一向に目的地に辿り着くことができない男たちの話が僕は好きだ。生きるという行為が、果てしなく受け身であることを教えられる。城に向かうKを妨げるものはなんだったのか?モロイは母に会えたのか?モランはモロイに辿り着けたのか?親戚のおっちゃんは阪神タイガースの優勝を祝福できたのか?出棺前、おっちゃんの顔を見た。やはりそれはおっちゃんとは別の誰かのようで、斎場のスタッフが中空を指して「まだこのあたりのいらっしゃると思いますので」と言ったのを聞いて、嗚呼やっぱりそうか、現実の死は新たな幻想の萌芽になるのだと妙に納得した。ただし、おっちゃんの孫、9歳の少年がおっちゃんの額や頬、唇に触れる指先には紛れようもない現実が明確に宿っていて、そこではじめて僕は涙をこらえることができなくなった。
「LOVEはオンライン、そこにはいない」は屈指のパンチラインだと思います。ここ数年で一���好きなラップミュージック。
youtube
ホラーでライトノベルで幻想奇譚な超絶傑作。
Tumblr media
4 notes · View notes
samantha-dan564 · 1 year
Photo
Tumblr media
名鉄モ770形。彦電を造る際に大いに参考にした車両
全長は20.2m。自重は26.2t。連接車故に路面電車の中ではそこそこ重たい部類に入るんだけど、そこは38kw(ていうか37.5kw)モータ×4でパワーを確保。ギアリングは6.00っていう妙ちきりんな値を採用している
同じくらいの重さを持つのが名鉄モ600形だけど、こっちは60kw×2で自重は18.1t。ギアリングは2.65。トンあたり出力で見るとモ600が6.63kw、モ770が5.8kw。結構非力なんだよね
この非力さを補ってるのが6.00っていうギアリングなんだと思うけど、お陰で加速力は2.0km/h/sといわゆる名鉄標準の加速力。その代わり常用最高速度が70km/hだから、TDK-8430-Bモータは定格1,800rpmと路面電車用としてはかなり高回転のモータを搭載してる。高回転にすればその分鉄芯や磁束密度を下げることができて、狭軌でもバックゲージにモータを納めることがなんとかできるのよ
ただ、高回転モータってことは磁束密度が低いのとイコールだからトルクはすっかすかなんで、その分何処かで埋め合わせしなくちゃいけない。一つは6.00という常識はずれのギアリング。こんな深いギアリングをどうやってΦ=660mmの車輪に収めたかというとアイドルギアを使ってんのよ。つまりモータから一旦84:37で減速して、その後37:13のアイドルギアで二段減速をかましてる。(これだと何故かギアリングが6.46になるんだけど…モ880形のスペックシートと間違えてる?)。ここまでしないとTDK-8430の低速域は使いものにならないんだよね。まあ東洋電機らしいっちゃらしいんだけど
しかも路面電車だから架線電圧は600V。故に端子電圧は300Vになるからギアリングが6.00とは言えど電流は定格147Aと結構きついもんがある。4モータ並列つなぎだと588A、ちょっとロードがかかれば600A超えちゃうんですよ。たかが600Aとか言っちゃいけない。名鉄の600V区間って電圧ドロップが凄まじいんですよ。電圧が落ちるとパワーを維持するために電流を食う。そうなると負荷がかかりすぎてブレーカーが落ちてしまう。
美濃町線のモ880は同じモータでもパンタは1基だったけど、モ770は2基にしてるのはそれだけ電流の負荷が大きいってこと。美濃町線は最高速度40km/hだから定格電流もさほどじゃないけど、最高速度70km/hの揖斐線だと1パンタじゃ特に電圧降下が激しい末端では心もとないんだろうね
だからモ770は少しでも負荷を減らすため、軽量化に殊のほか気を使ってる。実際モ770は徹明町交差点の問題から車幅が少し狭いし、冷房載せた分窓を固定にして車体質量の削減にかなり気を使ってるんだ。それでも電流食いの特性はどうにもならなくて、揖斐線黒野以遠の入線は殆どなかったんだよね。DCシリースモータは電圧制御だからどうしようもない。もしこれがACインダクションモータであればすなわち電流制御だから、電流制限でなんとか乗り切ることができるんだけど
まあこんな感じで低速域はかなり苦労していることがわかったけど、じゃあ高速域はふふふのふ~んって感じで走るのかというとそうでもないんだこれが。ギアリング6.00ってーのは車輪径を考えたらかなり深いギアリングで、しかも車輪径がΦ=660mmでしょ。これで高回転を得ようとしたらかなり回さないといけない。定格1800rpmだからまあそれなりに、上は3000rpmくらいまでは回るんだろうけど、ここまで来るともうほとんどトルクはない。モ770は性能にのりしろが全くないんだ。実際急行で旦ノ島駅を通過して、鉄橋を渡る前の勾配で露骨に速度落ちてたしね
だから、運転士にとってはいろいろストレスの貯まる車じゃなかったかな。それが理由かどうかは知らないけど、後継のモ780はうっぷんを晴らすかのように60kwモータを2基吊って、ギアリング6.55と深く取っても最高速度90km/hだからね。モータはなんとモ770よりも定格が低い1,615rpm。ただ磁束密度を高めて定回転にしたってことは電流を104Aも食う電気イーターだから、こんなのが3両繋がったら忠節~黒野でも電圧降下は必至。でもモ780は電流制御のVVVFだから、ノッチ制限すなわち電流制限だからね。3ノッチ使用禁止にすれば谷汲線の入線も不可能じゃないんだ
見た目は似てるけどモ770とモ780はまるで性能が異なるというか、比較にならんレベルよほんと。でもまあ趣味的に見ればモ770の必死な走り、悪くなかったんだよな。ただやっぱりモータ出力は45kwくらいは欲しかったなって感じだけど、当時狭軌用の路面電車用DCシリースモータで45kwの高回転モータってなかったんじゃないかな? 俺の知る限りでは土佐電鉄の501号が狭軌でカルダン駆動だったけど��駆動方式は直角駆動で出力は38kwなんだよな…
標準軌ならバックゲージが300mm余計に取れるからモータをゲージ方向に伸ばしてその分磁束密度を稼げる(ただし稼げるのはトルクではなく回転数)んだけどね。実際筑豊電鉄の2000形なんかはそれで45kwだしてる
10 notes · View notes
tanakadntt · 1 year
Text
三輪隊と出水の小説(二次創作)
【三輪隊+出水】ディズニーランドに行ってみた
「ディズニーに行ったことがない? マジで?」
三輪隊作戦室の和室である。本部の中でも和室がある作戦室はここしかない。今は、打ち合わせを兼ねたお茶の時間だ。
ナチュラルに馬鹿にされた気がして、三輪秀次はむっとして、言い返した。
「だって、遠いだろう?」
「三門からバスが出てんじゃん?」
米屋陽介である。
バスと言っ��も、夜行バスだ。夜を徹して走るそのバスに三輪は乗ったことはない。
夏休みの話だ。正確には夏休みのシフト申請の話だ。今年は、まとまって休みがとれるかもという話の延長上で、ディズニーランドに行きたいなどと米屋が言い出したのだ。個人ランク戦をやっていれば満足、という彼にしては珍しい発言である。
「えー、じゃあさ、章平はいったことある?」
「一応、ありますね。上の弟がスターウォーズが大好きなので」
「ちょっとまて、スターウォーズとミッキーとどう繋がるんだ」
「そこからかよ」
まあ混乱しますよね、と古寺章平に場を取りなすようになだめられても、ますます納得のいかない気持ちになる。
なんだ、ディズニーランド、全国民が行かねばならないのか。ミッキーに挨拶を義務付ける法律でもあるのか。
「俺も行ったことがないな」
奈良坂透が口をはさむ。
思わぬ方向からの援護だ。
「ほら見ろ」
「俺はスター・ツアーズがあるのは知ってるけど」
「スタ…?」
「奈良坂もかよ」
「玲がいるから、なんとなく行きそびれたな」
奈良坂の従兄妹である那須玲は体が弱い。ボーダーに入隊以前は、夏はほぼ外には出られなかったらしい。
「私は小さい頃に何回か行ったわね」
月見蓮は急須から三煎目を淹れながら、話を引き戻した。
「楽しいところよ。行ってみたら?」
「三輪隊現着ぅ」
「出水、現着ッ」
初めて乗った夜行バスは消灯してしまえば、すんなり眠れた。ステップを降りて、荷物を受け取る。朝日が眩しい。
あれよあれよという間に決まったディズニーランド行き。こんなに気軽に行けるのか。
最初に話が出た三輪隊に、米屋から話を聞いた出水公平が俺も行きたいと乗っかった。これ以上、誘うとシフト全体に影響が出そうだったので、先着順で出水までとした。組織はつらい。
三輪隊は元々、仲のよい部隊ではないつもりだ。隊の戦略があり、役割があり、そのために必要な実力があって成立している。こうして三門市以外に全員で出かけるのも、任務外は初めてかもしれない。
紅一点の月見はやんわりと断ってきた。今度、友人と行くことにしたらしい。
バスから降りて、人の流れが同じ方向に向かっていく。
「暑くなりそうだな」
「コンビニでおにぎり買って並んでる間に食べとくぞ」
出水が慣れている。出水は、家族でよく行くのだそうだ。米屋は三輪にマウントをとっておきながら、小学生以来だという。
「なあ、これ恥ずかしくないか」
「中に入れば普通だって」
三輪がさっきからソワソワしているのは、男子高校生五人の格好が白いシャツと黒のパンツ黒のスニーカーで揃えてあるからだ。ご丁寧にリュックも黒の指定だ。正直、バスにのるときも違和感ありまくりだったのだが、隊服と思えばいいじゃんと説得されたのだ。
さて、入場である。入場してすぐ、スマホアプリをいじっていた出水が大体の計画を立てている。
「ファストパスとったから、まず…」
「あの、もしかして、ボーダーのイズミさんですか?」
「え!?」
突然、高校生らしき女子に声をかけられて、出水は固まった。見知らぬ女子に声をかけられたこと、身バレしていること、この二つが彼を混乱させていた。
まずい。三輪も内心あせる。奈良坂が離れた途端にこれなのか。現在、奈良坂は古寺とともにポップコーンを買いに行かされている。イケメン圧力で、集団の第一印象を彼がかっさらっているうちはよかったが、実は出水は有名人である。
嵐山隊ほどではないが、ボーダーA級一位はメディアへの露出が多いのだ。何人かがスマホを構え始めた。ボーダー隊員の露出は根付がコントロールしている。もちろん、隊員と明かしたSNSは公式以外は禁止だし、個人でアカウントを持っていたとしても監視される。年頃の青少年を抱える組織にも関わらず、恐ろしいことにネットにおけるトラブルは今まで皆無である。根付は有能な男なのだ。
ある程度は仕方のないこととはいえ、囲まれてパシャパシャとシャッターを切られるのは面倒なことになりそうだった。
脇に控える米屋に一瞬目配せする。米屋もわかっている。出水の腕をひっつかんでダッシュしようとしたところに、空気が動いた。
「あ、ミッキー」
何人かが呆けたような声を出した。
夢の国の王様の登場である。グリーティングだ。反対方向からはパートナーであるミニーマウスもご登場である。
全方向に手をふる二人に、カメラと視線は向いていく。
そこに、
「ミッキーいるね」
それぞれ両手にポップコーンを入れた紙箱を持った奈良坂と古寺が帰ってきた。
「どう? 初ミッキー」
「…あいつ、スゴイな」
「は?」
「いや、マジで」
出水も同意見のようだった。
出水情報が拡散された様子はなかったが、念の為、変装とはいかないまでも、印象を変える目的で服を着替えることになった。
ワールドバザールで売っている派手なTシャツと派手なサングラスだ。変装になるのか甚だ疑問だったが、周りをみわたすに、この国ではこの服装が通常運転らしい。
「え、俺だけ?」
「いや。全員で買おう。そういうものなんだろう?」
「カチューシャも買おうぜ」
「暑そうだな」
「ヘアバンドもありますよ」
着替えてしまったあとは、もう、並んで乗って食べて歩いて、また並んで。
「換装体、ミッキーにするとよくね?」
「最強感あるよな」
「畏れ多いな」
「…三輪」
「頭が大きいから狙いやすいな」
「狙撃手コワ」
「著作権的に言うと難しいですね。コラボすれば別ですが」
「根付さん、太刀川隊だけやりそうじゃねえ?」
「うわ、やりそう」
モンスターインク・ハイドアンドシーク前である。
「…俺はやめておく」
「あー、わかる。目玉」
「ネイバーにしか見えない」
マイク・ワゾウスキを始め、目玉を強調したデザインのモンスターたちがトリオン兵に見えるのだ。
昼のパレードの時間だ。
バズ・ライトイヤーのアストロブラスターでレベル7をカンストした狙撃手二人は今はボソボソとミッキーの狙撃位置を相談している。
「やめろ」
「仮定ですよ、意外と射線が切られていて上手く作ってあるので、面白いです。でも、ほら救護所の屋根あたりからだと」
「狙撃手コワ」
シンデレラ城前で、奈良坂が那須に動画を送るという。約束らしい。
「玲、見てる?」
イケメンは石畳の上で、スマホを持ったまま、ぐるっと回ってみせた。三六〇度の景色が伝わったはずだ。
『とても素敵ね。今度は行ってみたいわ』
「案内できるようにしておくよ」
『あ、ごめんなさい、透くん。那須隊で行こうって約束しちゃって…』
「…そう」
日はもう沈んでいる。
「けっこう疲れたな」
米屋がそんなことをつぶやいた。当たり前だが、今日はトリオン体ではない。
「そうだな」
彼にしては今日はおしゃべりが少なかったように思う。
「やっぱり個人ランク戦のほうがよかっただろう」
「と思うじゃん? 」
それ以上は続���ず、彼はニヤリとしただけだった。先ほどの夜のパレードで見たチェシャ猫のような笑い方だった。
ここは、何度か通る羽目になるシンデレラ城前の広場だ。あちこちに灯されたランプが眩しく、計算して創られたであろう配置が美しかった。
締めくくりはとにかく、お土産である。
月見ヘは当然、ボーダー幹部、太刀川隊面々、家族に他の部隊にスタッフと、送り出してくれた人々に感謝を。
古寺は、スターウォーズ関連を買いまくっている。弟ではなく、自分用ではないだろうか。
自分用か。
確かに、何か記念が欲しいかと考える。
「え?これ?」
「バスに持ち込めるのか?」
三輪は最後にミッキーの形をした風船を買った。
帰ってから、自分の部屋で手を離してみる。風船はふわりと浮き上がり、天井にくっついて、さらに上昇しようとする。その姿は、ちょうど朝、目が覚めると一番最初に目に入り、何日かの間、三輪に幸せな目覚めをもたらしたのだった。
終わり
4 notes · View notes
gyohkou · 1 year
Text
26/11/22
ザベストメニューオブ近所のタイ料理屋がTOM YUM FRIED RICE に決定しました。かなり辛&ちょい酸っぱの水分多めトムヤムソース炒飯で、具材はでっかいミドリイガイ(ムール貝の貝殻に綺麗な緑が混じっているような貝)×2、いか、マッシュルーム。£9.00だから円換算だとちょっとお高めだけど、他メニューよりもはるかにわたし好みの味だから明日も食べちゃうかも。旨辛な味付けによわい。
月曜日に突然英語の流暢さがアップして、先週よりも少し長く喋れるようになった。気がする。ある言語を喋るっていうのは、文法が理解できるとか読めるとか聞こえるとかとは全く別のベクトルの技術であるらしい。(わたしはギター弾けないけど、)コードのことは全然わからないけどギターが弾けるアーティストがいると聞いたことがあり、構造としてはそういう話なのかなと思った。スピーキングっていうのは多分、もちろん基礎練習は大事だけれど、勉強というよりかはもっと身体的なこと、運動や楽器を練習するのに近い。ヨーロッパ系のクラスメイトはtenseもままならないくらい文法が不出来なのに、めちゃくちゃぺらぺらと長い文章を喋る。対してわたしは、文法や語彙はかなりできる方だが、雑談とかディスカッションには弱い。イタリア人に、あなたは文法ができないのによく喋る、わたしは文法ができるのに喋りは下手、なんでなんだろうね?と言ったら、同感だがわからないとのこと。
