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欠けたオパールをカモフラージュ
指輪に入っていたオパールの一部分が欠けてしまいました。
鮮やかな遊色効果が見られる美しいオパールです。欠け部分をカモフラージュして、指輪に再びセッティングする方法を考えました。
指輪のシャンク（腕）に入っている唐草文様からつながるように、ワイヤーで同じようなモチーフを作り、欠けたところを隠していきます。
オパールは元々デリケートな宝石ですが、既に欠けた部分もありますので、さらなるダメージを与えないよう工夫しました。シルバーで同じ形のダミーの石を作って、オパールの代わりにセットし、作業を進めていきます。
こちらが、完成後の姿です。
■ジュエリークラフトショップ■
北九州市小倉北区魚町３丁目２－４ 畑中ビル１F
TEL 093-513-8580
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オパールのペンダント
お身内の方から頂いたジュエリーをリフォーム。
ライトオパールのクラシカルな雰囲気を生かして、アール・デコ調の縦長のデザインにまとめました。
ペントップの四隅には、メレーダイヤをセッティング。ダイヤは脇役としてオパールの美しさを引き立ててくれます。
さらに、バチカンにはルビーも入れて華やかに。すべて、元のジュエリーに入っていた宝石です。
宝石は全て使い切りたいというご要望でしたので、残りのルビーとダイヤモンドは指輪を制作させて頂き、お入れしました。
ペンダントと指輪、ペアでお楽しみ頂けます。
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ご家族の誕生石をセットしたリング
花、ハート、星のモチーフを均等に配した指輪。
素材はK１８ピンクゴールドです。
ハートのモチーフにはルビー、花にはピンクサファイア、星にはブルーサファイアをセットしました。ご家族の誕生石です。ルビーもサファイアも、「コランダム」という同じ鉱物に属します。硬度が高く、比較的丈夫な宝石ですので、ダイヤと同様、結婚指輪など日常的に使う指輪にセットすることが可能です。
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ルビー＆ダイヤのドッツリング
弊店オリジナル商品「アリアーヌ」に、水玉のような宝石をちりばめたリング。
ルビーの赤い輝きを引き立てるように、ダイヤモンドを添えました。
ルビーとダイヤモンドは、お身内の方から譲られたジュエリーに入っていたものです。すべての宝石を外して、今回、こちらの指輪と、そしてお揃いのペンダントトップにセットさせて頂きました。
ペンダントトップは、また後日、ブログでご紹介させて頂きます。
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キャッツアイトルマリンのペンダント
トルマリンは、赤系、ブルー系、イエロー系、バイカラー等、さまざまな色のものがあります。非常に色のバリエーションの多い宝石です。
今回制作させて頂いたトルマリンは、見る方向によってグリーンの中にブルーが現れたりと、多色性を持つ非常に美しいものでした。写真では見にくいですが、キャッツアイ効果もきれいに出ています。
このトルマリンの美しい色を引き立たせるのは、イエローゴールドのワイヤー。
優しい曲線を描いていますが、叩いて鍛えた地金を使って引いた針金ですので、鋳造で作られたものにくらべて、高い強度を持っています。
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お身内の方から譲られたイヤリングにセットされていた４ピースのクォーツ（水晶）。
御姉妹お揃いの、二本のピンクゴールドのブレスレットに生まれ変わりました。
こういったブレスレットは、叩いて鍛えた地金を使って針金から作っていきます。
鍛えた地金をローラーで圧延（あつえん）しさらに鍛えながら角棒を作ります。写真はその角棒を叩いて、後に針金を引く時に必要な「持ち手」を作っているところです。
全て、針金を引く為の道具です。一番上が、針金を引っ張る「エンマ」という道具です。語閻魔大王が舌を抜く道具に似ているから、こう呼ばれるそうです。その下の穴の開いたプレートのようなものを「線引き板」といいます。
フランス製、日本製など、いろいろな種類のものがありますが、０．４５の穴に裏から貴金属の針金を通して引くと直径０．４５ミリの針金になります。
この板の裏から貴金属の針金を通して、作りたい直径の針金にしていきます。今回は０．９ミリの直径にしました。
太い針金を作る時は、かなりの力が必要になってきます。女性の職人さんにはちょっと辛い作業かもしれません。ただ、それも鍛錬次第では、ちゃんと習得することはできると思います。腰痛持ちの方でも、熟練の職人さんは、問題なく、きれいに針金を引いていくそうです。
このように、鍛えた地金で作られた針金は、ハンドメイドのジュエリーに使われます。手間をかけた、贅沢な作り方ですが、美しいだけでなく、長い間ご愛用いただける丈夫さも併せ持つことができるのです。
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お二人のこだわりを結婚指輪に
プラチナ＆K１８イエローゴールドのコンビの結婚指輪をご紹介致します。