スピーキングは身体運動だからそれにまつわる全てが楽しい。わからないことはそのままにせず発言する欧米文化に倣って、授業進行を中断する形になっても質問を投げかけたり、自分の意見を言ってみたりするのも楽しい。わたしは多分喋ることがもともと好きなんだけど、英語はリズムがあるから喋ってて気持ちいい。リエゾン(単語と単語の音が繋がること)や、シラブル(一単語に含まれる、一度に発音する音の最小単位)がうまく再現できて、口の中で音が響く感じがすごく好き。中学生の時、英語の授業をやってくれた教育実習生がすごく綺麗に教科書を読んでいて、「発音するのが楽しくて英語教師を目指すようになった」と言っていたのを覚えているが、おそらく同じバイブス。
先週末にワールドカップが開幕してからフットボールの話が頻繁に持ち出されるようになり、ついにPubの大スクリーンでブラジル-セルビア戦を観た。ホールのように広い店内で、グラス片手に立ち見をする客に溢れてライブ会場のようだった。色んなタイミングで大きな歓声が上がったり、(店内はブラジルサポーターが多かったので)ブラジルの応援歌が歌われたりと、自由で、エネルギッシュでよかった。歓声と怒号と、厨房で割れるグラスの音が響いていた。グラスが割れたのは厨房内だけではなくて、隣の席の興奮したサポーターがビールグラスを床に叩きつけて割っていた。すぐさま箒と塵取りを持った店員がやってきて、やれやれ、とでも言いたげに、そそくさと掃除をして消えていったので、Pub観戦茶飯事みたい。ブラジルのリシャルリソン選手が決めた回転ゴールがめちゃくちゃかっこよかった。でも実はこの時、ちょうどお手洗いに立っていて、ゴールの歓声を聞いたのはトイレの中で、実は実はゴールの瞬間を見逃したんだけど...(なぜか見栄?張って、一緒に来ていたクラスメイトに「(ゴールの瞬間)観たよ!すごかったねー!」とか言っちゃったんだけど......)。わたしは昔からこういうところがあって、アルバイトしてた居酒屋の店長のお誕生日会に出席した時、お手洗いに立っている間にケーキが運ばれてきていて、席に戻ったらハッピーバースデーは歌い終わって店長の話も終わってた、という思い出がある。聞くにしのびないね。
属しているコミュニティが学校しかないから学校の話ばかりになるんだけど、先日の宿題で、継続的でネガティブなトピックをひとつ選んでプレゼンする、というものがあった。(海洋汚染、大気汚染、原子力発電、ファストフード等。)興味深かったのは、カタールで開催されるワールドカップの裏側についてのプレゼンで、会場建設に携わった多くの人が亡くなっていること、移民労働者がLGBTQだった場合はカタールの法律に則り違法とされ懲役や罰金が下されること、暑いカタールの会場を冷やす空調設備のための莫大な資金と環境汚染、が問題だという。(英語で聞いたからもしかしたら事実と異なる部分があるかもしれない、ご容赦。)このプレゼンを聞いた日にPubでフットボールを観たんだけど、ワールドカップ開催の影とは裏腹に、純粋に試合観戦を楽しむ人たちで溢れていて複雑だった。2021年に開催された東京オリンピックにも様々な批判が集まったけど、莫大な資金が投じられていて、世界規模で、メディアの注目も集まるイベント(プレゼンしてたクラスメイトはスペイン語が母国語で、mediaticと言ってた。mediaticは英語の辞書には無いらしく指摘を受けていたが、スペイン語でmediatico?はメディアに関係していること表す形容詞みたい。)を簡単には中止できないという意味で、構造が似ているなと思った。
このプレゼン関係で交わされたトピックトークで色んな史実が持ち出され、世界で起こった非人道的な事件は人類が共通して持つべき記憶であるという気づき、それらに疎いがゆえに感じるもどかしさ/恥ずかしさから、この歳にしてようやく世界情勢や歴史に興味が湧いてきた。パリの同時多発テロ事件がどのくらいの規模だったのか知らなかったし、テロとは何なのか説明できなかったし(政治的、宗教的なイデオロギー上の目的達成のために行われる暴力や犯罪のこと)、福島の原子力発電所で何が起こったのか詳しく説明できなかったし。地下鉄サリン事件もテロだよね。昨晩はパリ同時多発テロ事件のwikipediaを読んで夜を過ごした。物事に興味を持つ時は、その物事がある程度のリアリティを持って自分と関係することがきっかけになる。
ちなみにわたしは、核融合発電の問題点をプレゼンした。今世界中にある原子力発電にはウランの核分裂が使われていて、うまく管理しないと核分裂の連鎖反応が起き、福島原発のようにメルトダウンを起こして放射性物質が外に漏れ出たりする。対して核融合は連鎖反応が起こることはなく、安全性が高いエネルギー供給法と言われている。ただ、核融合に使われるトリチウムという物質が全く足りてない問題 / トリチウムを作り出すためにはウランを核分裂させる必要があるけどちょっとずつしか作れない問題 / てかクリーンなエネルギーのためにまた核分裂させるのかよ問題 / トリチウムは半減期が短いから作っても取っておくのが難しい問題 などなど、燃料供給に潜在的な問題ありらしい。ひとつの記事しか読んでないから事実とは異なるかもしれないけど、絶対実現むりじゃん。ウケた。ところで、授業の先生が物理学部卒でロケット自作したり、種子島にロケット見に行ったりしてる人で、宇宙ってロマンチックでいいよね、物理ってかっこいいよねの気持ち思い出してる。(That's why 核融合について真面目に喋ってみた。)
仕事したい。Pubで3パイントもビール飲んだから翌日まで酔っ払ってて、どうしてもお米とお味噌汁を体が欲っして、高いお金出してお寿司とお味噌汁をランチにしたんだけど、日本人としては納得いかないクオリティ。おいしい日本食を出すレストランへ気兼ねなく行くためのお金が必要だし、賄い目当てで日本食レストランでバイトするのもいい。タイ料理はおいしいけどタイ料理は日本料理ではない。
オフィスワークもやりたいから現地エージェントに登録したんだけど、「ご角煮おねがいします」とか、メールの誤字がすごすぎて楽しい。角煮持っていって、わたしがエージェント代わろうかな。
---
ここからが本題で、日記を読んだ友人がくれた感想を引用させてもらうんだけど。
"あなたという人間から見える世界の在り方自体は何も変わってないのに、舞台がロンドンになった途端、あなたの生活にストーリー性や瑞々しさが生まれているかのように見えてくるの、おもしろい"
わたしが思っていることをとても上手に言語化してもらった気分だった。わたしは世田谷からロンドンに引っ越したみたいな感覚で、自分の生活が、人生が、場所を変えて継続していくだけで、生まれ変わったとか、輝くものを手に入れたような感覚は全くない。渡英前も、わたし本人よりも、渡英するという選択を聞いた周りの人の方がよほど嬉しそうに、感慨深そうにしていて、不思議だった。(安定と変化を天秤にかける人はいても変化を実行に移す人はそうそういない、すごい、とか、海外へ行くと決めたわたしを見て勇気と元気をもらえた、とか。)
自己認識と他者認識の相違をふまえて、
・自分が経験したことのないことに対して抱く感情は幻想、過度な美化だという可能性 ・客観的に自分の立場や能力の特異性、稀有性を捉えることの難しさ
のことを考えている。わたしは羨ましがりで、SNSで人の生活を垣間見ては落ち込み、友人の近況を聞いては焦り、つまり比較ばかりしていた。しかし、羨ましいという気持ちはわたしが頭の中で作り出した幻想や過度な美化によるものではないか?当人には当人なりの地獄、そして天国。人には人の乳酸菌。追及すべきは自分なりの幸福の形であって、羨望や嫉妬に支配されるのは間違っている。ロンドンでの生活に対する印象が自分と他者で大きく異なるという実体験から、他者を羨むことって実はあんまり中身がないんじゃないか?→過度に羨んで落ち込む必要ない、の回路が形成されてちょっと楽になった。とはいうものの、海外へ行くなんて大したことじゃないよ、と平坦に扱うことは違うとも思う。長期で海外へ行くという選択が容易にできる程恵まれた環境、タイミングであったのは事実だと思うし、それに加えて自分の適性もプラスにはたらいているだろう。わたしは新しい環境に対する適応能力が高くて、異なる価値観を"受け止める"力があるらしい(友人談)。たしかにそうかもしれない。人には各々なりの価値観に至るバックグラウンドがあって、好ましいか否か以前にそれらは全て尊重されるべきだというスタンスが根底にあって、それが異文化の人と接する上で潤滑剤になっている気がする。(好ましくなければ否定はするけど。)このような自分の特異性、稀有性に自覚的でいたい。さもないと他者を傷つけかねない。もう傷つけているんだろうか。
自分からみた世界の在り方はあまり変わっていないけど、大きな変化があったとするならば、時間が正しく流れるようになった。以前は、ひどく綺麗な夕日がとっぷり暮れた後にひとりで夜を迎えるみたいな毎日で、そういう日々の中で流れる時間というのは一方向に規則正しく進んではくれず、途方もない。ところが今は、決まった時間に起きて決まった朝ごはんを食べ、学校へ行って授業を受け、帰宅して夕飯を食べ、勉強して、ゆっくりして、眠る、ことが、無理なくできる。正しく時間が過ぎていく。
---
ちょっとポエティックになっちゃったけど、いや、なっちゃったとは言いたくない。大学のサークルの先輩がわたしのTwitterを見て、ポエマーだよね(笑)と言ったのをずっと根に持っていて、今思い返しても腹が立つんだが、ポエティックな言葉は���つくしいだろうがよ。
文脈を忘れたけど、クラスメイトが授業中に Live like your last day. と言い放って、お〜ポエティックでいいね〜、てなったのよかったな。
今週はあんまり写真を撮っていないから、お寿司とお味噌汁の写真を載せる。
Tumblr media
2 notes · View notes
blue-aotan · 2 years
Text
あんにょーーん(´ー∀ー`)2022.6.12
前回に続き映画の感想ブログ後半です!!
「マリグナント 狂暴な悪夢」
あお評価★★★★★星5
さすがジェームズワン!!と唸ってしまいました。
ジャケットから想像するにレトロチックなホラーなのかなと思っておりました。こういうジャケットって昭和の香りがするしw昔のホラー雑誌みたいな雰囲気がバンバン出てましたので(サスペリアとかを連想してしまったw)そんな感じなのかと思っていたら、もうねーこれは全く想像していなかった展開がきましたね。
これは絶対にネタバレされない内容なので深掘りはできませんがww
私の予想だにしない展開、随所に散りばめられた違和感を最後で「そういうことかーー!!」って払拭できる観客の想像を裏切るホラーだと思いました。
ジェームズワンに拍手を送りたい。そしてファンでいさせてくれてありがとう←
まんまとしてやられたわ。
いやこれは勘のいい人にはわかるのだろうか?いやわかんないでしょう!
題名からも全く想像できないし、話の運び方が本当に秀逸だと思ってしまった。
真相がどうなのかと観客に提起しつつ、いや本当はこうだよ、こうだよ、こうなんだよーーーんみたいな監督の遊び心みたいなものを感じました😂
私はこういう映画が本当に好きだなーー。ゲームと同じで結末がわかってしまうと2周目は楽しみ半減するんだけども、それでも何回も観たくなるホラーだと思う。観ながらどういうことなんだろう、もしかしたらこうなのかな…という仮定を覆してくる映画はそんなに多くあるものではないと思います。
それをホラーでやってのけるのは、シャマランとジェームズワンくらいなのかもしれません←
(スティーヴンキングもかな…完全に偏った贔屓だけどw
いやーー面白かった。しかもこれR18+だったのよ。どんだけグロいんだろうと覚悟していたけど、そうでもなかった気がする←
SAWで鍛えられているのでしょうね…いや、うん。苦手な人はかなりの衝撃があるかもしれませんw
やっぱり発想が面白いし、そこに挑戦していくってことがすごいと思いました。
今後も追いかけるよーージェームズワン作品を〜笑
「スクリーム(2022)」
あお評価★★★☆☆星3
日本では劇場公開されなかったみたいですね。スクリームもホラー界での代表作品ですよね。1〜4は視聴済みで、ドラマはまだ観ていませんが……。
今回のスクリームは原点回帰がテーマで、ストーリー中でもよく原点回帰という言葉を使われていました。
その為すぐ犯人がわかってしまったのよね←
というかね、途中で変なシーンがあってそこで私はわかってしまったんですよ。
とある高校生の女の子が自宅で1の時みたいに変な電話がかかってきて、例のお面を被った殺人鬼から襲われて刺されるんですよ。だけど奇跡的に一命を取り止め、離れて暮らす姉にその一報が入ります。
姉は彼氏と一緒に妹の元へ行くんだけど、そこはかつての主人公シドニーが暮らしていた故郷であり、ゴーストフェイスの殺人鬼がまた出現してしまったということで今までの事件の生き残りである人達に協力を仰ぐという流れになるんですね。
生き残りの人達って言っても3人だけなんだけど、続編の悪い部分はずっと頑張って生き残った人を最後で殺すという部分ですよね←
そこはなんでなの!!!いいじゃん、そこは生き残らせてよ!!!やっとの思いで生き残って、シリーズでもずっと健在だったのに。しかもそれ以来ずっと平和に暮らしながらも心の傷は癒えないまま生活してたのに。どうしてそんな人を殺してしまうのよ!!!
という怒りが湧いたり湧かなかったりラジバンダリ←
そして入院している妹を見舞いに行くんだけど、そこには妹の親友がいて姉が親友と自分の彼氏に「2人きりにしてくれる?」って言うんだけど、そこで親友が彼氏に向かって「いきましょ」みたいな馴れ馴れしい口調で言うんですよ。そこで
はぁ???何やこのブス私の彼氏に向かってしかもほぼ初対面のくせして馴れ馴れしいな、ほんで何も言わんと一緒にでていく彼氏よ貴様どういうつもりなんじゃクソか?
(口悪すぎて草
って姉目線になって←コイツらできとんのかいワレェ
という出来事からすぐに犯人が導き出せたので、そこのセリフはどうにかならんかったのか?と脚本に疑問を抱きました←
そしてあれだけ原点回帰ということを言われたら、今回も犯人が2人いるということは序盤でわかるので、多分スクリーム観てきた人なら誰もが犯人に気づいたことでしょうww
それくらいチープなお話だったということです←
それでも楽しめたし、スクリーム好きとしては合格点ですよお(何様
「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」
あお評価★★★☆☆星3
主役級の俳優さんが不在の映画って感じ←
華もないしそもそもクレア役の人が嫌い��のでその時点でだめだよね
(なぜ観たんだ←
でもそれでもまぁまぁだったよ。なんかねー、ゲームキャラとあまりにもかけ離れすぎててこれはブーイングものではないのかって心配になった程だったよ。特にレオン。ゲームではすっごいサラサラヘアーでイケメンキャラなのに、この映画のレオンは顔が濃い中東系みたいな髪の毛くるくるのイケメンだった🤣
イケメンだからいいんだけどさ(いいんかい
なんかもう序盤からこのレオンがよちよちなのよね。バブレオンと呼ぼう←
新米警察官で上司に指示をもらわないと動けない何ともバブバブ度の高い警察官で、とってもダサいです。
そのバブレオンを愛でる映画だったのかな…今思えば←
ラストではそのバブレオンも少しは成長していたと思う…多分🤣
でも建物とかハンバーガー食べながらタンクローリーみたいなの運転しているおじさんとか、とてもゲームらしい設定がたくさんありました。ただ、点滅シーンが長くてそこはマイナスポイント。
暗くて何があってるかわからなかったり、ゾンビが喋ったりゾンビになりかけなのかなんなのか←
そして科学者のおじさんの最終形態がダサかったな…
ウェスカーもダサいしね…ジルもジルじゃないしw
初めは良かったんだけど、終盤がなんとも残念な感じがしました。ゲームキャラがあまりにも有名すぎるというか、やっぱりそれなりに名の通った俳優さんを起用しないとどうしてもゲームに負けてしまうというか←
結局2流3流と言われてしまうのかなと。
なんで?
(知らんわい
「カオス・ウォーキング」
あお評価★★☆☆☆星2
こちらもトムホランド主演の映画。終始面白くなかったでぇえす←
うーーーん、SFものとしては設定があまりにも薄いです。ノイズといって思っていることが頭のあたりから映像のような煙のような目に見えて聞こえる形で周りの人にも知られてしまう世界なんですよ。
この惑星に来てからそうなったらしいけど、女性はそのノイズはなぜか出ないという設定や、トムホが暮らしていた集落では女性が1人もいなかったんだけどそもそも村長みたいな人が女性を皆殺しにしたみたいな展開になってくるんだけどなぜ殺したのかもわからないし、そこへ宇宙船でやってきた女性が何をしたかったのかもよくわかりませんでした。
結末も「で?」みたいな感じで終わったしw馬や犬が死んだ部分が悲しいだけで、何も残らない作品でした←
マッツミケルセンは何がしたかったの!?
女性を殺してしまったらもう子孫繁栄できないじゃないか!滅ぶ道を歩みたかったのか?
意味不明である。
そして人生で初めて女性に出会ったトムホが心の中で(可愛い、声が高い、金髪可愛い)みたいなこと言ってたけど、女の人の声全然高くないしむしろ低かったし←
なんかティーン向けにしたいのかわからないけど、あまりにもお粗末な設定だったと思います。トムホの可愛さを観たい人だけ観たらいいと思いますw
「キャッシュトラック」
あお評価★★★☆☆星3.5
ステイサムは正義!ではなかった!!!←
現金輸送の会社に転職したステイサム。厳しい試験をくぐり抜けギリギリ合格って感じだったんだけど、絶対手を抜いて合格しているだろって雰囲気がバンバンでていたのよね。
そして現金輸送中に襲撃に遭い、仕事仲間を殺されたくなければ言う通りにしろと襲撃犯から言われるんだけど銃で反撃に出たステイサムはやはり本物だったw
1人で襲撃犯を壊滅させ、見事仲間を救ったんだけどそれにはとある理由があった!!みたいなストーリー。
これがまだ息子を殺された善人のステイサムが復讐でこのセキュリティ会社に入り殺した襲撃犯を探して裁きを下すみたいな内容だったらまだ楽しめたと思う。
結局ステイサムも同業者で、犯罪組織のボスなのよね。そこがうーーーん。
私はこういうクライムアクションこそ、正義が勝って欲しいのですよ。こんな不公平で理不尽だらけな世の中だから、映画くらいは正義が勝って欲しいんです、そして希望を持たせてほしい。
だけどこの映画はそうじゃないのよね。
悪には悪で対抗する、とか。この場合の正義はどこにあるのでしょうか。FBIも結局ステイサムと裏で繋がっているというか利用していただけかもしれないけど、そこもなんか考えようによっては汚い現実だなと思ったよね。
悪に手を染めてその仕事場に息子を連れてきてしまったが為に他の同業者に息子を殺されてしまったという出来事は、言ってしまえば自業自得の出来事であり自分の不注意であると言えるのでそこを復讐のためと言われても、私は納得できませんよぉココココ
ただねー、久しぶりにジョシュハートネットが出てて「ウッヒョーーー」ってなったしステイサムさんかっこよかったからそこは良かったんだけどね。
ステイサムさんって身長高いイメージあったんだけど、ジョシュがデカすぎて小さく見えちゃったよねー。
そしてジョシュの役が初めは嫌な奴だと思ったんだけど、襲撃されてからの手の震えや気が動転するシーンはめっちゃ笑いましたwwダサキャラだった🤣🤣それがとても可愛かったです。
そしてジョシュの結末があまりにも不憫だったwあれはもうコメディです←
敵役にはバーンノーティスの人とかクリントイーストウッドの息子とか出てたよぉ。
あとこのカット無駄に長くない?みたいな部分もいくつかあって、途中何度も寝落ちしそうになりました←
とにかくテンポが悪い←笑
 
とこんなところで10本の映画の感想を終わりたいと思います。今回も好き放題言いたい放題でしたが、そろそろこのブログは社会的に抹殺されないでしょうか←心配です🤣
新作映画をたくさん観れて満足ホクホクです。
他にも観たい作品はたくさんあったのですが、とりあえず一旦これにておしまいです。
近いうちにワイスピ祭りとホビットからロードオブザリング祭りをしようと思っております🤣全部長いやーーつw
3 notes · View notes
mokkung · 2 years
Text
映画『シン・ウルトラマン』
Tumblr media
『シン・ウルトラマン』(2022年、日本)
twitterより転載
率直な感想は"普通"です😓
コンセプトや各種設定は原作を踏襲しつつ、新たにアップデートした点はとても面白かったです👍
ただ全体に展開も画もフワフワしてるんですよね😅起伏になる場面や見せ場でそんなに盛り上げないし、戦闘シーンは原作と比べて動きのキレが乏しい💦
個人の感覚かもしれませんが、怪獣との戦闘シーン、着ぐるみ&ミニチュアの怪獣ファイトに比べて写実的に描いたつもりなのかもしれないけど、動きのキレや重量感が不足してると感じました😅
パシフィック・リムではそれができてたので、CGだから悪いと言うわけでもなく動かし方の問題な気がします💦
山本耕史のメフィラスが見事‼️あの奇妙で知性を感じる演技はメフィラス星人のニュアンスとして納得👌
ウルトラシリーズの、人間の想像を超える別文明が絡んでくる不思議なSF感を現代に落とし込んだ全体のデザインも良かったです👍
やっぱり映画じゃなくて毎話解決型のTVシリーズ向けな気がしました💦
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
twitterより転載
観てて最もテンション上がったのは、冒頭🌟過去の事件と禍特対の成り立ちをダイジェストで示す部分です‼️
想定してなかった映像が観られて、まさかそこも作ってるのかー⁉️と愛を感じ、驚きと共にワクワクが一気に高まり爆アゲでしたよ🙌
てか、あれ作品化して欲しいよー🤩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
twitterより転載
冷静にウルトラマンバイアス抜きで考えると、つまらないことはないが、やっぱ映画そのものの出来はイマイチだなと思います💦
ウルトラマン好きな気持ちは忘れ、もし全く同じ内容だけどウルトラマン設定やデザインを排して『スペシャルマン』という映画だったとしたら・・・😑
スペシャルマンだとキン肉マンバイアスがあるか😅
細かいこと以前に、ウルトラマンという歴史あるヒーロー、庵野秀明・樋口真嗣という作り手の作家性などを前提にして考えるんじゃなくて、ピュアにSF映画一本として俯瞰して観ると、つまらないとは言わなくとも、よく出来ているとは思わないです💦
Tumblr media
ドラマパート、画面の質が悪くないです❓特に時々引くほど画質が違う映像が挟まれるのは何なんだろうか😓
唐突な展開が目立つし、見上げるようなカットを矢継ぎ早に繋ぎまくったような場面が何回も続くのは流石にくどいし、結構雑に撮ったような画も多い💦
楽しめたけど、ここは素直に良くなかった😥
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
twitterより転載
少し記事を読んで知りましたが、シン・ゴジラ同様、iPhoneでの撮影を活用しているんですね💨 iPhone動画を繋げたりトリミングしてるから画質が悪かったのかな💦
iPhoneやハンディカムで撮影する必然性がある場面は良いけど、そうでなければかなり工夫しないと絶対ノイズになるのとは思うんですが😓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
twitterより転載
振り返って考えると巨大怪獣バトルの表現という観点では『パシフィック・リム』の出来栄えはピカイチです🌟
怪獣やメカの動き方はリアリティを感じるけど、ほどほどに特撮っぽい嘘臭い味わいを残してるし、カメラの微妙な揺れ方や緩急のある振り方がツボを押さえまくってて、よく分かってる、最&高🤩
Tumblr media Tumblr media
まあこの規模のハリウッド映画で、怪獣好きな作り手が全力で作ったら高いクオリティになるに決まってるし、これと日本の特撮怪獣をぶつけて考えても比較にならないのは仕方ないですけどね😮‍💨
とにかく自分にとっては画期的で、この作品でギレルモ・デル・トロを一気に好きになりました‼️
『シン・ウルトラマン』はこの手のハリウッド映画に比べたら圧倒的に低予算だろうし、予算的・時間的な制約や、その他いろんな束縛もあって作ったのだろうし、不憫だったのかもしれません💦本当は上手くできてない、もっと改善すべきだということは作った人たちも自覚的なのではと思ったりはします😔
2 notes · View notes
ghasts-kantate · 4 days
Text
音楽を作り、続けている。その音楽については、口頭で狙いなどを話すことが多い。作ったものに関して、聴き返すと、どうやってこんなものを作ったのか・作れたのか、本当に覚えていない。それだから、聴きながら自分で再認する、というか再認以上のものをしている気がする。
去年の下半期からの制作は、案を出すことが専らだった。DAWを変えてから、作曲の方法が変化した。とある曲(完成はしているが、公開していない)を作っている間、それを痛感した。
つくりはじめは、ただ変なリズムを並べていただけなのに、これをどうにか活かしたい。遊んでいただけなのに、納得がいかなくなってきた。すると、どうなるか。できた部分、そのMIDIやらAudioの四角を全て、後ろの方に置いてから、その曲のデータで全く違う曲を作った。PCで曲を作れるようになってから、キーを意識したことは全くと言っていいほど無い。とにかく、音を鳴らす、作る。直列・並列と、ならべていく。ずらしてみる。音が、そこで鳴る。言葉に出来ない何かが、後ろにやったデータと繋がったりして、持ってくる。音は、その四角で鳴っていて、それだけで独立しているのに別の音を呼ぶ。全く不思議なことに。
俺は最近、騒音について考えている。不快な音(楽)について。ややこしいのだけれど、それは心的現象としての「今すぐ止めてくれ!」を促すものだと考えている。微分音や、黒板を爪でキーッとやる音については、あまり興味はない(微分音階は大好きだけど)。考えているのは、たぶん、雑踏に近い。雑踏となると、幾らでもスルーできるような印象があるような気がして、使いにくいなあと思っている。イヤーな音(楽)は、どうして耳を塞ぎたくなるのだろうか。これに、じぶんなりに応え続けたい。因みに音楽自体への情報、作者とかそういうのは考えからは外している。ドカーンとやってきた音楽がどうして不快なのか、であって、ドカーンとやってきた音楽が不快なのはどうしてなのかは、どうでもいい。
話は戻って、そうして作った曲があり、作曲の方法のようなものが変わった。まったく変わった。でもこれは失敗だった。なんてこった、いつまでも聴いていたくて、10分くらいになってしまった。完成品は4分半に、どうにか纏められた。
去年下半期の制作は、それと折り合いをつけるために、1分に満たなくても良いから、とにかく作ってみることを続けた。ということは、自分はそれまで、自覚的に案だしをしていなかったことになる。
曲ができた! ええやんええやん! 曲作ったんやからええやんええやん!というノリで、自分が聴いていた。公開するとかしないとか、正直、どうでもよくて。高校のときから、ずっとそうだった。自分の曲の最高のリスナーは自分だと、そういう感じで…… ポール・ブレイの初期録音を聴いていたら、CDの読み込みがおかしくなって、同じ地点を何度も繰り返すようになった。俺はもう、その出来事が堪らなく嬉しくて、iPhoneを取り出して、ただ録音した。ボイスメモではなくてGarageBandで。録音している最中、その繰り返しに変化をつけたくなったから、CDプレーヤーを叩いた。元通りに再生されたけど、それもつまらない。もう一度、バン! 今度は違うところで繰り返しが起きた。楽しい! 他にもある。家にある、とにかく音楽を鳴らせるデバイスを自室に掻き集めて、同時に曲を流す。俺は弾けないギターを持って、父親手作りのエフェクターでゥワンゥワン、ガチャガチャに弾いて、演劇チックにデタラメの演技をする…次には絶叫する。PCからはR18ゲームの音楽が流れていても、ええやんええやん!絶叫する。ただそれだけ。そういう音楽を高校のときに作っていた。もう、データはない。本当に残念なことに、変声期前の弟の声が入っている曲もあったのだけど…これだけは悔しい。「ママー ママー」と曲間に入っているものがあった。自分が何度も手軽に聴けるようにと、SoundCloudにあげていて、account数は3つもあった。SoundCloudを知る前はDropboxに上げていたし、本当に膨大な数の音楽を作っていた。
俺は、ずーっと、楽しくなりたいんだ。
また話が逸れた。案だしをしていく中で気にいるもの、案として完成したはずなのに、何か足りない、そういうものが出てきて、その曲の完成を目指す事もあった。
案だしというのは、面白いと思う。書いたように、自分は曲ができたらスマホで何度も何度も聴く。すると、当初の狙いから外れた発見がある。すると、これを発展させたいと思う。次の案出しは、それを踏まえたり、同じ地点から違うPerspectiveの音楽を作ってみる。完成を求めたものではない、というのも、当時失敗と思った、あの方法とは違う。過去の曲に触発されて、別のProcessで作るから。俺は途中で、ぱーすぺくてぶ なこととか忘れて、その時に鳴って欲しい音を出す。すると、影響元なんてものは、さきの曲からは外れて、何だか、比べて歪な曲ができる。
しかも、作り終えたら、触発された曲とは似ても似つかないものが出来る。
その時は。
時間が経って、分かってくる。自分が、いったい何をしたいのかが、やっと分かってくる。
さっきも書いたけど、俺は、ずーっと楽しくなりたい。音楽で。
Hallo Bee(現AVA)展示会での音楽は、そうした案出しを重ね、失敗だと思っていた方法を結合させて、ゼーハーゼーハー作った。
図書館でペラッと捲った本に「私は、そこにあるのではない。ピンで象られた姿が私になっているのだ。」みたいな、ペソアの断章に出会って、いたく感動した。当時の彼女と一緒に来ていたのだけど、この衝撃を持ち帰るために、帰って欲しかった! 安部公房が何か、インタビューだったかで「ぼくはね、人間のね、皮膚に興味がある。皮膚があるから(そのせいで)、そのカタチが人間となる。だから、他人があるんじゃないかな」みたいなことを言っていた。俺は安部公房の考えにもナルホドと思っていて、皮膚について強く考えていた時期もある、が、ペソアの文を読んで、ひっくり返った!
これらを通じて、結晶したのがHB展示会だった。そう、楽しくなりたいから音を出して、案。それがピンになり、出来た。展示会、空間についてキュレーターの上野くんとは、もちろん話し合った。しかし、ワタシハタイチョウガズタボロデ、上野くんに導かれ、あの空間になった。
会場に着いて、はじめてあの空間がやって来た!
ボクダッテ、空間で鳴る音という点で、音響面で工夫した。それに、それに!上野くんへのコウイウカンジヲメザシメマスゥ……と矢鱈、自分の思考で使う用語(切羽詰まりすぎて、その用語に注釈をほとんど入れなかった)で伝えたものが、大いに伝わりすぎていて、アアアッ! 悶絶。
灰街さんが私の空間について言及していた文を読んで、素直に嬉しかった。でもまだ、その空間に触れてなかった。分からない部分もあった。会場で、わかっちゃった!
ありがたいことに、駒澤さんの個展で私の曲を使っていただけたことがある。行きたかったな……
音が、音を呼ぶ。空間に、音。本当にそうなのか? ああいった展示会というのは、行ったことがなかった。思うのだ、あの、雑踏についての話になる。空間というのは、厳密に、あるのか? 俺にとって、空間というのは、便宜的なもののように感じる。騒音は、二人称的には耳の鳴りだけれど、三人称的には空間が必要になる。爆音で音楽が眼の前で鳴っていること、隣の部屋から「今すぐ止めてくれ!」が来ること。
ペソアと安部公房の話にプラスして、ケージの防音室の話を考える。音は、どこで鳴っているのだろう。心音、身体の震え、そして、私はペソアのことから、空間を合わせてこう思う、いつか、どこかで鳴るものだと。鳴っている音は、鳴った音なのだ。いつか、どこかで鳴るものは、予想できない。もちろん、対角線論法みたいに、そこで鳴っているのかもしれない。鳴り続けているのかもしれない。しかし、いつか、どこかで鳴るものは、まだ鳴っていない。空間という基底は、いつも一人称、二人称では起こり得ない。ならば、三人称的、音(楽)ではなく三人称の音楽には、空間が本当に必要なのか? 雑踏は、それに応えてくれそうなんだ。でも、雑踏を雑踏のままにするのではなく、DTMでの作曲に昇華したい。自分が、応える音楽が、いつか、どこかで鳴るものになるだろうし!