お二人のこだわりは、数字の「８」。
それを「八角形」で表現しました。角のない、優美な曲線で描いた、八角形です。
ジュエリーを制作する際、弊店では、服装との調和を第一に考えています。
ジュエリーはあくまでも服飾品ですので、たとえオーダージュエリーであっても、装いを引き立てる脇役にすぎません。
自己主張しすぎず、奇をてらうことなく、さり気なく、その日の服装をグレードアップしてくれるもの。そういったことを念頭に置いて、制作を行っています。
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イニシャル「M」ペンダント
お孫様ご誕生の記念に承ったペンダントをご紹介致します。以前、お一人目のお孫様���際には、イニシャル「S」を制作させて頂きましたが、今回は「M」です。
フォントや素材はタイプの違うものも提案差し上げたのですが、「S」と全く同じフォントを選ばれました。素材も同じK１８ピンクゴールドです。
そして同様に、シングル・カットのダイヤモンドをセッティングしました。
雰囲気を合わせた２本のペンダント。重ね付けしてもすっきりと決まります。
※イニシャル「S」のブログ記事はこちらからご覧下さいませ。
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ミキモト製のすばらしい宝飾品
今日はお客様所蔵の
すばらしい宝飾品をご紹介したいと思います。
ミキモト製のアコヤ真珠のペンダント・トップです。
戦前に作られたものだそうです。
もちろん、オーダーメイドの品でしょう。
叩いて鍛えた貴金属を使った鍛造（たんぞう）方式により
熟練の職人の手で製作されたものです。
ご親戚から譲られて以来、
非常にお気に入りのジュエリーとなり
大切に身に着けておられるのだそうです。
素材はK１８イエローゴールド。
チェーンを通すバチカンの下にアコヤの半円真珠、
その下に小さな葉を思わせるモチーフが連なります。
葉の上には、まるで雫のように
美しい「ケシ真珠」が惜しげもなく留まっています。
「ケシ真珠」とは極小の真珠のことです。
このペンダント・トップに使われている
ケシ真珠の直径は最小のものになると
直径が１ミリほどという
驚くべき小ささです。
３ミリ以下の、このような小さなアコヤ真珠は
眼にしたことはありません。
アコヤ真珠は養殖の際、
母貝（ぼがい）に「核」を挿入します。
核に真珠層が巻いて、美しい真珠を作っていくわけです。
６ミリ、５ミリなど通常の直径のアコヤ真珠を作る場合
貝で作った丸い核を入れるのですが
直径１ミリとなると、砂粒のようなものでなければならないでしょう。
真珠の留まった葉のモチーフの縁取りには
繊細なミルグレインが施されています。
しかも葉のパーツはそれぞれが
しなやかに動く作りになっています。
裏面の作りもどうぞご覧頂ければと思います。
時間と手間を存分に使って作り上げられたジュエリーです。
戦前のこの時期はまだ、
鋳造の技術が現在のように進んでいなかった為に
宝飾品はまだ、大量生産の時代を迎えておらず
完全な「手作り法」による、
このようなすばらしい作品が
丁寧に作られていました。
当然、お値段も高価でしたので
一部の富裕層など
特権階級の人々のものでした。
※こちらの記事は、２００９年７月２４日、旧ブログ（so-netブログ）に投稿したものを移動致しました。
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大切な指輪を再製
大切に愛用されていた指輪をお持ちでしたが、メッキが剥げたりなど、経年劣化が進んでしまったので、イメージをそのままに、ピンクゴールド素材で再製して欲しいというご依頼を承りました。
原型の指輪の雰囲気はそのままに、使いやすさや強度、お好みの変化などをデザインに反映させています。単純に複製を作るのではなく、お客様と、しっかりと打ち合わせをさせて頂き、さらに良い、「お気に入り」となる指輪を目指します。
もとは、フリーサイズタイプの指輪でしたが、下部がオープンになっているこういったデザインは、将来的に強度に問題が出てきます。
フリーサイズのリングの名残は、デザインの一部にイメージとして残しましたが、強度を出すために空間部分は地金で埋めました。
指輪のセンターにはブルーサファイアをセットしています。
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タッセルモチーフの優雅な指輪
※以下の記事は２００９年９月３０日のso-netブログの記事を、今回Tumblrに再掲したものです。
北九州市のA様からご注文頂いたエンゲージリングをご紹介させていただいています。
今日ご紹介するオーダージュエリーは、北九州市のA様のご注文でお作りしたエンゲージリングです。
Ｋ１８ピンクゴールド素材、センターストーンはダイヤモンド。
ダイヤを取り巻く美しい赤い宝石は、婚約者様の誕生石、ロードライト・ガーネットです。
A様は婚約者様に内緒でこのエンゲージリングをオーダーするためにお一人でご来店されました。
突然プレゼントして、喜ばせたい、というご計画です。
まず、差し上げる方のお写真を拝見し、お好きなファッションの傾向やご趣味など、細かいヒアリングをさせていただきました。
その後、参考資料などご覧頂いて、少しずつ、デザイン案を固めていきました。
A様は、この図録に載っている、１９世紀に製作されたネックレスのモチーフが気に入られ、それを指輪のデザインに生かすことになりました。
「タッセル（房）」の付いた飾り紐のモチーフです。
繊細なモチーフを指輪のシャンク（腕）に使うことになる為、どのようにして、強度を出すか、が課題でした。
しかも、センターストーンの台座の部分は、フレキシブルに動くようにして欲しい、とのA様のご要望でした。
かなり複雑な構造の指輪です。
また指のサイズが変わった時には、サイズ直しができるような作りにしておかなければなりません。
飾り紐の部分は０．３ミリの極細の「撚り線（よりせん）」を撚り合わせて作ります。
「カンティーユ」と呼ばれる金細工で、１９世紀のイタリア、フランスのジュエリーに見られる技法です。
撚り合わせただけでなく、その後、きれいに溶接をしていきます。
溶接することによって、強度もアップしますし、見た目も美しく仕上がります。
しかし、ピンクゴールドは溶融点が高い貴金属ですのでこのような繊細なモチーフを溶接することは至難の業です。
せっかく作り上げた飾り紐を、うっかり溶かしてしまうことのないよう注意しながら作業を進めていきます。
このリングはＫ１８ピンクゴールド素材ですので、同じＫ１８ピンクゴールドのロウ材を使って溶接していきます。
低温で溶けるロウ材を使って溶接をすれば、簡単に作業ができますが、美しく、耐久性のあるジュエリーに仕上げるために、本体になるべく近い純度のロウ材を使うことは、何より大切なことです。
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エンゲージリングをペンダントにリフォーム
エンゲージリングにセットされていたルビーとダイヤモンドを使って、シンプルなペンダントにリフォーム。
ルビーの赤い色は、どのような貴金属に合わせるかによって、雰囲気が大きく変わってきます。今回はプラチナを選ばれました。銀白色の輝きが上品にルビーの色を引き立てます。
バチカン（チェーンを通す部分）には、ダイヤモンドをセットして、クラシカルなデザインにまとめました。お仕事中でも、邪魔にならず、いつでも身につけて頂けます。
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メッキ素材のウォレットチェーンを修理
ご愛用されているウォレットチェーンが一部分壊れてしまい、お客様がご自身で修理され、使っておられたそうです。
今回は、ご自分で作られたパーツを作り直して、きちんと溶接してほしい、というご依頼を承りました。
輪管をシルバーで作り、古いものと交換して溶接しました。
また別の輪管が開いてきて、外れたとしても、作り替えて溶接していくことができます。このように、大切な物を何度も修理して、長くお使い頂くことができます。
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ローズカットのダイヤモンド
センターの宝石は「ローズカット」のダイヤモンドです。ラウンドブリリアントカットのダイヤと比較すると、優しい輝きです。
このカットは、底面が平らな形をしているのが特徴です。「ラウンドブリリアントカット」のようなパビリオン部分（下部の尖った部分）を持たない為、強い反射光はありませんが、透明感を引き立てる独特のカット面の美しさは、多くの人を惹き付ける魅力を持っています。
アール・ヌーヴォー調の植物モチーフで包み込んだようなデザインに仕上げました。ローズカットのダイヤの両サイドには、シングルカット・ダイヤモンドを添えています。
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スタールビーのルース（裸石）をリングに
ルース（裸石）の状態で、お持ち込み頂いたスタールビー。
K１８ピンクゴールドの指輪にお仕立て致しました。
ルビーの赤い色はそれだけで格別の存在感がありますので、敢えて他の宝石は添えず、一石のみのシンプルなデザインに。４本の爪がアクセントです。
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アガット（agete）のパールネックレス組み直し
アガット（agete）の淡水パールのネックレスとブレスレットの組み直しを承りました。
ブレスレットの珠をネックレスのセンター部分に配置して欲しい、また、できるだけ、バロック珠（変形している珠）を取って欲しいとのご要望でした。
組み直したネックレスは、全体の珠の大きさが揃った感じに仕上がりました。アジャスター部分も、きれいにお磨きして、再び溶接しました。
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魚座＆アクアマリンの結婚指輪
ご主人様の指輪はシンプルに、そして奥様の指輪は全体の形状は同じですが、センターにアクアマリンを入れました。
このアクアマリンは、ご主人様がご誕生された時の、記念のベビーリングにセットされていたものです。
結婚指輪は日常的に着用することになりますので、高さを抑え、すっきりとなめらかな曲線を生かしたデザインにしました。
さらに、家事などの時にアクアマリンが傷つかないよう、「魚座」のマークでカバー。魚座はご主人様の星座です。
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