そんなことを考えてます
0 notes
thanatochu · 13 days
Text
黒い森を抜けたあと
Schwarzwaldの続きの話。 綾子主+叔父さん出会い編。
あの子と初めて会ったのは、それほど昔でもないような気がする。 10歳余りも歳の離れた姉が遠くに嫁いで行ってからはあまり帰省する機会もなく、その子供である彼と会ったこともない。生まれたばかりの時送られてきたメールの画像と、親から伝え聞くことぐらいで。 なので自分自身もまだ中学生の子供だった俺と、その小さな甥っ子との関係はまるで遠い親戚のようにしか感じられず、冷たいのかもしれないが愛着もなくさほど可愛いとも思えなかった。 けれど写真を見れば顔立ちは整っている。濃い藍色掛かった黒髪に、大きな瞳。無邪気に笑う様は確かに愛らしいと言えるだろう。母親が俺の小さい頃にそっくりだとしきりに話すので、少々聞き飽きた。 それから数年して、多忙らしい姉夫婦の都合がつき泊まりがけで実家に来ることになった。もちろん甥っ子も一緒に。うちの両親はそれは大喜びだった。 初めて見るその子が玄関で俺を見上げると、隣にいた姉のスカートをぎゅっと握り、隠れるような仕種をした。けれど小さな声で「こんにちわ」と挨拶をする。視線はずっと俺に向けられたままなので、自分も「いらっしゃい」と返事をした。 皆で飯を食いながら雑談してる間、甥っ子は落ち着きなく歩きまわるかと思えば大人しいもので、やや内気ではあるが賢そうに見える。 早生まれで春には3歳だというその子が、俺のことを少し遠くからずっと興味ありげに見ているので、手招きをすると近寄ってきて横にぺたりと座った。 「…おじさん?」 「そうだけど…叔父さんっていう歳じゃない」 「いくつ?」 「17歳」 お���いぽつりぽつり、と呟くような会話を続けて、その子は「ふうん…」と納得したのかどうか分からない相槌を打った。 「…言ったら、おこる?」 「別に怒らないけど…名前で呼んでくれた方がいいかな」 藤堂樹、と名前を告げたその時に「たつ、きー」と復唱した笑顔が、なんとも可愛く見えた。 それから暫くして俺は例の事件に見舞われるんだけど、それはまた別の話。
甥っ子とそんな会話をしてからまた4、5年経った頃。 姉夫婦がムーンライトブリッジで大きな事故に巻き込まれて亡くなった、と知らせが来た。 家族一緒に乗車していた甥っ子は運良く生き残り、それでもまだ意識が戻らないらしい。 遠方に住む両親からも頼まれて、実家を出て独り暮らしの俺がその子の入院している病院へと赴いた。 小さい体には大きすぎる白いベッド。細い腕に繋がれた点滴のチューブが痛々しい。擦り傷程度で大きな怪我はしていないようだが、脳傷害などなければいいと様子を見ながら近くの椅子に座る。 姉夫婦の葬儀は何やら父方の家と勤め先が旧家だか大企業らしく、全て任せてくれと言われた。 少々強引なやり方で準備が進められ、一方的な言い草にこちらの両親も俺も唖然としたものだ。 いきなり家族が亡くなって気持ちも何も全く整理できていないが、ポツンと取り残されたような甥っ子の傍に居てやりたかった。 数日眠ったままでやっと目覚めた甥っ子に現実を伝えるのは憚られたが、聡明なこの子に大人の都合で黙っている方が可哀想だ。親はもういないんだと、独りになってしまったんだと告げた。 流石にすぐに理解できないらしく、惚けたように俺を見返したけれど。 「…だいじょうぶ、ひとりじゃない。おぼえてればデスが…来てくれる」 まだ夢の中にいるような顔で呟いた。
慌ただしく葬儀や事後処理が終わって、甥っ子のことも父方の家が面倒見ると頑なに言うので1年程会う事はなかった。 連絡先は伝えておいたので、たまに近況を聞くようにはしていたのだが、どうも違和感を感じて詳しく聞き出すと親戚中をたらい回しのような扱いを受けているらしい。 義兄はまともな人だったが、その親族は世間体ばかり気にして金は持っているくせに子供の面倒は見たくないというクズどもだな、と冷静にキレた俺はすぐさま甥っ子を引き取ることにする。 元々愛想がないだの馴れないだの文句ばかりで手に余る状態だった親戚連中は、猫の子を譲るよりも呆気なく、二つ返事で甥っ子を手放した。 ちゃんとした手続きを踏めば俺にだって血の繋がった甥っ子を養育する権利くらいある。問題なのは俺が南条系列の外資系商社に入ったばかりで、これから出張も転勤も増えて海外にも行くかもしれないということだ。 その時はこっちに連れてくればいいよと両親は言うが、毎回それでは結局たらい回しの環境と変わらないんじゃないか…今までが劣悪な環境だったので住む所くらいは落ち着けてやりたい。 信頼のおける人を雇って見てもらうしかないか、とそんなことを考えていた時。 おとなしく公園の砂場で遊ぶ多紀を見守りながら少し離れたベンチに座っていた俺に、いきなり声が掛けられた。 「茅野多紀くんの保護者の方ですか?」 その青年…まだ少年の名残が見られるかもしれない。けれど整った容貌と額を出した黒い髪と、不気味とも言える輝きをした青い眼を持つ独特の雰囲気の人物が俺に近づいてきた。 そして到底信じられないようなことを言う。俺は高校時代の経験から奇想天外なことにも多少慣れている気でいたが、それ以上に規格外のことに巻き込まれたのだと悟った。 「多紀を僕に育てさせてください。彼の傍にいたいんです」 未来から来た、甥っ子の縁者だと言うその人物は礼儀正しく頭を下げた。 望月綾時と名乗るその未来人、と呼ぶのが適切なのかまだよく分からないが、今現在の時間軸とは別のところからやってきたのだという。 多紀に会うためだけに。多紀の子供時代を救うために。 普通だったらこんな胡散臭いことを言う輩には警察に叩き出す一択だろう。 だが砂場から戻ってきた多紀が、彼を見つけた途端走り出してその長い脚に飛びついたのだ。 「……デス!デスだよね、ぼく覚えてるよ、思い出した。ちゃんと思い出したよ」 「…ふふ。覚えていてくれたの?ありがとう。でも今はデスじゃなくて綾時だよ」 「りょじ?」 「綾時」 「りょーじ」 「そうそう。やっと会えた。もっと早く会いたかったんだけど、思ったより手間取っちゃって。ごめんね。もう独りにしないからね」 「うん」 話しながらしゃがんで目線を合わせたその様子を見て、俺は細かいことは理解出来ないが分かってしまった。 甥っ子を見る望月の蕩けるような顔。慈しみを込めた視線と、大事そうに頭を撫でる手。 そして多紀の、初対面どころか全幅の信頼を勝ち取っている様子は叔父の俺以上なのではないか。 「…まだ胡散臭いのは抜けないが、多紀を一緒に育ててくれるなら有り難い。こいつも懐いているようだし」 「りょじとたつきといっしょに住めるの?みんなで?ほんと?」 多紀が興奮したように頬を上気させて喜んだ。甥っ子のこんな顔を見たのはいつぐらいぶりだろう。 「ああ。…でも不審な真似したらどうなるか覚えとけよ」 「…あ、誓って裏切ったりしないけどペルソナは出さないで。お手柔らかにお願いします」 立ち上がった望月は、にこやかに笑いながら顔の近くまで挙げた両手のひらを向けて見せた。ペルソナ能力のことまで分かっているようだ。やっぱり胡散臭い。 こうして俺と甥っ子と、保育士兼ハウスキーパー望月の共同生活が始まった。
俺と望月の手を左右で繋ぎながら、真ん中に挟まれた多紀が楽しげに歩く。公園から自宅まではそれほど離れていない。 「デスの時と��んか違うね、りょーじ」 「うん?まあね、日常的にはこうだよ」 「またまほう使ったりするの?」 「使えるけど…叔父さん以外には内緒ね、じゃないと一緒にいられなくなっちゃう」 「えっそれはやだ!」 帰る道すがら内緒話のように仲良く話す2人を見て思い出した。 病院で目が覚めた甥っ子が言っていた言葉。覚えていればデスが来てくれる。 この子はそれをよすがに、これまで耐えてきたのだろう。 家に着いて2杯分のコーヒーを淹れ、多紀にはリンゴジュースを出してソファに座るとようやく落ち着いて話ができる。 自己紹介と連絡先を兼ねて名刺を渡すと、望月は両手で受け取ってまじまじと眺めた。 「藤堂…たつきさん、って読むんだ。多紀と似てるね?」 「うん。まぎ、らわしい?からたまにジュジュって呼んでる」 「こら。それはやめろって」 嗜めると多紀はきゃはは、と小さく笑った。 「じゅじゅ?」 「樹ってじゅ、って読むんでしょ?だからジュジュ」 「はは、それは良いね」 今まで必要以上に大人しく表情もあまり変わらないでいた甥っ子が、本来の明るさを覗かせてよく喋る。正直カウンセリングにも通わないといけないのではと思っていた俺はそっと胸を撫で下ろした。 「一度実家にも顔見せに行かないとなあ」 「じいじとばあばのとこ?行きたい!」 多紀を引き取るまでの経緯は電話で話してあったが、やはり孫の顔が見たいだろうし。 「多紀の御祖父母と…うわー緊張するなあ。手土産どうしよう」 「そんな身構えることないだろ。でも親に育児同居するって言うからには、お前の能力は説明しておかないとな」 能力、と呟いて瞬きをした望月は、考え込むように泣き黒子の近くを指でなぞる。 「特に資格は持ってないけど一通り学んできたよ。多紀を育てるために必要なこと。家事育児、運転免許…はまたこっちでも取るとして、家庭教師も経験済み」 「ぼくもね、目玉やきできるよ。おせんたくものもたためるし、1人でお風呂にも入れる!」 甥っ子も張り合うように手を挙げた。実際この子は自分のことは出来てしまうので手が掛からない。 「おっ、すごいな〜。でもこれからお風呂は僕と入ろうね。洗ってあげる」 「ぼくもりょうじ洗ってあげる」 「ありがとう。お休みの日はどこか遊びに行こうね。楽しみだなあ」 夕飯時も入浴もそんな調子で終始はしゃぎっぱなしだった多紀は、流石に疲れて歯を磨く頃には半分夢の中だ。 「もう寝ちゃったね。ベッド連れて行くよ」 慣れた手つきで望月が力の抜けた幼子を腕に抱き抱え、子供部屋に向かう。 「ああ。それが済んだらお前の素性を詳しく聞かせてもらおうか」 「…あー、やっぱりそうだよね…」 彼は観念したように苦笑すると、ちょっと待ってて、と言い置いて廊下へ消えた。
明日の天気予報を見ながら茶を啜っていると望月が戻ってくる。 ソファではなく床に正座すると真顔で見上げてくるので、俺も居住いを正した。 「…薄々勘づいているかもしれないけど、僕は人間じゃない」 「……まあ、最初に話しかけられた時にそうだろうとは思ったよ」 「どこまで話せば良いのか、話して良いのかも不確かだけど…貴方は多紀の保護者でペルソナ使いだ。尤もそのペルソナも、僕たちの定義とは少し違う」 碧眼を伏せて僅かに躊躇したような彼は、眉を顰めて語り出す。 「僕は多紀の…今もあの子の中に封印されているものが育って人間の性質を得た、その成れの果てだ」 「…封印?」 「そう。あのムーンライトブリッジで」 望月は自分のことをシャドウというものが凝縮し、ある目的のために作られた死神だと言った。 それはやや自虐的で、生まれた経緯や誰が封印したのかなど詳しいことは語られなかったが、甥っ子に対して強い負い目が滲み出ている。 「…大体は分かったが、今ここにお前が居るということはデスが2体いることになるんじゃないか?」 「…まだこちらの僕は完全体ではないけどね…いずれそうなる。事象に歪みが出るのは避けられないから、僕はその前に多紀の記憶を少々弄ってから元の世界に戻るよ。育った彼があの地へ帰るまでに」 「帰る?って巌戸台にか。それは確定してるのか?」 「そうだね。2009年の春、何度繰り返しても同じだ。違うのは彼の…選び取った結末だけ」 まるでループする世界を幾度も見てきたような言い草だった。 「でも、僕がここで干渉する意味が少しでもあれば良い。宿主である彼の心身に与える悪影響を最小限に出来るかもしれないし、ペルソナは心の力だ。僕らが確かに愛情を持って育てることで、彼の選択や能力…この世界での未来まで変えられるかも」 「…多紀もペルソナを使うようになるってことか」 「ああ。それも稀有なワイルドの力だ。君たちは相性の良いペルソナを付け替えたり出来るけど、僕たちの理では基本1人に一体のペルソナしか扱えない。数百の仮面を使い分ける彼は…特別なんだよ」 特別、と口にする望月は痛みを感じたかのように顔を歪めた。誇らしげでもなんでもない、多紀が選ばれてしまったのは自分のせいだとでも言うように。 「…訊いてもいいか?お前はどうしてそこまで必死になって多紀を救おうとする?そもそも何でこっちの世界に来たり戻ったりできるんだ」 「えっ、ええと…それは大切な人だし迷惑も掛けたし。あっシャドウはね、時間を操れるからだよ」 それまでと打って変わって、しどろもどろに答えた望月はまだ何か隠しているらしい。まあ言いたくないなら構わないが。 選び取った結末とやらの果てに、甥っ子は一体どうなるのだろう。 その運命をどうにかして変えたくて、望月は此処にやってきた。それは間違いなさそうだ。 「2009年か…その頃にはあのチビもでかくなってるんだろうな」 「ふふ。もっと身長は欲しかったみたいだけど、すごく綺麗で格好いいよ。やっぱり血が繋がってるからかな、貴方に雰囲気が似てる」 「…俺?まあ小さい頃にもそっくりだとか母親に言われてたけどな」 「飄々としてるところとか話し方とか、リーダーらしく落ち着いた思慮深さも似てるよ」 他にも優しかったり土壇場の度胸があったり美味しそうにご飯を食べるところなど、枚挙に遑が無い。放っておくと朝になってしまう。 「…お前さあ、多紀に惚れてるだろ」 「っえ!?いや、惚れ…あの、もちろん好きだけどその、僕は小さい多紀にはただ可愛いなーってだけだよ」 「当たり前だろ。こっちの甥っ子に手出したら切り刻んでやるからな」 「何もしません!っていうかだからそんな趣味も性癖もないから!!」 「どうだかな。中学ぐらいになったら色気付いてくるだろうし誘惑がないとは言えないだろ」 気分は箱入り娘の父親のつもりで半眼になり睥睨すると、望月は面白いぐらいに狼狽えた。 「なっ…なんでそんな意地悪…!怖いこと言わないでよ僕は!育児に来たの!」 「ははっ、お前もそうやってると人間みたいだな。まあいい、お前はそっちの世界の多紀に惚れてるんだろ」 「…うん。僕がこうして存在するのは全て多紀のおかげだ。その彼に報いたい」 真面目な顔に戻って、望月が正座した膝の上で拳を握った。 「了解した。多紀のために協力してやる。お前も全力で守れよ…と言いたいが、これから何年もあるのに張り詰めてたら誰も楽しくないだろ。取り敢えず甥っ子の日常を幸せで満たしてやってくれ」 「それはもちろん。僕も家族ってものに憧れてたんだ、だから仲間に入れてもらえて嬉しいよ」 よろしくお願いします、と笑って差し出された手に笑い返し、握手をした。 こうして男ばかりの甥っ子家族計画が始動したわけだが、望月が人心掌握術かの如く同級生の父兄に評判が良いのも、キャラ弁まで作れる家事スキルが完璧なのも、人外が垣間見え薄らとした畏れを感じることも、俺が知るのはまだ先の話。
今まで萌えのままに綾子主を描いたり書いたりしてきたんですが どうして2人が一緒に生活しているのかをよく考えてみると中々にヘビーな理由と細かい設定がいるな…とは昔から思ってました。 うちは異聞録主が叔父さん設定なので今になってそこを深掘りしてみた感じです 異聞録主は藤堂姓にしたいお年頃。南条と桐条の関係もちょっと匂わせられるよねっていう魂胆ですが当時から異聞録であんまり創作したこともないので手探りです。 自力でタイムトラベル出来ちゃうチート綾時は便利だな(笑) これからは本当にほのぼの日常パートが書けそうなので、張り切ってそのうち。
0 notes
miraimonogatarilabo · 1 month
Text
ぶれることのない自分軸を確立したい向けへおすすめの本のご紹介~7つの習慣03
New Post has been published on https://senor-blog.com/%e3%81%b6%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%84%e8%87%aa%e5%88%86%e8%bb%b8%e3%82%92%e7%a2%ba%e7%ab%8b%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%84%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%b8%e3%81%8a%e3%81%99/
ぶれることのない自分軸を確立したい向けへおすすめの本のご紹介~7つの習慣03
Tumblr media
皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。 今回は、「7つの習慣 人格主義の回復」のご紹介の第三回目です。前回は「第1の習慣 主体的である」を解説し、自分の人生の主導権を取り戻す方法をご紹介しました。今回は「第2の習慣 終わりを思い描くことからはじめる」を解説します。 解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【ぶれることのない自分軸を確立したい】でお困りの方へおすすめの本【7つの習慣 人格主義の回復】
【ぶれることのない自分軸を確立したい】でお困りの方へおすすめの本は、【7つの習慣 人格主義の回復】です。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【ぶれることのない自分軸を確立したい】を解決できる理由は【個人のミッションステートメントに基づいて役割と目標を作成する】から
【7つの習慣 人格主義の回復】で、【ぶれることのない自分軸を確立したい】を解決できる理由は【個人のミッションステートメントに基づいて役割と目標を作成する】からです。著者であるスティーブンコビー氏は、本章の冒頭で、自分の人生最後の場面、つまり自分の葬儀を想像するよう促します。自分の家族や友人など弔問者に自分に述べてほしいこと、つまるり、彼らに、あなたの人生をどのように語ってほしいのか、どういった貢献や功績を覚えていてほしいのかなどを考えます。これが、自分の内面の奥深くにあるあなたを導く価値観です。これが個人のミッションステートメントに結びつきます。
影響の輪の中心にあるもの
ではあなたを導く価値観はどこにあり、それをどのように伸ばすべきか?あなたを導く価値観は、前章で紹介した影響の輪の中心にあります。そして、その中心にリソースを割くことで、影響の輪が広がり、効果性が高まります。そして、影響の輪の中心は以下4つの要素から構成されます。
安定:あなたの存在価値、心の拠り所、自尊心、人格的強さ、安心感
指針:人生の方向性を決める根源、目前で起こることを判断する基準、暗黙の規範
知恵:原則をどう実践するか?個々の原則がどう関連すらか?を理解する知力
力:行動する力、物事を成し遂げる潜在能力、より効果的な習慣を身につける力
4つの要素は互いに関連し合っています。例えば、心の安定と明確な指針が正しい知恵をもたらし、正しい知恵があれば、正しい方向へ力を発揮できます。本書では、4つの要素をバランスよく高めることで、揺るぎない人格、つまりぶれない自分軸を作り上げられるとしています。
人は誰でも自分なりの中心を持つ
ところで、あなたはどのようなことを重視しますか?本書では、それを「人は誰でも自分なりの中心を持つ」と説明します。普段はその中心を意識することはありませんが、その中心が人生のあらゆる場面に影響します。本書では、影響の輪の中心として以下の例を挙げます。
配偶者中心:結婚は永続的な成長をもたらす人間関係である一方、強い依存心がある結果、相手の態度や行動に影響を受けやすくなる。
家族中心:家族で価値観を共有し日々の暮らしが素晴らしいものになる一方、家族の評判に傷がつくと過剰に反応してしまう結果、子供に対する愛情が条件付きになることがある。
お金中心:経済的な安定を得て多くのことができる機会が増える一方、経済的基盤が多くの外的要因に影響を受け不安になる結果、家族やその他の大事なことが後回しになる。
仕事中心:知恵と力が仕事の中で存分に発揮され、「私は医者だ、作家だ」と基本的なアイデンティティが職業に紐づく一方、仕事の有無に影響を受ける結果、仕事がなくなると心の安定が崩れる。
所有物中心:流行の服や住宅、名声、栄誉などを所有することは生きる原動力となる一方、他人と自分を優劣を比較する結果、自尊心が揺らぎっぱなしとなる。
娯楽中心:娯楽は心身をリラックスさせ楽しみ人間関係を円滑にする一方、満足感や充実感が長続きしない結果、より大きな楽しみを果てしなく求めるようになる。
友人中心:仲間に受け入れられそこに属していることで安心を得られる一方、相手への依存心が強まる結果、相手の言動や行動に影響を受けやすくなる。
敵中心:社会的に重要な人から不公平に扱われたと感じるとそのことが頭から離れず、敵だと思う相手の行動や言動に過剰に反応するようになる結果、対立することによって相手に依存するようになる。
教会中心:何らかの宗教を信じると、宗教的な行事に参加し敬虔な気持ちになるとともに力の根源を教わる一方、社会的基盤や世間体に高い関心を示す結果、他人にあの人は「積極的」あるいは「消極的」などレッテルを貼る傾向がある。
自己中心:個人の成長や自己実現につながる一方、わがままとみなされた結果、ほとんどの人の価値観に反する態度とみなされる
それぞれ価値観が異なるように、人はみな内面に上記のような中心を複数持っています。周りの環境変化によっては、何か一つの中心が全面に出てくることがあります。中心をその場に応じて変える人生は、指針がぶれて方向性が定まらず、普遍的な知恵も、確かな力の供給もなくなり、ゆるぎない自尊心も生まれない結果となります。本書では、そのような人生を避けるため、人生の中心に正しい原則を据えることを提唱してます。
原則中心とは?
では、人生の中心に据えるべき正しい原則とは何でしょうか?正しい原則とは、人類共通の根本的な真理、時代を超えた不変の法則です。 影響の輪の中心に正しい原則をおくことで、影響の輪の中心を構成する4つの要素は以下のようになります。
安定:心の安定が正しい原則から得られるから、周囲の状況や環境に揺り動かされない。
指針:正しい原則に導かれて、長期/短期両方のスパンで物事をとらえ、決断を下せる
知恵:長期的な影響を幅広く考慮し、適切なバランスと静かな自信を反映した判断力を持つ
力:他者と協力し、自分の力を超えることを成し遂げることができる
以上4つの要素を持つ原則を影響の輪の中心に据えると、ほかの中心(配偶者、家族、お金、仕事、所有物、娯楽、友人、敵、教会、自己)への偏りを正して、バランスよく物事を判断できるようになります。イメージ的には、原則を中心としてその周りに円環上にほかの中心(配偶者、家族、お金、仕事、所有物、娯楽、友人、敵、教会、自己)がならんでいる状態です。例えば、奥さんとコンサートにいく約束をしているなか、同時に会社から残業するよう求められたとします。配偶者中心であれば残業を断り奥さんとコンサートにいくこを選ぶが、その後会社へどう言い訳しようかと気が気でコンサートが楽しめないかもしれない。一方、原則中心であれば、その場の感情に流されることなく、仕事上のニーズ、家族のニーズ、ほかの人に残業を頼む等の代替案など、全体をバランスよく考えあわせて最善の決断を下せるようになります。
原則中心のパラダイムを構築して得られる5つの効果
原則中心のパラダイムで物事を決断すると以下5つの効果を得ることができます。
意識的に様々な要素を考慮して主体的に選択し決断を下す
長期的な結果を予測するので、自分の決断あは効果的であると確信できる
その選択が、人生においてあなたが最も大事にしている価値観をさらに深めることになる
相互依存の関係を培ってきたネットワーク内で協力を依頼できる
自分の決断に納得し、結果に満足できる
このように、影響の輪の中心に正しい原則のパラダイムを置くことで、ゆるぎない不変の中心から心の安定、指針、知恵、力を得て、主体性にあふれ効果的な人生の土台が構築されます。
個人のミッションステートメントを書く
では、このような素晴らしい効果を持つ原則中心のパラダイムを個人のミッションステートメントとして具体化するにはどうすればいいでしょうか?本書では、その方法も説明します。ミッションステートメントとは、信条、理念を表明したものです。個人のミッションステートメントには、以下の要素を含めます。
どのような人間になりたいか?(人格)
何をしたいのか?(貢献、功績)
それらの土台となる価値観と原則
個人のミッションステートメントは、その人の憲法といえます。つまり人生の重大な決断を下すときの基準となります。また、世の中がどのように変化をしても、予断や偏見を持たずに現実を直視する強さを持つことができます。個人のミッションステートメントを作成すると、人生を方向づけるビジョンと価値観ができ、それにそって長期的・短期的な目標をたてることができます。以下では、個人のミッションステートメントに基づいた目標の立て方を説明します。
すべてのものは二度つくられる
個人のミッションステートメントに基づ��た目標を立てる前提として、本書では「すべてのものは二度作られる」という原則を説明します。つまり、すべてのものはまず頭のなかで創造され(知的創造)、次に形あるものとして創造(物的創造)されます。例えば、家を建てるとき、設計図がない(知的創造をしない状態)まま、工事(物的創造を)をはじめたら、次から次に変更が生じて、建築費用がどんどん膨れあがります。つまり、知的創造の段階で終わりを明確に描いて、はじめて効果的な物的創造が可能となります。第1の創造を怠ることは、影響の輪の外の変化に大きく左右され、影響の輪を縮めることにつながります。
リーダーシップとマネジメント
では、第1の創造と第2の創造を目標設定にどう結び付ければいいのでしょうか?そのために、本書でリーダーシップとマネジメントの違いについて説明します。第1の創造はリーダーシップにあたり、第2の創造はマネジメントにあたります。リーダーシップは目標にフォーカスし、何をしたいかと考える一方、マネジメントは最終的な結果にフォーカスし、目標を達成する手段を考えます。言い換えれば、リーダーシップは正しいことを行う一方、マネジメントは正しく行うことです。例えば、未開のジャングルを開拓するプロジェクトにおいて、リーダーの役割は高い木に登り、全体を見渡してチームに大声で方向性を指示する一方、マネージャーはいかに効率的に手斧で下草を刈り道を切り開くかを考えます。
リーダーシップを発揮して目標を設定する=右脳を使う
では、リーダーシップを発揮して目標を設定するにはどうしたらいいでしょうか?そのために、本書では右脳を使い、第1の創造(知的創造)をするとよいと説明します。右脳の力を使えば、時間やその時々の状況を超え、何をしたいのか、どうありたいのかの全体像を鮮明に思い描くことができます。本書では右脳を使う方法として、①視野を広げる、②自己宣誓書を紹介します。「視野を広げる」とは、自分の葬儀の場面や仕事を引退する場面などを心の枠を取り払って、細部まで思い描きイメージすることです。「自己宣誓書」とは、右脳のイメージ力を使って自己宣誓書を書いてみることです。自己宣誓書は、個人的、ポジティブ、現在形、感情、以上を満たすものであることが大切です。
マネジメントを発揮して役割と目標を特定する=左脳を使う
右脳を使って、将来のあるべき姿をイメージや感情、映像でとらえたら、マネジメントを発揮をして役割と目標を特定しましょう。そのために、論理と言語を司る左脳を使い、第2の創造(物的創造)=書くという行為をするとよいでしょう。書くという行為は、自分の考えが明確になり、全体を部分にわけることができます。ところで、私たちは、人生で様々な役割をもっています。人生を効果的にいきるためには、それぞれの役割で目標を設定して、バランスをとると良いでしょう。例えば、男性なら夫、父親、ビジネスパーソンなどです。具体的には、役割:目標の順に、夫:妻と共に実りある家庭を築く、父親:子供が生きる喜びを感じる手助けをする、ビジネスパーソン:組織の中で高い業績を生み出す触媒となる、等です。
【ぶれることのない自分軸を確立したい】解決のため具体的な行動は【個人のミッションステートメントを書いてみる】
では、この章を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?それは、【個人のミッションステートメントを書いてみる】です。ただし、本書によるとミッションステートメントは一晩でものではありません。深く内省し、緻密に分析し、表現を吟味してください。そして何度も書き直して、最終的な文面に書き上げます。
最後の本書のリンクを再掲載しますので、購入して実践してみてください。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。次回は、第3の習慣「最優先事項を優先する」を解説します。 本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。
0 notes
uchu-household-blue · 3 months
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
片山さんの連なる喋りの中に詩的なユーモア散らばってる、。複雑さが分かりやすいというか。画面を離れた後もまだ自分の脳内が一定にもの寂しがち。皆多くの人が死ぬ可能性が爆発的に上がるなかで、生きたかった.とか思う事自体をナンセンスにされる。または'こんな時代、時勢にあんた何が言えるんだ?!👉'なんて言う場合には、杉本以上の事が言えるのか?!ってことになっちゃう。と。これまさに先月分の 断定含む二項対立の極だったし、後述の時代にも繋がってた。 生き残ってしまった、とか死ねなかった...、死にたかった、もあるしなぁと思ってたら、吉本も影響下として出てきた。1924生、僕らは感動した、と。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
伏字にされて出版とのことで...でもこれ...つまり読み手をむしろこの天皇一神教に取り込むような。聖典化と思って良さそう?かなと。出版側の都合、太平洋戦争の時勢でも伏字(まだ悪化してきてないピークということか) 。現代の配慮やコンプライアンスだとしたら載せる方向に.....なるだろうよね?とざわつく。シンパシーを焚きつける、余計だったんだ?という疑念。だって現場の質的な声だもの..悲しみとか'私'そのものだもの。そりゃそうだったろうもの、悲しむべし、って、どんな気持ちだったの。戦争に勝つことが国や天皇のためなんて、言い切れなかったんだね。日本はあの日あの時の戦争を忘れないようにとするにしても、一神教が活用された上での戦争が、理想だけになって神話化されていく時代のなんとむごいこと。吉本とも交流のあった奥野健男による生原稿を片山さん入手。その後の昭和18,19年頃戦況の悪化している頃の中学生たちへの影響も納得だけど呆然とはする 出版のねらいとのタイムラグもある。否定し尽くす(反抗)態度、これは不協和と言うには時代空気そのものすぎる気もするし 戦争にも行かないし偉そうに、こういう無になってるのか?吊し上げきれてしまうパワーのバランスと言うなら宗教の大きくなった先の暴れ方か。そういう意味での110番地にしてもいけないだろうと思っていた、けど事実を受け止めたいと今回思う 反戦のような思いでもあるならば、この劇画はずっと世界のモードであるわけだよね むしろ割り切れないままで、この滅び方だけにもなれず。そうだ、'実践の場'だ。それが思想に割と忠実だからあんまり分からないんだ、そしてどのようにとなぜのおざなりな、'方法'にだけ拠ってもしまうから、思想が追いつかないんだ。宗教に振って言えば、寺に入れば...なんだ。 '大人だから'も通用しない事は事実だと思うよ、そして早く大人にならないといけない気持ちなのだとしたら、やっぱり平和なんかじゃない時間を、守るしかやっぱり出来ない気がして、形成していくゆっくりさを見ているくらいの現代であれ '私'の大きさを思ったり、ちっぽけ無力を思ったり。グラデーションが欲しいという思いは時代のせいじゃないな。戦争が空中戦になっていけるまま、それでも疑うしかなかった、すべきことも掴む欲も ただ死ねなかった。   私もなにか信仰を考える創作に、共通事項だと言い張りたい思いたいがために でも死を都合よくしすぎてもいけないがために難しくて'私'は死ぬまで何なんだろう。ショックばかり辛いから今日の生き延びのことだけになるは、それだけー道徳がどうとかでなく思うとほんとにそうなんだその通りさ 平時の中の細分化や狭いネットでの戦争もやはり論じればその心理的な普通だったよ
生きていく理由は、奪われるためには無いかもしれないが、 子供の頃の感じたことを深く疑わないといけなくなったタイミングも来たり、こり固まりたくなんか無いのに何か何も見えてかなくて動けなくなったり、 そんなことを ただ ただ思って
伊 '死ななければならない'という事態、不協和のための'大義'とだけ思っていたけれど?どうやら色味が違う。 「指導者層は悪だ」
0 notes
ichinichi-okure · 3 months
Text
Tumblr media
2024.1.14sun_kanagawa
 昨日はアドレナリンが出ていて、いつもより遅く寝着いたが、いつも通りの6時に目が覚める。でも今日は休みだ、と安心してもう一度寝て、7時に起床。洗面を済ませ、着替えてお砂糖とミルクがたっぷりのインスタントコーヒーを飲む。これは私が子どもの時からのルーティーンだ。SNSやLINEをサッと確認して返信を打つ。ワクワクするお誘いに心浮き立つ。  今日は初めてのWSに参加する予定だ。でも、その前に知り合いのイベントに行ってみよう。まだ布団の中の夫に「いってきます」と告げ、足取り軽く家を出る。車を運転すること30分。鶴川にあるセントラル商店街という何ともノスタルジックな場所に到着。早くも聞こえてくるお囃子の音に自然と駆け足になる。角を曲がると、威勢のいい声と同時に餅をつく人、返す人、手を叩いて笑顔でエールを送る人たちのエネルギーで溢れかえっていた。年始初めて会う知り合いみんなに声をかけ、再会の歓びを分かち合う。人生で初めての豆花をいただいた。ほんのりと甘く、重すぎず、いろんなの食感を味わえるいくちゃん(食堂pocoさん)の豆花。今の身体に最高の食べ物だ!お腹は満たされていたが、あちこちからいい匂いがしてきて、まだ食欲が止まらない。古いストーブの上で温められていたのは豚汁だ。そのすぐ下にはブタの置物。なんてシュールな…この後の予定を考えてやめておいた方がいいと言う私と、いや、身体も温まるしとにかく食べたいと言う私でせめぎ合う。次の瞬間お代の300円をお店の方に手渡していた。椅子に腰掛け、豚汁をいただく。やっぱり大正解だ。豚汁とカレーは、大きな鍋でたくさん作られたものがなぜか美味しい。きっとこれもそうだ。大満足で完食すると、目の前には『うどん』の文字。食べたい気持ちをグッと我慢し、私は席を立った。
Tumblr media
 知り合いに会い、美味しいもので満たされた私は、今日のメインイベントへ。Googleマップを頼りに10分ほど歩くと、茶色いムーミンハウスのようなジブリに出てきそうな窯が見えてきた。そう、今日私は陶芸を教えてもらうのだ。でも、その前にヨガ。アパートの入り口を探して扉を開けると、木と光のぬくもりが溢れるスタジオと慣れ親しんだ顔が目に飛び込んでくる。いつもお店に来てくれる人も、たまたま今日初めての参加だったのだ。驚いて嬉しくなり、初めて会う方々にも紹介し、紹介され、その場が明るい雰囲気で包まれていた。
Tumblr media
 ヨガ講師である美しい笑顔のみちこさんに挨拶をし、急いで着替えを済ませ、ヨガマットの上に座る。はて、私はヨガ何年ぶりだろうか…3年前までピラティスはやっていたが、ヨガは5年ぶりくらいかしら…身体が硬い私は、『家でストレッチしてくればよかったな。急にヨガやって大丈夫かしら…またどこか傷めないかな。』と不安になってきた。それを察してなのか、みちこさんが「私のヨガ教室は、自分の身体に目を向け、自分の呼吸に耳を傾けて、自分自身を感じるためのヨガです。無理に身体を動かしたり、ポーズを極めたりするのではなく、ストレッチとトレーニングを繰り返していきます。筋肉に負荷がかかるトレーニングの後には、その筋肉を緩める動きを入れていきますので、決して無理のない範囲で身体を動かしていきましょう。」と説明してくれた。なんてすごいタイミングと思いながらもホッと胸を撫でおろす。呼吸を整え、先生の出してくれる指示に従いながら身体を動かし始める。先生の声の質感や声量、テンポの心地よさに耳を預け、普段あまり伸ばさないところを心地よく伸ばしていく。動きの指示を優しく出しながら、先生はその反対の動き(左右)をし、ポーズの名前や由来を教えてくれた。時々『あれ?今私合ってるかな?』と不安になり、周りをチラチラと確認しながらも、身体を動かす心地よさを感じながら、私はどんどんヨガの世界に浸り始めていた。しかし、恐れていたことが起きてしまったのだ。仰向けで脚を頭の後ろに持っていくポーズになると、なんだか苦しく、少し気持ちが悪くなってきた。そう、動く前に食べ過ぎたのだ。私はその動きを中断し、仰向けに戻ってしばし休憩。みんなが気持ち良さそうなのを横目に、やはりな…と反省(でも、美味しかったから後悔はないw)。そして、その後の動きから合流し、ヨガの時間1時間半が終了した。  副交感神経が働いているせいなのか、まだ頭がボーッとしている中、みんなでお昼ご飯の準備が始まった。マットを片付け、テーブルを出すと、梅ちゃん先生(陶芸の講師)がいい匂いのする鍋や炊飯器を持ってきてくれた。この香りはカレーだ。ターメリックで黄色く色付いたご飯の横にカレー2種をかけ、それぞれの席に配る。テーブルの上には鮮やかな野菜たちの炒め物やサラダが所狭しと並んでいた。みんなで「いただきます」をしてから食べ始める。カレーをひと口、ふた口と食べ進めると、辛くもないのに、頭皮の毛穴が開き、スースーするような感じがした。スパイスが私の身体の中から作用している。不思議な気持ちになりながらも、どんな風に作ったのか、どこで手に入れた食材なのか、どんな風に出会った料理なのか、それぞれの先生に尋ねたり、日常の話をしたり、みんなとする食事の時間を愉しんでいた。
Tumblr media
 食べ終わるとオラクルカードの時間。年始にひいてみるのが恒例となっているそうだ。私がひいたカードは、鮮やかな緑の上に明るいピンク色がのっていて、そこに白いマーガレットのような花がたくさん描かれているカード『世界を維持する者 ヴァースデーヴァ』というものだった。みちこさんが手渡してくれた解説書を読むと、ふむふむ…リラックスしましょう。休息しましょう。それが次なるエネルギーとなるでしょう。と書いてある。年末年始でこの言葉を聞くのは3回目だ。一つ目はしいたけ占いの水瓶座。二つ目は前日にみてもらったカラーセラピー。そして三つ目がオラクルカード。よほど休んだ方がいいらしい…頭の片隅に置いておこう。  さぁ、今日の愉しみはまだ終わらない。別の部屋に移動して、エプロンをつけ、サンダルに履き替えると、梅ちゃん先生の陶芸教室の始まりだ。陶芸こそ初めてではないが、人生で三度くらいしかやった事のないもの。今回教わるのは手轆轤という器具を使うものだそうだ。あらかじめ用意していた作りたいイメージの器の写真を用意し先生に確認すると、私の分の陶土を用意してくれた。みんなに作業確認や指示を出しながら、先生はそれを捏ねていく。捏ねている土の動きをただただ見続けていた。少ししてから菊練りという段階に入ると、さらに土の動きや模様が美しく、感嘆がもれる。永遠に見続けられると思っていると、あっという間に菊練りは終わってしまった。それを手轆轤に少し乗せ、潰して円を作る。その上に長細くした土を重ね、どんどん高くしていく。そして、そこから好きな形に伸ばしていくそうだ。先生が湯呑ならこのくらい、お茶碗ならこのくらい、煮付けの小鉢ならこのくらい、と言いながら、まるで魔法のように次々に形を変えていく。
Tumblr media
 圧倒されていると、自分の番が回ってきた。手を動かすことは大好きなのだが、いざ始まると、えっと…まず何でしたっけ?という状態。先生に確認しながらまずは土に触ってみる。ヒンヤリと冷たく、粘土よりも少し硬い。水分を含んでいて、少しだけスズリのような香りがした。それを丸めたり伸ばしたりしながら、教えてもらったように形を作っていく。どうしたら繋ぎ目がきれいに無くなるのか、頑丈な器になるのか、厚さが均等になるのか、分からない事は多いがとりあえず手を動かしてみる。参考作品の写真を何度も確認し作り進めるのだが、なかなか思うような形にはならない。夢中になって作り続け、2時間ほどだろうか、やっとなんとか納得できる形になったようなので手を止めた(本当は永遠に形をあれこれ変え続けていたい気持ちだったが…)。集中力が解け周りを見渡すと、様々な形が出来上がっていた。どれもこれもみんな生きているようで何とも愛おしい。次回は『けずり』と言われる作業なのだそうだ。また来月の愉しみが増えたことに心が躍る。先生の淹れてくれた生姜紅茶とみなさんからの旅行土産の差し入れででホッとひと息。ふと我にかえると心地よい疲労感や達成感が押し寄せてきた。  今日を共にできた先生や生徒のみなさんに挨拶をし、アトリエを後にする。車に乗り込み、夕焼けを眺めながらのしばしのドライブ。だんだん暮れて色が変わっていく空の様子を観察しながら、今日のことを思い出し、ひとり笑顔がこぼれる。音楽を聴きながら唄いながら家路についた。なんてキラキラとした時間のつまった一日だったのだろうか。また明日から頑張ろう!
-プロフィール- 野沢ちか 39歳 神奈川県 花綵hanazuna
2023年4月東京都町田市にある簗田寺のかたわらにある白い建物“tem”にてアトリエをオープン。 簗田寺の里山に生きるたおやかな草花を摘み、花生けのお教室やリース作りのWSなど、草花を身近に感じられる暮らしの提案をしています。 Instagram @hanazuna_style hp https://www.hanazuna-style.com/
0 notes
manganjiiji · 3 months
Text
家格は屑星の二にて候
さて。仕事が始まってございますな。ぜんぜん。ぜんぜん4時間とかです。でもいつもの通り立ち仕事(本屋)なので、まだ2回しか行っていないのでとにかく帰宅してから脚が痛い。結構、結構ね、乗換駅で歩くんだよね。毎日とくに伸縮性のないジーパンを履いているためとにかく階段がきつい。でも2回目の今日は1回目の勤務より痛みがましだったので、このままちょっとずつましになるといいですな、と思う。最近、連日5000歩ほど歩いただけで、とにかく横になった時に足にしびびび!という稲妻が走るかのような痛みが発生する。この状況になるともう動く気が起きない。よくないことだ。この痛み自体は何年も前からある、というか小さい頃からあるようなないような気もするのだが、とにかくぴりぴりとした痛みが足からふくらはぎ、太ももにかけて駆け抜けてゆく。急激に太った頃もこれが酷かった気がするので、最近また太りすぎて下半身に負荷がかかっているのであろう。だいたい62kgだと思う。60kgがたぶん、せめて私の脚が支えられるぎりぎりの体重だと思う。食べすぎているんだ。お腹いっぱいでも、空いていなくても、とくに飢餓を感じていないのに、ただ「間が持たないから」という理由で1日4食くらいになっている日がある。普段は1日2食なので、異常である。これを1日2食に戻して守ったところでとくに痩せない。特に痩せなくても、健康のためにせめて59〜60をふらふらするくらいの体重にはなりたい。危険だ。もう4年前になるのか、20kg太った。正確にはまず16kg太り、その後8kg太ったので24kg太り、4kgなんとか落として今。20kg太ったのは度を越した飲酒と暴食である。毎日が急性アル中のような状態で毎日尿失禁していた。そのおかしさを認識できずへらへらと号泣しながら生きていたため、限界を越えてどんどん太っていった。社会的にも最終的には総崩れになったが、まあいい経験だったと思う。そもそも酒が一滴も飲めないサラブレッドの家系で飲むと体調不良(頭痛ゲロ)必至だったのだが、慣らせば馴れるもので、体と脳と筋肉はぶっ壊れたが、酒が「全く飲めない」ではなくなった。人間としても様々なことを経験して全く何をやっているのか、22〜23歳のやるであろうことを32〜33歳で経験した。嵐のような日々だった。その後の反動というか、まほやくジャンルでかなり知的で成熟して落ち着いた人種と交流したことにより、わ、わたしって、かなりやばい……。ということにようやく気づき、そこからさまざまな意識改革が行われた(友人には「全く根本をわかっていない、意味が無い」と評されるであろうが)。9歳年下の同居人大学合格のための住み込み家庭教師を経て、なんとか人間としての感覚を身につけていったような気がする。そこ(同居人氏合格)からもうすぐ2年が経とうとしている。相変わらずあまり自分が「ましになった」という感覚は少ないが、病状はかなり改善したと思う。不眠に陥ることが少なくなったし、うつ状態(希死念慮を伴う)も月に1~2回、つまり2日〜4日で済んでいる。カウンセリング、主治医変更、投薬(通院)の安定、偏頭痛薬の注射、生家との距離を置けたこと、障害年金の受給が始まったこと、など、この2年で変化したことが多くある。これらの変化がなければ、今私はここまで穏やかに生きることはできていなかった。さまざまな友人がつねに物心両面で支え続けてくれたからこそであって、私の努力というのはほとんどない。本当にこんな頑固でわがままでナルシストでとくに旨味のない(コンテンツとして面白みのない)ただおちゃらけているだけの人間に、よくもまあここまで徳の高い友人達が繋がっていてくれるものだ、と思う。恩返しとしては私が元気で楽しく小説でも書いて生きていくことだと思う。小説といえばあんさんぶるスターズ!!の大人気カップリング、燐一(りんひい)のラブコメを7000文字ほど一日で書き、数年ぶり(体感)にpixivに投稿した。本当に久しぶりの事だった。Twitterで文庫ページメーカーに収まる程度の正体のない短文を書いたりはしていたが、二次創作をきちんと(対外的に姿勢をただして)投稿するのは2年ぶりくらいで、かなり緊張した。というのも、私はmusicのメインストーリーの第1部を読み終わった+αくらいの人間なので。せめてメインストーリー第2部まで読み終わりたかったのだが、結局書いてしまった。また読んだはずの第1部の記憶も怪しい。というわけで、もう石を投げて下さいという趣旨のキャプションをつけて投稿した。あんスタの二次創作をしている方々は基本的にストーリーは全履修が当たり前だと思っていると、私は勝手に思い込んでいるので、こういう半端者が書いたブツはそもそも読まれないことが多いと思う。読んでもらえてもライト層とか(キャラが好きなだけでストーリーは読まない層)。私はソシャゲのストーリーを読むのがかなりかなりかなり苦手な人間であるため、これからもすごく遅い進捗なのではないか、と思うが、あんスタのメインストーリーはかなり好きである。テーマが民主主義と主権者の政治参加の話だし、それを封建制の君主の家に生まれ、そこから逃れてきた天城燐音が大衆に訴えるという図が何よりも説得力があってよかった。明治維新で、天城燐音のような自発的に民主主義に目覚める人間がいたとしたら、日本はまあ違っただろうな、と思うが、私たちが戦後生まれだから天城燐音を創り出せるのであって、まあそれは旧日本には無理だ。民主主義ではなく、議会制度という程度の認識、江戸幕府+列藩が共和政になり、議院内閣制を採用したくらいの理解がせいぜいだったろうと思う。これは絶対王政や産業革命を経ていない日本ではごく当たり前のことと思う。よくこの、自前の頭の良さと勤勉だけで、民主主義国の歴々に立ち向かえたなあと思う。ただ、結局はトップダウン式の政治を人々が「望んでいる」のもあって、日本の民主主義というのはかなり保守的だ。今の日本の左派を見ても、「政治家は○○をしろ/するな」というだけで、自分が政治家になるとか、政治家に対して影響力のある活動をするとか、そういうことではないらしい(ように私には見える)。そもそも結局議員も世襲が強く、派閥も世襲議員を中心に回っている。このトップダウン式の1番頂点は何かと言うと、日本人が勝手に忖度している「幻想のアメリカ」だ。アメリカを初めとする欧米の意識に合わせよう、嫌われないようにしよう、というのが結局この国の大勢だ。現実的に、アメリカの核を初めとした軍事力に金を払って、防衛をアウトソーシングしているのもあり、そこにはやはり��戦国としての力関係と悲しい自己評価の低さがあるため、「アメリカに従う」ことが与党ならびに自民党に求められることの第一義になっている。まあ私は個人的にアメリカがそんなに嫌いではないが、アングロサクソンははっきりと日本人をバカにし続けているので(というか、彼らには民主主義を生み出したという誇りがあり、日本人の猿真似など見るに耐えないと思っているだろう)、かれらの尺度でわざわざ自分たちを見なくてもいいだろうと思う。私たちは私たちの基準で世界を見ていいはずだ。そして当然アメリカより日本のほうが面白い国だし(僅差ながら)、この国に潰れてほしくないので、はやくアメリカから独立してきちんと(軍事力をバックにした)発言権のある国際社会の一員となって欲しいと思っている。17の頃から変わらない思想だ。軍事力を持つ=戦争の準備、ということで現在の日本では軍事力を持つことは忌避されているが、日本以外のほとんどの国は、どこもみな軍事力という「いざとなったら戦争してでも自国民を守る覚悟、世界すべてを敵に回しても自国民の命を優先する覚悟」を持っており、それが基本的には国家の仕事の最重要のうちの一つである。「戦争できない国」に住むということは、働いて稼いだ金の一部を税金として納めていると思いきや、捨てていると同じことだと思う。他国が攻めてきた時に、自国民を守れない政府に税金を支払っても意味がない。命の保障が国家の仕事の第一である。それは外圧はもちろん、内政においても同じ。だから人権という考え方があります。金を払ってアメリカの軍事力を頼るということは、自分たちには軍事力の決定権がないということ。イスラエルを支援しているアメリカの軍隊に多額の金を支払っている日本は、ガザ侵攻においても明確に加害者です。そのうえで、政府=国民ではないから私たちはイスラエルにNOを言い、デモをする。政府がアメリカに対して「NO」を言うことができないのでそうするわけですが、そもそも政府がアメリカに対して「NO」を言える世の中になったほうがいいと私は思います。国際社会の一員になるということは、公的にアメリカに「NO」を言える国であるということです。残念ながら、今は核兵器を持たねばそれは難しい事態となっていますが。
年始から何を長々と喋っているんでしょうね。私はbasicを読んでいないのでまだはっきりとはわかっていないのですが、結局天祥院英智がアメリカみたいなものなのかな。でも英智様よりも上に老害たちや、ゴッドファーザーなる旧世代がいるみたいだし(これは旧列強になぞらえられる)、basicでTricksterが何をやったのかがわかれば、あんスタ世界もさらに分かると思うので、basicを読むのも楽しみにしています。とにかくmusicは天城が面白い。突然の封建社会の申し子。そこからアンサンブルスクエアに飛び出してきた異分子2つ。ほかに注目株はやはり七種茨。主人公のあんずはどうなのかというと、今のところmusicでは目立った動きなし。主人公が番狂わせみたいな立ち位置だと面白いと思うんだけど、musicの第1部ではそれは天城一彩の役目だった。爽快に誰も彼をも救っていく、というか、天城燐音を救うためのスーパーヒーロー天城一彩。まさに主人公はこちらだった。ということはbasicでの番狂わせは明星スバルなのか?と思うが、そこはあんずに期待したい。あんスタは世界観構成だけではなくてキャラクターの絆や関係性も多種多様でおもしろいので、ありがたいなあと思っている。まほやくはこの点、「恋」にすべてが集約されていた(魔法使いは何にでも恋をする、恋こそが生きる理由)ので、関係性というか執着の度合いにあまりバリエーションがなかった。あんスタはユニットというものがあり、事務所というものがあり、学校があり、シャッフルユニットがあり、過去の因縁があり、過去の因縁があり、過去の因縁があるので、色々な人間が、人間との関わりに励んだり諦めたり反発したり愛したりしていて、バラエティ豊かに感じる。そもそもキャラクターが49人以上いるうえ、9年も続いているコンテンツだから、まほやくと較べることはできないのだが。ただ、まほやくのメッセージ性がかなりわかりやすいのに対して(話をしよう、よく話し合ってお互いを知った上で共に生きる道を模索しよう)、あんスタはかなりばっさりと「終わった関係」も描いており、まあ人生ってきれいごとだけじゃないよね、という冷めた、現実的に大人として生きるなら切り捨てざるを得ない人生のパーツというものを結構散りばめている気がする。まあちょっと期待しすぎかもしれないけど、三毛縞斑なんかは、見ていて痛々しいキャラクターだと思う。だからこそ桜河こはくと出逢ったことが、三毛縞斑ファンにはかなり感動的だったのではないかと思う。(この辺はよく知らないので適当ぶっこいてます。)
あんスタのスケジュール帳に日々のゲームの進捗や予定、コメントを書き込み、博文館懐中日記にその日の行動記録を書いているため、tumblrまで書きに来る気力が最近ない。上の二つをだいたい0時頃書いて寝るのが日課になっており、1月1日から続いている。
最近読んでいる本は『差別はたいてい悪意のない人がする』『客観性の落とし穴』『現代思想入門(千葉雅也)』。資本主義の〈その先〉へと、精読アレントも再開したいのだが、なぜ次から次へと新しい本に手をつけてしまうのだろう。いい加減にしてほしい。『母という呪縛 娘という牢獄』を昨晩3時間ほどで読み切ったが、何が言いたいのかわからないノンフィクションだった。というか、もし言いたいことがあるのだとして、それが私の予想通りであるならば、それは結論としては「糞」としかいいようがない本だった。児童虐待をなめている?教育虐待や精神的虐待、身体的虐待をここまで詳細にえがいておいて、なぜ「虐待」という単語が出てこないのか。虐待被害者は虐待加害者を殺すしか、もう生き延びる道がなかった、とすべての状況が言っているのに、ここにきてまだ「家族のあり方」「学歴偏重社会」だとか抜かしているのは、頭が沸いているのか?社会的養護に至れなかった被虐待児が成人してからも虐待を受け続け、トラウマケアなど遠い話で、物理的に母親という加害者から逃げられなかったという話を、ここまで「マイルド」な表現にしたのには、もはや悪意すら感じる。異常な人間が子供を虐め続けて、そのあげく子供に殺されたというそれだけの話なのに、なぜまだ子供を加害者かのように取れる余地を残すのか。異常な人間は周りがいくら何をしようが異常なまま子供を虐待するので引き離して子供を保護するしか方法がないです。こんな簡単なことをあと何千回この人生で言っていかなきゃいけないんだろう。社会との戦いは続く。私だって、「悪」なんて本当には無いよ、と言いたいよ。でもどこかで線引きしないと、誰も悪くなかったで終わるどころか、被害を訴えたやつが悪い、になっちゃうじゃん。たとえ自分がなんらかの被害を受けたとして、その憎悪の連鎖を断ち切って、自分は加害しない、と、「被害」を引き受けて生きていくのが人間ってもんだろう。好き勝手に加害して生きているやつは、逮捕されて、きちんと刑罰を受けるべき。虐待でもいじめでもなんでもそう。加害者側にも事情があった、っていうけど、事情のない人間なんかいないからね。弱いものを虐めてうさを晴らす人間の事情など斟酌する余裕はこの世にはないと思う。
2024.1.15
0 notes
motu-memo · 3 months
Text
2023/11/14 The Cosmic Wheel Sisterhood
Tumblr media
評判とルート分岐の多さが気になり購入!
自分は海外ゲームのドットがツボかもしれない。
第1章
Tumblr media
悪魔(エイブラマー)、思いのほか話が通じるしいいヤツで笑う
序盤から悩む設問が多くてデトロイト思い出した
周回前提で、とりあえずシンプルに「自分がフォルトゥーナだったら?」で選んでいこうと思う
重要そうな選択肢を覚えてる限りでメモ
「悪魔と契約するための代償」は「自分の不死性」
求めるものは「崇拝されること」
裁定者のテア
仕事のわりにピュア過ぎて心配なる
第2章 魔女の誕生
Tumblr media
急に現代風の描写で女の子が激下ネタ話しててワロタ
パトリス(結構はっきり物言う)、エヴァ(ボランティアとかしてる)、フォルトゥーナ
要約すると「特殊な器具を尻に入れられて5分ほどオーガ���ム味わった」
メモ:パトリスはフォルトゥーナの姉?
Tumblr media
エヴァはペパロニが苦手、これは一部でもペパロニ(サラミ?)が乗ってなかったらパターン変わるのかも
あ~~~ヴィーガンっぽい会話ヒントかー!!!!
そしてパトリスは逆にルッコラが苦手と……
人に作ってもらったモンに文句言うな!!!!!!!
全食材をバランス良く配置した性格が仇となった…………
ここでエヴァから「世界の運命について占ってほしい」とのこと
世界の運命:スーパーバクテリアにより人類は追い詰められて質素な生活を送ることになる
あなた(エヴァ)の行動:支援団体を設立する
これ、「エヴァが喜びそうなこと」で選んじゃったな~~
流星群にフォルトゥーナが願ったこと伏せられたけど、「魔女になりたい」って祈ったんじゃ…
「願いを言いなよ」「…世間は魔法なんてないと言うけど私はただの”女”で終わりたくない、私がなりたいのは…」
…で、「第三章 コヴンの魔女」のフェードインは小粋過ぎ
第3章 コヴンの魔女たち
Tumblr media
招待客の許可が下りた途端に来客!
それぞれに使い魔がいるのロマン
Tumblr media
ダリアのトカゲっぽい使い魔キャワ
そしてダリア自身のフォルトゥーナ大好き感もキャワ!!
一番気に入ってるカードを教えて?と言われて見せたら絵柄褒められるのニヤニヤしてしまうね
ここでフォルトゥーナから「まだ人間だった頃」の発言
やっぱ人間⇒魔女の変化は経てるんだなあ
フォルトゥーナとダリアの過去をお互い読むことになったけど、悪そうな意味のカードが出たのでフォルトゥーナに置いてみると「自分の過去は読めない」とのこと
ちなみに「自分の存在に耐えられなくて八つ裂きにして修復魔法で戻した」的な内容、これでも選択肢の中ではマシな方だった
ヒーン ダリアの過去も「デーモンとの恋をコヴンに隠してる」or「エイダーナを殺そうとして怖気づいた」みたいな選びづらい二択
後者に…
やっぱりダリアとジャスミンは現実世界の二人とリンクしてるのかな(パトリスとエヴァ)
豪快さと繊細さ……
Tumblr media
ジャスミンキャワ~~~~!!!
…がしかし割とエイダーナの思想には同意していると
優等生タイプ、植物好き よりエヴァっぽいなあ
ま、魔法のハーブで…意識の覚醒……幽体離脱…………
ジャスミンは制定者に恋してほしい、あの子……テアなのかな
ガーデンの病⇒今までポジティブな感情ばかり与えてきたけどそろそろ涙とか欲しくね?
ガーデンの未来⇒自らを埋めて魔法生物となり体から植物を生み出す
エイブラマーよりダリアとジャスミンどっちが好き?とかいう乙女の質問
直感でダリアと返答
Tumblr media
3人目の客人にはダリアの友人建築家、グレーテを招待
グレーテ「私はマインクラフトでもクリエイティブモードでのプレイを好むタイプだった」
これだけでもう大好きかもこの人
フォルトゥーナを突き動かすものは?⇒「好奇心」
ベヒモス⇒戦うのでなく受け入れる
智への探求⇒もう既に考え尽くした、足りないのは経験
グレーテさんマジで良いキャラだな
仕事に時間を費やしてる、余暇は読書(これも仕事関係)、長風呂で考え事するのが好き…
エイブラマーよりエネルギーと引き換えにグレーテを解放する手助けをしてくれると
コイツ悪魔であること以外いいヤツ過ぎる
Tumblr media
魔女によって箒の乗り方に個性あるのカワイイね(グレーテは直立、ルイーズは正座っぽい)
ルイーズのデザインいい!!!!
頬骨のカッコいい女性とか、小太りのカワイイ女性とか、日本のゲームでは到底見られないふり幅が見れてサイコー
ルイーズの話に「スーパーバクテリアが生命を奪った際に~」ってセリフあるけどこれ例の選択肢で変わるんだろうなあ
ベヒモスと同化したグレーテと、対ベヒモスの装備を開発しようとしているルイーズ…
ルイーズの話だと、魔女はいつでも人間の姿になれて、地球にもいけるんだなあ
独特の世界観だ
メモ:人間から魔女に「上がる」「上る」という(物理的に地上から宇宙へ?)、いろんな年代の人間が魔女として同じ宇宙にいるので、「中世出身の魔女は堅苦しい」とか「マインクラフトを知ってる魔女、知らない魔女」がいる
地球⇒戦争以外の方法を探してくれ~
恋愛⇒正体を伝えた方がいいよ!
エイダーナ⇒他のコヴンに逃げてはどうか
ルイーズに幸あれ…………
グレーテからベヒモスを切り離すためのダガーに必要なエッセンスは?⇒哲学。
ルイーズが無事コヴンを抜けたと!
ホントにリクエストした衣をくれた!これも分岐かあ~
Tumblr media
早速グレーテのベヒモス切り離しオペ!
思いのほかすぐだった
「互いの絆が強いほど成功率が上がる」とのことで思い切ってフォルトゥーナもベヒモスを召喚していることを打ち明ける
そりゃ自分も召喚してるのはあると思うけど「素敵じゃない^^」って言ってくれるグレーテ 好き~
これでめっちゃ成功率上がって草
しょうもないこと打ち明けたら失敗のパターンあるんかな
呼んだら無言で現れ、もういいよ。の一言で帰るエイブラマー犬みたいでかわいい
ウワ!ここでエイブラマーの力を借りるか自力で行くか…
「成功率」の概念が生まれたので、エネルギー消費でコレが上げられると信じて…
エイブラマーの「お前の味方だ」も思い出して……
ああ~エネルギー残しといてヨカッタ~~~
これでグーンと94%まで上がった!なるほどな
ダリアへの回答、ジャスミンのハーブ、エイブラマーとの会話、それぞれでいい結果出してないと成功できなそうな感じかな
無事ベヒモスと一体化、目がベヒモスみたいに(カッケー)
結局ベヒモス召喚したことは一目でバレる見た目だから、これはやや失敗扱いなのかな?
ここでテアから緊急の訪問と、「エイダーナが死にました」との朗報(?)
で、4章への切り替わり……
第4章 後を継ぐ者
Tumblr media
現代パートへ!
パトリスの死……
前章との繋ぎ方的にはエイダーナ=パトリス と思わせぶりだけどどうなんだ
パトリスのお墓に魔女のフォルトゥーナが訪れるシーンでパトリスが59歳で死ぬことも、フォルトゥーナの予言通りと
あのピザを作った日に海に向かって歩き続けて、人間界のフォルトゥーナとしては死んだくらいの扱いだったのか
ありえた未来⇒一緒に雑誌を発行し、エヴァが編集長
死後⇒宇宙でコズミック新聞社の記者になる
一番夢のある選択肢を選んでみた
地球だと普通のタロットで占うんだな、と思ったら 墓地から出てきてパトリスも魔女になった
やっぱエイダーナ=・・・?
普通のタロットだったのは、フォルトゥーナの幽閉前の話ってことか
そしてエイダーナより「私が消える前に話をしましょう」という震える一文の手紙…
Tumblr media
エイダーナのビジュアルこんなだったのかor遺体の表現としてこれなのか?
「この束の間の隔離生活であなたは何を学びましたか」
これはシンプルに「束の間ってなによ!?」
まさかの不正解で再質問パターンで草
フォルトゥーナの能力は「未来を占う力」ではなく「未来や過去を”書く”力」だから流刑にしたと
それ聞くとまあ怖いわな
メモ:グロリア=最初の魔女=エイブラマーの初恋の人
ここでついにエイブラマーを占う展開
コヴンによるベヒモスの扱い⇒個々の状況に応じて判断することになる
グロリアがどうなったか⇒再開して、関係性にももう一度火が灯る
ここまでで一番、「ポジティブなカード出てくれ………!」と祈った
フォルトゥーナがエイブラマーの願いを叶えて、「私はあなたの味方だから」って完全に立場が逆転してるの良い
Tumblr media
ここでダリアとジャスミンが次の長候補として争うのか~~~クゥ~~~~
ダリアの話
「あのババア死んだよ!お祝いしよう!!」ワロタ
敵⇒高齢魔女
ダガー⇒必要なのは知識
対策⇒若者を味方につける
若者VS高齢者 になってしまい若干心苦しいけども…
方針としては垣根なくみんなで話し合い!禁忌も取り払って新しい魔女を増やす!人類とは決別!
ジャスミンの話
いや~分かってはいたけどダリアと対照的、でこれはこれで納得できる方針で悩ましい……
知識あるもので決定を、禁忌は禁忌、今いるメンバーを強化!そして人類は導くべきもの…
「禁忌」の扱いはグレーテを想ってしまうし、「人類とのつながり」はルイーズを想ってしまう…罪なゲーム……
どっちつかずが一番よくないので、「もうダリアに協力するって言っちゃったんだよねえ」にした
ジャスミン「約束ならしょうがないよね、ごめんね」優しい……
ここで各々二人から紹介された魔女+グレーテさんからの訪問依頼
ダリア紹介の魔女「???」
Tumblr media
魔女なりたてホヤホヤで名前もないのか
現代人としての回想を見るに、働きたくない希死念慮が強めの大学生の様子
ヒゲと「おれ」、でもなんとなく…?と思ってたらトランス的な
「カミングアウトもしてないのに女性として扱ってきて」「男性として扱った方がいい?」「そんなワケ」的なやりとりを見るに、元男性の…てことかなあ
なるほど、上がってきたてはみんなフツーの人間の姿で、今の「魔女っぽい見た目」は現代から上がってきて「変身」を経ての姿なんだなあ
その変身のためのヒアリングを開始
とにかく「自由になりたい」とのこと
より魔女に活きそう、ってことでガーデニングの要素を追加
旅する商人、エキゾチックな見た目(エキゾチックは苦手な言葉らしかった…)
結果、唐辛子の首飾りをした「ペッパーマンサー」へ変身
Tumblr media
ガーデニング特化での回答が正解だったのかなあ
ここで1枚め「束縛からの解放」カードを引いたのアツい
選挙で重要になるレベルの特別な唐辛子を栽培することになる
命名は「ノヴァ」
次も新キャラだろうから間で小休憩としてグレーテさんを招待
開幕なんかこわいアルカナくれた!
ジャスミン紹介の魔女「ジュンレイシャ」
めちゃくちゃ年長者っぽい
新しい魔女を増やそうってダリアの紹介が人間から魔女になりたてのノヴァ、との対比かあ
うわ
「ジャスミンに投票しなさい、彼女の方針には興味がないけど私たちはエイダーナの遺体を食すべき」
この1セリフだけでダリア派でよかったと思えてありがたいな
言葉は強いけど歩み寄りは感じる
ここで円盤を出していいか?と聞かれるけど(知識)で円盤の秘密を知っているよ、と
イカサマ!?
円盤を使うとその情報がすべてジュンレイシャに集まっていてそのことを当人は知らないと
倫理観~~~
ああ~~よりによって一番気に入ってたポジティブな、「熟考」のカードが……(鹿の戦士みたいな絵柄の)
フォルトゥーナの「デッキだけでなく、その制作にあてた時間や労力も破壊したのよ…」ってセリフ いい クリエイターを感じる
そしてそれに対する「気にするな、アルカナとエネルギーは返還されている」って返しも分かってないよコイツ感100%で大変よろしい(コイツ嫌い~~~)
ダリア派を選んだ自分、ありがとう…
そう、まったく同じエレメントでカードを作り直してもそれは同じじゃないんだよ……
ノヴァを占った時に出てきて、一目でポジティブな意味と分かるからホッとしたあのカードはもうないんだよ……
まあ、カード消去機能のチュートリアルも兼ねてるか…
ハッッ ここで「パトリス」の訪問
どんな魔女になったんだろうというワクワクが
第5章 価値観
Tumblr media
ここでそのタイトル…
うわ、パトリス カッケエ老魔女のデザイン カッケエ
あああ というか占いじゃなくて未来を書いてるから本当に記者になって新聞社に……!
エイブラマー見せるか悩むなーここ 他でもない姉だもんなあ
いや、同じベヒモスを召喚したグレーテ以外には打ち明けないという決意
…と思ったら鬼渋られ、かつ「協力させてよ」に負けた
そして「書いてる」=「姉の死は私が書いた」
若干の過保護気味さに嫌な感じしちゃってたけど、それを受け入れる姿勢で一気に
パトリス姉さんカッケエよ
ここでまた「最期」を占う…
ってとこで最近「とにかくポジティブな意味を!」と思って作った「エクメアの巣」引いてめちゃくちゃ嬉しい
基本的に3択とも幸せそうな最期で安心した
インスピレーションの女神になる、を選択
長になりな!!!とも言われるけどこれはダリアと約束してるのでお断り
これ2週目は自分が長になる方向でやりたいなー
「めんどくさい手続きは全部やる」パトリス姉、本当に頼もしい(現実にいてほしい)
エイブラマーは人に自分のことを打ち明けてくれるのを喜ぶんだな、これは意外
ガンガンバラしていくスタイルもちょっとやってみたい
Tumblr media
こ���で見た夢愉快過ぎてメモ: 洗濯をしていたあなたはバルコニーから転落し、ピザでできたプールに落ちる。そこから出るには食べて道を作らなければならない。あなたはプールから脱出することに成功するが、ピザがものすごく美味しかったので、再びプールに飛び込むことにする。
カードはお気に入りの「エクメアの巣」
ポジティブなカードもっと作ろう!と思った
なるほど、これカードの傾向も寄せることで展開もそっちに寄せられたりする?もしかして
だとしたら奥深過ぎるでしょ
ついにジャスミン・ダリアと3人での会合!
この3人の、タイプは違うけど仲良し感好きだなあ
ジャスミン「エイダーナの行き過ぎた部分だけ直してあとは現状維持でいいじゃない?」
に対するダリアの「それはあなたが現状維持で恩恵を受けられる立場だから、そうじゃない魔女もたくさんいる 革命を起こすつもりはない、平等な環境を作りたいとは思ってる」
このダリアの論にすごく共感して、彼女を選んでよかったな~と再確認できた
ジャスミンは、優等生ゆえに気づけない部分もある系のキャラだよなあ
悪気ゼロで能力の低い人を差別してしまいそう感というか
互いに選挙で争うのに別にここで険悪にはならない、ベストを尽くそう的なこの3人 良い友情だ…
親友としてジャスミンの強みと弱みを指摘するの、しんどいけどなんかアツいな……
ここで第三立候補者で最高齢の魔女、「エイダーナの方針をそのまま引き継ぐ」が出てくるの構成がおもろい
本人は優しくて親切、パトリスの新聞社もお世話になってるけどエイダーナの信者ってのが なんかままならなさリアルでいい
ダリアの方針で唯一気になるのは有限生命体とのつながりを絶つ、だけなんだけども…
横並びは悪いことではないと思う…悩ましい~~~~
原始的な社会体制を指摘(よそ者を排除、の考えはここからかなとの読みから)
ウーン 反応的にイマイチかな
ダリアの強み⇒カリスマ性のあふれ出る自信
ダリアの弱み⇒我慢できない、すぐ怒る
ここで方針への変更をお願いできそうな質問が来たので迷わず「有限生命体の扱い」
「新しい関係性を考える」を選んだら何だかよさげな流れ!
要約:隠れて導くだの搾取するだの言うから倫理的な疑問が湧く、じゃあ正体を知らせればいいじゃないか
若干の危うさはあるけど、そこもダリアっぽくもあり良いと思う
スローガンは”共に強くなろう”で(消去法)
ダリアの選挙ポスターもデッキの手法でデザインさせてもらえるの正直ワロタ
楽し過ぎ
選挙ポスターなら名前のフォントパーツ欲しかったな~~~
これ、自分が立候補してたりジャスミンを応援してたらそっちをデザインできたんだろな~~~~~
第6章 狂騒
Tumblr media
ポスター出来たところで回想へ
魔女になりたてのフォルトゥーナかな?
フォルトゥーナの導き手は鹿の民の魔女ユーエニア
ウワー!棒グラフとか出てきて思いのほかガチの選挙活動モードが始まりそう
メモ:全員にタスクを割り振ること、1行動で5~7ターン消費
1ターンめ
パトリス①:ジャスミンがエイダーナの遺体を吸収するのは問題では、を指摘させる(敵対勢力は遺体を残したい派なので削りたい)
ダリア①:協力者を探させる(顔が広そうなので)
サイプレッサ(木)の訪問
葉っぱになって飛んでいく移動方法かっこいい~
エイダーナの眼でサイプレの内面を除く
→エイダーナが好きだった?はあ~なるほど だから遺体でも残したいのかな
ウオ~~ ここでそれを他の魔女にバラすかどうかで選択肢
フォルトゥーナなら、利用してダリアに協力しろくらい言う気もするけど、直前に選んだ「長として一番重要なものは”誠実さ”」を思い出してプライバシー尊重に…
いやー本当に選択肢が絶妙なゲームだ…
サイプレさんを占う
Q:エイダーナの遺産を守れますか?
→一部を盗んで選挙を離脱しカルトを立ち上げるor選挙のプレッシャーで遺産は守れず気が狂う
これはサイプレさん自身を想って前者に…
「図星です」的なリアクションでワロタ
パトリス②:他の候補者の醜聞探してきて
ノヴァにトゥルースチリを討論に使うって伝えてこようか?と聞かれて断ってしまった…自分の小物っぷりを実感……
ダリア②:若い魔女へのアピール
ノヴァ①:エネルギー集め
パトリス②:学者へのアピール
ここでついに師匠の訪問!
師匠、耳がピクピクする&そのたびに飾りが揺れるのカワヨ
ベヒモスの召喚方法を教えたのが師匠なので、既に召喚したことも分かっている!?
召喚したということは独り立ちしたということ、それは師匠にとっても寂しくて、でもこれからは友として助け合いましょう
このやりとりだけでも、良い師匠なんだなと…
ここで師匠が学者層に推薦してくれるのはデカい
師匠を占うの怖ぇ~
思い出:ピザを作ってあげた、耳が激しく動いたのを覚えている
教え:夢の中で魔力を吸収する方法を教えた
Tumblr media
ユーエニア「クワガタは自然界の生き物ではない、悪魔の化身に違いない」ワロタ
Tumblr media
探検家の隊長、メナカを占う
未知の惑星で失った仲間を見つけられるよ!って結果になって安心
選挙期間やること多~~~~~
ジュンレイシャがブチ切れモードで訪問
前回の印象からコイツだけは容赦しないぞの気持ちで脅迫、秒で帰っていった
幻覚を使える魔女のクリエルに軽い気持ちで促したことでむちゃくちゃ票回復できてワロタ
インフルエンサーも無事買収と
ポエムづくり、ランダムでも最終的にそれなりに読めるものになってすごい
この時点で戦士、若手、探検家あたりはほぼ100%に近い支持率に
ノヴァの協力助かったな~
フォルトゥーナ、目を覚まして!的なメッセージが来て、現代の場面に移りつつ最終章へ…
最終章 現実性の確認
海に入ってそのまま魔女に…と思ってたけどそうじゃなさそう?
選挙の続きやらせてくれ!
ああ……さっきまでやってたことを妄言扱いされるの堪える……
ここでエイブラマーからの「目を覚ませ!」
相棒よ!!!
敵対勢力から情報を聞き出されてたのか……完全に騙された…………
秘策は?の返事に「ベヒモスだよ!!」って答えなくて本当によかった……
ここで「ウンヌ」の訪問
何喋ってるか分からんけどデザインキャワ
何喋ってるか分からんけどカードで丸め込んだら支持してくれてキャワ
あんなに忙しかったのに残り8ターンあたりから急にヒマに…
協力者もこれ以上は見つからなさそうだし、ひたすら寝たり本読んだりして過ごした(選挙中とは思えない)
司令塔とはいえ、何かフォルトゥーナ自身も支持率に関わる行動パターンほしかったなー
私が時間の使い方ヘタクソだっただけかもしれないけど…
第7章 摂理
Tumblr media
前回の「最終章」ってのから幻覚だったのワロタ まんまと…
親友トリオでお茶カワユ
お菓子のブランデーが回って3人で踊りだすの良すぎる
幽閉される直前の回想か~ 本当にいい3人組
なぜ女だけが魔女になれる?のくだり、すごく自然にフェミニズム的な話をゲームに組み込んでいてすごい
なんというか、説教クサくなってないというか
そこに、「色んな時代から魔女として宇宙にきてる」って設定が活きてるなあ
中世からきたジャスミンはより女性差別を受けてて思想が過激っぽかったりとか
すごくいい設定
ついにエイブラマーとの契約も終了かあ
エビだと!?ハハハ!のエイブラマー大好き
最初に選んだ代償「不死性」、今言われると「魔女を辞めて現代に戻る」なんだと分かりちょっと悲しい
エイブラマーとの移動シーン めっちゃ良い…
「私が涙を流せたらよかったのにな」
Tumblr media
長を決めるヤツ(名前忘れた)開始!
Tumblr media
リアルタイムで支持率変わるの怖い
緊張感あって荘厳なBGMがいい~~
クリエルの援護!
ジャスミンの演説もいいなあ「自由と信頼の時代」
グレーテがベヒモスの件を言うべき!と
ヒリつく~~~!
Tumblr media
エイブラマーを呼ぶ選択肢を選んだ途端、会場が炎の海に…
ジュンレイシャのせいです、エイブラマーがフォルトゥーナを利用していた、エイダーナの試練 の三択
これ2選べるワケないよ~~~~~~
迷わずジュンレイシャ カード破壊の恨みは重い
そういやコヴンの崩壊ってどっかで占ったな(他人事)
状況と、感情の高ぶりからとはいえダリアに「あなたを選挙活動の仲間にいれたのは間違いだった」って言われたのは堪えた…
まあ、自分のコヴンの崩壊を占いました(確定)とか言われたら誰だってそうなるか…
最後に一番最初の選択肢が表示されてエンドロールの流れ、あまりにもcool………
終わっちゃった~~~
代償を払わない!でつっぱねる方にも何か未来がある気がしたけど、そこは誠実であろう…っていうか、そこでゴネるのダサいよね、っていう自分の見栄っ張りさ
Tumblr media
老後のフォルトゥーナ!
あれ!?もしかして温室で「もし使い魔飼うならカラスがいい」ってのここで反映されてる!?
「宇宙規模の平和を実現できた」、それだけでなんか嬉しいな
サラリと「来世でまた会いましょ」って言えるのいい
老いたフォルトゥーナが、ジャスミンとダリアに囲まれて「私はあなたたちが大好きよ」っていうのは、かなり私としてはいいエンディング……
「もう一枚カードを引いてみては?」っていうスパムメールみたいな手紙がきた
「運命なんて大嫌い」「終わり?」の問いに「英雄の帰還」カード引いたのちょっと鳥肌
この状況を受け入れるか、時間を戻すか…
受け入れよう、戻したとて というか 私的には人間として死を迎えるのはそんなにバッドエンドではないというか
ただ、一人でってのがツラいな
せっかく解放されたのにまた一人か、エイブラマーいない分更に、って感じが
あ~~終わった よかった なんだこの後味…
0 notes